まだまだ、去年のblogだったりします。あと1回で年を越す予定です。
中古で購入したエキシージですが、必要なものは殆ど装着されていたので、そんなに追加するものはありませんでした。この辺りは中古で買うと良いところです。
とりあえず、早急に何とかしたいところは以下の点です。
①シートを一番前にしてもクラッチを踏み切ると足が伸びきってしまう。短足が憎い。
②斜め後ろの視界が絶望的。真後ろが見えるだけましですが、ハッチの吸気口のせいで極悪。ミラーを併用しても死角大。
③エリーゼから移植したレーダー探知機を同じ場所に設置しようとしたら、ガラスの角度がエリーゼより急なのか、設置できず。4インチは大きすぎる。
④ドライブレコーダーは必需品だが付いていない。
⑤背が低いせいで、被視認性がイマイチ。
⑥相変わらずシートがブカブカ。
とりあえず、安全にかかわることが多いので、取り急ぎ対応しました。
①シークレットペダルカバーの導入。
元々、イギリス人の大柄な体型に合わせて作られている車なので、短足胴長チビの私の体型に合う訳もありません。エリーゼはギリギリ何とかなったのですが、なぜかエキシージは微妙にペダルが遠い。クラッチを踏むと足が伸びきるので、これだけは何とかしたいところでした。
エリーゼの時に買ったBRIDEのZODIAはそのまま取り付け可能で、少しだけ前に出るので、どうしようか考えましたが、高いオプションでカッコいいシートを外すのはちょっと気が引けたので、外の方法を模索することに。
センターコンソールが邪魔なので、シートを前に出すことは出来ないため、逆転の発想でペダルカバーを被せることにしました。
ペダルカバーは定番のJAEのカバーです。

形状的に汎用品は付けられそうにないので、専用品にしました。1cmと2cmを選択でき、ぜいたくなアルミ削り出し。非常に良く出来ております。問題はちょっとお高いこと。こればかりは短足に生まれたことを呪うしかありませんが、ポジションが決まらないのは死活問題なので、迷わず購入しました。

取り付けると、踏み込んだ時にアダプターの下側が隔壁に当たるので、隔壁側にゴムを貼って対応しました。

2cmのかさ上げでポジションがばっちり決まりました。ちょっと費用が掛かりましたが、何とかなってよかったです。
②ワイドミラーの導入
エリーゼもお世辞にも後方視界が良いとは言えませんでしたが、そんなに困るレベルではありませんでした。しかし、エキシージはエリーゼにガラスハッチが付いているような形状の上、リアにはウイングもあるので格段に後ろの視界が悪くなっています。特に斜め後ろは、エンジンルームの吸排気メッシュが有ったりして絶望的。標準のドアミラーだとかなりの死界が出来てしまいます。さすがに危ないので、ワイドミラーを導入することにしました。色々と商品を探してみましたが、納期も短くお値段もお手軽なZOOMエンジニアリングの商品にしました。視界を極力減らしたかったので、600Rのエクストラブルーミラーを選択しました。


ワイドミラー、非常に広く見えるようになって良かったです。ルームミラーとの距離の違和感もあまりないですし、これは買ってよかったと思います。ただし、同じ面積に幅広く映るので、左側の縁石は寄せづらくなりました。問題はこれぐらいですね。
問題は取り付けにありました。この商品、クリアランスをギリギリに作られていて、フィット感は素晴らしいのですが、はめ込むときに思い切って押し込まないとミラーの脇のゴムのような素材にはじかれて嵌めることが出来ません。初めはあまりに嵌らないのでZOOMさんに相談したところ、たまたま社員の方が私の自宅に近かったので、帰り道に直接見に来てくれました。直接嵌めてもらったら、あら不思議。キチンと嵌りました。ミラー自体湾曲しているので、真ん中に力を掛けると割れてしまうので、隅を押して嵌めるときちんと嵌りました。
教えて頂いた方法で、やり方が分かったので、大丈夫だと思ってZOOMの方が帰った後に自分で嵌めてみました。ミラーを持つのに吸盤を使っていたのですが、これが良くなかった。吸盤が外れて、ミラーが地面に落ちてちょっと欠けてしまいました。これぐらいなら大丈夫だろうと思って、嵌めてみたら・・・・なんということでしょう、ばっちりヒビが入って割れました。

ちょっとでも欠けるとそこから割れるそうです。すぐに電話をしてZOOMの方から1枚だけ購入させてもらいました。何度も迷惑かけて申し訳ありませんでした。
③レーダー探知機のダウンサイジング
エリーゼで使用していたCOMTECのZERO 83V。特に問題は無いですし、そのまま使おうと思って、ディーラーでエキシージに移植してもらったのですが、大きすぎました。

まあ、3年も使っていますし、これは代替えのいい機会だと思って、同じCOMTECのZERO 702Vという3.2インチのものに交換することにしました。COMTECはOBDのデータが見やすいのでお気に入りです。

3年の経過で大きく変化があったかと聞かれればそんなこともないのですが、日光が当たると悪さをするモーションセンサーが無いのが良かったです。3.2インチで多少小さくなりましたが、やはりエリーゼと同じ場所には移設できず、やむを得ず同じ位置で運用することになりました。

ブースト圧が相対圧でみられるはずなのですが、エキシージは対応しておりません。残念。
④紆余曲折の後にナビにクルーズスカウターを取り付け
エリーゼの時は、ナビを持込みで取り付けたので、始めからクルーズスカウター機能の付きだったので、ドライブレコーダーの機能も含んでいました。
今回のナビはクルーズスカウター機能は付いていなかったので、別途ドライブレコーダーを取り付けようと思い、いろいろ調べたところ、KENWOODのDRV-610に落ち着いて購入しました。
ふとしたことで、クルーズスカウターユニットの値段を調べたら、なんと15,000円ぐらいで売っているではないですか。確か4万ちょっとで売っていたのにどうしたのか。沢山作り過ぎて在庫が余ってしまったんでしょう。即購入してしまいました。買った後にAmazonで13,800円で売っているのを見つけて、ちょっとガックリしましたが。なんと、DRV-610より安い値段で手に入ってしまいました。


クルーズスカウターユニットだと、フロントガラスに張るのはカメラだけでOKなので、とてもすっきりしますし、ナビにおまけも機能も付くのでとてもお得です。

安く手に入れられてラッキーだったのですが、DRV-610が余ってしまいました。これは後々有効利用しましょう。クルーズスカウターユニットは自分で追加取付しましたが、結構面倒でした。映像入力コードはディスプレイユニットを取り外さないとダメだったので、外すことに。



欧州車用のDINを外すのに工具が必要だったのですが、これはエリーゼの時に使用したキットについていたものを取ってあったのでラッキーでした。電源等の配線は、ナビの配線がむき出しなので、ここに割り込ませました。

ちなみに、配線をするために助手席側のパネルを外そうとしたら、エアバックカバーのクリップが壊れて外れてしまいました。このクリップ壊れると元に戻せません。

ディーラー聞いたら1個551円で4個で2204円もするのでした。しょうがないので翌日、買いに行きました。

助手席パネル側がエアバックカバーの下に潜り込んでいるので、知らないと絶対壊れます。ディーラーで聞いたら上手く外すそうですが、失敗することもあって、その時は素直にクリップ交換するそうです。余計な出費でした。


問題はカメラの配線。Aピラーのカバーの外し方が分からなかったので、フロントガラスとカバー無理やり配線を割り込ませました。仕上がりはイマイチですが、見えないので良しとします。
⑤デイライト復活の儀式
本国ではデイライトの装着が義務付けられているため、車両側にはデイライトの機能が備わっています。しかし、日本のデイライトの基準が300カンデラまでになっていました。本国の仕様だとこの明るさの基準に引っかかってしまうため、わざわざ機能を殺して出荷されています。ポルシェも同じ理由で殺してあるのですが、あちらはECUセッティングでON-OFF出来るスマートな仕組みなのですが、ロータスは単純に配線をカットするという原始的な方法で対応しています。カットする方が手間がかかる気がしますが、その辺はロータスらしいところで・・。
さて、デイライトの基準なのですが実は2016年の10月に法改正がありまして、300カンデラ以上のものも認められるようになりました。やりました。と喜びたいところなのですが、要件に適合しないとダメです。ざっと法律を読んでみたところ、白色で2灯で左右対称というところまでは分かったのですが、それ以外の取付位置や、車幅灯がデイライトを兼ねているのがOKなのか良くわかりませんでした。多分、EUで認可を受けていればOKなんじゃないかと期待しています。
今のところ大丈夫か分からないので、ON/OFFのスイッチを付けること前提に考えることにしました。
エリーゼの時は、車内のヒューズBOXの手前で配線が切られていたので、加工が簡単だったのですが、エキシージは違う模様。
整備書をよんでみると、フロントカウルの下にあるヒューズBOXのDRLのヒューズがあるようだったので、フロントカウルを外して、ヒューズBOXを外してみると、ビンゴ。エリーゼのようにビニールテープで巻かれた切れた配線2本見つかりました。

更に配線図を見てみると、この配線の先にイグニッションでONになる電源が繋がっている模様。となると、この切られた配線の先にイグニッションONで12Vが流れる配線をしてあげれば良さそうです。運よくヒューズBOXなので、ヒューズ電源取り出し配線を使えばすぐに取り出し可能。イグニッションでONになるのを探したところ、パワーウィンドウのヒューズが20Aと容量も大きいのと、窓を動かす時だけ電気が流れるのでここから取ることにしました。

助手席側の方が開け閉めしないので、助手席のパワーウィンドウのヒューズから電源を取り出し、間に5Aのヒューズを入れて、切断された配線に繋ぐと、無事点灯。スモールを点灯すればきちんと減光しました。やりました、これで機能を復活させることが出来ました。

さて、これでDRL機能を復活出来ることは分かりましたが、このまま走ると適法かどうか分からないので、一度機能を殺して、間にスイッチを入れる方法を探しました。
エリーゼの時は車内まで配線が来ていたので、単純に配線の間にスイッチを噛ましていましたが、今回はフロントカウルの下。ここから車内に配線を通すルートを探してみましたが、どうも一筋縄ではいかない模様。どうしようかと考えましたが、昔フォグランプのスイッチでワイヤレスのものがあったはず。ワイヤレスでスイッチON/OFF可能なものがあれば使えそうです。いろいろ探してみると、車体側からのスイッチが電池式のものが見つかりました。電池式は避けたかったので更に探してみるとありました。これを使えば車内からON/OFF出来そうです。

家に届いたものを見てみると、リモコンの受信部もそんなに大きくないので、上手くヒューズボックスの空きスペースに入りそうです。受信部にはACC電源と常時電源が必要とありますが、エキシージにはACC電源は無いので、イグニッション電源をACCに繋ぎ、常時電源はシガーソケットのヒューズから取りました。アースをアースの下にあるナットにしてみましたが、上手く反応しないときがあったので、ヒューズボックスと留めているナットに変更。

とりあえず仮繋ぎしたリモコン部からのONで無事に点灯しました。リモコンはオーディオ裏からACC電源を分岐し、コラムの下にアースをして配線。問題はスイッチをどこに埋めるかですが、これはエリーゼの時と同様にアルミ板を加工してステアリング下部の右の空きスペースに取り付けました。アルミ板は0.5mmのものを使用していたのですが、カッターでは中々くり抜くのが大変で、余計な傷が入ってしまったため、これに0.3mmのアルミ板を貼り付けて、強度を増すのと見た目をよくしました。実際使ってみると、ちょっと斜め下を向くので、点灯確認のLEDが見にくくはありますが、それ以外に問題はありませんでした。

実はこのスイッチ、モード切替が付いていまして、点滅と徐々に明るさが変化するパターンが選べるのですが、点滅にするとスーパーGTのパッシングランプみたいになって非常に威圧的なので、間違って押さないようにしないとなりません。 一度、ONの時にエンジンを切るとOFFにならずにそのままONが継続されます。その時、スイッチ部分のLEDが点灯しないので、車内からは点灯しているか確認できません。この部分は改善の余地ありですね。でも、所期の目的は達成できたので、とてもよかったと思います。
⑥悩んだ末にシートクッションを導入
シートについては悩みました。BRIDのZODIAも保管してあるのでそれにしようと思ったのですが、車検非対応なので、車検の時に載せ替えないといけないのと、屋根を外さないと載せ替えしにくいこと、一番の理由は折角の純正シートを交換したくないことでした。さりとて、純正シートは私には大きすぎる。あと、微妙に腰が痛い。
この悩みを解決するためにいろいろ探してみて、シートクッションを導入することにしました。選んだのはMisson PrizeのAMAZING GT。沢山パッドが付いているアルテイメイトというものを選択しました。
実際使ってみると、使い方に工夫が必要ですが、ちょうど良いにすることが出来ました。ただし、フルバケ形状のシートにこの商品のパッドをすべて取り付けて敷くと、狭くなりすぎました。色々と調整していくとパッドは股の部分だけ使って後は外しています。結局、一番安いのを買っておけばOKでした。ああ。無駄遣い。
ボクスターのシートもイマイチ合わないので、一番安いものを購入してパッドを使い回ししようかと思案中です。
問題があるとすれば、固定用のゴムがイマイチなので、この部分をもう少し丈夫にしてもらえるとありがたいと思いますが、結果的には楽になったので良かったです。
以上、とりあえず問題のある点は手を入れました。これだけ導入しておかげでかなり快適に運転できるようになりました。もう弄るところがないです。
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エキシージ | 日記
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2017/02/25 23:15:37