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前回チラッとニュースからブロクにしたけど、あれから色々と考えが巡りまして。
ＨＣＣＩやらなんやら言ってますけど、結局ディーセルの欠点がないやつが最強内燃機です！って言ってるのではないかと。
そんなディーセルをこれから作ろうとするとき一番大きな問題になるのは排ガスの清浄性。
軽油だとどうやってもPMが出ちゃうし、後処理装置もやっかい。
とにかくそこが解決できるなら何でもいいからガソリンでできるならいいじゃん、みたいなところなのかと。

実際のところは、高圧インジェクションが高価で割高、とか、運転状態によってはススの付着などで初期性能の維持が難しい場合がある、とか細かくネガな点はいろいろあるよね。

で思ったのは、要はガソリンエンジンをディーゼル化するのがSKYACTIV-Xなんだな、と。
でも逆に軽油ディーゼルエンジンを火花点火化する方法もあるのかな？と。

どうするか？バイフューエル。軽油とガソリン両方使うってこと。今やガソリンでも直噴エンジンじゃないですか。だからディーゼルにガソリン混ぜてしまって点火すればできるんじゃないかと。
インジェクターの潤滑問題は解決しないといけないけど、材料で対応すればそんなに難しい話でもなさそう。

インジェクター高圧だし、触媒もスス対策で割高になると思うけど、軽油のお値段考えたら、燃費はすごくいいわけじゃないですか。
で、高回転高負荷のところだけほぼ１００％ガソリン運転にして定常やアイドルはほぼ軽油ディーゼル。

まあ、両方やってるマツダだから、そんなことはもう考察済みどころか試験済みで割高だからやりませんよ、みたいな結論は出ててのSKYACTIV-Xなのかもだけど、だったらそういう資料だしてくれるととちゃんと考えてトライしてる感があっていいんだけどな。


未来のヨーロッパは電気自動車にするみたいだけど、あれ、チャージ問題はどうするんだろう？
充電は時間かかっちゃうから普及してくるとコンセントの奪い合いになるよ。



ＰＳ　そういえばSKYACTIV-Xはスロットル付きである模様。資料よく見るとバタフライがありました。
ただ、開弁率高いからポンピングロスが小さくなるんだそうな。


ＰＳ２　バイフューエルじゃなくてマルチフューエル、エタノール、メタノール燃料もっていうのは書いてて思ったけど、供給の問題があるからダメ。あれは初めからガソリンと混ぜて混合率変えられないからね。