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2016年12月02日 イイね!

CB400SFとCB1300SFを比較して。

CB400SFとCB1300SFを比較して。CB400SF/SBについての感想をまとめてみましたが今回CB13000SF/SBと比較してみます。
CB400はNC39/NC42、CB1300はSC54です。
比較することによって違った見方やより細かく紹介できますからね。
現在僕はそのCB1300SBを所有しています。


この2台の乗り味について。

乗り味そのものは排気量の違いだけで正直同じと言っても過言ではない。

うまく表現できないのですが単純に排気量の違いだけと説明できてしまう。
基礎的な部分が同じというのでしょうか。
どちらも実に穏やかでしなやかな特性。

とは言え排気量が3倍近く違うのでパワーや車体に関しては大きく差が出ます。
1300ccの大トルクが成す余裕のある走りはより遠くへのツーリングへ誘うでしょう。

高速道路でのクルージングはもちろん追い越し加速もひとヒネり。
アイドリングでの発進も難なくこなします。
それでいてレスポンスがよくでスポーティな走りにも応えてくれる万能さ。
400ccの場合これに比べるとセンの細さを感じます。
実際に高速道路を走ったわけではありませんがそれに近い速度粋で走ってみるとやはりエンジンが唸り気味。
追い越しではギア操作を用いることも多いのかもしれません。
しかし決して400ccが非力というわけではありません。
かつ、直列4気筒の高回転エンジンを気軽に堪能できるのは400ccならでは。
ハイパーVTECという演出もパンチが効いてなかなか面白いです。

そして車体の重さ、大きさ。
装備重量で比較するとCB400SFは200kg、CB1300SFは267kgでどちらもABS付きのスタンダードモデルです。

約70kgも違うんですね。
1300ccの車体はズシリと重く大きい。
しかしクラッチをつなぎ走りだすとその重さがウソのように消え、軽快さすら感じるほど。


問題はその車体の取り回し。

僕の場合幸いそれなりの体格と経験によりその巨体をどうにか扱うことができています。
それでも坂道で登り方向に向かって押し引きすることはほとんど不可能ですし1cmにも満たない小さな小石や段差に苦しむことすらあります。
砂利に止めて休憩をし、再び走り出すため引こうとしたものの、動かすことができなかったことも。
油断すると重たい車体は容赦なく倒れてしまいますので常に気をつけなければなりません。
重いといえばクラッチも重いので渋滞などで発進・停止を繰り返すのは辛いです。
それに比べるとCB400SFはストレスフリーと言えるのではないでしょうか。

車体に関して伝えたいのがポジション。
このポジション、運転操作やコーナリングなどで違いがでてきますがツーリングでは体力にも大きく関わってきます。
CB1300SFの場合大きな車体から成り立つゆったりしたポジションはとても快適。
これに比べるとCB400SFはコンパクトなため長時間走った場合窮屈に感じます。

あくまで比較した場合ですけどね。
しかし実際、CB1300SBを選ぶまでいろいろ試乗を重ねたのですが肩がこったり膝が痛くなり休憩を挟みたくなるタイミングでも、レンタルしたCB1300SFは長い時間走り続けることができました。

そしてもうひとつ、足つき性。
CB400SFは足つきがよく、かつ軽量なので不安に思うことは少ないでしょう。

CB1300SFの大きい車体では両足がカカトまで着く人は稀。
片足でもお尻をずらさないとカカトまでは着きません。
僕自身がそうです。
ただ、これも慣れなんですよね・・・それなりの体格をもつから言えるのかもしれませんが。
説明にはならないのですが取り回しを含め慣れと言う部分も大きいのが正直なところ。
僕の場合CB1300SBに乗っていてカカトまで着けることはほとんどありません。
バランスの取り方を覚えればつま先でじゅうぶん。
むしろ足つきに頼るような乗り方をしていてはカカトまで着いたところで倒すことでしょう。
それに重さを支えるため踏ん張るのはつま先ですからね。

なんだかんだと言っても一番大事なのは身の丈にあった車体を選ぶこと。


最後に維持費の違いを比較。
これについてざっくり言うとほとんど変わらない。

バイクの場合400ccだろうが1300ccだろうが税金は同じ。
車検費用も同じ。

変わってくるところで言えば部品代です。
中でも思いつく中ではタイヤやチェーン&スプロケットの太さ大きさ、オイルの量あたりでしょうか。
CB1300SFのほうがタイヤやチェーンが太く、オイルも入ります。

しかしいずれにしても何割増しかなんですよね。

オイルだってプラス1リットル程度。
毎月オイルやタイヤを交換するような乗り方でもしない限り維持に大きな差は出ないと言えます。
また、そのような乗り方ならばどんな車種でもお金がかかるでしょう。


まとめると1300ccの魅力は余裕溢れる重厚さ、400ccの魅力は気軽に付き合えるフレンドリーさ、と言ったところでしょうか。


400cc、1300ccとラインナップされているBIG-1シリーズ。
1300ccが上位モデルで400ccが下位モデルかと言われると決してそんなことはなくそれぞれの枠で本当によく作りこまれたバイクだと思います。
どちらもライダーに寄り添うような穏やかさ、しなやかさとロードスポーツモデルとしてのスポーティさを兼ね備えています。

余談ですが1300ccの余裕のある走り、快適なポジションに惚れてCB1300に乗っていますがCB400SF/SBに試乗させていただき「あ、400ccもいいなぁ!」と400ccのよさを再認識させられました。
僕の場合大型二輪免許を持っていたのと高速道路をよく使うためより余裕のあるCB1300を選びましたが普通自動二輪、いわゆる中免だったならば間違いなくCB400を選んでいたでしょう。
実際に欲しかったバイクですし今、久しぶりに乗せていただいて楽しかった。
大きなバイクばかり乗っていると忘れてしまうのですがよりバイクの声を聞いて楽しむことができる。
CB400SFも今の感覚でいうCB1300SFのような大きさをかつて感じていたのですが・・・これをコンパクトに感じてしまうので慣れとは不思議なものです。


書きたいことを書いていたらずいぶん長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。



~2021年2月追記~
未だ多くのアクセスを頂いているので改めてまとめます。
400と1300の関係に上下はなくそれぞれのクラスのフラッグシップモデルです。
乗り比べてみても根本的な部分は同じだと感じます。
迫力のある車体、気持ちよく回せるエンジン。
どちらもCBとしての伝統です。
やはり車格が大きく異なることがポイントでしょうか。
1300は買ってみたけどデカすぎる重すぎるで手放すということもありうるでしょう。
車重は60~70kgも違いますから。
もしこの大きな車格を扱えるのであればゼヒ1300をおすすめします。
太いトルク、ゆとりのあるポジションはツアラーとしても最適ですしワインディングでのハンドリングも車格なりに軽快で楽しめました。
近場用にと250ccを残していたものの結局近場でも乗り回してしまったり。
400は1300目線で見るとスポーティに感じます。
高回転まで使い切れるエンジンや(1300に比べれば)軽い車体はスーパースポーツとはまた違った楽しさがありこちらも欲しいと思うことは少なくありません。
1300のズ太いトルクを活かす豪快なライディングもまた楽しいのですけどね。
維持費ですがやはり大差はない。
燃費やタイヤ、数万キロごとの消耗品の価格に差はあるもののトータルで見るとごく小さいもの。
ちなみにメンテナンスや車検関係が自分でできれば250ccとの差もさほど無いものですよ。

身の丈に合う合わない、何を求めるか次第。
最近は間になるミドルクラスのラインナップが豊富なのでこの2台で悩むことは少ないかもしれませんが参考までに。
Posted at 2016/12/02 23:20:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | インプレッション関連 | 日記

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