羽幌炭砿　其の7

こちらからは・・・・。
あまり細かい事はお伝えできません。




立坑ケージの鉄骨枠組み。







エレベータのボタン。
１階から５階までです。







白梅ダイナマイトの箱が。
爆発温度が低く火炎を小さく抑えてある炭砿の為の爆薬です。

機電関係の方の資材置き場も兼ねていたようですが・・・・。
詳細はもちろん不明です。







巻揚げワイヤーがあった頃の景色とは違いますが・・・・・。
黄色と黒のタイガー模様。
４０年程経ってもなお現役のようです。







階段と床の鉄板と・・・・。
この床の鉄板、腐りかけなので場合によっては１階まで転落します。

気軽に探索など行かれて落ちても責任は負えません。
ですからここに行く事自体、勧められません。
階段も腐っています。
正直、相当ヤバイです。







この鉄板。
下からね・・・・・。
光が透けて通るんです。







どうやって使うものなのか。
全く分からない機械の遺留品です。

もっとも転用して高価に売りさばけるものではないから残ったとも考えられます。







ここをケージが行き来していたんですよね・・・・。
わずか４０数年前のこと。








大きな歯車。
オペレータ席。
どんな事をする機械なのだろう・・・・・。

どなたか分かる方がいらっしゃったら、ご教授いただけると幸いです。
不勉強なもので・・・。







色々な資材が収納されていた棚でしょう。
今も若干の資材が残されていました。







おお～・・・・・と思いながら近づく。







プーリーが未だに残っていました。
外せないし売っても大した金額にならないから・・・・・なのでしょう。







整理整頓と書かれています。
良く見ればまだ資材が残っています。
しまったなぁ・・・・・。
此処を見る機会はもう無いかもしれないのに・・・・・・・。






エアダクト。
通風機があるので不思議ではない遺品です。
ただ何処を通っているか、は追っかけていません。
一人でじっくり見ないとダメかもしれません。






送風機、とあります。
この立坑は換気立坑としても使っていたのでしょう。
ただ坑内図が探してもでてこなくて・・・・・。
羽幌炭砿の坑内図、お持ちの方がいたら閲覧したいものです。






三相誘導電動機。
昭和３８年。

昭和４５年には閉山ですので僅か７年ほどしか使われず・・・・・。
最新鋭の設備も国の政策一つでこうも変わるものかと。
機械たちも無念でしょう。