『Rovanperä opens up on driving style struggles』
カッレ・ロヴァンペラは、今週のラリー・スウェーデンでも、自身のドライビングスタイルをWRC(世界ラリー選手権)の新しいハンコックタイヤに適応させるのに苦労し続けるのではないかと懸念している
2度の世界チャンピオンは、2025年仕様の新タイヤで最高のペースと快適性を求めて苦戦しながら、1月の厳しいラリー・モンテカルロを耐え抜いた
アークティック・ラップランド・ラリーは、ロバンペラにマシンに乗る時間とハンコックのスノータイヤに慣れる時間を余分に与え、フィンランド人ドライバーはかなり多くの事を学ぶことができた
しかし彼は、自分のドライビングスタイルをハンコックタイヤのニュアンスに適応させるのにまだ苦労していることを認めた
「個人的には、タイヤに少し苦労している。自分の運転にはあまり合わないんだ」と、ロヴァンペラはDirtFishに語った
「だから、週末の後半には僕が文句を言うのを聞くことになるかもしれない。でももちろん、僕は良い結果を出すためにここにいるんだ。だから、自分のドライビングを変えて、すぐに修正するように努めるよ」
ロヴァンペラはWRCの新サプライヤーのタイヤにまだ適応中
懸念されるのは、ロヴァンペラがモンテカルロの舗装道路でまったく同じ問題を抱えていたということで、タイヤを最大限に活用するには、彼はドライビングで何を変えなければならないのだろうか?
「そうですね、ステアリングをそれほどアグレッシブにすることはできません。特に雪や砂利道では、いくつかの場所では常にかなり速かったので、いくつかのことができました」と、ロヴァンペラは説明した
「でも全体的には、どこにでもあると思います。このタイヤではブレーキングやコーナーへの進入の仕方がかなり違います。だから、私が自然にドライブする方法とはまったく違うし、それを変えるのはいつも難しいのです」
自然の本能と戦い、ドライビングスタイルを変えようとするのは、スペシャルステージで0.1秒を争うときには簡単ではありません
「そうだね、それが今週末の最も難しいことだろう」と、ロヴァンペラは認めた
「ドライビングについて考える必要などありません。ただそうなるのです。今はドライビング中に何か考えなければならないと感じています。それは決して良いことではありませんが、それが現実であり、私たちは最善を尽くしています」
フィンランドのファンは、彼が早く居心地の良い場所を見つけられることを期待している
しかしトヨタ・ガズーレーシング WRT チーム代表のヤリ₌マティ・ラトバラは、ロヴァンペラがモンテほどスウェーデンでは苦戦しないはずだと自信を持っている
「私が長年かけて学んだのは、カッレはアンダーステアに対して少し『アレルギー』があるということだ」と、ラトバラはDirtFishに語った
「そして、マシンがアンダーステアになると、彼は快適なゾーンに到達できず、攻撃的なドライビングをすることができません。そして、これはモンテの場合も同じだったと思います。彼はマシンがさらにアンダーステアになっていると感じたため、その感覚を見つけられなかったのです」
「しかし、ここでは氷のコンディションでスノータイヤを履くことで、ドリフトのようなスタイルでドライビングできると思います。これは通常、カッレに向いているはずです。だから、ここで彼が非常に速いのを見ることができると確信しています」
ロヴァンペラは、ラリーが初めて北のウメオに移った2022年のラリー・スウェーデンで優勝したことがある
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オープニングSSをエバンスに0.5秒遅れの2番手で終えたが、続くSS2では、やはりドライビングスタイルに合わなかったのか、11.3秒も遅れたロヴァンペラ
マシンのセッティングで何とかしようと試みてはいる様なんですが、トップとの差は開く一方で、現地時間14日の午後のループでどうなるのか、心配なところですよね
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Posted at
2025/02/14 21:17:01