
ざっくりしたタイトルですが、先日アップした
ブリーダースクリューからの滲み・漏れの続きです。
その後、漏れました。
新品に交換して、当たり具合の都合できつめに締めてもダメでした。
1日掛けて、じわーーっと漏れ続けたらしく、
仕事が終わってから見てみたら、またもホイールにまで垂れてました……
リア左右とも。
フロントは何ともないですね。
ていうか、フロントのブリーダーの先端側が錆出てたので、
交換して良かったって感じです。
いや、こんなの外してみなきゃ分からないって。
さて、ブリーダーを新品に交換しても漏れが停まらない。
締めこんでも(常識内で)漏れが停まらない。
交換した部品ではない、作業ではない、
真の原因を探し出さないとトラブルは解決しません。
ブリーダーを外して、当たり面やネジ部、キャリパーを観察してみた。
そこで、気付いたのが…
アクセラのリアキャリパー、
アルミだわ(゚Д゚)
いや、リアにアルミって。え!?w
確かにフロントとリアでキャリパー質感違うよなーとは思ってたし、
ブリーダーの対角サイズフロントが9mmでリアは10mmってなんだろなー
でもマツダだしなーって気にしてなかったんだけど…
アルミって。磁石つかないよ。
キャリパーサポートは鉄です。
フロントのキャリパーもサポートも鉄。
でも、リアキャリパーのみアルミ…
もしくは鉄じゃなくて磁石がくっつかない何かの金属!w
材質に気付いて分かりました。
アルミキャリパーだから、当たり面が大きいブリーダーボルトを使う…
でも当然、極低トルクで締め付けなきゃいけない。
ブリーダーを入れるねじ山をよーーーく見たら、ねじ山が痩せてきてましたね。
エア抜き回数が普通のアクセラより多かった?自分のは、
繰り返しの締め付けでアルミのねじ山が少しずつ少しずつやられていって、
とうとう今回のエア抜きで漏れ出すレベルにねじ山が緩んでしまった。
だからトルク的にはちゃんと締めても、じわじわ漏れる。
隙間が大きいから。
最初からアルミだって気付いてたら、もっとシビアにトルク管理したな…
これは、ブリーダーを新品にして漏れが直るという話ではなく、
キャリパーを新品にしたら漏れが直るという話だったw
まぁ…どうしようもないので、またもシールテープです。
新品ブリーダーにちゃんと綺麗に巻いて。

これは今回外した新車時からのブリーダー(リア)
後は、ちゃんと奥までブリーダーを入れてクッと締めればいいけど、
念には念をで、エア抜きしながら都度漏れがないかのチェックをして、
全箇所エア抜きやって、最終チェックでエンジン掛けてブレーキ踏んでみて、
漏れなしオッケーだったので終わり。
「シールテープはまずいですねー」ってディーラーの担当氏は言ってたけど、
バイクでは割りとここに巻くのある様だし、
構造上、異物(シールテープのカスとか)さえ入らなければいけるはず。
それが一番の問題だけど、それはシールテープの巻き方次第でしょう。
シールテープの耐久温度は上限260℃。
フルードのドライ沸点が205℃以上~という説明なので、
部位から想像するに何とか大丈夫なんじゃないかなと。
ともかく、
アルミねじ山のネジピッチが緩くなって、
締め込んでもピッチが緩くなってるから隙間を通って漏れていた。
というのが、原因でした!
アクセラで、自分でエア抜きとかブレーキ管理する人はあんまりいないだろうけど、
要注意です。アルミ相手ですので。
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BLアクセラトラブル | 日記
Posted at
2019/12/18 10:58:55