
先日のブログに書いたように、一連の不調の原因は…エンジンルーム内の異常な過熱ではないかと思うようになってきました。
そもそも、ガスが薄くて燃焼温度が上昇。
キャブが熱を持って、ガスがパーコレーションを起こす
点火コイルも熱をもって…点火が苦手になる?!
オルタももしかしたら、熱でやられちゃってるかも?!(ボルテージレギュレーターは…死んじゃったんだと思ってますし)
そこで、ジェットを変えて燃料を濃くして…燃焼温度を下げられれば、他への影響は多少は減るんではないかと考えたんですが、まだ弱い。
やはりしっかりとラジエターファンが動いてくれなきゃいけないんですけど…
そういえば昔、「そろそろファンカップリングのシリコン、ダメになってそう?!」と車検時に言われたことを思い出したんです。
このカップリングファンは、まだエンジンが温まってない時にはラジエターを冷やしすぎないように、ファンの回転をフリー気味にし、温度が高まったら今度はファンをプーリーとほぼ直結のようにして回転を上げ、ファンでの冷却効果を高める…こういう役割をしているんです。
で、その為には、このカップリング内にシリコンオイルが充填されていて、ある程度はスリップさせながら、適正なファン回転を作り出している…なんともすごいヤツなんです!!!!
ところが、車齢も50年近くになると、このファンカップリングの中のシリコンは…どんな状態になってるのか想像もつきません。。。
なので、夕方は仕事を早めにあがり、さっそくファンを取り外します。

で、バイメタルに温風を当てて、どう変化するのかを確認します。
平常時はこんな状態だったのが

温めると

何らかの変化が起きるようです?!
というのはまた後で見るとして
まずは分解。
インパクトドライバーでヒットして
御開帳~っ!

綺麗なもんだね、思ったよりも。
しかもしっかりと…シリコンオイルは入ってるみたい?!
で、先ほどのバイメタルの温度による変化で…何が変わるのか!?

かろうじてこの小さな穴の裏側を、バイメタルに連想したプレートがスライドしてきて、この穴を開けようとするようです???
こんなちょっとの変化だけで、果たして良いんだろうかねぇ???
さて、今回予備で持ってたシリコンオイルは…ずいぶん昔に買ったこれ。

内容量は、たったの18ミリリットル?!
これが多いのか少ないのか…わかりませんが、ちょっと心もとなく感じましたので、古いオイルはそのままに、この量をすべてぶち込んじゃいます!
良いのかなぁ???
でも、あっさりと全量が入りました(!)ので、元通り合体するわけですが…
実は、間に入るゴムのパッキンが伸びちゃってて…どうしても元通りに収まらない?!
ヘタに挟んだまま締め付けちゃったら、間違いなくその隙間からシリコンが遠心力で出てきちゃいますので…
ちょっとだけカット(汗)
繋いだところに隙間出来ちゃったら、そこからオイルが漏れそうですが…とりあえずはほぼドンピシャの長さでカットできましたので、そのままケース内の元場所に戻して、あらためて合体!
きつく締めたので、漏れてはこないと…思いたい!!!
でも、この結果、多少ファンの手ごたえが変わったように思いますので…高温時の今まで以上の冷却効果を期待しましょうかね。
と、平日夕方の作業は…ここまで。
正味1時間弱で、作業終了です!!!!
さて、次はオルタを交換しますかねぇ。。。
Posted at 2025/07/11 05:18:40 | |
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