
タイトル画像の出典は、以下の下野新聞ニュースの動画の一コマです。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/708972?relatedarticle
8月開業予定のLRTですが、これまで試運転が続けられていた平出より西側の宇都宮駅近辺を離れて、鬼怒川を渡った先の清原工業団地界隈の試運転も始められたようです。
タイトル画像の場所は、ここです。

当然と言えば当然ですが、地図にはまだLRT路線は描かれていません。でも、衛生写真は比較的最近更新されたようで、高架橋と線路が写っていました。
ここから見た昨年5月の工事中に私が撮った写真がこちら。

この辺りは道路の中を車と並走する路面電車ではなく、専用の高架橋を通ります。郊外はそこそこ速い通勤電車、街中は路面電車の2面性を持つ電車ですね。
さて、全然別の場所に移動して。
今日、がん検診を受けるために宇都宮駅を通ったのですが、11月の脱線事故が起きた場所で何やら工事をしていました。

東の方の路線確認の試運転をしている間に、駅近辺の補修をしているのでしょうか。
8月開業に向けて着々と進展しているようです。徐々にかも知れませんが、宇都宮の街の様相が少なからず変わっていきそうな予感がし、楽しみですね。LRT開業の前に路線からはちょっと離れたところに引っ越してしまうのですけどね。
後日追記:
脱線事故の場所の工事は、カント角を0°にする工事のようです。
なんでこんなところの低速走行で脱線するんだろうと思っていましたが、良かれと思って付けたカントでの重心変動が、試験走行で行った非常時を想定した直前のポイント切り替え走行の揺れと相乗して脱線してしまったっぽいですね。なるほど。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/706087?relatedarticle
万が一カーブへの進入速度が速くなってしまっても大丈夫なようにと思ってカントを付けたんでしょうが、その直前にポイントがあることの複合影響をよく考えられていなかったんでしょうね。設計にありがちな考慮漏れ。
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Posted at
2023/03/20 21:28:30