『Sesks gets another Rally1 chance at Rally Chile』
マルティンシュ・セスクスは来月のチリ・ラリー(9月26日~29日)に出場するチャンスを得た
ラトビア出身のセスクスは今年初め、ノンハイブリッドのフォード・プーマ Rally1でオーレン・ラリー・ポーランドでセンセーショナルなデビューを果たし、フルハイブリッドのプーマ Rally1で地元イベントであるテト・ラリー・ラトビアで更に好成績を収め、初のWRCステージウインも記録し表彰台も期待されたが、最終ステージでメカニカルトラブルで惜しくも後退した
WRCプロモーターの支援を受け、セスクスは再びアドリアン・フールモーとグレゴワール・ミュンスターとM-スポーツ・フォードでパートナーを組み、ポーランドで行ったようにノンハイブリッドのプーマ Rally1をドライブし、印象に残るチャンスを得ました
ポーランドやラトビアとは異なり、24歳のセスクスはこれまでチリ・ラリーに出場したことがないため、これはセスクスの潜在能力を試す重要な機会となります
「前回のラリーから僅か2か月で、再びRally1カーをドライブする機会を得られたことにとても感謝しています」と、セスクスは語りました
「これまでは信じられないほどの冒険でしたし、ドライブのスキルはどんどん良くなっています。チリでRally1カーで競争するのは本当に素晴らしいことです。WRCプロモーターとM-スポーツのサポートと協力に心から感謝したいと思います」
「もちろん、かなりのチャレンジになるでしょう。特に、低速のグラベルと高地でのこのようなラリーで、ノンハイブリッドのRally1カーでスタートするのは、マシンにもドライバーにも厳しいものでしょうが、私たちはチャレンジが大好きです」
セスクスはWRCのポーランドとラトビアのラウンドで驚異的な成績を残しましたが、彼はルートの経験が豊富でした
「再び、私たちは勝ち目のない戦いとなり、ノンハイブリッドカーで経験のないルートを走る事になります。しかし、私たちは準備ができていると信じていますし、全員が最高のパフォーマンスを発揮する意欲を持っており、今年もM-スポーツと素晴らしい冒険に挑戦出来ることを楽しみにしています」
WRCプロモーターのスポーツ・シニア・ディレクターを務めるピーター・トゥールは、プロモーターはセスクスの復帰に興奮しており、「このような有望な若い才能をサポートし続けることを誇りに思う」と、語った
「マルティンシュはすでにポーランドとラトビアで驚異的なスピードを示しており、WRCでの彼の将来は非常に明るいと信じている」と、トゥールは続けた
M-スポーツのセスクス実験が成果を上げる
「次世代を支援することは、WRCの継続的な成長と興奮にとって重要であり、若い才能を育てるという私たちの取り組みは、これまで以上に強力です」
M-スポーツ フォード WRTのチーム代表リチャード・ミルナーは「マルティンシュは私たちとの過去2回のイベントで強い印象を与えたので、チリで彼をチームに迎えることができてうれしく思います」と、付け加えた
「これは間違いなく挑戦的なイベントであり、以前のイベントとはまったく異なります。このトリッキーなラリーでの経験がないため、簡単な仕事ではありませんが、彼にとっては多才さを披露し、将来の才能としてさらに地位を確立する絶好の機会です」
「今回の経験が、Rally1クラスの常連になるという彼の野心をさらに強めてくれることを期待しています」
Sesks gets HUGE opportunity to earn 2025 WRC drive!
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噂通り、セスクスのRally1カーでの再戦が実現しますねぇ
平均速度が120km/h弱だった2戦と比較すると、更に平均速度が低いステージになるのだが、またしても驚きを見せてくれるのか、楽しみですよね
でも、こうなったらサミ・パヤリにも、もう一度チャンスを与えてあげて欲しいですよね(^^;
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Posted at
2024/08/27 18:56:31