登別　天華園　其の1

訪問は2015年の8月。
同行はKｅｙ３さん。
いつも廃を愛でるときにご一緒して頂ける廃友です。




天華園の入り口で。
さすが中華テーマパーク。
それらしい造りのチケット売り場です。







獅子。
もう15年位、放置プレイ継続中です。
苔も生えて風合いが良い感じになって来ましたね・・・・。







植物の浸食は・・・・・。
それなりに、です。







チケット売り場内部。
ここでお姉さんが笑顔で売り子さん、していた・・・・・・・・・と思うのですが。

ノストラダムスのお話が盛り上がっていた頃、此処は人の手を離れました。
関東近郊では無い事も、コンディションを保つには良かったのでは、と。







朱色の扉が立てかけてあり・・・・。
倒れたので、ここに借り置きして・・・・・。
そのまま放置、で今に至るのでしょう。







中華風の建物なのに・・・・・。
見慣れた植物が繁殖している故、外国のようには見えませんね。







ここだけ見ると・・・・・。
現役のようです。
綺麗な丸の通路が可愛い♪。







重厚な瓦造り。
日本の者が中華な造り、というとこんな感じを想像する。
まさにその通りの建物です。







窓。
綺麗です。
とても・・・・・・。







長春色、とでも云えばいいのかな。
その窓と白い壁。
その対比。
奥のショーケース。
物語の1シーンのような室内でした。







暗い室内に鎮座するモノたち。
いつか使われる日が来る事を願って集められ・・・・。
永遠の眠りにつく・・・・・。







室内から外を望む・・・・。
静かな天華園です。

かつては人で溢れたであろう場所も、時の流れに押し流され・・・・。
人の記憶からも消え去ろうとしている。
一部の人の記憶に留まるのみ・・・・・。







まっすぐな廊下。

植物に浸食されつつあり・・・・。
それがまた、静けさを引き立てます。
無音に近い、この場所に居るのは私たちだけ。







鮮やかな中華風の窓。
木枠は腐り、大地に還ろうとしている。







やはり商売の為の施設。
おみやげとかの店の案内。

15年程の放置、しかも雪国北海道。
でもこのコンディション。
だれかボランティアで、元職員が維持、管理をしているのか？。







ちょっと朽ちている建物。
もう少し放置された風合が出れば完璧ですが・・・。
現在、熟成中ゆえ、仕方ありません。