『M-Sport ready to build Puma Rally2 subject to FIA change』
M-スポーツ・フォードは、FIAがWRC(世界ラリー選手権)のWRC2クラスにスペースフレームシャーシを許可する規則変更を実施し次第、フォード・プーマ Rally2の開発を開始する準備ができています
Rally2のルールは、カテゴリーで利用可能なマシンが急速に不足し、Bセグメントの車両がメーカーで人気がなくなったため、全面的な見直しが予定されており、フォードは、Rally2車の現在のベースであるフィエスタの生産を昨年7月に中止しました
「フォード・プーマ Rally2が私たちの目標です。現状では、量産車の車高と重量がRally2には無理があり、これが実現できる唯一の方法は、Rally1スタイルのスペースフレームシャーシを使用することです」と、M-スポーツ フォード WRT代表リチャード・ミルナーはDirtFishに語った
ミルナーは、Rally1のセーフティセルを模倣する動きが動きが、最も賢明な方法であると述べた
「それが最も安全な方法です。そして、そうすることで、スペースフレームシャーシを構築し、スケーリングされたパネルをボルトで固定することは、このカテゴリーの将来性を保証する素晴らしい方法です。これらのルールをたとえば10年間保証すれば、その期間中の大規模生産と規模の経済によってシャーシの価格を下げるのに役立ちます」と、彼は言った
「これらのRally1カーの製造を開始して以来、すべてのチームがプロセスの合理化、進化、改善について非常に多くのことを学んだと言っても過言ではないと思います。 Rally1 のシャシーはすべて手作業で作られていますが、Rally2 のプロセスに機械化を取り入れられないということはありません。これらのマシンの市場と需要がはるかに大きいことを考えると、機械化のほうが理にかなっています」
M-スポーツ・フォードのフィエスタは、2009年の初代S 2000マシンにルーツを持つ、市場で最も長い歴史を持つ車の1つです
----------
WRC2クラスのみならず、ERCでも主力マシンとなっているフォード・フィエスタ Rally2
しかし競争力を見ると、シトロエン C3 Rally2とは同等と思えるが、シュコダ・ファビア RS Rally2どころか、新参者のトヨタ GR ヤリス Rally2にも劣っているのが現状かと
テクニカルレギュレーションが改正され、フォードもプーマをRally2に仕立て上げる事が出来るようになれば、WRC2クラスやERCが、益々激戦となって面白くなるでしょうね
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2024/12/01 17:34:27