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tommmyのブログ一覧

2005年08月26日 イイね!

GDB インプレッサ typeRA SpecC in 筑波サーキット

GDB インプレッサ typeRA SpecC in 筑波サーキット Monologue55  2003.8.31

 筑波走りました
 復帰第2段は他のクルマのインプレッッションです。先日、友人のGDBインプレッサで筑波2000を走りました。
 筑波の本コースを走るのは実は初めて。完熟もなしにいきなりレーシングスピードで大丈夫かいな?なんて思いつつ走ってみると、これがとーっても走りやすい。
 まずはクルマに素性の良さに感心。これいい車ですよホント。なんたってターンインでイメージ通り回頭してくれるから、クリップ外さないし、そのあともだらしなく外に逃げるような素振りが微塵もないんで、運転していて楽でタマランです。
 ほんと1つのコーナーで3回失敗しても辻褄を合わせられる感じ。BCだとそうはいきません。ブレーキングも荷重移動もステア操作もめちゃめちゃシビアで、1つでもしくじると綺麗に曲がりません。自分のクルマからタイヤを履き替えさせて走ったから、タイヤの条件は全く同じはず。けどどうしてこうまで違うかなぁ?
 エンジンパワーも十分だし、ブレーキも踏めば効く。まあ難癖つければブレーキはもうちょっと軽めで効いて欲しい感じかな。
 コーナー脱出の時のフロントLSDも使いやすいですね。
 効きも分かりやすくてバランスもいいです。フロントは効いてるかどうかわからないという評判ですが、全開にすれば効いているのははっきりわかります。あのくらい弱いくらいのほうが恐怖感なく使えるのでいいでしょう。リアはもうちょっと効きが強くてもいいかもしれませんが。
 私のBCは明らかにフロントLSDが強すぎるため、効いた瞬間から内側に強烈に巻き込まれ、コーナリングラインが折れてしまいます。綺麗に曲がれないだけでなくもし巻き込まなかったらコースアウトしますので常にギャンブルのような怖いダメセッティングです。
 コーナー立ち上がりでフロントのLSDを効かせると、感覚的には荷重とコーナリングフォースがバランスしていないような不自然な感覚が生じるものなので、ステアをニュートラルに戻しながら使います。(実際にはLSDによりそれまで抑えられていた外輪のコーナリングフォースが使えるようになるんですが。)
まだ使い慣れていないのでここはまだ自分の感覚を信じることにしてというところです。タイムを出すにはもっと奥深い技があるのかもしれませんけど。

 GDBは全体のポテンシャルが高いというのもありますが、クルマを速く走らせるのに有効なインフォメーションが的確に入ってくるということが操縦しやすさを生んでいるんでしょう。例えば、ブレーキングで限界に近付くとスリップ音が聞こえてくるものですが、これがいいクルマでは限界までどのくらいあるかによって微妙に、しかも正確に変化していくのでどんどん追い込める。
このインフメーションがそこそこのクルマだと、変化に再現性がないので、ドライバーがその音を信じて同じ追い込み方するとまだまだ余裕があったり、逆に超えちゃってたりするってわけです。
ブレーキングだけではなくて、ステア反力の微妙な変化やフロントのグリップ感はターンインでステアを切りこむべき速さや量を、テールのスライドしそうな感触はクリップや立ち上がりでのアクセルの踏み具合を教えてくれます。GDBはこれらのインフメーションをとても正確に伝えてくれるので限界いっぱいに近いところで走らせやすいです。これはクルマとして弄る必要ないでしょう。

 一方、筑波のコースはといえば、こちらもほどよくデカくて面白いです。
 普通にというと変だけど、まあそこそこ攻めている時はリズミカルに各コーナーを処理できるのですが、GDBインプレッサで本気で詰めようとするとコーナーの間の直線区間が無くなって、ほとんど全てが複合コーナーになり、途端に難しくなります。
 今回は一応ラジアルタイヤで1分12秒だったけど、ここから詰めようとすると操縦技術もさることながらライン取りとか1LAP通しての戦略が必要になってきますね。いやこれは面白いコースです。
Posted at 2005/08/26 01:22:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライビング | クルマ
2005年08月25日 イイね!

ECU あるいはロムチューン 2

Monologue54  2003.8.25

 再開しました。
 ええと前回のアップが去年の11月だから、・・・おひさしぶりです。
 いや更新しなかったのは別に何があったと言う訳でもなく、また再開したのもなんとなく。
 しばらくはネタがあるはずなので、しばらくは続くでしょう。
 それでは本題へ・・・

 点火時期の設定方法
 いきなり核心だけど、どんどん進角していって、ノッキングが出たら止まるところまで戻す。
 一文で終わってしまいました。でも今のところこれを基本にしてやってます。
 MAPは回転数と負荷(混合気量)の2つを元とした2次元のマトリクスなんですが、最初の段階で見るべきポイントは限られてます。
 運転条件的に一番厳しいのは当然全開高負荷、最高回転の点ですから、まずそこの点火時期を取ります。ノッキングが出たら止まるところまで戻して、です。
 これを基準点とし、同じ方法で漸次下げた回転数での全開高負荷でとって行きます。
 すると、最大出力カーブにあわせた点火時期が線として設定できているはずです。そうしたら今度は負荷の低い部分に対しても進角させていくと、面として完成するはずです。
 

 全開で加速しているときに、5000でノッキングが出たらそのまま踏んでいけません。壊れます。だから上からノックさせていって、降りて来るわけです。
 それに、もうひとつ。ブースト制御が独立していると、作業が早く進みます。
 ROMはデータの違うものに差し替えなくてはいけないので、走行中に調整できません。一方、ブーストコントローラは走りながらでも加給圧を変えられますから、常用圧でノッキングしなかったら圧を上げてみてどのくらいのマージンがあるかを知ることができるわけです。
 こうすると、比較的早く最大負荷での進角量が決められる、というわけです。
 ハーフアクセル時のMAPとかはフィーリングなんかも含めて補正していけばいいですから、あとからやることですね。
 現時点ではここまでできています。確かにパワーは上がっているはずなんですが、テスト中にオーバーブーストしていた加速感がどうしても頭に残るので早くなった気がしないってのがこのやり方の最大の欠点かもしれません。


P.S. 実はこのやり方だと限界がありますがそれはまたいずれ。
Posted at 2005/08/25 21:33:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2005年08月25日 イイね!

ECU あるいはロムチューン

ECU あるいはロムチューン Monologue53  2002.11.13

 さて、ひさびさの本題です。最近Link頂いたところもあるので、F1フリークサイトだと思っている方もおられるのではないでしょうか?違うんですよぉ。
 本サイトは私のモノローグです。普段漠然と思うことを書き出すことで整理し、まとめることでさらに理解を深めたり、ただ単に思い付いたことを書きなぐって新たなアイディアを生み出すためのものです。
 読んでいただける方のご意見も募集しているのですが、なかなか頂けません。発表したり議論する場もないから仕方ないんですが、無策にBBSを設置してしまうとダラダラと馴れ合ってしまうのでそれはやりません。なんかいい方法があれば採用してみたいですけどね。

 さて、最近はECUで遊んでいます。といってもROM上のMAPをいじっているだけです。これで設定空燃比と点火時期を変えることができます。
 このいじりかたはいろいろあるんでしょうが、我流です。多分その筋の人からすると見ちゃいられないような稚拙な方法でしょうけど、そこをあえて公開してみましょう。
 ベースは、ある程度手を加えられたMAP。というのもエンジンがオリジナリティ溢れる(酔狂すぎて他人はやらない)ハイコンプレッションローブストターボ仕様なので、すでにMAP細工のスキルを積んでいる知人にそれにあわせてある程度変えてもらったものです。

 さて、いじる時はどこから変えていくのがいいんでしょうか?点火時期が先?燃調が先?
 その前に、それぞれの数値をいじるとどうなるんでしょう?
 んでもって、どうなると良くて、どうなるとダメで、ワーストケースは何でしょう?
 疑問だらけですがこれ、私も思ったことです。準備万端整って、さあいじるぞという時に降って湧いた疑問の山。
 しばらく考えました。で、自分なりに付けた筋道がこれ。
 絶対条件として、ワーストケースのエンジンブローは避けたい。作業中すべてのプロセスでエンジンを壊さないように、安全に事を進めたい。
 目標は出力トルクと燃費の向上。ただこの2つは相反するので両立は難しい。まずはパワーを絞れるだけ絞り出して、その後で燃費をケチった方が迷走しなくて済むハズだ。

 じゃあ、この方針に則って、MAPを変えていくとしたら、どうするのがいいのでしょう?
 点火時期は進角すればパワーが出る。が、やりすぎるとノッキングを起こしエンジンを壊す。
 じゃあ遅らせる方向なら絶対安全かというと、そうでもない。遅らせると排気温度が上がって、壊れる。
 空燃比はもっと複雑。理論空燃比14.7で最も綺麗に燃えるが、パワーはもうちょっと濃い比率12 付近で最大になる。排気温度は理論値より濃ければ濃くする程下がると考えていいが、濃すぎる空燃比は触媒を傷めることになる。
 それぞれの現象はセンサをつければ測れる。ノックはノックセンサ、排気温度は温度計で判るが、温度に関しては限界温度が何度なのかは判らないし、そもそも測定位置で計測温度が変わるのだから、これを絶対指標にするのはちと不安。
 一方ノッキングは発生する/しないという現象なので限界が分かりやすい。とすればまずノッキングぎりぎりまで点火時期を追い込んで、燃調はそのあと詰めればいい。

 ということでまずノックセンサを入手し、点火時期MAPに手を付けている。点火時期MAPの具体的ないじりかたはまた次回ということで。
Posted at 2005/08/25 12:56:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2005年08月25日 イイね!

2002 Formular 1 Champion

2002 Formular 1 Champion Monologue52  2002.11.2

 まだまだF1ネタが続きます。というか最近BCで遊んでいないのでネタがないのです。
 F1の走りについて、いろいろ書いてみますかね。
 絶対速度は速いです。ってそれは当たり前か。
 さすがに余分なものがないフォーミュラは切り返しの速さなんかはもう別ものですねぇ。いつでもどこでもヨーレート変えられますよーってな感じでスパスパ向きが変わる。
 でもそれは軽いからというよりもエアログリップの効果でしょう。スピード出ていれば常に4つのタイヤに荷重が掛かっているので、フロントならコーナリングパワー、リアならトラクションがいつでも掛けられる。
 楽といえば楽なんだろうけど、その中で一番いいところを引き出してタイムを出すってのは大変だろうねぇ。

 さて、そんな中で驚異的だったのが、フェラーリ。
 これは素人が見ていても判るくらい、走りがもう全然違います。
 TVだと判りにくいかもしれませんが、飛び抜けて攻められるクルマになってます。
 一番分かりやすいのがコーナーワーク。ドリフトアングルが他車に比べて深いです。
 しかも、イン側は前後とも縁石にタイヤを乗せている状態でスライドしてて、安定してる。
 これはちょっとすごいですねぇ。
 ハコ車なら当たり前なんですが、ちょっと考えて下さい。ダウンフォースが掛かってます。
 サスにすごい荷重が掛かっている状態でちゃんと作動してる訳です。
 まあ、車重が500kg、ダウンフォースが1tとしたら、荷重は1.5t。まあ、ハコ車並みで、これはいいとしても、速度によって1G荷重が変化するのにどうやって対処しているんでしょうか?謎ですわ。
 前後のダウンフォースバランスをある程度調整すれば、高速オーバー/低速アンダーの傾向をある程度打ち消すことはできるだろうけど(あ、これハコ車でもやってるか)変化の幅がここまで大きいと常識が通用しないこともあるだろうし。
 そんな次元でサス動かしてタイヤをちゃんと接地させてるから、フェラーリはドリフトしながら縁石踏んでも大丈夫なんでしょう。

 来シーズンはF1もレギュレーション変更だそうで。
 勝ったらハンデつけてイコールコンディションにして、もっと面白くしようっていう考え自体はいいんだけど、バラスト積むってのはどうかなぁ?まあ、たしかに一番簡単で分かりやすいけど。
 CARTみたいなハンフォードデバイスを追加するってのの方がオーバーテイクも増えるし面白くなると思うんですが、どうですかねぇ?
Posted at 2005/08/25 00:50:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブレーキ | クルマ
2005年08月24日 イイね!

F1用V10エンジン

F1用V10エンジンMonologue51  2002.10.27

 この10月のF1日本GP見てきました。と、言っても予選のみ。
 でもタイムアタックのドライビングは当然予選のほうがいい。決勝は最近じゃ運転競争じゃなくて作戦勝負になってるから。そういうのが見たいのならそちらが良いのだろうけど。
 頂いたチケットはパドックウォーク付きだったのでピットもよくみてきたけど、あれは見せ物小屋だね。
 ハリボテという意味ではなくて、見られることにも金を掛けているってこと。むろんピットとしての機能性は確保されていて使いやすそう。マシンの上にまるで手術台の照明装置みたいなものがあって、そこに電源やエアの口、データロガーのコネクタまでついている。ありゃあ便利そうだ。欲しいぞ。
 ゴミ一つないってのはもう当然で、工具の収納も決まっているし、外したカウルも専用のスタンドにクイックファスナーで留められるのだ。金かけてますねぇ。
 金を掛けていると言えば仕切りのバリカー。こんなものまでカーボンプレートでカバーされてました。
 コースサイドのコントロールブースもカーボンプレートてんこもり。やっぱカーボンすよカーボン。
 金がありあまってるって、いいですねぇ。

 さて、私、現地でF1見聞きしたのははじめてだったのですが、エンジンの音がすごいです。
 音量もまあ大きいのですが、そんなのは先日の戦車砲に比べればどーってことはない小爆音なのでして、スゴイって表現が何を差しているかと言いますと、音質ですわ。
 すんごい高い周波数の音が良く出てるんですよ。多分2万ヘルツ以上のいわゆる超音波領域の音。これが大量に出ているはずです。
 音ってーのは周波数が高いと減衰しやすいもんで、離れていくと高い音は聞こえなくなるんですが、けっこう離れていても聞こえるんです。ということは、相当でているわけです。
 超音波は耳に聞こえないくらい高い音なんで、そんなことわかるわけないじゃん、と言う至極ごもっともな意見もあるでしょうが、なーんとなくわかるんですねー。どうしてか?
 可聴域外の音は単音では聞こえません。が、可聴域の音と一緒に出ているとわかります。 うねりとか音色とか。そんなもんでわかります。
 まあ、そんなことよりもTVと全然音が違うってのが一番分かりやすい表現かも。マイクで拾えない、送信時にフィルタされる、スピーカーで再生できない、の3重苦なTVの音とは全然違う音なんで、わかります。

 んでもってその超音波出しまくりの生音から何を思ったかと言いますと、このエネルギー密度の高い音が聞こえる原因はなんじゃろか?排気方法が違うのか?それとも根本的に燃焼状態から違うのか?ということでした。
 まったくもってわからんのですが、良く似た音といえば、ペリフェラルポートのロータリーエンジン音。
 つーことはF1エンジンはポペットバルブでもスパッと開く仕掛けになっているということか?
 もしくは、燃焼状態だとすれば、速く燃えてもノッキングを起こしにくい燃料をつかっているとか?
 たしかにピットで調整しているときから変わった匂いがしてました。それがそうなんでしょうかねぇ?
Posted at 2005/08/24 01:00:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ

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「@まなひろ ニッケル水素はちょっと電流流してやると復活することがありますね。イメージ的には不導体で流路が詰まっちゃったのを勢いで通しちゃう感じ。水分抜けだと本格復旧は難しいけど通ったらまあまあ直るかと。まあ、ちょっと危ないですけどね。」
何シテル?   08/23 13:13
クルマ趣味は走る/直す/作る、一通りをできるだけ自分でこなします。Blogの過去記事には、今とは異なる考えの内容もありますので疑問に思ったらコメントなど頂けると...
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