『Hyundai could compete in both WEC and WRC』
ヒョンデ・シェル・モビス WRT チーム代表のシリル・アビテブールは、DirtFishに対し、韓国メーカーがWEC(世界耐久選手権)に参戦する可能性は、必ずしもWRC(世界ラリー選手権)への取り組みの終了を意味するものではないと語った
ヒョンデは2014年からWRCに参戦しているが、その将来に関する憶測が今ほど激しくなっていることはかつてなく、複数の情報筋によると、チームのドイツ拠点ではすでにル・マン参戦用のLMH(ル・マン・ハイパーカー)の開発が進行中だという
ル・マン・ハイパーカーの計画について尋ねられたアビテブールは、次のように答えた「私はそのことについて何も確認していませんし、発表されるかも知れない、あるいはされないかも知れない」と、答えた
「多くの憶測があり、私たちはさまざまな選択肢を検討してきました。私が確認した事で1つだけ断言できるのは、来年のWRCで、私たちとヒュンダイ・モータースポーツのスタッフを頼りにできるということです。私が言えるのはここまでです。残りについては、申し訳ありませんが、もう少しお待ちいただく必要があります」
「私たちが出来ることの1つとしては、複数のプログラムを同時に行うことです。もちろん、ル・マン・プログラムが発表されても、必ずしもWRCプログラムが終了というわけではありませんが、答えはいずれ出るでしょう」
以前、チームが2026年末までWRCに参戦することを明言していたアビテブールは、モータースポーツ部門の社長として、自身の決定と2026年に関するヒョンデの立場を明確にするよう迫られ「私は、自分のレベルをはるかに超えた決定がなされた戦略の実行責任者です。これやあれをやると決めている訳ではありませんし、残留や離脱、撤退など、いかなる決定も下していません」と、アビテブールは付け加えた
「私はCEO、会長、ブランド責任者、Nブランドなど、多くの人物に報告しており、こうした人物全員が意思決定プロセスに関わっています。だからこそ、このように言うのは申し訳ないのですが、彼らに任せる必要があるのです。彼らには我々の計画を正確に発表する権限があり、夏休み後に発表する予定です」
この発表は、今後数週間以内にヒョンデのソウル本社から行われる予定です
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WRCで、ドライバーズタイトルとマニュファクチャラータイトルを同時に獲得した事が無く、マニュファクチャラータイトルも2020年以来獲得しておらず、WECならばハイパーカークラスBoP(バランス・オブ・パフォーマンス=性能調整)があり、テストやル・マンまでのレースでは遅く走ると言う姑息な手段を用いて、有利なBoPを利用してル・マンに勝利しようとしてるんじゃないんですかねぇ?
経験の無いWECでのトップカテゴリーへの参戦なので、例えBoPを利用したとしても簡単には優勝出来ないでしょうけど、ヒョンデなら何時もの様に、他チームからスタッフを引き抜いてチームを運営するでしょうから、可能性は無いとは言えないですからね
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2024/08/14 18:41:03