スッカン沢　雄飛の滝　スノートレッキング

静かなる碧き流れ。



川底が岩盤で、そこにある小さな滝。




海月と伸びる白髭の氷柱。




溶けては成長し、成長しては溶け・・・・。
大きく、大きく




氷の宮殿の回りの柱状節理。
コレだけでも物凄く立派で・・・・・。
鉱物、岩石が好きな人ならば卒倒するかと思う程です。




碧い水が留まる事を知らずに流れ続ける。
その冷たい流れに暫し見入ってしまいました。




見事なまでの長い氷柱です。
雲龍でも此処までの氷柱ってないんじゃないかな・・・・・と思います。




積もった雪もまた、もの寂しさを掻き立てます。

寒い季節の方が私は好き。
夜明け前に車を降りて・・・・。
吐いた息が白い、そんな時期が。
寒いなぁ・・・・なんて思いながら見る星空が。

そんな時期ももう終わり・・・。
花粉に悩まされる春が来ます。




飛沫が凍り成長した滝。
氷がブルーに染まり、厳かな空気が漂います。




滝を撮った後で見つけた氷。
他愛ない縁かも知れませんが一枚。




滝の周囲はこんな感じ。
近寄れません。
もちろん、滝つぼなんてもってのほか(笑)。




飛沫が徐々に成長した立派な姿です。
この姿には雄々しさを感じます。




ちょっと引いて見上げれば・・・・。
ダイナミックな光景が広がります。

スッカン沢、侮れませんよ。
この景色。
ただ行きはヨイヨイ、帰りが地獄の代表かと思える所ですが・・・・。





寒さも緩み雪解けが滝を作ります。
コレがあるという事は今年はもうシーズン終わり・・・の時期です。




滝の中にキリストさんかお釈迦さんか・・・・。
その姿が見えたような気がします。
※よく見ると、あ！、というモノがあります。
　そう見えただけ、なのですが・・・・。




知名度は雲龍に比べると低いかも知れませんが・・・・。
なかなか捨てがたいものがあります、スッカン沢。
これは来期も行かねばならぬ場所ですね。




後ろ髪を引かれる思いで・・・・・。
坑道、もとい行動可能な時間、引き返しの予定時刻を過ぎてしまいました。
そろそろ本気で戻らないと。

山ではマージンを使い果たすと０点。
日暮よりも余裕がある状態で下山する、水、食料にも余裕がある・・・・など。
そういう事にならないように、とにかく予定時間を守って行動です。
余裕、余裕とのんびりしすぎて(山頂で本を読んでた)下山が真っ暗になった事がありますので。
雪見トレッキングはのんびり出来、気分最高です。