高丘満方@タカダケのブログ一覧

改めまして。ども,高丘です。

本年は本当にありがとうございました。

どうにか今年も2011年を終えることができそうです。

何しろ今年は命がけでした。1月はいきなり顔面と腕を大やけど。気管熱傷寸前と最初からいきなり命がけでスタートしたのです。

3月は東日本大震災で秩父も混乱と不安に直面しました。自分はそんな中B型インフルエンザでダウン。輪番停電の真っ暗な部屋でリレンザを服用するという精神を病みそうな日々を送りました。レモンもVer1.XXSeries施工がなされたのにデビューの場を失いました。

更に5月。今度は白内障が急激に悪化。緊急手術という事態に。ここで高丘光一は2度目の死を迎えたわけです(詳しくは白内障回顧録を参照)。しかもこれでは終わらず数カ月後に40.2度の高熱で倒れました。

つまるところ2011年は社会不安そして病気との戦いだったということになります。

そんな中でも多くの方とクルマにお会いすることが出来ました。レモンも痛車になってもう8ヶ月が経ちます。もう今では痛車じゃないレモンは考えられませんし,痛車のない生活を送る高丘光一を自分で想像することも不可能なほどです。それくらい様々な所でいろんな方のご協力を得て2011年を乗り越えることができました。本当にありがとうございました。

しかし…自分はこれでも前厄です。来年が本当の厄年です。前厄がココまで酷いとなると,来年は本当に死ぬんじゃないかと恐怖しております。ただもうココまで来ると悟りの境地となります。要するに来年の今日生きているだけで既にノルマ達成なんです。生き残ればいいだけですから逆に楽です。そんなに楽ならもう何も怖くありません。いろんなことを悔い無くやろうと思っています。その一環がラジコンでありダイエットの先に待つコスプレ街道でございます。もうこうなったら


です。頑張ります。というわけで来年の次回予告です。

・厄年2012年始動。高丘は小学生以来のラジコンカーに手を出す。4PLとM-05PROという当時と比べ物にならない装備と格闘する日々。果たして12月にTA05ゲット→ツーリングとドリラジという目標は達成できるのか！？更にダイエット作戦は早くも最終局面。残り3キロの壁にサウナスーツとスローランは勝てるのか！？そして夢のコスプレ街道への大門は開くのか！？

・レモンさんは痛車街道を進み続ける。だがその前に立ちふさがったのは秩父豊郷間都市間連絡特急"Inter-YUi/Ui"。高丘家も経験したことのない西日本の世界。6時間しかない超速達運用の先に待つ世界とは！？そしてレモンさんに驚愕の司令が通達される。その司令にレモンは！？最強テストヘッド試練の年が幕を開ける!!

次回。

冷やし高丘とレモンとかいうの。せかんどしーずん
トゥルル☆ダメ人間〜美しき趣味の人間破壊〜

お楽しみに…。

というわけで良いお年をお迎えください〜。さらだばー。

ではでは後編です。

ここからが本番。最優秀賞パルム・ドール受賞率が一気に跳ね上がるTVP二大部門の発表と参りましょう。では…。

VEST WORKING

2次元のメーカー・作品への賞。去年はMVMという名前でmixiを会場にやっていた本賞。この賞を受賞したcocotto(水沢深森さん),ひよたま御殿(長瀬ゆたかさん),祭社(ななろば華さん)のお三方が最優秀賞パルム・ドールを制しました。今年は歴代最多エントリー。その精鋭がここに集いました〜。

・ましろ色シンフォニー(ぱれっと)

・魔法少女まどか☆マギカ

・日常

・ロウきゅーぶ!

・IS(インフィニット・ストラトス)

・DOGDAYS

・痛車グラフィックス

・ユピテル

・てぃんくる

・和泉つばす

・都築真紀&草川啓造

・ぱれっと

・くすくす

・ローソン

・ACジャパン

・あいさつの魔法。及び攻強皇國機甲シリーズ

・アナロ熊

まずは特別賞から。ベストグラフィックアーティストを和泉つばすさんに。最優秀商品戦略賞をローソンに。ベストメーカーをぱれっとに。最優秀CM賞をACジャパンとぽぽぽぽーんに。

では…本賞と参りましょう。今回はダブル受賞です。両作品ともいろいろとあった作品。1つはファンを多大なる衝撃と共に恐怖のどん底に追いやりました。しかしはっきりとした感動を与えながらグランドフィナーレを迎え,あのセリフはネット流行語大賞すら契約させました。もう1つはグッズ作りにすら苦労するほどの超絶的作品。この作品のセリフをとある場所では絶対に言ってはなりません。特にあの都知事の前では？こちらです。

・魔法少女まどか☆マギカ
・ロウきゅーぶ！

どちらもいろんな意味で過激でした。まどマギは虚淵玄の本気,ロウきゅーぶはロリコンの吟詩を見せてくれました。来年はどうでしょう。しかし…次の賞も負けず劣らずの過激ぶり…いや…珍事？



GRANDPRIX



キャラクター賞。その名の通り,パルム・ドール受賞率ナンバー1の激戦区。歴代のノミネートは各所ヒロインの乱舞が恒例でした。しかし今年は人外から初のノミネートという珍事が発生しています。こちら。



・湊智花,香椎愛莉,袴田ひなた,萩山葵(ロウきゅーぶ!)

・シャルロット・デュノア(IS)

・東雲なの(日常)

・天羽みう,ぱんにゃ(ましフォニ)

・キュゥべえ(まどマギ)

・水無月遥,神無月葵(ツインエンジェル)

・ミルヒオーレ・F・ビスコッティ(DOGDAYS)

・イカ娘(侵略!イカ娘)

・春日野穹(ヨスガノソラ)

・霧島レイ(ユピテル)

・涼比奈姉妹&神楽翠(痛G)

・765プロ(IDOL M@STER)

・三日月夜空,柏崎星奈(僕は友達が少ない)
・赤座あかり(\アッカ

さあまずは特別賞。ベストバストを肉に,最優秀企業キャラクター賞を霧島さんに,最優秀ロリキャラクター賞をロウきゅーぶ全員に,ベスト嫁賞をシャルに,最優秀営業賞をキュゥべえに,審査員特別賞をイカちゃん,そしてみう先輩に…。

では…本賞と参ります。えー…こちらも珍事となりました。史上初の自体です。彼女は最初から大きな話題性を持ちながらアニメ放映開始を迎えました。その瞬間,全国で愛され大繁殖を遂げました。イヌもネコもウサギもハムスターも撃槌。そして北関東一帯で確認されたその異常繁殖は新聞一面をかっさらう大ニュース(嘘となりました。今や日本で一番キングな生物です。

・ぱんにゃ(ましろ色シンフォニー)

ノミネート線上に浮かんだ瞬間,一気に独走態勢。史上初の人外キャラクター受賞となりました。来年も人気は続くことでしょう。

では…

全てが出揃いました。残る賞はただ1つ。

今年,一番高丘が注目した話題に送られる権威あるTVPの最優秀賞。

それが…。


TVP Palme d'Or


さあ,最優秀賞です。今年もっとも高丘が注目したのは…


・ぱんにゃ(TVP GRANDPRIX受賞)




…って寝てますか…。

来年も幸せな年になりますように。

以上TVPでした。次は今年最後のご挨拶…。

では参ります。今年のNEWSと言えば文句なし!

・なでしこジャパン(女子サッカー日本代表)

震災以外の話題でコレ以外にニュースになった話題はないんじゃないんでしょうか？総じてサッカーはあらゆるスポーツの中で一番日本人に希望を与えたに違いありません。サッカーはボールしかいらない。ただそのボールさえあればどこまでもできる…希望を与えた女子サッカー。未だにつらい現実も多い女子サッカーの繁栄を切に願っています。是非ロンドンでも金を…。

では次の賞。


MUSIC PERSON



ジャンル関係なく注目したアーティスト・団体の賞です。声優も出来る限りこちらに…。今年は歴代最大のノミネート数。様々な話題が行き交ったこの世界で今年(高丘の中で)1番だったのは誰だったのか？ノミネートはこちら。



・田村ゆかり

・モーモールルギャバン

・ヒャダイン(前山田健一)

・広野智章・村井美紀・西木康智・戸田信子他(KONAMI)

・daniwellP

・神聖かまってちゃん

・やくしまるえつこ(相対性理論他)

・IDOLM@STER

・竹達彩奈

・花澤香菜

・古谷静佳

・栗林みな実

・水樹奈々

まずは特別賞。最優秀作曲家賞はヒャダインこと前山田健一さんに。ベストトラブルメーカーに神聖かまったちゃん。ベストJ-POPをモーモールルギャバンに。最優秀ボーカリスト賞をゆかりんと奈々さんに。高丘光一iTunes及びレモンライナー車内最多再生賞をゆかりんのアンジュ・パッセに。

では…本賞へ参ります。非常に悩みました。しかし,ファンたちにとっては待ちに待ったことが起こりました。痛車界でも相当な勢いを誇りました。誰に賞を…というのは無理です。平等にあげちゃいましょう。彼女たちです。

・IDOLM@STER

765に更なる繁栄あれ？ノミネートはされてないですが…。あの賞に…。

後編に続きま〜す。

では…。体重。

65.8キロ/体脂肪率20.5％

※体脂肪率は参考値。

遂に66キロの壁をも超えました。

32Sのように自分も夢を叶えたいところです。

ども。高丘です。

えー,今日の閉店後にやっと本格的に試乗することが出来ました。

ZC32Sに。

レモン「結論から言います。ZC31Sは勝ち目がありません」

そのとおり。まず乗る時から感触が違います。

外観はもう既にお話ししなくていいでしょう。賛否両論あるこのデザイン。ただ同じ戦法をプリウスが採用しています。そしてなにより外国ではこれくらい先代のデザイン残すなんて日常茶飯事。日本で少ないだけです。31Sオーナーの目線からとしてはリヤデザインの改善は大きいです。31Sのリアハッチ下の汚れやすさはイライラするものでした。32Sではここが改良されています。そして痛車の31Sオーナーへの朗報としてはウォッシャーノズルがボンネットにないことが挙げられます。これでラッピングのデザインに悩むことはありません。ぜひフルラッピングしちゃってください。

さて…では乗ることにしましょう。ドアをしめた時の音だけで内装の組み付けが面影がないほど頑丈になったことがわかります。HT系からZC系への以降の際は思いっきり世界戦略車へ方向転換するため,名前以外は全部変わりました。今回31Sから変わった部分で一番大きいところ。それが内装。スイフトは世界戦略車という中でも更に高級な車種へシフトアップした最大の証拠です。ハンドルには標準装備となったクルーズコントロールのスイッチ,液晶が組み込まれたメーター。どれも一昔前はこんなハッチバックにつける装備じゃありませんでした。つまりこの装備たちをガッチリ正確に組み付けなければ欧州で勝てないのです。そうでなければプライドごと分子レベルまで粉々にされて完敗してしまうのです。

安定性と快適さが増したシートからプッシュスタートを押して始動。個人的にはMTだったら回したい…という心がありますが,MT自体少ない少ない今はそんな贅沢なことは言えません…。始動するとやっぱりエンジン音は少なく感じます。内装も揺れることはありません。やはりこれくらい必要なのでしょう。

さて…欧州のクルマはファン・トゥ・ドライブに優れます。数字は二の字。トルク感と官能性を両立させるには数字を気にすれば,たちまち矛盾が生まれます。確実な加速をし,高回転域は精神を高ぶらせ,アクセルペダルから足を離せば的確なエンジンブレーキが返ってきて,しっかりと止まる。日本車が忘れていることです。なぜ80〜90年代後半の日本製2シーターは数字に見合った性能を見してくれたのか？乗った時の反応が素晴らしかったからです。バブル当時は100台の試作車を作り,1番良いものを選んで作ったといいます。今はそんなことはできません。試作車は作れません。そのかわりにコンピューターのシミュレーションを駆使します。実際にマツダ・ビアンテという試作車なしのクルマが実在し,それなりの成功を収めました。しかし,シミュレーションで人間の五感に勝てるかといえば否です。シミュレーションは時たま第六感しか必要ないクルマができます。それが市場に出てしまうのが日本車の世界。その第六感が必要なのは上層部が作る黒字決算の報告書のみ。クルマによっては,使う分には最高だけど乗る分には最低というものすらあります。乗る分もしっかりしなければ燃費にも安全にも大きな脅威となります。もちろん爽快感なんてありません。

では32Sでは？数字だけではわからない部分はどうか？

素晴らしかった…!

レモンのように2速発進でスタートしたのにもかかわらず,一切音を吐きません。喜んでと言わんばかりに回転を上げ3速を要求します。クラッチはスムーズ。31Sだと途中でコクリとなる反応が帰ってくることがありますが,それもありません。気づいたら切れています。クラッチに負けじとシフトフィーリングも格段に進化。気難しい2・3型の面影はなく,31Sで一番良かった1型よりもスムーズ。シフト自体の剛性感も上がっています。ギヤ比は適正。回転の上がり方は31Sよりも冬の雲一つない空のごとくスッキリしています。これはエンジンのインマニ樹脂化もいい効果を発揮しているんじゃないかと思います。

曲がり方はムチのよう。しなる感覚。重心は31Sよりも低いです。シートの目線が31Sより低いという演出も功を奏しています。コーナーは安定の高さからかスローモーションに感じ…たと思ったら気づけば曲がっています。当然31Sよりも思い通りのラインで。脱出は先程伝えた数々の好フィーリングタッチが全てをたすけてくれます。そして何よりどんなに曲っても疲れず安心して曲がれる。31Sのような重さもない。大きな進化です。

惜しむらくは5速へのシフトアップがちょっと気難しい点。これは恐らくバックギヤ投入に関する機構の問題でしょう。確かにノブを上げてバックに入れるこの操作は高級感を生みます。R34GT-Rのそれと全く同じなんですから…。ただ6速の日本市場投入経験が浅いスズキ。後の良い教訓にするだろうと期待をしておいた方のが気分的に良いでしょう。本当に不満はこれだけ。あとは全て素晴らしい。何度も言います。大きな進化です。

レモン「ということは2型後記狙いの方向でよろしいでしょうか？」

いやアンタは頑張ってくれないと困るんだがな…。