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新車購入から現在まで9年半、これまでボディーコーティングは新車時とその4年半後の計２回を三菱のディーラーにてウルトラガラスコーティングなるものを施工してきました。

この間、クルマは常に屋内保管できる環境でしたが、サーキット走行が多く、しかも最初の5年は降雪地域での転勤であったこともあり、ボディーは鉄粉や融雪剤などにより過酷な状況に置かれていた筈です。

そもそもディーラー系のガラスコーティングは下地処理の甘さから、その謳い文句程長持ちしない事は以前から言われていた事ですが、さらにこのような過酷環境のため最近ではボディーの艶も随分と減り、小傷やウォーターデポジットによる除去できないシミなども目立ってました。

そこで間もなくマイエボが10年を迎えることを一つの区切りとして、これからも長く乗り続けるために、以前から一度やってみたかった ” 磨きのプロ ” によるガラスコーティングをお願いする事にしました。

東京都内にはガラスコーティング専門ショップが数多くありますが、どこのショップにするかを色々と検討した結果、葛飾区にある【トラフィック】さんに決めました。

選定は下地処理による徹底したこだわりと理論（ウンチク？）、価格、アクセス、ネット情報などを総合的に判断。

お願いするにあたり、事前に実車を持ち込み診てもらい、どの施工プランが良いかを金山代表と打ち合わせましたが、実に親切な対応と下地処理の重要性とボディーメンテナンスについて詳しく説明して頂いた事に加え、金山代表が以前エボⅩのＲＳでジムカーナ競技をやっていたという点も選定の後押しとなったのは間違いありません。


前置きが長くなりましたが、今回施行したガラスコーティングは最上級のトラフィックガラスコーティングではなく、その下位の
【ブレードガラスコーテイング（超撥水）】。
フロントウィンドウ撥水加工は無料サービス。

塗装の経年数を考慮しての判断となりました。

とは言っても価格は税込みで約10万円と結構なお値段。
いきなり最上級コーティング（価格はド級）でなく下位コースで仕上がり具合を確認してみて、納得入ったら数年後に再施行する時に最上級コーティングを選択肢に入れようと言う思いもありました。



こうして5月30日にショップ預けること約一週間

天気が崩れる予報の週末前にエボを引き取ってきました。




仕上がりはスマホ撮影の写真では表現しきれていませんが、御覧の通りです　！





ピッカピカ の ツルッツル の ヌメヌメ（笑）







ボンネットには、マンション建設のクレーンの鉄骨一本一本までクッキリハッキリと映り込んでいます。







鏡面のようなリアトランク表面には家の窓がクッキリと・・・







サイドも同様に見事な映り込み








目立たないトランクやドアの内側もピッカピカ




ここまでキレイになるのかと感動　！


もちろん全てのキズが消えているわけではなく、サーキツト走行などによる飛び石のダメージ部分は流石に凹として残っていますが、それでも以前より目立たなくなっていますね。



代表の金山さん、曰く

「過酷な使用環境にもかかわらず、小傷があるにしてもボディー全体のクリア層の厚みや質が１０年近い経年とは思えない程に状態が良いです。これまで屋内保存であった事に加え日常の洗車方法が丁寧であったことが伺えます。これまで大切にしてきた事がよ～く分かりますよ」と。


ボロボロの塗装状態だと思っていましたので意外でしたが、自分の顔がニンマリしているのが分かりました。


ただ、このブレードガラスコーティングでも耐久性は屋内保存でも２年弱と短いとの事。
最上級グレードのトラフィックガラスコーティングなら４年半ぐらいの耐久性があるらしいですが、４年間もシミやキズを作らないようにする事は無理であり、結局再施工による下地処理をするのであれば、今回のブレードガラスコーティングを2年後位に再施工しても決してコスパは悪くないかもです。


こうしたコーティングにお金をかけることに ？ と思う方もいらっしゃるようですが、そこは人それぞれの価値観によるものであり、本人が満足しているのであれば良いでしょう。
洋服や食べ物、またはオネーさんにお金をかける人がいても批判しませんよね　？


今年の2月～今日までの4ヵ月、新型コロナの自粛対応によりそう言えば、送別会、歓迎会、飲み会、外食などは一度もしていなかったので、何気に貯まっていたお小遣いをこのコーティングに充てられたのは正直助かりました。


梅雨に入る前に、密に気を付けながらキレイになったエボで出かけたい　！