W113 250SLのブログ一覧

今週は早番です。

昼に帰宅すると先週頼んだ113のパーツが着弾。

以前から欲しかった物で、米国に発注しました。

昨年、デフ油漏れやヒーター修理で散々な目に合い、これらを発注する機会を逃していました。

封筒で着弾、送料＄57も掛かって高っけーし、一週間以上掛かって遅っせーし。



中身はこれだけ、初期型のシガーライターとハザードの表示銘版

ビフォー、ごっつい後期型ノブのシガーライターに対し、


瞬殺で交換してアフター、繊細な初期型ノブがいいじゃない。

時計の上にあるブロアモータースイッチの

ノブと同形状です。

W113の250SL初期迄は、他にもハザードスイッチとレギュレーターハンドルが


ナローノブでコーディネートされています。

4つのノブを無理矢理収めた写真、ラジオデリートプレートの部分に

ナローボディのベッカーグランプリが収まれば、完璧なんですが。

ハザードの表示銘版は、ここに収まります。

現行品は充分なエイジング状態なので、交換したらここだけ浮いちゃいそうでっせ。

夏到来の前に、昨日からクーラーの修理準備に着手しております。

取り敢えずマニホールドゲージを接続して、現状把握をします。

現在システムの中には、このR12代替フロンが入っており追加充填迄は対応可能です。

早速、マニホールドゲージを

低圧と高圧のホースに繋ぎます。

接続しただけの状態で、低圧側約3bar

高圧側約2.5barを指しています。

エンジン始動してクーラー起動、クーラーMax状態にします。

低圧側は約1bar、高圧側は5bar近辺迄上昇しますが、せめて15barは欲しいです。

ガスを追加で充填しました。

気体充填で低圧側から入れます。

低圧側2barを超え、

高圧側7.5bar迄上がってきました。

低圧側６bar近辺迄上がり、ちょっと上り過ぎ、高圧側は逆に下がってきます。

正常値は低圧側2～3bar、高圧側15bar位です。

結局、ガスは1本迄は入らず7割方入りました。

室内ユニットからは、多少冷風が出てきますが、十分ではありません。

リキタンのサイトグラスに気泡が沢山流れていて、冷媒不足の兆候ですが、

低圧側の配管が結露しないのでやはり正常ではありません。

リキタンを交換しようにも、いつもの如くまた狭いスペースでっせ。

キャブレターのコンバート以降、セッティングで別物のエンジンになったかのようなウチのミニですが、これから暑い苦手な季節を迎えます。

ヒートに対しては問題ありませんが、室内クーラーから微量な冷風しか出てきません。
新車時に投入したオプションのクーラーユニットはユニクラ製で、十分な性能です。

新車から28年、配管に亀裂が発生して配管を交換、その後コンプレッサー自体を一度新品に交換して以降、ガスを追加してだましだまし使用しておりました。
修理後は調子を取り戻して使えるのですが、翌年になるとまた冷風が出なくなったりの繰り返しで、ちゃんと直そうにも肝心のユニクラ社はもう存在しないらい。

暑いのは苦手なので、この際一度手を入れてみようとネットで検索すると、システムの一部が代替品で入手可能であることが判明しました。

早速、国内のサプライヤーに発注し、第一弾が一昨日着弾しました。

当時のユニクラは消滅してしまったらしく、オリジナルパーツは絶版です。

その1、エキスパンションバルブ、

何と安心のデンソー製で、これが合うらしい。

その2、リキッドタンク、レシーバタンクとも呼びますよね。

エキパン交換時は同時交換が必須、台湾製で国内サプライヤーの企画製品らしい。

その3、これらの交換に必要なOリング、

R12とR134に共用で使える物らしい。

検索すると、ガス漏れ以外の不調になる原因の殆どがエキスパンションバルブによるものらしく、ウチのシステムも28年間交換しておりません。
コンプレッサーは起動して圧は立つので、恐らくこの辺りに問題があると考えております。

今日、ゲージマニホールドを繋いで自己診断してみましたので、その結果はまた明日。

ミニのデロルトキャブレターは、最後にエアージェットの交換をして以来、問題なく好調を保っております。

現在迄のジェット類変更で、全て交換前より良い方向に改善しています。
今日は、3月に取り寄せたポンプジェットを午前中に交換して、通勤路で試してみました。

エアクリーナーを外し、ポンプジェットを取り出します。


#40→#45へ変更します。

速攻で交換して始動、通勤路往復で問題はありませんでした。


急加速時のアクセルワークにも問題なく追従します。

アクセルワーク1回当たりの燃料吐出量に変化はなく、吐出時間が変化します。
要は燃料がピューッと勢い良く出るか、ドバッと短時間に出るかの違いになります。
ポンプジェットの口径は大きくなりましたので、交換前よりドバッと吐出するようになり、アクセルに十分追い付いて豪快な加速フィーリングです。
次回は、メインジェットを少し絞ろうと思います。

デロルトFZD32.28セッテイングデータ
M/J #125
I/J #45
A/J #195
E/T #１
P/J #40→#45
エアスクリュー（ミクスチャースクリュー）　全閉から1回転戻し
アイドリング時のA/F値 12

久しぶりに113のネタです。

ウチの113、週一は動かすようにしておりますが、近所ばかりで距離が伸びず燃費も悪いです。

今日は、久しぶりに下廻りを覗いたら、錆びの出ている箇所があったのでワイヤブラシで擦り、ラストガードで処置しておきました。

お約束のオイリーなオイルパン、

ここは、ウエスで拭くだけです。

A/T前面、ビフォー、ここは過去に凄まじいクーラントのしぶきを浴びました。


アフター、あんまり変わらんな。

A/T側面、ビフォー、


アフター

クロスメンバー、ビフォー、


アフター、やらないよりまし程度？

デファレンシャルのオイル漏れも、

完全に止まっています。

始動時の不良も改善され、セルの不動は全く起きなくなりました。

今日も暑い中近所の買い物に活躍、冷房付きのヴィンテージカーは希少です。