 日本人のクルマ好きで 『トヨタ・クラウン』 を知らない者は居ないだろう。言わずと知れた、日本を代表する高級セダンだが、カローラやファミリアと共に子供時代を過ごし、大人になってからも決して裕福とは言えない私には “身近で遠い車” と言うか、ここで取り上げたのは 「エステート(ワゴン)」 の一度きり。そんな私も四十路を迎え、ジジイに近づいたからなのか、若かった頃と比べ 『トヨタ・クラウン』 が気になる存在になってきた。週末にウォーキングをしていると、先代S210型クラウンの個タクをやたら目にするが、私好みの “しっかりとトランクのある” スタイルなので 「格好いいなぁ」 と見る度に思う。そのクラウンも、昨年のモデルチェンジでガラッとデザインが変わってしまった。それについては後述する。
日本人のクルマ好きで 『トヨタ・クラウン』 を知らない者は居ないだろう。言わずと知れた、日本を代表する高級セダンだが、カローラやファミリアと共に子供時代を過ごし、大人になってからも決して裕福とは言えない私には “身近で遠い車” と言うか、ここで取り上げたのは 「エステート(ワゴン)」 の一度きり。そんな私も四十路を迎え、ジジイに近づいたからなのか、若かった頃と比べ 『トヨタ・クラウン』 が気になる存在になってきた。週末にウォーキングをしていると、先代S210型クラウンの個タクをやたら目にするが、私好みの “しっかりとトランクのある” スタイルなので 「格好いいなぁ」 と見る度に思う。そのクラウンも、昨年のモデルチェンジでガラッとデザインが変わってしまった。それについては後述する。 ↑↓という順で並べてみた。左列一番下から1983年のS120型(↑)1987年のS130型(↑)1991年のS140型(↑)1995年のS150型。右列一番上から1999年のS170型(↓)2003年のS180型(ゼロクラウン)(↓)2008年のS200型(↓)2012年のS210型。やはり車のデザインは並べると面白い。1991年のS140型と2003年のS180型でデザインがガラッと様変わりしている事がよく分かる。個人的には、子供の頃のS120型やS130型が “THEクラウン” という感じだが、デザイン的には1999年のS170型が最もバランスが良く見えて好ましい。
↑↓という順で並べてみた。左列一番下から1983年のS120型(↑)1987年のS130型(↑)1991年のS140型(↑)1995年のS150型。右列一番上から1999年のS170型(↓)2003年のS180型(ゼロクラウン)(↓)2008年のS200型(↓)2012年のS210型。やはり車のデザインは並べると面白い。1991年のS140型と2003年のS180型でデザインがガラッと様変わりしている事がよく分かる。個人的には、子供の頃のS120型やS130型が “THEクラウン” という感じだが、デザイン的には1999年のS170型が最もバランスが良く見えて好ましい。 このS170型クラウンと同年にデビューしたクラウン長年のライバル日産・セドリックのY34型が以前からとても好きで、ここで取り上げた事もあったが、「ポルシェデザインによるデザイン」 という真しやかな噂まで流れるほどスタイリッシュなY34と比べ、S170はオーソドックスで地味。そのデザインが好ましく思えるようになったのは、やはり私がジジイになってきた証拠かもしれない。セドリックは2004年に 「日産・フーガ」 にバトンタッチして寿命を終えたが、そのフーガは現在、街で目にする機会も少なく、未だ元気なクラウンとの対比も踏まえ “ブランディング” の何たるかを考えさせられる。
このS170型クラウンと同年にデビューしたクラウン長年のライバル日産・セドリックのY34型が以前からとても好きで、ここで取り上げた事もあったが、「ポルシェデザインによるデザイン」 という真しやかな噂まで流れるほどスタイリッシュなY34と比べ、S170はオーソドックスで地味。そのデザインが好ましく思えるようになったのは、やはり私がジジイになってきた証拠かもしれない。セドリックは2004年に 「日産・フーガ」 にバトンタッチして寿命を終えたが、そのフーガは現在、街で目にする機会も少なく、未だ元気なクラウンとの対比も踏まえ “ブランディング” の何たるかを考えさせられる。 さてそのトヨタ・クラウンは、御存知の通り昨年のモデルチェンジで長年続けてきた4ライトの古典的セダンスタイルを捨て、ジャガーXJ 同様に6ライトの近代的セダンスタイルに生まれ変わった。2001年に日産・スカイラインがV35型でガラッと変わった時を彷彿とさせるが、やはり個人的には旧型までの4ライト&太いCピラーこそがクラウンのアイデンティティという感じがして、現行型は未だにクラウンとは思えない。VW・ゴルフは、未だデビュー以来の伝統たる “太いCピラー” を堅持している。検索すれば賛否両論 分かれている事だろうが、個人的には 「継承して欲しかった」 との思いが拭いきれない。
さてそのトヨタ・クラウンは、御存知の通り昨年のモデルチェンジで長年続けてきた4ライトの古典的セダンスタイルを捨て、ジャガーXJ 同様に6ライトの近代的セダンスタイルに生まれ変わった。2001年に日産・スカイラインがV35型でガラッと変わった時を彷彿とさせるが、やはり個人的には旧型までの4ライト&太いCピラーこそがクラウンのアイデンティティという感じがして、現行型は未だにクラウンとは思えない。VW・ゴルフは、未だデビュー以来の伝統たる “太いCピラー” を堅持している。検索すれば賛否両論 分かれている事だろうが、個人的には 「継承して欲しかった」 との思いが拭いきれない。 先月、2002年以来17年ぶりの復活となるA90型 『GRスープラ』 がアンヴェールされたが、余りにずんぐりしてて不格好で、見た瞬間に興味が失せてしまった。86/BRZのデザインも余り好きではないので、多田哲哉チーフエンジニアと趣味が合わないのだろう。
先月、2002年以来17年ぶりの復活となるA90型 『GRスープラ』 がアンヴェールされたが、余りにずんぐりしてて不格好で、見た瞬間に興味が失せてしまった。86/BRZのデザインも余り好きではないので、多田哲哉チーフエンジニアと趣味が合わないのだろう。 スバル・フォレスターが独自の1500㎜台の全高から、約10㎝のアップと共に “売れセン” にシフトし、抗議の声を挙げたあの日から、早11年が過ぎた。現行型は全高がアップしてから3代目だが、11年前に書いたのと同じく、現行型には初代や2代目のような独自の道を行く気高さのようなものを感じないし、これも同じく、マーケティング一辺倒 “マーケットイン” と言われる市場迎合型商品ばかりが世に溢れ、“プロダクトアウト” と言われる提案型商品、個性的ニッチ商品が生まれない現状を憂い、それが許された時代への郷愁は、加齢と共により一層深く…。
スバル・フォレスターが独自の1500㎜台の全高から、約10㎝のアップと共に “売れセン” にシフトし、抗議の声を挙げたあの日から、早11年が過ぎた。現行型は全高がアップしてから3代目だが、11年前に書いたのと同じく、現行型には初代や2代目のような独自の道を行く気高さのようなものを感じないし、これも同じく、マーケティング一辺倒 “マーケットイン” と言われる市場迎合型商品ばかりが世に溢れ、“プロダクトアウト” と言われる提案型商品、個性的ニッチ商品が生まれない現状を憂い、それが許された時代への郷愁は、加齢と共により一層深く…。 “なんちゃってSUV” フェチとして、現行車で最も気になるクルマはスバルのXV。個人的には現行(3代目)より、先代(2代目)の方がよりデザインが好みだった。特にオレンジの個体とニアミスすると、いつもしばし目を奪われる。
“なんちゃってSUV” フェチとして、現行車で最も気になるクルマはスバルのXV。個人的には現行(3代目)より、先代(2代目)の方がよりデザインが好みだった。特にオレンジの個体とニアミスすると、いつもしばし目を奪われる。 11月19日、日産自動車 会長のカルロス・ゴーンが逮捕されました。1999年から19年にも及ぶ“長期政権”の末路は衝撃的なものとなった訳ですが、“ゴーン時代の終焉”で私の頭に浮かんだのは、“ゴーン以前の日産車たち”でした。特にゴーンが来る直前に発売されたY34型セドリック・グロリアは今も“史上最も美しいセダン”と捉える一台。「他にどんなのがあったかな」と、『自動車ガイドブック』90年代後半の物を眺めていると、私の想いはゴーンや日産とは別の方向に.....90年代末と言や、ちょうど私が免許を取得した頃.....。
11月19日、日産自動車 会長のカルロス・ゴーンが逮捕されました。1999年から19年にも及ぶ“長期政権”の末路は衝撃的なものとなった訳ですが、“ゴーン時代の終焉”で私の頭に浮かんだのは、“ゴーン以前の日産車たち”でした。特にゴーンが来る直前に発売されたY34型セドリック・グロリアは今も“史上最も美しいセダン”と捉える一台。「他にどんなのがあったかな」と、『自動車ガイドブック』90年代後半の物を眺めていると、私の想いはゴーンや日産とは別の方向に.....90年代末と言や、ちょうど私が免許を取得した頃.....。 初代デミオは「チープながらも良く出来た実用車」という世評ですが、今や当時のハイトワゴンスタイルを捨て去り、グローバルなベーシックコンパクトに生まれ変わってしまい、私は二代目までのハイトワゴンスタイルを断固支持していたので未だに残念ですし、初代・二代目デミオへの郷愁は初心者時代の想い出と共により深いものになっています。
初代デミオは「チープながらも良く出来た実用車」という世評ですが、今や当時のハイトワゴンスタイルを捨て去り、グローバルなベーシックコンパクトに生まれ変わってしまい、私は二代目までのハイトワゴンスタイルを断固支持していたので未だに残念ですし、初代・二代目デミオへの郷愁は初心者時代の想い出と共により深いものになっています。| 比較写真②>コンパクトカー編 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/08/07 21:46:13 |  | 
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