ヒーローになる必要は無い

『Adrien Fourmaux is not chasing heroics after a difficult spell – “We need a clean rally”』

フランス人ドライバーのフールモーは、新たなチームと共に素晴らしいシーズンのスタートを切り、1月のラリー・モンテカルロで3位に入り、ラリー・スウェーデンとサファリ・ラリー・ケニアではリタイアしたが、ラリー・イスラス・カナリアスではトップ4を独占したトヨタ以外のドライバーの中では最高の成績を収め、5位に入った

先月のラリー・ド・ポルトガルでは、フールモーはまたも苦戦を強いられ、フランス人ドライバーは、ラリーをリードしていたチームメイトのオット・タナックからわずか0.8秒差の2位につけていましたが、金曜日の午後、サスペンションのトラブルでリタイアを余儀なくされました

「ポルトガルでは金曜日の午前中は本当に良いペースでしたが、ラリー・イタリア・サルディニアは少し違う事になるだろうと理解してます。ただ、ドライコンディションでタイヤがどれだけうまく機能するかを理解し、ハードにプッシュでき、タイヤの摩耗もそれほど悪くありませんでした」と、フォルモーは説明します

「サルディニアの路面は砂っぽく、非常に狭い峠がいくつかあります。全力で攻めたいのに、ミスを許す余地がほとんどないため、チャレンジングです」

フールモーは、今は必ずしも英雄的な活躍をする時ではないことを認めていますが、このフランス人ドライバーの金曜日のスタート順は有利に働くと思われるものですが、シーズン序盤の苦戦を考えると、最も重要なのはマシンを無事にフィニッシュさせることです

「クリーンなラリーをし、チームのためにポイントを獲得する必要があります。これは今の戦いにおいて非常に重要です」と、トヨタがマニュファクチャラーズ世界選手権で大きくリードしていることに触れ、フールモーは語った

ラリー・イタリア・サスディニアは、木曜日午後のシェイクダウンステージで開幕し、メインラリーは金曜日の朝にスタートする

日曜日に最終ステージを迎えるこのイベントでは、約320kmに及ぶ合計16のスペシャルステージで開催される

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ヌービルやタナックとのポイント差を考えると、チームプレイに徹してマニュファクチャラータイトル獲得に貢献した方が、今後を考えると良いでしょうね

速さはあり、チームプレイにも不満を漏らさないとなれば、チームとしてはありがたいドライバーですから、来季ヒョンデがワークスではなくカスタマーチームとなっても起用するでしょうし、新たなテクニカルレギュレーションで参戦チームが増えるとしたら、エースドライバーに迎え入れてくれるチームも現れるかも知れませんしね