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tommmyのブログ一覧

2022年03月19日 イイね!

マツダ、ロードスターのKPCについての考察とか推測とか

Motor Fanの記事改良型マツダ・ロードスターの新技術・KPC生みの親に聞く5W1H:KPCはなぜ生まれた? 制御の中身は? 今後のFR車にも適用できる?が一番わかりやすく解説されていた。

これはつまり、コーナリング時、リヤ内側にごく軽くブレーキを掛けてインリフトを減らそうというシステム。姿勢変化抑制ではあるけど、タイムアップ狙いではなくてぐらつき恐怖感低減が目的らしい。

ブレーキによる疑似LSDはゴルフなどに搭載されているけど、それとはまた別。あちらはLSD効果狙いでインフリフト空転防止と外輪側増速(オープンデフの場合)を出してくれはするのだけど、横に滑りながらも前に進む、機械式LSDのトラクション感は薄いというか、そもそも制動でトラクションが出るわけはないのでグイグイ進む感じは出ないしローターはチンチンに熱くなるので、まあサーキット向きではない。グリップの範囲内でスポーティに走る分にはいいだろうけど、そっから先が欲しい人には向かないなというのが自分なりの評価。
クルマの向きさえ変えてしまえば直結4駆トラクションが最強、それを活かすための、カウンターは戻してゼロから少しインでアクセル全開の加速旋回が理想、という前提の話。

で、戻ってKPCだけど、これはリアの安定感、ヒラヒラフワフワ感の味付けがよくなるというものらしい。低速域でリアがヒラヒラ動くと高速域ではグラッときてスパッと流れて怖い、ので高速域でのグラツキを緩和する制御をいれてようだ。

ロードスターって元々ヒラヒラ動くクルマだから、そこの良さを生かしたまま高速域でも怖くないようにという意図。そして制御も内輪差監視のみによるシンプルな制御だからLSD組んでも大丈夫らしい。これ大事。

まあ、結果そうなるのだが、サスのアンチリフトを上手く使っているので、そうなる。ブレーキ使ってタイヤの接地面を後ろに引っ張ると、後ろ下がりのトレーリングリンク後端も引っ張られるのでハブを引きあげる力になる=車体をジャッキダウンさせる、となる。

アンチリフトや、アンチダイブは配置によるパッシブ制御でピッチング姿勢変化を抑制するものとして採用されてきたけど、ブレーキ力を使ってロール姿勢制御に使うのは新しい考え。運転が超上手い人はコッソリやってるんだけど、本当に微妙な制御なので精度の出ない(微小操作できない)TRCやABS装置ではできなかったものらしい。

利かせ具合は左右輪の差分(内輪差)の量で効き具合を決めているようだけど、将来的にはその立ち上がり具合をみるくらいはやるかもしれない。余計な制御要素が増えるとわかりにくくなるしいじりにくいのでその程度にしておいてもらえるといいな。

このKPCとその前に発表した前輪側のGベクタリングコントロール、エンジン車よりもEVのモーターだともっと高精度に制御できる。エンブレとトラクションで姿勢作る。まあ、モーターなら左右輪のトルクベクタリングもできるから、そこから外輪多く回してAYC旋回、でタイムは出るだろうけど、理想の動きである直結4駆トラクション最大活用につなげるのは難しいかも。グリップからスリップはリニアじゃないし、4輪全部滑っているような状況ではタイヤ(ABSセンサ)からは車両速度のセンシングができなくなるから、別の方法が必要になるんだけど、それを人の感覚に合う挙動にするににはまた熟成期間が10年くらいかかるだろうな。
Posted at 2022/03/19 21:07:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | シャシー | クルマ
2017年04月23日 イイね!

アルミテープのアレと空力デバイス

考察のみ、というとカッコイイが単なる妄想と言うとイヤラシイ派かクダラナイ派に分かれますな。

最近流行りのトヨタ謹製アルミテープチューン、銅のがいいとかいろいろあります。
あれって、リアウイングとか空力デバイスに使うと効果増大なんでしょうか。
増大なんていうと、また派閥争いがアレですかね。

F1で使ってるDRSなんかは意外と絶妙なストールセッティングになっているのだとか言いますが、まああんな使い方です。

スタティックディチャージャーを空力デバイスに仕込んで、放電ON・OFFでエアフローの剥離点を変化させられるなら、効き具合を変えられるわけですから。

直線で失速させて、コーナーでダウンフォース稼くとかいうと設定が難しいので、移動ではドラッグ低減、サーキットでダウンフォースとかさ。

ウイングにアルミテープ貼るのとか、導電ワイヤー仕込むとかそんなに難しくないし、もっと簡単にするなら、ジンクスプレー吹いちゃうとかでいいかと。

でも、そんな動かない可変空力デバイスが有効だったらF1でさっさと採用してると思うんだけど、やってないってのはやっぱりダメなんですかねぇ?

あ、TOYOTAだからWRCのヤリスはなんかしらつけてるということなのかなぁ。
Posted at 2017/04/23 22:24:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | シャシー | クルマ
2017年01月03日 イイね!

アライメントで大事なのはリア、リアのトーから

アライメントで大事なのはリア、リアのトーからいや、全部大事っちゃ大事なんですけど、出していく順番としてはまずリアで、特にトー。
前に真っ直ぐ走るように、基準を作らないとその先なにやっても無駄になっちゃいます。
アライメントテスターとかお持ちならちょちょっと調整できるのかもですが、んなものどころかトーゲージなんかも持ち合わせていないワタクシはもっぱら視認です。いつも見てるから自分のクルマなら目見当でそれなりにわかります。

観察の仕方を覚えてしまえば意外とイケます。スマホの画像でもわかります。
この画像でみてみましょう。前後のフェンダーの水平方向の開きでトーの違いがわかりますな。

これはホイールリムの見え方が同じ位置から撮ってます。鷹はホイールが黄色なのでわかりやすいですが、リムが見えなくなる位置で撮ろうとしてもズレるので、車に対して車体内側の目でギリギリ見えなくなった立ち位置で、その逆の目(外側の目)の位置にレンズを置いて撮ったものです。
こうすると見える量が決まるのでズレてるとわかります。ちなみに目が離れている人ほどリムが太く見えます。きっと。

この時トー角が値としては判っていなくても、左右や、測定したときの画像と比較すればどちらにどれだけズレたかは相対的にわかります。
きちっと数値を出した時にこういう画像撮っておくとあとあと便利、というわけです。

車体右側(画像の左側)は、先日のドラシャブーツ交換の際にいじっちゃった状態。前後タイヤの間にドアがバッチリ見えてしまっている、、、ということは撮影位置が外側ってことです。外側から見てるのにリアタイヤはこっち向いているので若干トーアウトになっている、というのがわかりますね。

車体後ろ側からやってもいいんですけど、うちのホークの場合、後ろにマッドフラップがあるので車体後方からタイヤの側面が見えません。まあ、リア出っ張っていて前からよく見えますからこんなやり方が丁度いいのです。

前後のトレッド幅が同じ普通の車の場合、リアトーインでは前から見るとフロントタイヤに邪魔されてリムが消えないかもですが、その辺は各自基準とする見え方を工夫すればよいのです。


しかし、こう見るとリアフェンダーの被り具合がちょっとアレですな。
東京ウエノクリニックだと被りの方をチョイチョイされてしまうようですが、ホークの場合はタイヤのほうをチョイチョイしたいところ。
とはいえ既に80ミリものシークレット○○で張り出させているので、これ以上はアレですし、トレッド拡がっちゃうと機械式駐車場のギリギリパレットがもっとギリギリになって、出し入れするときポロリしてしまいそうなのでなかなか悩ましいところ。ポロリはダメージ大きいのです。
Posted at 2017/01/04 18:28:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | シャシー | クルマ
2015年09月11日 イイね!

ロードオブハブリング。そしてサンポールの魔法

メタリックグレーのガンダルフとか出てきませんが、魔法じみた話はでてきます。

効くって噂をとある筋より聞きまして、1台分2千円でまあ騙されてみるのもいいかなと思って付けてみたんですよ。
効果というか変化はありです。なんかね、振動なくすうーーっと転がる感じ。
サスとか硬いんでそういう突き上げとか路面のアンジュレーションやタイヤのゴツゴツ感は変わらないのだけど、なんか、すうーって車輪が回ります。すぅーって。

これまでもタイヤ取付けるときはセンター取れるようにしてました。ハブボルトをいきなり工具で締めずにできるとこまで手締め⇒掌底でタイヤを突く⇒さらに手締め、をタイヤ回しながら繰り返して、手でしならなくなったらトルクレンチで2回に分けてカッチン。
これだけでもインパクトで締めるより綺麗にすーっと回るんですけど、ハブリングつけたらもっとすぅーーーーーって。(体感には個人差があります)

多分、ネンピとかタイムには殆ど影響ないし、ドライバー以外があからさまに体感できるレベルでもなさそうなんで、こういう違いを体感してみたいって人だけ焼肉1回我慢して試してみるのもいいと思います。


あと、タイヤはずしたついでにホイール洗浄。
しばらく放置してたのでブレーキダストもすごいんですけど、中古で買った時から雨ジミというかスケール汚れが酷くて、全然取れる気配がなかったので今回思い切って酸洗浄。
薬剤はもちろん一般家庭向けほぼ最強酸性洗剤サンポール。10円玉がピカピカになるアレです。

うちのホイールはアルマイトブロンズTE37。軽量高剛性だけじゃなくて掃除しなくてもダスト汚れが目立たない、ズボラオーナー大喜びの逸品です。

アルマイト皮膜は結構強いので、多少の無茶も数回なら大丈夫と踏んでやってみたところ、着けただけでブレーキダスト落ちる落ちる。こすらなくても勝手にとれてくくらい。

でもさすがにうちのVSOPカルシウム複合スケール、取れたのは一部というところ。
あんまりつけっぱなしにすると色褪せしたり曇るので、そこそこで処理完了にしました。
それでもスポーク面とかは目立たなくなったので、あとは次回に激落ち君で削りましょう。

サンポール、ブレーキダストにはかなり効きますけど塗装とか金属にも強く反応するので、ご利用は計画的に。
Posted at 2015/09/11 22:05:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | シャシー | 日記
2014年12月20日 イイね!

SF14はダラーラさん

年末ですね。
フォーミュラニッポンの総集編番組見てますが。今年のシャシーはワンメイクでダラーラ製。
社長のジャンパオロ・ダラーラさんはストラトスやカウンタックのシャシー設計で有名なエンジニア
まだレースに関わってるのはすごいなぁ。とおもいながら、でもストラトスのあのリアサス、トレーリングリンク剛結ってはどーよ?と。
ホークはピロで逃がせるようになってます。さすがにそこは改良してていいでしょう。

あと空力、というかラジエターの通過風をちゃんと抜けるようにしないとなぁ。
Posted at 2014/12/20 19:29:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | シャシー | クルマ

プロフィール

「@まなひろ 予備校も高くなったなぁ。御茶ノ水行ってました。帰りに途中のゲーセンで1回だけセガラリーするのが好きだった。模試判定上がるよりベストタイム更新の方が嬉しかったなぁ。」
何シテル?   06/13 16:18
クルマ趣味は走る/直す/作る、一通りをできるだけ自分でこなします。Blogの過去記事には、今とは異なる考えの内容もありますので疑問に思ったらコメントなど頂けると...
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