『WRC road order rules set to remain unchanged in 2025』
Motorsport.comの理解によると、予選形式を導入する提案が却下されたため、来年のWRC(世界ラリー選手権)ではスタート順規則は変更なしとなる見込み
スタート順をめぐる議論は今シーズン初めに勃発し、イベントの第1レグの道路順を決める、2012年から2013年まで採用していた予選を再導入して来年の規則を変更する提案が浮上した
新たに世界チャンピオンに輝いたティエリー・ヌービルは、チャンピオンシップリーダーがラリーで道路を掃除させられる現在の道路順ルールについて特に声高に批判していた
この議論は、ヌービルがグラベルイベントで道路を掃除するという不利な状況を考えると、チャンピオンシップをリードするために「素晴らしい仕事を」しても「報酬はない」と述べたときにラトビアで表面化した
懸念に対処するために、WRC委員会に規則を改正する提案が提出された
予選は、WRCプロモーターが運営するERC(ヨーロッパラリー選手権)で、最速15人のドライバーが最高の道路ポジションスロットを競う予選ステージを実施しているなど、現在の競技では珍しいことではない
「最初のフラッグから最後のフラッグまで、週末の全プロセスについて大きな議論が交わされています」と、FIA ロードスポーツディレクターのアンドリュー・ウィートリーは先週末の日本ラリーでMotorsport.comに語った
「何ができるかについて議論が続いています。劇的な違いが出るとは思いませんし、完全な予選活動や根本的に異なる何かを行うつもりはありませんが、少しでも違うことができるかどうか、周辺で作業が行われています」
WRC委員会に提案されたアイデアでは、チャンピオンシップの上位3名が道路のポジションを競うことになるはずだった
3名はシェイクダウンの最初の走行で逆の順序で走行し、予選走行の後、上位3名は金曜日の道路のポジション(1位、2位、または3位)を選択できるのだが、最速のクルーが最初の選択権を持ちます
ただMotorsport.comは、提案されたシステムは、ドライバー代表の反対票を含むWRC委員会の投票で十分な支持を得られなかったと理解しています
その結果、チャンピオンシップリーダーは木曜日と金曜日のラリーで引き続き道路を開放し、土曜日と日曜日の道路の順序はラリーの総合順位によって決定されます
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提案された、予選方式は却下されたみたいですね
ただ、上位3名だけでの争いでは、現行と殆ど変わりないとドライバー側からは判断されたのではないかと思うのですが、これがERC並みに15名での争いと言う事(WRCではRally1カーのドライバー全員)だったら、賛成されたのではないかと思うんですよね
まぁそれよりも、ポイントシステムがどう変わる(変えられる?)のか、気になりますよね
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2024/11/30 21:11:38