我が家では、冬期間は平均すると1ヶ月に
300Lくらいの灯油を消費する。
1日あたり
10L( ̄□ ̄;
18Lのポリタンクなら2日で空になるって量。
そんな大量な灯油なのだから、それを焚いた発熱を無駄にはしたくない。
毎年のように何かと試しているのだが、今年はカーテン周りを試してみる。
我が家の主暖房は、灯油ボイラーで温めた不凍液を各部屋に設置した放熱器へと循環させる方式。 放熱器に電動ファン等は無く、フィンからの放熱で室内の空気を自然対流させている。
放熱器の設置は、どの部屋も基本は窓際 . . . . . というか窓下。
トイレ・脱衣所・玄関などは窓が小さいので例外。
で、
私が思うには、これが正解というか、当然な配置。
埃や汚れなどは無視してね m(_ _)m

画像上部に写っているのが窓枠。
画像下部に写っているのが放熱器。
レース地のカーテンは、窓と放熱器との間に引かれる。
厚手の遮熱カーテンも同様。
[ ※カーテンの柄は私の親の趣味 ]

窓ガラスからの冷気は、カーテンに遮られて床へ落下。
放熱器からの暖気は、カーテンに沿って上昇しつつ室内を対流。
放熱器とカーテンの位置関係はこれで正解だと思う。
なお、設置場所としては、
もしも放熱器が、窓のある壁面とは反対側の壁面にあったなら、窓ガラスからの冷気と放熱器からの暖気が室内の何処で混合されるのかイメージし難い。
し難いけど、単純には 冷気は下がり 暖気は上がる とイメージすれば、
頭寒足熱 ならぬ
頭熱足寒 となり、それは人が寒いと感じる室内の温度分布になってしまう可能性が高いと思う。
一方、
我が家には、放熱器をこんなとこに設置した部屋もある。
上から見ると、放熱器は壁にべったり。
放熱器と壁との間にカーテンを通せないから、放熱器の上部にカーテンがひらひら。
カーテンレールの固定場所は専用に設けられているものであって、ハウスメーカーからの引き渡し時から変更していない。
窓ガラスからの冷気は、放熱器の真上へと降り注ぐ。
放熱器からの暖気は、上昇できたとしてもカーテンと窓ガラスの間。
なわけだから、
放熱器からの暖気は室内を対流できているのか?
部屋を閉じた系と考えるなら、
冷気と暖気をピュアなエネルギーとして混合するのだから
窓も カーテンも 放熱器も それらの位置関係なんて
室内の温度分布に
無関係だ!
とできる . . . . . なら幸せなんだけどね (=_=;
実際には どうなんだろうね?
高気密住宅としてリリースされた家屋(シリーズ)で、メーカーからの引渡し前に 実家屋で気密試験がされて合格となっているのだが、それって暖房器具を運用して 温かいだ 寒いだ 体感温度がどうだ というのとは無関係。
実際に住んでいて、少なくとも寒冷地仕様ではない気がしている (ー_ー
なわけで、
放熱器からの暖気を カーテンよりも室内側へと流れるようにしてみたい。
薄い鉄板で作製したい。
放熱器の長さがけっこうあるので、鉄板の加工が難しい。
小さな板金屋さん手動の曲機(曲げベンダー)があるけれど、貸してもらえるものじゃなし、特注で加工してもらうには発注数が少なすぎて断られるだろう。
木材で作製する?
壁への固定がけっこう面倒。でもそれは どうにかしよう。
ホームセンターで板を眺めながら材料費を概算 . . . . . 高っ(¥_¥
真面目に考え過ぎているんだろうなぁ。
単なる
実験 なんだから、見た目も何も気にせずに ぱっと 流用できる物がないかと 気がる~に 気がる~に 手がる~に 手がる~に・・・。
で、
こうなった。

幅180mm、厚さ6mm の板材を買ってきて、
切断することなく、
表面をマキタ18Vのオービットサンダーで研磨して、
無意味かもしれないけれど 手持ちの水性塗料で塗り、
家具の転倒防止具の上に載せた。
カーテンは、閉じても板上に余裕をもって載っかる。
これで一応、
窓ガラスからの冷気が、放熱器の真上に降り注ぎはしないだろう。
放熱器からの暖気は、上部の板に沿って カーテンよりは室内側に漏れ出てくれると思うから、窓ガラスとカーテンとの間に消えてしまうことはないだろう。
窓ガラスからの冷気は いったん板上に注がれるから、それを右側へ流すか・左側へか・前側へかは様子を見ながら試そう。
ちょっと板が不安定だったので、重しとして1本追加。

これを数部屋に施した。
少しでも室温が上がってくれたら効果有りと判定。
といっても、板の有無での室温比較なんてできないので、
何となくな体感で判断するしかないんだけどね。
そもそも、冬の気温が同じだった年なんて過去に1度も無かっただろうし ( ̄_ ̄
なお、
カーテンの断熱効果は疑いようが無い。
カーテンを閉めると 開けておくとでは、室内に対流する冷気の風速が明らかに変わる。
なので、陽が沈んでもカーテン開けときゃいーじゃん . . とは絶対にならない。
Posted at 2025/10/24 05:49:53 | |
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