一筋の光を見付けたか

『Ott Tänak holds clear advantage – teammate takes interest in his solution』

週末を通して、トヨタのセバスチャン・オジエとヒョンデのオイット・タナックという2人のドライバーが際立った活躍を見せて上位を独占し、タナックは全体的にオジエを上回っていたが、パワーステアリングのトラブルで2位に後退した

現世界チャンピオンのヌービルは、ポルトガルのグラベルでチームメイトのタナックのペースに明らかに及ばず、最終的に4位でフィニッシュしたが、このベルギー出身のスターは落胆していなかった

「金曜日はクリーニング作業で大変でした。小さなミスを犯してしまい、土曜日のポジションを落としたかもしれません。その後どうなっていたかは分かりませんが、今日のオイットと戦う能力は、どう考えてもなかったと思います。だから、結局4位でフィニッシュできたはずです」と、ヌービルは語った

ヒョンデのドライバーたちは、Rally1のアップデート版マシンで初めてグラベルに参戦し、チームは勝利を手にする事は出来なかったものの、マシンの戦闘力は健在だった

「マシンのリアがルーズで少し苦労しましたが、全体的なパフォーマンスは良好でした。良いタイムを記録できたし全体的には満足できる結果だと思います」と、ヌービルは語った

「サルディニアの前に、マシンのスピードをもう少し引き出すためにいくつか試してみたいことがあります。というのも、ドライビングに関しては完全に集中していたし、時には、個人的にはリスクを取りすぎていた部分もあったからです。ですから、もし少しでもパフォーマンスを上げることができれば、サルディニアではもう少し快適に走れるようになり、ロードポジションの恩恵も受けられるでしょう」と、ベルギー出身のヌービルは説明した

ヌービルはチームメイトのタナックを見習うつもりだ

「マシンは速かったと思います。特にフロントでは、オイットとはセッティングが違います。彼のセッティングも試して、パフォーマンスを見てみます。もしかしたら、同じように速く走るために欠けているのは、この小さな部分なのかもしれません」と、ヌービルは考え込んだ

WRC（世界ラリー選手権）の次戦は、6月5日から8日までサルデーニャ島で開催される

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アップデートされたマシンは、基本的には速さはあるみたいですよね

ヌービルはタナックとのセッティングの違いから速さに差が出たと考えてるみたいで、これがはまれば、この後のグラベル戦では手強い相手になると思われますよね