
遅くなりましたが首都圏遠征シリーズ最終回「脱出」をお送りします。
楽しかった日々はあっという間に過ぎました。
このまま3年くらい首都圏生活をしてみたいもんですが、そういうワケにはいかんので、wifeとお土産をラパンに詰めて岡山に帰ります。
とはいってもこの日は5月3日の憲法記念日。
首都圏から行楽地に向かう車が集中し、各高速道路の下り線はニュースになるレベルの大渋滞が発生する日です。
テレビ局がカメラとアナウンサーをハイエースに乗せて、わざわざ渋滞の列に突っ込み、渋滞の車列の中から中継を入れる程の国民行事!
そんな朝のニュースを、親戚宅で朝食を頂きながら観ている時点で、我々はかなりスタートダッシュに出遅れてますけどね(笑)
でも「明日は6:00に出るから朝ごはん要らないよ」なんて、逆に薄情すぎて言えません。
普段通り温かい朝食をごちそうになりながら、日本道路交通情報センターのサイトで混雑具合をチェックします。
分かっていた話ですが、東名高速道路は神奈川県全体が渋滞しててほぼ真っ赤の表示(;´д`)
さぁ!これから大渋滞に飛び込むぞ~ってwifeに言っても、フェンスに囲まれ逃げ場のない高速道路の渋滞は、wifeにとっては拘束道路となるため無理です。
となると、どうにかして東名高速道路の渋滞を回避しなければなりません。
●回避ルート①
「国道246号を使うルート」
●回避ルート②
「国道1号から西湘バイパスを使い、観光がてら箱根を越えるルート」
この2つの回避ルートをワタシの脳内で熟慮に熟慮を重ねてジュックジュクになるまで練った結果、国道246号を走る回避ルート①を選びました。
箱根は時間が読めませんから次回に持ち越します。
「みんなありがと~、またねー(^o^)/~~」
…と言って親戚宅を出たのは午前9時すぎ。
そして地図を頼りに国道246号を探し、東名高速道路の横浜青葉インター辺りから国道246号に乗りましたが…
完全にしくじりましたwww
(o゚ω゚)チーン
そりゃ、岡山の人が思い付くような回避ルートですもん、うまくいくワケないじゃないですか(笑)
国道246号は交通集中によりノロノロ運転。
おしりを突き上げて走ってるロードバイクと、抜きつ抜かれつのバトルを繰り返してました(T∀T)
そんな時、ふとハイドラを見ると緑枠のアイコンが…!
※いちおうお忍びの極秘旅行の可能性もあるので画像は加工しておきますね♥️
関東圏にお住まいのみん友さんを確認することが出来ました♪
ただ、同じ方向に進んでいたのでハイタッチは出来ませんでしたが、とてもいい思い出になりました(^^)
それにしても246の渋滞がまぁひどいひどい(^o^;)
あとで地図で確認したらおそらく30km以上渋滞にハマってました(^-^;
さらに途中でガソリンを入れたり、トイレ寄ったりお昼ごはんを食べたりと、wifeに小休止を与えていたら…
東名下り足柄サービスエリアで15:00(爆)
本日中に自宅に帰宅することはもう不可能www
ァヒャヒャ!!(*ノ∀゚)σァヒャヒャ!!
ワロとけ。とりあえずワロとけ…
そうだ、富士山を撮ろう!
富士山とラパンのコラボです。
ちょっと曇り空なので見にくいですね~
ちょっと目線を下げて撮影(´・ω・`)
…っていうか、こんなことしてる場合じゃないし!
なんとかして今夜泊まる宿を確保しなければなりません。
そこでポケットから取り出したのは、このじゃらんアプリ♪
こういうこともあろうかと、あらかじめアプリを落としておきました(^_^)v
タップひとつで空いてる宿を教えてくれる便利なアプリ。
…ですが、なかなか空いてる宿が見つかりません……('~`;)
ヒットするのはVIPな値段の高級旅館ばかり…
そりゃそーですわ。
ゴールデンウィークど真ん中ですから、どこも満室ですわ。
それでもどうにかならないかと願いながら、東海地方を中心に空いてる部屋を検索したところ、やっとこさ今夜の宿を確保することが出来ました。
…大阪ですけどねwwwwww
再びゴールデンウィークの車列にラパンを合流させ、西に西に走らせます。
そして三重県の東名阪自動車道の御在所サービスエリア(下り)で、味噌煮込みうどんを注文したのが21:00前(爆)
長旅で疲れたカラダに味噌煮込みうどんが染み込みます~♪
サービスエリアのグルメの中でも、ここの味噌煮込みうどんは最高です。
若干“空腹”というスパイスが入ってますがwww
連休中に夜遅くまでサービスエリアで働いてらっしゃる方々に感謝しながら、味噌煮込みうどんを全部頂き、再びラパンに乗り込んで鼻からうどんを出しながら大阪を目指します。
そして、じゃらんアプリで予約したホテルにチェックインしたのは5月4日の午前0時!
(( ;*д*))o=3
大阪→岡山くらいビューッと走っても良かったのですが、wifeのエネルギーが持ちません。
あわてないあわてない、ひと休みひと休み(^人^)
翌日はゆっくりスロースタートで始動し、餃子の王将でお昼ごはんを食べた後、無事に岡山まで帰ることが出来ました。
お巡りさんに捕まったりもしましたが、無事に岡山に帰ることができて良かったです(^ω^)
ただ、ワタシとwifeの他にもう一人、招かれざる客を自宅に連れて帰ってしまったみたいで…
wifeが自宅に帰ってから熱を出し、インフルエンザになっちゃいました( ̄▽ ̄;)
日数から逆算したら秋葉原かソラマチで貰っちゃったみたいです(^-^;
また流行してるみたいなので皆さんも気をつけて下さいね。
wifeは現在もリレンザ飲んで治療に専念してます。
あ、ワタシは元気です。
なんせ、クルマバ◯ですから(笑)
ァヒャヒャ!!(*ノ∀゚)σァヒャヒャ!!
最後にラパンみたいな小排気量ターボ車で高速道路を長時間走るテクニックをワタシなりにまとめてみました。
●「フロントガラス4割、バックミラー4割、左右ドアミラー2割」
…基本、遅いクルマなのでこのくらい後方に気を配って走らなければなりません。
スーパーGTのGT300クラスのようなジェントルマンな気持ちが大事です。
とはいえ前方不注意にならないようにして下さいね(^_^;)
●「周囲のクルマの性能、ドライバーの性格などを把握する」
…みんカラをされてる皆さんですと、ドアミラーに映る後続車や前方を走るクルマのテールを見ただけで、車種やグレード、搭載されているエンジンのパワーなどが分かるのではないでしょうか(^∧^)
さらに勘のいい方ですと、その運転手のテンションとかもピリリッって伝わってくると思います。
そんなセンサーをいっぱい働かせて、ペースの速そうなクルマの邪魔をしないように走ると、運転の疲れ具合がだいぶ違ってきます。
●「追い越しは坂を使う」
…基本、左側の走行車線を走ればいいのですが、高速道路を走ってると速度制限装置のついたトラックに必ず引っかかります。
かといって一度ついた勢いを殺したくないからと、イライラしてガァーって全てのトラックを追い越していると、先ほど話した自分よりペースの速いクルマに後ろから詰められ、結局運転に疲れてしまいます。
そもそも右車線を長時間ハイペースで走る性能はありませんしww
ワタシの場合、速度制限装置のトラックに詰まると、自分の乗っているラパンの社会的地位(笑)を考えて、後ろを走るクルマが全て消え去るのを左車線で待ちます。
そして相手(トラック)の苦手としている登り坂に差し掛かったら、アクセルをガバッと開けてエンジンの吸入空気量を増やし、相手が登り坂で失速しているときにターボのブーストを高めて、最小限の時間で一気にトラックを追い抜くと楽です♪
下り坂では小排気量ターボ車でもすぐに加速できるので、速度制限がかかったトラックもすぐに追い抜くことができますよね~
●「ストレートアーム」
…ワタシのラパンは高速道路になると直進安定性が一気に悪くなります。
横風を大して受けてないのにヒラ~ヒラ~っと振れてしまうので、乗っているワタシも肩がこってました。
そんな時にふと背中のシートバックを1~2段下げてみたら、ヒラ~ヒラ~っと振れるラパンでも肩こりが半減しました。
ストレートアームを推奨すると自動車評論家のこ◯だきよし氏に怒られそうですが、運転手の腕もサスペンションアームの一部と考え、ハンドルに対して少しキャスター角をつけるようにする気持ちで高速道路を乗ってみて下さい。
以上になります。
首都圏遠征シリーズも大げさな長文ブログばかりになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました(^3^)/