登別　天華園　其の5

饅頭と煎餅。
で、やはり孫悟空(笑)。

とはいえ、目玉商品。
そんなお土産もないと、やはり厳しいよね・・・・。







硝子ケースが残されたまま。

ちょっと高価なお土産やら、中華風の・・・・。
連想させるような石(瑪瑙や柘榴石？)などを置いていたのか。







草臥れ方がいっそう、本物らしさを醸し出します。







土産物を売っていた建屋内部。
壁紙も垂れ下がりまくり・・・・・です。
カビも生えていて、知っている廃な建物の内部状況と一致します。







天津甘栗の機械でしょう・・・・・。
これで甘栗を作っていたのはもう、15年ほど前のこと。







硝子ケースも割られてしまい・・・・・・。
室内はかなり荒れている、という状況です。

これではすぐに再開は・・・・。
当然、出来ません。
仮に資金が出来たとしても・・・・・。







甘栗やさん。
ポップな感じ・・・・。
これが廃なんて、哀しすぎる。
あまりにも綺麗で現役かと思う位ですもの。
不用意に最後の日が訪れた、という事なのでしょう。







細長い廊下。
こんな感じの場所が好きです。







宮廷の奥、万一の脱出路なんてイメージでしょうか。
それとも私生活を送る為の安らぎを得る場所か・・・・・。
物語性を感じる廊下です。







バーベキューもできるが・・・・・。
ぱっと見ると白い椅子が場違い。
ＢＢＱ台も・・・・・。

それがなければ宮廷の奥、極一部の高貴な身分の者しか入れない場所。
そう云っても良いくらいの雰囲気です。
よく考えて造られていますね。







ここは・・・・・。
私が好きと感じる場所が多すぎます(笑)。







右側の法面（のりめん）が雰囲気ぶちこわし・・・・・。
どうせならばしっかり雰囲気も作って欲しかったなぁ・・・・。







何度見てもいい！。
この雰囲気は・・・・・・。







シャンデリアというか・・・・・・・・。
これって考証、正しくないと思うのだが・・・・。
雰囲気を楽しむ道具、という割り切りなのでしょう。







多分、事務所建屋。
かなり崩壊が始まっています。
もう数年もするとこの景色は死に、見られなくなります。







崩壊が酷いですね・・・・・。
近々再訪しませんと、二度と見られぬ景色となります。







白壁に寄りかかる屋根だったもの。







溜息が出てしまいそうな廃な景色。







足元に散らばる木材。
上から落ちてしまいそうな梁・・・・でしょうか。

この素敵な窓ももう、使う人が居ません。
勿体ないなぁ・・・・・・。







こちらはまだ、、暫く大丈夫そうですが・・・・・・。
ただ、柱がやられています。

水が湧くのでしょうか。
それとも水はけが悪く、溜まってしまうのでしょうか。
水気が多い場所は建物が傷みます。
ここもそう長くない未来に崩壊するでしょう・・・。







これを見れば、お分かり頂けると思います。
ヤバイです。
この綺麗な廃も、もしかしたら今回が見納めになるかもしれません。







崩壊してしまった倉庫(？)でしょうか。
植物達が風に揺れ、弔っているかのようでした・・・・・。







煉瓦の上に漆喰・・・というかモルタルを塗ったのですね・・・・。
それが剥がれ煉瓦が丸見え。
でも今、こんな煉瓦造りは建築許可が出るのだろうか・・・・・・・？。
構造的に力のかからない壁（耐力壁ではない）であればＯＫなのかな。







静かな闇に包まれる通路。
凄く落ち着きますね。
穏やかな闇は本当に心地よい空間です。