『Why Evans is so pleased the WRC is returning to Spain』
ウェールズ・ラリーの中心地で生まれ育ったエルフィン・エバンスは、ラリーというスポーツを人々に届けることに情熱を注いでいる
2022年にWRC(世界ラリー選手権)でスペインを訪れた際、彼は観客に人気のイベントがカレンダーに含まれていないのは「ちょっとした罪」だと断言した
今回はサロウではなくラス・パルマスでの開催となるかもしれないが、エバンスはスペインへの再挑戦を心待ちにしている
トヨタのエバンスは先日、ERC(ヨーロッパラリー選手権)開幕戦のラリー・シエラ・モレナに参戦し、イスラス・カナリア・ラリーのウォーミングアップを行いました
トヨタ GR ヤリス Rally1を島の滑りやすいアスファルトにうまく適応させることに集中していたエバンスでしたが、コルドバとその周辺のステージに詰めかけた多くのファンの姿に感激しました
先日のラリー・シエラ・モレナの観客はエバンスに感銘を与えました
「たくさんの人が来てくれました。次のカナリア諸島ラウンドでも同じような観客が来てくれることを願っています。以前このイベントに参加した人から、いつもたくさんの観客がいると聞いています」と、彼は語りました
「たくさんのファンがいて、このスポーツが本当に評価されている場所でラリーに出場することがどれほど重要か、皆さんもご存知だと思います。スペインはまさにそのような場所の一つで、また参加できて本当に嬉しいです」
グラン・カナリア島で5度の優勝を誇るカルロス・サインツの言葉は、ラス・パルマスのWRCカレンダーデビューを前に、自信を深めるものとなった
「この場所には良い思い出があります。素晴らしい道が続く素敵な場所で、チャレンジングな場所です。カナリア諸島が世界選手権に出場するのを見て、本当に嬉しく思います。WRCラウンドがここで開催されることは、非常に良いニュースです」と、サインツはDirtFishに語った
「ラリーを応援してくれるファンの多さに、皆さんは驚くでしょう。私自身、そのことをよく知っています。昔、エル・コルテ・イングレス・ラリーで5回優勝しました。スペイン人ドライバーとして、ここは最も多くの応援を得られる場所です」
エバンスはGR ヤリス Rally1を「100%」にするにはまだ課題が残っているものの、マシンのフィーリングには満足している
スペイン本土での準備期間を振り返り、エバンスは次のように付け加えた
「マシンのフィーリングは良好でした。100%にするには、まだやるべきことがいくつかあります。マシンのいくつかの部分に取り組んでおり、イベント前のテストでも引き続き取り組んでいきます。もちろん、テストの大きな要素の一つはハンコックタイヤの使用でした」
「ハンコックは信頼性と一貫性という点で、序盤にいくつかの課題をクリアしたと言えるでしょう。良いスタートを切っていますが、シーズン後半に改めて評価したいと思います」
スペインのWRCラウンドは、1991年のWRCデビューから2002年までリョレート・デ・マルで開催されていましたが、その後20年間はバルセロナ南部のサロウに移りました
エバンスのスペインでのペースは疑う余地がなく、2021年にはトヨタで2位を獲得しました
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スペインでのイベントと言えばかつて、迫り来るマシンを闘牛に見立て、観客が如何にギリギリまで避けずにいられるか等ど競うような、ドライバーにとっては甚だ迷惑なイベントでもありましたよね(笑)
今では規制されて、そんなバカをやる観客もいないでしょうけど、まぁそれだけ熱狂的な観客が多かったんですよねぇ
エバンスにすれば、好成績を残しているイベントだけに、覚えているんでしょうね
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2025/04/16 21:04:20