『M-Sport in a race against time to repair Sesks’ Puma』
M-スポーツは、月末にギリシャで開催されるアクロポリス・ラリーに先立ち、マルティンシュ・セスクスのフォード・プーマ Rally1を修復するため、4日間の時間との闘いに臨む
ラトビア出身のセスクスは、オルビアを拠点とするラリー・イタリア・サスディニアの第2ステージでクラッシュしてマシンを横転させ、M-スポーツは同日遅く、クラッシュによる重大なダメージのため、セスクスは再スタートできないと発表した
M-スポーツ・フォードのチーム代表リチャード・ミルナーは、今後2週間でチームが直面する課題を説明した
「次のイベントまであと2週間ちょっとです。同じシャーシを修理するために、イギリスに戻ってからわずか4日しか残っていません。もし明日走らせることができていたら、大量のパネルを取り付けていたでしょう。カーボンパネルなので、おそらく少し手を加える必要があったでしょう。そして、イギリスに持ち帰って全て取り外し、新しいパネルをまた取り付けるという作業を繰り返していたでしょう」と、彼はDirtFishに語った
M-スポーツは過去に、ドンヴェビー・ホール工場での作業開始を早めるため、ラリーからマシンを早めに帰国させたことがあるが、今回はそうではない
「そんなに稼ぐのは本当に大変だ。ラリーにはマシンがまだ残っているし、人手も必要だ。明日マシンを持ち帰ったり、飛行機で戻したりもできるが、全員ここにいるんだから、工場には誰もいない」と、ミルナーは言った
「ここで分解する。できる限りの作業をする。2日間はたっぷり時間がある。週末は全員作業することにしている。その週末に作業する。洗浄、分解、準備、そしてドーベンビーに戻ってから必要な作業を行う」
「これで少しは有利なスタートを切れるが、カンブリアに戻って修理し、そして方向転換してギリシャへ送り出すのは、まだ大変なミッションだ。すでに時間的にかなりタイトだったが、ラリーでは時にこういう試練に直面する。チームは以前も同じ状況を経験してきた。また同じ状況に直面するだろう。私たちは常に立ち直り、前進し続ける。そして、まさに今回もそうするだろう」
M-スポーツにとってこれほど忙しい金曜日は滅多になかった。ジョシュ・マッカリーンとグレゴワール・ミュンスターはセスクスと同じステージで衝突によるダメージでリタイアし、一方、ジョルダン・セルデリディスは、SS5 テルティ〜カランジャーヌス〜ベルキッダ2(18.43km)の走行で、チームの4台目のプーマを横転させた
セルデリディスはダメージを受けたマシンでこの日を終え、マッカーリアンとマンスターは土曜日の朝にリスタートした
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あれだけ派手に横転させると、マシンはかなりダメージを受けてるでしょうからねぇ
ミルナーの言う様に、ここで出来るだけの修理は済ませ、残りを戻ってから作業する事にしないと、アクロポリス・ラリーには間に合わないでしょうから、セスクスのためにも頑張って欲しいですよね
そしてセスクスは、メカニックの頑張りに応えて、まずは完走を目標にし、次には入賞、そして最後には表彰台を争うと言う様な走りをして欲しいですよね
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Posted at
2025/06/08 21:27:19