金の葉ッパのブログ一覧

レース中に折れたシフトコントロールロッドとユニバーサルジョイントを止めているロールピンの件。
今までの穴を利用して穴あけしてボルト止めにしょうと考えていたらユニバーサルジョイントの端が短くて穴がはみ出てあけられない感じ。
又なにかとお金と手間が掛かる予感。
コントロールロッド、ユニバーサルジョイントを調べてるとスナップオンの手工具で使うユニバーサルジョイントを棒に溶接してる人が居てビックリ。まぁ機能すればいいワケだからアリだけど高級工具がもったいねぇ〜って思ってたらユニバーサルジョイントって案外高価。
今付いてるのがレーステック社(ボーゲソン社製造)なのでそれより差し込みが長いレーステック社(アペックス社製造)の物を取り寄せてみました。（スナップオンの2.5倍近く高かった。）固定するのに均等にトルクが掛かりパイプが潰れないって言うえぐりの付いた推奨の専用サドルワッシャーも用意しました。
ただ肝心なボルトとナットが無い。
他の部品の注文もあるので今回はここのお店で買ったのですがボルトを取り扱ってないとの事で日本で買えばいいやって安易に考えてました。
たまに利用する別のレースパーツ屋さんではこのユニバーサルジョイントを止めるのにエアフレイムボルト半ネジ10-32なる物を推奨しています。（長さ、首下、半ネジ部まで指定）
こんな事を聞いちゃうとレース中にロールピンが折れた悔しい記憶が蘇ってきてそれ買うしかないだろってなります。
たかだかボルト2本とナイロンロックナット2個をアメリカから取ったらいったいいくらになるんだか？たまにそんなアホと思える人居るけど（前回ネタの自分）無いものは無いんだよなぁ〜
　M5チタンボルトも考えたけど市販だと3つ程グレードがありましていいヤツだとアメリカからエアフレイムボルトを輸入出来る程なのでヤメ。
インチネジで有名な都内の鋲螺屋さんも何軒かお世話になっていますが半ネジになるとちょっと弱いです。
関西の英車専門ネジ電装用品屋さんは半ネジも揃ってるけどエアフレイムボルトは置いて無い。
う〜んエアフレイムボルトとは何ぞや？少し勉強をしていましたら〜英国米国ショップのようなお店を発見。
探していたエアフレイムボルトやそれに準じたロックナットが有りました。
鋼材までも有りミルスペックのクロモリ角材、丸パイプも各種インチサイズで揃ってます。
ここのウチの凄いのがインチ以外の物がほぼ見つからない事。ニヤリ、インチ天国。（特定されると困る大人の事情があるので伏せておきますが既に知っていたら流行らせないでください。笑）
バックヤードビルダー英車乗りの大好きなインチロッドエンドやファスナーもわんさか。助かります。
クルマ1台、全てエアフレイムボルトに変えるといくら位掛かるのか考えてしまいました。（バックヤード物はボルト点数少ないから驚くほどではないですが。）
ケージ加工用にミルスペックの1-5/8引き抜きクロモリパイプも売ってもらいました。
後は下穴寸法をどーするか悩みながらUSJ（ユニバーサルスタジオジャパンではないですよ。）取り付けてみます。
　
　

狭いスペースに2台置ける4柱リフトが欲しくてトライアンフ専門店だったかな〜やっていたお店が輸入してくれるって言うので頼んだのが17〜18年位前。トラックをチャーターしてサブ6レーサーさんと取りに行って、オヤジも交えて組み立ても手伝って貰ったなぁ〜。
最近シリンダーからのオイル漏れが酷くなり遂に重い腰を上げました。
前からシリンダーの通気孔からはブッシャーってリークしていてタンクに戻すようにホースで対処してたけど今度はシャフト側。
そろそろ直さなくちゃなぁ〜って思っててもオイルシールがインチ、油圧シリンダー専用形状のはず。国内調達はまずムリ。
あのトライアンフ屋さんも連絡が取れなくなってるし。メーカー名も型番も分からず当社オリジナル的な日本語マニュアルをよこされたのが有るのみ。
ヒントはMADE IN USA、赤いリフト？？？
こんな経緯があり腰が重かったが気合いを入れネット検索
引っかかりました。バックヤードバディ（けっこう有名なリフト屋さんみたいです。）
社長のメルアドも見つけたので
通じていないかもしれないけどこんなイメージの英文をメールしてみました。
　自分:「あなたの会社のリフトをとても気に入っています。長年使っていますがシリンダーからオイルがリークしています。ダダ漏れです。助けてください。」笑。
赤いデキシロンIIIが痛々しく、したたる写真とマニュアルに挟んであったオーダーした日がわかる注文書の写真も添付。
すると翌日に
　プレジデント:「17年も使ってんのか？モデルと寸法おしえてよ」との事。
　 自分:「モデル？分からないです。寸法は現行モデルと同じです。」
　プレジデント:「よし分かった、合うか分からないが送るからやってみろ！」
合うかわからないからくれるって事か？
しかし、スッとボケの甘ったれた日本人に思われたくないので
　 自分 :「品代と送料教えてください」
すると
　プレジデント: 「金額？そんなの気にするな合うか合わないかとりあえず
　　　　　　　　やってみる事が先決だ！」
トランプさん的イメージ、ワイルドだろ〜。
合うか合わないかわからないけど送ってくれると言うのだ。ありがたい。
しかし〜翌日サービスマネージャーから
　「その件についてはプレジデントから私に代わりました。
　　シリンダーを専門店に持っていき分解してもらってください。
　　そしてオイルシールの寸法を教えてください。その方が堅実です。」
だろ〜やっぱしなぁ〜
しかしこんな訳ありシリンダーを受けてくれる専門店なんてあるわけ無い。
自分の存在を忘れられる前にあの2m弱のデカくて重いシリンダーをリフトから外し、シャフトとアルミ製のピストンをシリンダーから抜き取り慎重にバラしました。
構造は簡単だけどシリンダー側のネジ溝部があたっているのか中々抜けませんでした。
リーバイスの馬のようにクルマで引っ張ろうかとも思ったけどスライドハンマーみたいな動作をキリがない程やっていたらポコーんって抜けました。下に段ボールを敷いていてセーフ。
そして計測。
ゴムが歪んだりしてるのであえてインチに変換せずにミリで返信
インチの国の人だから嫌がるだろうなぁ〜。
形状もあるはずなので写真も送る。
すると回答
　サービスマネージャー:「あるっちゃあるけど合うかわかんないよ。どーする？」
　リペアキット78ドル
　送料48.65ドル
多分写真だけで判断した感じだなぁ。計測要らなかったかも？
　自分:「わかりました。買います。よろしくお願いします。」
　サービスマネージャー:「健闘を祈る。」
と言う流れで4日間ほど英語の勉強と肉体労働をしてました。

待つ事一週間。
来ました。材質、色、形状（仕組みが被せる内中外３層の物が内外2層で被せて組む様になってたり。）が違い焦りましたが組み合わせていくとピストンの溝に合うようになっています。（改良したって事でしょうかね？）
組み付けが終わりポンプの中の古い作動油を抜き新しいデキシロンIIIを15リッターぶち込んでスイッチオン！
あれだけデカいシリンダーだからエア噛みも大変。
上下動作を何度も行います。タンクから新油が噴き出します。
勿体ねぇ〜（日本特有の言葉）
しばらく時間を置いてエアーが落ち着くのを待ちます。
1番下げた所で適量補充。
そして上げ過ぎるとシリンダーに負担がかかるのでカムロックが効く最上位置で停止して様子を観察。
漏れてな〜い。大成功。
自分のケツは自分で拭けました。ヨカッタ、ヨカッタ。
「オイル漏れが止まりました。ありがとう」とプレジデントとサービスマネージャーに御礼のメールをしました。
って輸入元も無い、直してくれる所も無いアメリカ製リフトの話でした。
追記
プレジデントからメールが来ました。
リフトにあなたのクルマを載せてる写真を送ってくれたらオイルシール代と送料を返金するよって。
気を使って頂きありがたいですが写真かぁ〜
広告にでも使用されるのか面白い展開になりそうですが直ったのでもう大丈夫。
これでこの話は終わりです。

明けましておめでとう御座います。
暮れの諸々が解決しないままですが何とか年を越せました。
今日は暮れに武闘派ロータス師匠がダムまで初走りに行くとお年賀でMorozoffが貰えるって言うから行って来ました。（本気です。笑）
9時に集合場所から出発でしたが遅刻寸前ギリギリでクラブ員に合流。
ダムまでの久しぶりの道のり。ヒーター無し隙間風でスースーしますが清々しく楽しかったです。
ダムサンデークラッシック の集合場所に着くと次々と山を登ってきた骨董車達が集まってきました。
新年の挨拶とクルマ談義を距離を取って行い（遠過ぎとマスクに遮られて会話が成り立っていませんが心は一つ、分かっています。クルマに対する愛）例のMorozoffを
頂き11時には解散。下山ツーリング。
人のクルマが走っているのを観るのも楽しみのひとつ。
こんなクルマ達が永遠に走れればいいなぁ〜と考えちゃいました。熱い意志を持った若者に引き継がれればと思いますがそー簡単にはイキそうもないのが世の中。
今年は明るい先が見える年になります様に。（最近心が弱っていて宗教がかった言い回し多ですいません。）