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tommmyのブログ一覧

2015年11月15日 イイね!

車歴と弄り方

うちのレガシィ24年目になります。ホークはよくわかりません。
まあ、鷹さんはキットカーなので、出来上がった直後から維持するのが面倒なんですが、レガシィの方は時代によって環境やオーナーが結構変化して、クルマの寿命ってこういうもんなのかな、と感じました。

・新車期(新車販売期間中)
レガシィって全くのニューモデルでしたから、新車直後はアフターパーツなんかありませんでした。
スバルですからね。STiってとことSISってとこくらいで、群馬専用みたいな。
いつ日産に吸収合併されるか秒読み、って頃に世に出てきたせいですな。(失礼)

ところが、ワゴンバカ売れ、セダンも国内の土系競技で使われてきて、WRCでゴロゴロと転がりまくるあたりからちょっと毛色が変わります。
ワゴン用のドレスアップパーツが出てきて、セダン用の競技用パーツが出てきて、なんだか換えなよ言われているような雰囲気に。
まあ、ボルトオンで交換したり取付けしたりの程度ですけど、楽しいですよね。
ブランニューモデルだし、マイナーメーカーなので、このころのオーナーさんは進取の気性っていう方が多かったですね。クルマに限らずアクティブでブランドに囚われず、自分で決めて行動していく方が多かったように思います。昔からのスバル乗りの方もいましたけど、ちょっと違う感じでした。


・普及期(販売終了~6年程度)
そうこうするうちにモデルチェンジ。このころにはネームバリューも付いてきました。
WRCもGC8インプレッサがデビューし、ますます転がりまくります、彼が。
そして、BGワゴンやインプレッサの社外パーツがかなり出てきます。GCはジムカーナでもサーキットでも活躍するので、かなり広がりが出てきて、土系競技だけじゃなくなり、ランエボとの競い合いもあって走り系ジャンルの一角を成すような雰囲気に。おかげでパーツ増えました。

また、中古車も出回って比較的安くなってきたので、学生や新卒のオーナーさんにお会いするようになりました。
自分で弄り始めたのもこの頃ですね。手持ち工具増える増える(笑)。
ただ、専用パーツはほぼないので、GC8用パーツのどれが流用できるのか調べて付けてみるのがメインでした。社外品はもちろん、純正品でも結構いけるのがあるというのがわかってきて、ターボやらインタークーラーやらどんどん換えて効果を体感していた時期です。
解体屋もまだヤードに入れたし、丁度ヤフオクも始まって流通してきたのもこのころです。


・衰退期(販売終了から10年程度~20年程度)
そして車歴も10年くらいになると、クルマにとって最初の寿命が来ます。
普通はここで降りて廃車にしとくのが経済的なんですけど、このころには自分でかなりメンテナンスできるようになってきたので、ほぼ部品代だけで維持できるようになりまして。
燃料ポンプ、オルタ、ダンパー、駆動系のベアリングや各種ブーツあたりが経年劣化で要交換になるのでそんなものを交換ついでに互換性のあるものに換えて、アップグレードを兼ねてました。

スバルさんはいろんな事情で互換性を残したまま新型車にモデルチェンジしてくれるので、流用しやすいのも長生きさせやすかった理由。

その後はインプレッサもモデルチェンジしGDBに。でもほとんど互換は維持されたまま。元の設計が良いというよりまあ、設計も生産も品質管理も引き継いだ方が効率いいんでしょうね。おかげでエンジン、ミッション、足回りからメンバー類までボルトオンなのでパーツの玉数も増えるしバリエーションも広がります。
弄る遊び方をするにはいい時期でした。

一方、降りる人も増え、新しくオーナーになる人はほとんどいなくなってくる時期でした。
GC8も安い中古が出てきたので、わざわざ初代レガシィを選ばないですから。

たまにいらっしゃる方も二束三文で買えるので安く買って潰すっていう感じなので、車に対する考え方の違いもあって、あまり深い縁にはならなかったように思います。

・レストア期(20年以降)
ここ最近ですけど、そろそろパーツ供給が怪しい時期です。
専用部品が多い外装なんかはもう入手困難になってきますので、単に部品交換でなくてレストア的な考え方をしないといけないようです。
使える物は極力残す、再生する、壊れる前に手を入れて壊さない。

32GT-R、ハチロクなんかの人気車は新品パーツの供給がまだあるでしょう、
ハコスカみたいな名車レベルになるとメーカーが停めてもどこかで作って出してきます。お高いですけどね。
まあ、初代レガシィでそんなことはまずないので、壊さないように維持する方向で、乗れるだけ乗ってくんでしょう。
湯水のようにパーツがあった普及期や衰退期のように、安く乗れるクルマじゃなくなっていくので、パーツも高くなって大変ですけどね。



Posted at 2015/11/17 01:40:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2015年11月13日 イイね!

バンプラバー リフレッシュ

バンプラバー リフレッシュ先日グリスアップした車高調ダンパー。
バンプラバーがボロボロになってましたので、交換。
元と同じウレタン製のにしてもいいんですけど、思うところあって、作ってみました。
ウレタン素材は加水分解でボロボロになっていくんです。だから持って5年というところ。
クッション性も次第に失われるので5年すぎたらかなりダメでしょうな。

また、このパーツは当り前ですけど、フルバンプしたときだけ機能します。

・縁石のようなものを踏んだときに底付きせず、いなしてくれる。
・フルブレーキングしたときガツンとノーズダウンしてロックしないようにする。
・高G旋回のときに前後ロールバランスを決め、定常旋回でのステア特性を決める。

という、重要な機能がありますが、後者2つはそういう走り方をしたときしか関係しません。
逆に言えばそういう走り方の時の車両特性を決めるという点ではダンパー本体より重要だったりもします。

街乗りでは底付きのいなしが大事なので、適切なクッション性のものを適量使います。
それが何でどんくらいかはよくわからないので、標準設定を参考に味付けて、こんな感じに。

意外だったのは前回変えた時にバンプ量をチェックしてみたら、ばっちりフルバンプしていたこと。
変なギャップを踏んだりもしてないのにかなり潰れるくらいだったので、このセットアップではバンプストロークが足りていないのかも。
スプリングはできれば柔らかくしたい方向なので、チョット難しい。
静止状態で沈み込む量は荷重とスプリングレートで決まるからだ。
ダンパーの全ストローク量のうち、この沈み込み量を引いた残りがバンプストロークになるので、本質的にはダンパーストロークを換えるしかないのだが、バンプラバーを減らせばその分ストローク量は増える。
減らしても吸収エネルギー量を維持したり増やしたりするには材料を換える。発泡ウレタンより短いストロークでエネルギー吸収できるやつ。
そして、できれば反発性の低い材料がいい。べちゃっとつぶれてゆっくり戻るやつ。



いくつか候補の材料があったので、組み合わせて使ってみることにした。セットしたのがそういう方向になってればいいんだけど、本当にいいかは実走してみないとね。
Posted at 2015/11/13 19:14:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | サスペンション | クルマ
2015年11月03日 イイね!

五感とイメージとスポーツドライビング

車の運転は楽しいですか?

そんなに難しいこと考えずに、止まりたいところで止まるようにブレーキ踏んで、曲がりたいようにステア操作して、走りたいようにアクセル踏めばOK。

でも、タイム出したいとか、綺麗に走りたいとかをかなえようとすると、いろんなことに気づかないといけません。
しかも上手くなればなった分だけ次のテーマが出てきますので、底なしのようです。

まあ、それを楽しめばいいんです。

で、気づいたことがあります。2つ。
イメージの持ち方と、五感の使い方。

イメージからいきましょうかね。イメトレとかいうやつを想像しがちですが、具体的すぎるイメトレをやりすぎるとハマって伸びなくなります。でもってつまんなくなります。

具体的って、例えば筑波2000で58秒、とかです。
自分のベストビデオ見ながらここでこんくらい、とか瞑想しながら妄想するやつ。
後述する五感にも関係しますが、ビジュアルイメージを描きつつ操作を妄想すると、そこで固まっちゃいます。
本当はもっと行ける状況になっても行けない、行かない、っていうことです。

でも全くナシでは難しいので、イメージは視覚的で具体的でない方がいいです。気づかず邪魔になっちゃいますんで。


もうひとつの五感の方ですけど、
目、というか視覚メインで運転してると、けっこー遅いです。
視覚無しじゃすぐクラッシュですが、視覚情報を主体にするとダイレクトに掴めない感じです。

そんなことあるかよ、という声もあるかもしれませんが、なんかね、視覚主体では運転状況にあわせるのが難しいんです。視覚だと、現実とイメージのブレ幅が大きい、とでも言いましょうかね。

その状況その瞬間に合せて操作して、ズレが最も少ないと思い通りで楽しいし速いわけです。
視覚メインでそれをやると、どうしてもズレが大きく出る。

経験的にそう感じてたんですけど、こないだ合点の行く話を聞きました。
盲目の対戦格闘ゲーマーで、強い人のこと。

彼は音で判断してるんだそうです。目でなくて、耳、ですね。
そうすると可能性が2つ。

・ゲーム機の画音出力の時間ズレで音のが一瞬早いのでは?
・脳の処理で聴覚の方が早いのでは?

画音出力は簡単に調整できるので、実験したら、真実は後者でした。
#もちろん音は伝搬速度が音速と遅いので、ヘッドホンで限りなくゼロにしてます。

ちょっと考えれば画像処理は音認識に比べてかなり複雑なんで、反応が遅れて当然なんですよね。
そんな複雑で遅い処理系通すより、もっとシンプルな処理のが速いのは当然。

つまり聴覚と触覚、特に触覚が最速の体性感覚なので。これ主体にして視覚をサブにするような使い方が遅れを減らす方法のようです。

となると、イメージも触覚を軸にするのが正解なわけで、つまり全身の体感、触覚が加速度や速度を感じる様子が大事なわけです。
でも、何秒でこのコーナー、みたいなイメージは正解ではないし、このくらいのGにする、ってのも固まるからダメ。
クルマの限界挙動である感じを続けるためのイメージってのが今のところの正解のように思います。

例えばタイヤが滑っているときは乗り心地がよくなります。突き上げが逃がされるからとかあるのでしょう。
そういう微妙な違いを感じていくことが大事ということです。


と、現時点での私の理解はこんなとこで、考えはわかっていても実現できるかは別。全然できていませんな。
まだまだ楽しい道のりは続きそうです。
Posted at 2015/11/03 00:16:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライビング | スポーツ

プロフィール

「@まなひろ 予備校も高くなったなぁ。御茶ノ水行ってました。帰りに途中のゲーセンで1回だけセガラリーするのが好きだった。模試判定上がるよりベストタイム更新の方が嬉しかったなぁ。」
何シテル?   06/13 16:18
クルマ趣味は走る/直す/作る、一通りをできるだけ自分でこなします。Blogの過去記事には、今とは異なる考えの内容もありますので疑問に思ったらコメントなど頂けると...
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