金の葉ッパのブログ一覧

今日は朝からZ（ホンダの）のヘッドランプ不点灯修理です。
中性脂肪異常数値、大腸ガンのおそれ、胃カメラ、内視鏡、そりゃ〜恐ろしい体験をここ2ヶ月の間にしました。身体の調子の為、ラーメン禁止中、豆を食ってれば間違いないと言う事で黒豆を買いにクラッシックカー仲間が集う桐生市まで行ってきました。チャップマンの誕生日は昨日だぜって言われちゃいました。ジムクラークの命日に行ったきりでした。
談話後、深夜の帰り道
いきなりプラスチックがコゲたような匂い。
数分後、
パチっ、
正面が真っ暗に。
ヘッドランプが消えました。
街灯と追い越し車線を走行するクルマの左側に溢れる灯り（競争している訳ではありません。アナタが居ないと真っ暗で前が見えないのです。どうか逃げないで。）を頼りにどーにか帰って来れました。
先週サブロクさんと議論したばかりの旧車にハロゲンを付けた場合はリレーハーネスキットは必要か？ボクは必要だと思います。過去のクルマには全車付けていました。
このクルマは前オーナーの好みでキャレロが付いて居たのですが、ハーネスキットが付いてないのでヤバいな〜と思ってはいたのですが、、、。
前にもヤッタのか？このクルマが来た時、車内には修理で使ったと思われるディマースイッチとヘッドランプスイッチが入っていました。
当然、取って置いて有ります。
このヘッドランプスイッチは逝ってる可能性もありますが点検用に買った可能性もあるので試しに付け替えてみました。
なんともラッキーです。点灯しました。
このスイッチは大事にしなくてはならないので
昔買ったFETのハーネスキットを取り付ける事にします。

じゃーん。やっぱ、こーじゃなきゃね！！
似たような赤を作り塗ってみました。
かつてこのクルマのホームグランドでの
不名誉なアダ名:ヅラッチョ。
ヅラッチョなんてもう言わせないぜ！
そもそも名車ロータスエランにサンルーフ、屋根切っちゃうヤツが悪いのですけどね。おかげで安く買えたけどありがとうとは言いたくないです。背負い投げで投げ飛ばしてやりたいです。屋根だけに頭突きですかね。
その時、所有した人の自由だと言う人居ますがなんだかなぁ〜？？？

このエランの場合は歴史的なヒストリーがある訳でもなく一般的な市販したクルマなのでセンスの問題なのですけどね。
60年代にルマンに出たヒストリーのあるマシンにヴィトン貼りするんだとかガルウィングにするんだって人が居ましたが、えっ？と言うと「だってオレのだもん、何しょうが自由だ！勝手だろ!」と。う〜ん、、、お金と運のある人には勝てないけど長い目で見て、買ったのでは無く、いっ時だけ高いレンタル料を払って借りてるんだと言う認識で次世代に残して欲しいものです。
　まだ天井内張りがありますが経費削減の為ウェザーストリップを外さずにやったので生地の折り込みが出来ないので純正タイプのハリガネ３本入りは使わずにエリートの様に塗るか検討中。

厄介なのが残ってました。
表裏をサンドウィッチにして貼っておかないと繋がりが表しか無いので強度が無く切れて浮き上がってしまいます。
下からの攻撃は溶接のスパッタのように樹脂が上から降ってきます。
表側の時は味方だったのに裏側になると敵になってしまう重力。
頭にボタボタ。
こんな時に限ってローラーの動きが悪い。
ハケ、ハケ、大きいの〜探す。　
固まる〜時間がない。慌てる。
樹脂で重くなったガラス繊維がボタッと落ちる。
そいつを拾いあげてオマエはこうだ〜天井に押し付ける。ゴム手袋がベトベトで自由を奪うがもう片方の手にあるハケで均します。
樹脂の攻撃によって頭が鉄腕アトムの様にカッチカチのテッカテッカになってしまうんじゃないかと。
清酒の通箱プラケースに座る見物人I氏に僕の頭大丈夫ですか？と何度も確認。
まだ大丈夫だと？？
とりあえず修羅場は超えました。

最終表面均しと巣穴埋めの為のポリパテ塗りです。
満州タルクを大量に買ってあったのですがザルを通り抜けるツブが混ざっていて使えないので市販のポリパテを使いました。もっとシャバシャバにしたいのでポリエステル樹脂を混ぜて使いました。
シャバシャバにした理由はデカい面に塗りやすい事と巣穴に入り込み易い。ここでは重力が味方してくれました。
あとは下地です。メーカーの指定通り2液型のエポキシプライマーを塗ってから更に２液型のプライマーサフェーサーを入れます。あと少しです。