
朝、起きると、早朝からレース資金調達のために、バイトに行っている弟が、黄色'81GLEのエンジンがかからなかったので、代わりに別の車で出勤したのと、言われました。
昨日、乗って帰ってくるまで、問題なく動いていたのに、今朝いきなりエンジンがかからないとなると…?いろいろ考えられますが、この車の場合、ちょうど1年ぐらい前にも粘着性のヤニのようなもので詰まってしまい、燃料ポンプが不動で
エンジンがかからなくなったことがあったので、とりあえず、この線が怪しいと思いながら、朝食を食べました。
我が家は車がたくさん駐車できるスペースがあるのですが、なにぶん、「うなぎの寝床」方式の駐車スペースでして、一番前の車を出さないと、それ以降の車を動かすことができません。
運悪く、この日は黄色は前のほうに止まっていたので、とりあえず、動く車を運用できるようにするべく、セルモーターEVで脱出し、他の車を逃がした後、駐車スペースに戻して、作業開始としました。
簡単なトラブルシューティングの結果、やっぱり燃料ポンプの固着に行き着きました。去年、
不良で外したポンプを分解してみると、中のモーターの寿命は十分残っていたのに、ポンプが粘着質のヤニで固着して、動かなくなっていたので、同じようになっていると考えて、
固着した燃料ポンプの内部を洗浄し、復活させました。
バッテリー直の電気を流した状態で、燃料ポンプ内部を、ブレーキクリーナーで洗浄すると言う一歩間違うと、爆死しかねない危険なアイデアは、たぶんオリジナルだと思いますが(そりゃあ、そうだ)、この方法を思いついたいきさつは、出先で燃料ポンプのトラブルで、止まってしまったときに、燃料ポンプ自体をたたいてショックを与えると、たまに動き始めることがあると言う裏技を知ったからです。
手元にあった駄目になったポンプのストックを、プラハンマーで叩いてみて、バッテリー直につないで見ると、いくつか復活したものがありました。そこから、調子に乗って、動かないポンプに、電気を流しながら、プラハンで叩いたら、もっと効果があるだろうとやってみたところ、目覚しい効果があったので、そこから派生して、電気ショックを与えながら、有機溶媒で洗浄したら、効果があるだろうと考えたわけです。
ゴルフ1の燃料ポンプは、1つしかなく、ここで加圧された燃料が、そのままジェトロニックで分配されて、インジェクターに入ります。そのため、燃圧がとても高く設定されています
(その昔、シビックへの流用が、流行ったそうですよ)。
ですから、ブレーキクリーナーを吹き込んで、洗った後、ポンプに通電して作動させると、ガソリンまじりの高圧のブレーキクリーナーが噴射?!されます(爆)。当然引火すれば、爆発しますので、とても危険です(汗)。ポンプ側のターミナルで、火花が散ろうものなら、確実に爆発するので、ポンプ側のターミナルに、しっかりブースターケーブルの端子を接続し、火花が出ないように注意して、バッテリー側を接触させて、電気ショックを与えています。
ポンプを、正規ルートで日本で買うと、約3万円。アメリカなら、1個100ドルちょっとですが、今回は、手持ちに予備のポンプもなかったですし、ブレーキクリーナーで洗浄できるかどうか、確かめたかったのもあって、やってみました。
まさか、これを真似する人は、いないと思いますが、自己責任でお願いしますね(笑)。
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Posted at
2008/08/24 20:32:16