九州を中心とした大雨、そして台風、未だ明けない梅雨
夏らしい青空は一体いつ見られるのでしょうか ?
さて今回はドライブレコーダーのネタです。
ゴールデンウィークに起きたバイクによるリアバンパーの当てられ事故では、
その時前後に取り付けていたドライブレコーダーの記録が、警察の現場検証や
事後の保険会社対応などに於いてとても有用であり、本当に装着しておいて良かったと実感した次第です。
あおり運転事件が契機となり、後方記録にも対応した前後2台セットのドライブレコーダーや別売りのリア専用カメラなど各メーカーのラインナップがここ数年でとても増えているのはご承知の事と思います。
私の場合は、フロント用に発売されていた高画質・広画角の別々の製品(メーカーは同じ)を以前より前後に取り付けており、これで前後領域を監視してきました。
それぞれフラッグシップモデルながら価格がこなれた製品2台を購入して、コストパフォーマンスを上げてきました。
しかし今回の事故のようなバイクのすり抜け事故や、皆さんも経験されたことがあろう駐停車中のドアパンチや当て逃げ事故などは、両サイドを中心とした所謂 《 カメラの死角 》と呼ばれる領域で発生する事が多いため、私もこれらの事例にも対応すべくここ数ヶ月ほど色々と模索していました。
最近は360°全方向対応のドライブレコーダが複数発売されていますが、守備範囲は広いもののリア方向の画質が弱かったりとこちらのニーズに合致した製品がないのも事実で、しかも現在装着しているドライブレコーダーも無駄にはしたくないし・・・
と言うことで、今回あらたに両サイド方向を記録するため左右にそれぞれ独立したドライブレコーダーを導入しました。
室内に4台のドライブレコーダーとなる マルチカメラ仕様 です。
レンズを室内側に向ける設置でサイド側を記録方法は、強烈な逆光対応と画角・画質の問題で却下しました。
ハッキリ言って今回は
やり過ぎ !
かも (笑)
こう言う やり過ぎ派の殆どが過去に苦い事故やトラブルを経験した人だそうですが、私もそのうちの1人になってしまいました。
苦笑
そして新たに購入したドライブレコーダーはこちら。
TAXION のコンパクトドライブレコーダーお買い得2台セット (ネット販売のみ) です。
同様の製品でもうもう少し低価格のものもあるようですが、今回はこちらを選択。
このサイズで、300万画素CMOS、フルHD、HDR補正、 GPS機能なし、水平画角140° ( 対角170° ) などなど。
今回はサイド側記録が主目的のため、コンパクト、高画質、広画角、過剰な機能は不用といった私のニーズにぴったり合致した製品かと。
装着にあたり問題となったのはサイドへのカメラ固定方法。
付属のガラス貼り付けステーでは対応できないため色々と探した結果、
ピツタリのものを 黄色い帽子さんの特価で見つけました。
スマホ用としては小さめの吸盤、自由度の高いフレキシブルアーム、そして何と言っても台座の小ささがこのドラレコにピッタリサイズ。
サイドミラー付近の装着も考えて試行してみましたが、撮影角度や視界の妨げなどを考慮して今回このように設置しました。
乗降時に多少邪魔になりますが、実用上は問題なしです。
この設置、隣に並んだクルマのドライバーや助手席の同乗者からは
さぞかし威圧的 ? いや 失礼 ? と思われるかも。
フッと私のクルマの方に目を向けたら、カメラレンズが自分のほうを向いているわけですからね。
相手にレンズを問答無用に向けて撮影するのこの仕様、
ほとんど 林○ペー・パー○仕様 かも・・・(笑)
画像はご本人のホームぺージより拝借しました。
こうしてサイドにも設置した結果、もともとの前後ドラレコと合わせて、こんなんなりました。
記録スペックは
フロント : 動画400万画素 WQHD 2560X1440p 30fps WDR補正 GPS内臓
リア : 動画400万画素 WHD 2560×1080 30fps HDR補正
サイド : 動画300万画素 フルHD 1920X1080p 30fps HDR補正
十分過ぎるぐらいの記録だと思います。
それぞれのドライブレコーダーの画角度をスペック上の数値ではなく、
実際の記録画像をもとにして守備範囲を独自に作成てみました。
フロントAピラー側に少し死角が発生するものの、360°を殆ど守備できる仕様となりました。
フロントドライブレコ-ダはスペックよりもかなり広角で、運転席から見てもサイドミラー付近まで (水平画角160°ぐらい) までカバーしてくれていますから、今回取り付けたサイド側のドラレコの守備範囲近くまで記録してくれます。
これで、こんなドアパンチもしっかりと記録できるかな ?
あっ、エボⅦが悪いって言っているのではありませんので誤解のなきように ! (笑)
手持ちのミニカー画像ですから・・・・
下の記録画像は信号待ち時の4方向同時点での画像です。
フロントの右に写っている青いクルマのリア部分が、右サイドのドライブレコーダーにも写っていますがここで欠けている部分が死角となります。
この程度であれば殆ど問題ないレベルだと思っています。
リアクォーターパネル付近の守備範囲はバッチリですね。
これによりサイド~お尻まわりの監視は完璧 ? かも。
さて、走行中の監視記録はこれで大丈夫だと思いますが
問題はクルマを離れた時の記録です。
私の場合、自宅の駐車場はいたずらやドアパンチの心配がない環境ですが、
買い物やドライブなどでお出かけした時の一寸とした駐停車が問題です。
4台のドライブレコーダーの最大消費電力は 5W×4台 = 20W
駐車場監視機能は個人的にあっても使わないので、4台全て電源ONとした場合にはバッテリーの負担がかなり不安になます。
現在フロントドライブレコーダはバッテリー電圧低下防止機能つきユニットにて、一時的にクルマを離れる場合には常時電源ONにスイッチで切り替えて監視記録しています。
リア1台と今回のサイド2台のについては
短時間クルマを離れる場合には、それぞれ 5V 1A の高品質モバイルバッテリにUSBケーブルを差し替えるえることで常時記録を行っています。
ケーブルの差し替えは簡便にできるように運転席シートの横に少々細工しました。
しかし、発熱や発火のことを考えるとお勧めできる方法ではなく不燃素材を用いるなど何らかの対策を検討しています。
特にこれから梅雨が明けて室内が高温となる季節ですから要注意です。
エーモンからタイマー電源付きシガーソケットが販売されていますが、私の仕様では使い勝手が悪いため却下しました。
このように駐停車中の課題もありますが、取り合えずほぼ全方向を記録する環境が整ったので暫くはこれで様子を見てみます。
まずはマルチドラレコ仕様のご報告まで。