インテRとは微妙な違い～EP3シビックR～

DC5インテグラRのデチューン版などと言われたモデル。
サスのロワーアームの材質変更、ブレンボ対向ピストンキャリパーから片持ちへ…といった変更。

カタログ馬力も、インテグラの220psに対してシビックは215psと落とされているが、5psの差を感じられるほど感覚優れてないので、その点は何ともw

パワステがインテが油圧式、シビックは電パワなので、最も変化出るとしたらここかな？
上り坂のカーブで踏み込んでいったら、コーナーの角度によっては、ステア入れた以上に切り込んでいこうとする傾向（オーバーシュート）出たが、この点インテはどうかしら？

1600のEKに対して、+400cc上がった分、やはりトルクは増していて、重くなった自重をものとも感じさせない。
もろに高回転型だったB16に対して、K20は下の方からでもトルクが出ることで、多少ズボラな運転でも許容してくれるようになったので、街乗りが楽。

新しくなった分、あちこち進歩はしている。
EK9の味はそのままに、品質が良くなった。
ただ、エンジンを高回転まで回したときのキレとか、やや重ったるくなった感じはある。（エンジンパワーできっちり相殺はされているが）
きびきびとした走りは、EKの方があったかも。

そして、この車最大の特徴のインパネシフトがステアリングから近くて、非常に操作しやすい。
シフトミスは一回とてありませんでした。
インテよりもこれは確実に有利。

足の硬さはいつも通り。
ただ、ボディがしっかりしてるおかげか、アホみたいに硬いFDよりは乗り心地は良かった印象。
サスの動きもよく感じられて、いきなり山道踏み込んでも結構踏んでいけた。
取っつきやすかったです。

5ナンバーサイズ一杯なお陰で、広さについては無問題。
後席も3ドアでアクセスしづらいものの、足元は断然広いし、センタートンネルなしのまっ平らな床面。（この時代のシビック系フロアパンはみんなそうですが）
走行会で困る心配はなし。

結構踏んだので、あんまり良くなかったが、それでも11km/リッター。
もう少しセーブすればもっと良くなるはず。