田老鉱山2012　鉱山住宅

苔むしたブロック塀。
木々のに埋もれつつある鉱山住宅。




朽ちかけた玄関の扉。
こんな社宅を用意してくれるなんて鉱山の社員は羨ましい。




床はこんな感じなので体重をかけるなんて暴挙はしない。




薄いピンクの住宅。
当時はもっと濃い色で目立った事だろう。




スクールバッグらしきもの。
子供が使っていたものだろうか・・・。




ああ・・・・憧れの木枠の白い窓。




便所も床が抜けて・・・・。
気をつけないと結構大きな怪我をするね・・・。




2階から見た景色。
至近距離に建てられた鉱山住宅。

皆家族という意識が強かったのだろう。
何かあれば他人事じゃないのだから・・・・。




昭和45年6月4日の新聞。
まだこの世に影も形も無い頃だよ・・・・。




窓の外の手摺。
なんだかとても懐かしい気がする・・・。




狭いスペースを上手く使った階段。




静かな室内。

トラックの運転手が何か怒鳴ってたのは、熊が出るぞ！だったようだ。
それを思い出し急に怖くなる。
音には最大限注意して聞き耳を立てた。




ここも床が抜けていた。
おそらく建てて60年くらい、放置されて40年くらい。
其の時間を考えれば仕方ないのだろう。




建屋の間にも木々がこんなにも大きく育ち・・・。
人の手を離れた建造物の末路を地で行ってる。




ここはもっと激しい。
埋もれつつある鉱山住宅。
今後も植物たちの侵食は続くのだろう。