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イイね!
2018年01月06日

クラウンも昔は5ナンバー車でした。

クラウンも昔は5ナンバー車でした。 税制改正とともに消滅して行った5ナンバー車。

 タイトル画像の5ナンバー 4ドアハードトップクラウンは1987年に発売されました。 エンジンは2Lノーマルと2Lスーパーチャージエンジンが搭載されていました。 この後の1989年に、それまで5ナンバーサイズ車は39,500円、3ナンバーサイズ車は81,500円と言う自動車税がエンジン排気量のみの区分に変更されたことで、それまではミリ単位で5ナンバーサイズに拘っていたクルマ作りが一変することになりました。 下の写真は1989年10月に追加された3ナンバー専用ボディにV8-4Lエンジんを搭載したと宣伝されていたクルマですが、タイトル画像の5ナンバークラウンをベースに意匠部品で幅広く見せるような、今言えば小手先での3ナンバーボディ作りでした。

 当時のバブル景気と販売時期が重なり、クラウンは月間販売台数で一時カローラを上回る。年間販売台数も、1988年 - 1990年は日本車の販売ランキングでカローラ、マークII に次ぐ第3位を記録し、1990年は歴代・過去最高の23万9858台を記録した。 特に4ドアハードトップが人気で販売台数が多かったそうです。 恐らく税制改革で今までは手の出せなかった3ナンバー車に手が届くようになったことも大きかったと思います。
 
 この当時の限られた寸法の中で室内パッケージとエクステリアデザインを両立させる技が日本車をグローバルな路線とは別の視線で成長させたのではないかと思っています。 今はこの伝統が軽自動車に引き継がれて生きているようにも思います。 初心忘れず、お客様に最大限の快適性を届けるクルマ作りであって欲しいと思っています。

V8-4Lエンジんを搭載した3ナンバー専用ボディのクラウン。 
  ※日本庭園をバックにクラウン、こんな時代だったんですよね。

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ブログ一覧 | クルマ雑学 | クルマ
Posted at 2018/01/06 11:52:44

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この記事へのコメント

2018年1月6日 12:38
家に5ナンバーのクラウンがあります。
1G-GEエンジンで、ロイヤルサルーンです。昭和62年式ですので、13系クラウンの最初の方です。GS131です。この車は最初から個人オーナーでした。
 もう一台のクラウンは3ナンバーですが、元々は5ナンバーですね。JZS135クラウンで、3000ccのロイヤルサルーンGコラムシフト車です。この車は最初トヨタ系の社用車だったようです。
 冷静に考えると、5ナンバーの2000ccで十分な気がします。確かに衝突安全のことはありますが、車幅が広がれば、それだけ対向車の接触や脱輪、軽微な接触事故が増えることを訴えている人がおられます。
 軽自動車という枠で車が造れるのですから、5ナンバーの枠でも車は造れると思われます。
 昭和の終わり頃から平成初め頃のサイズ感が良かったと思います。
 
コメントへの返答
2018年1月6日 13:11
a97562さん、こんにちは♪

 コメントありがとうございます。 5ナンバークラウン(GS131)を所有され続けていることが凄い事ですね。 このクルマはフレームクラウンの時代で、ロードノイズとは無縁とも言える静かさと、独特の乗り心地が特長であったと思います。 

 フレームクラウンも車両重量と衝突安全性の面で引き続き開発するのが困難になってしまい、今のモノコックのクルマになってしまいました。 昔はクラウンにはフレームがあるから強いと言われていましたが、衝突時に潰れやすいクルマの方が乗員に及ぼすGが低いと言う世の中のすう勢には勝てなかったですね。

 ポール側面衝突などの試験条件の追加で、これからのクルマ作りにも変化があるかも知れませんが、サイズ的に手頃でお値打ちな庶民的なクルマに、今以上に力を入れて欲しいと思っています。
2018年1月7日 16:05
こんにちは
>5ナンバークラウンをベースに意匠部品で幅広く見せるような

知り合いでY31セドリックを買って、紺のボディの3ナンバーでしたが、
バンパーだけの話で3ナンバーの税金を払いたくないと、
八幡でY31セドのタクシーモデルからバンパーを毟ってもらい、
登録前にとりあえず装着でボディ紺なのにバンパーだけ黒でしばらく乗っていました。
(すぐにバンパーも紺にペイントしていたのは言うまでもない)

クラウンも同じ技で無理矢理3ナンバーにしていた時期がありましたね、
今のは5ナンバーを3ナンバー化というより3ナンバーが多くなってしまったのが大きいですが、
それだけ当時は
「本来5ナンバーだけど、3ナンバーの方が格好いい、税金も気にしない」
という人が多かったのかもしれません。

今の軽自動車ベースに普通車を生産しているのと似ていると言えば似ているかなと思います。
イグニスとか軽ベースなのにリッターカー…

クラウンのV8、4000㏄は懐かしい、
良く走り静かなクルマでした。
オイルも10W-40や10W-30であの頃は半年に1度は交換していました。
バルボリンやカストロールの輸入オイルがメインで、
オイル上がりでロシアに嫁に出す決定前に、
最後にフラッシングのつもりでPITPENNという韓国製オイルを入れていました。
韓国製でもGSカルテックスで一流オイルメーカーで当時から驚かされました。
コメントへの返答
2018年1月7日 17:18
長潟和郎(NAGATA)さん、こんにちは♪

 コメントありがとうございます。 5ナンバーベースでより立派に大きく見せる3ナンバー車を作るのは中々大変だったと覚えています。 前後のパンパーは大型化して延ばせば済みますが、車幅を広げるのはカマボコ型の大型ドアサイドモールを取り付けるとか、V8クラウンの様にドア外板面に樹脂製の厚みのある大型ガーニッシュを張り付ける等して対応していました。 少し狂うとドア開閉時に干渉して外れてしまうと言うような、今では考えられないような品質であったと思います。

 そうかと言って5ナンバーは5ナンバーで立派に見せないといけなかったので、意匠審査時には両方のモデルを作って審査してもらっていました。 5ナンバーが主力の時はエンジンも2リットル未満の排気量でターボやスーパーチャージャーを搭載してバリエーションを増やしていましたが、税制改正で、エンジンの排気量の垣根が消えて、頑張っていた2リットルエンジンも次第に、クラウンからも消えて行きました。

 日産シーマが1988年にV6・3Lエンジンを搭載して華々しく登場したこともあり、急遽クラウンにもV6に負けないV8エンジンを積もうと企画されたクルマがV8クラウンだつたと思います。 既存の5ナンバークラウンと共用のフレームにV8エンジンを載せると言う荒業で何とか登場させましたが、モノコックボディに変更されると共に、クラウンマジェスタにその役割を引き継ぎ消滅していきました。 絶対数が少なかっただけに今も残っていたら旧車価値が随分と上がっているかも知れませんね。

 このころの日産のセド・グロ、シーマとの激しい鍔迫り合いは今考えても懐かしい想いでです<笑>。

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