『HYUNDAI i20 RALLY2 STEP2 MADE ITS PUBLIC DEBUT』
ヒョンデ・モータースポーツ・カスタマーレーシングは、フランスターマックラリー選手権最終戦ラリー・デュ・バールで、ヒョンデ i20 N Rally2 Step2を0カーとして出場させた
ドライバーは、ヒョンデ・ポルトガルの支援を受けてヒョンデ i20 N Rally2で参戦してタイトルを獲得したクリス・ミークが務めた
北アイルランド出身のミークは、ヒョンデ・モータースポーツ・カスタマーレーシングは、この何カ月、ヨーロッパの各地でテストして来たStep2用に新たに開発されたパーツでアップデートされた最新型のマシンを試す絶好の機会となった
サントロペを拠点とするイベントのシェイクダウンでStep2パッケージを初めて試したミークは、現行のヒョンデ i20 N Rally2よりも性能とハンドリングが向上している事を確認
Step2では、フロント/リヤサスペンション・キネマティクス、電子制御ターボ・ウエストゲート、エンジンマネージメントソフトウェアとギヤ比、デファレンシャルセッティングなどのパーツが改良されており、2021年のデビュー以来、i20 N Rally2としては最大のアップグレードとなりました
この週末は、初めてラリー・デュ・ヴァールのステージを走ることになったにもかかわらず、ステージタイムはフランス選手権のタイトルを争うドライバーのベストタイムに匹敵し、場合によってはそれを上回り、さらなるポテンシャルを示すものとなった
今回のアップグレードは、2025年シーズンのスタートに向けてカスタマーレーシング部門が利用できるジョーカーを活用したもので、改善できる主要な領域を特定するための系統的なプロセス綿密なプロセスを経て、徹底的にテストを行い新しいパーツの確認が行われている。開発プロセスでは、アンドレアス・ミケルセンやダニエル・ソルドのほか、ヘイデン・パッドン、エリック・カミリーなどがこのマシンのテストを行っている
ミークからのポジティブな評価を受けて、カスタマーレーシング部門は2024年末までに i20 N Rally2 Step2 でのさらなる走行を続け、アップグレードされたパーツの承認が 2025 年 1 月に行われたあと、すぐにこれらを装備した最初のニューマシンがカスタマーに納車されることになっており、既存のカスタマーがマシンを Step2 仕様にアップグレードできるようにキットとしても提供される
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ヒョンデ・モータースポーツ社長で、ヒョンデ・シェル・モビス WRT チーム代表のシリル・アビテブールは、 i20 N Rally2は劣勢であることも認めており、ターマックで大きな可能性を秘めていると考えていると発言していましたが、その答えがこのStep2なんでしょうかねぇ?
これでターマックでは、シュコダ・ファビア RS Rally2 vs トヨタ GR ヤリス Rally2 vs ヒョンデ i20 N Rally2 Step2の図式になるんでしょうか?
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Posted at
2024/11/30 17:10:00