7月になってもファンヒーターを仕舞うことができない北海道の田舎街です (-_-メ
主暖房のボイラーは5月途中で止めたんだけど、副暖房に使っていた小さなファンヒーターまでをも使わずにすんだのは、5月の連休明けから数えても何日あっただろうか。
マジに 朝晩は寒い ・ ・ ・ 。
<<< 以下、車に無関係な、年寄りの小言です >>>
さてさて、未だに零細企業から抜け出さずにいる自分 m(_ _)m
確実に給料分以上には稼いで会社に納めているはずの本業務ではなく、私が取った仕事ではないが 異様に拘束時間が長い上に 収支も赤字であろう副業務の方により多くの時間を取られている。
なので、
副業務に関しては、社長他幹部社員からの指示に対して 半分以上を拒否している。
全部を拒否では、あまりに雇われ人として可愛げば無さ過ぎるであろうからという配慮?によるものであるが、一件の失敗をしてしまった (-_-
「 研修を受けろ 」 と言われて、OKをしてしまった。
その数週間後に 「 研修の募集が始まった 」 と言って渡された紙を読んでびっくり。
・ せいぜい長くても2日間くらいであろうと思っていた研修期間が、もっと長かった (-_-
・ 無料かと思っていた費用が、私が契約している月給の 1/4 にもなる高額であった。
・ なんと最終日に試験があるという (0_0;
費用について知っていたのかと社長に問うと 「 知っていた 」 との回答。
念のために 「 勿論、会社負担だよね? 」 と問えば、
「 受かったら、後から会社で払うから まずは自腹で払っておけ 」 とふざけたことを言った。
会場は札幌なのだが、研修は毎日おおよそ AM8時~PM6時 まで。。。
「 ホテル代は会社から出るんだよね? 」 と問えば、
「 夜勤の詰所があるだろう。 そこに泊まれ 」 との腹の立つ答え。
夜勤勤務の者が眠気と闘いながら起きている横で、布団にもぐって眠るなんて非常識なことができるかい (-_-メ
毎日、デミオ君で通うことにした。
面倒だから、駐車場代の負担が誰になるのかは問わないことにした。
毎日、往復で5時間は車を運転し、朝から夕まで9時間は座りっ放し (=_=
さてさてさて、
研修に参加した者の年齢は、20代~60才くらい までと幅広いが、中心は、30代後半なように見受けられた。 想像していたよりも若い。
単なる座学だけかと思っていたが、昔に流行った グループ討議っぽいものもあった。
グループ討議。
自分の年齢を考えると、あまり積極的に参加するのは 正直なところ照れ臭い。
なので、一応は討議だということなので、引っ掻き回し役を担うことにして臨んだ。
ありがちな通り、事例に対しての 問題点 ・ 課題 ・ まとめとして今後への提案 を出せとのこと。
意見が止まったら 横から爺が口を開いて引っ掻き回す。。。
で、
腐った林檎は と言い出す者がいた。
意味合いとしては確実に
腐った林檎=使えない奴 ということらしい。
これはいかん と思って軌道修正を試みるが、グループ内の大勢は肯定派なようで 結論はどんどん確実に腐った林檎 ( 者 ) の認定と排除の方法へと向かってしまった。
聞こえる範囲で、周囲の別グル-プの話も気にしてみたが、同じく
腐った林檎説 発言が多々。
最期に 各グループの発表となったが、ほぼほぼ全てが
腐った林檎の探索と排除 であった。
そして、講師からの総括も
腐った林檎説 肯定であった。
そういう人達なんだ~。
そういう業界なんだ~。
そういう教育が各社で行われているんだ~。
と分かって 気が滅入ってしまった (-_-;
ことわざ ではないのだろうが、
私は、
腐った林檎 には否定派。
人の本質は、
水は低きに流れる であり、
朱に交われば赤くなる であると思っている。
同じ箱の中にあっても、
食べる前に腐ってしまって皮を剥く気になれない林檎もあれば、そのまま丸かじりしたい林檎もある。
箱買いしてきた時から腐っていたわけではないはず。
腐ってしまったのは その林檎が原因ではない。
原因は、周囲にある ・ その箱の中の雰囲気にある ・ 腐っていると指さす その指先にある。
それを腐っているなどとして排除しようとは何事か (-_-メ . . . と私は思うし、
そう 6年前までは 教育されてきた。
雰囲気を変えるのは、異様に労力が必要である。
そして、組織においては その労力は1人では賄えない。
それは何故か?
それは、
水は低きに流れる であり、
朱に交われば赤くなる であるからである。
自分だけでは、そちらが低いと気が付かないこともある。
その低いところには、必ず誰かが先に居る。
その低いところは、真下に掘られた穴ではなく、緩やかな坂の下方にある。 だから、そこへ行くまでに自問自答する時間はあるし、しない者もいないであろうと思われる。
そこへ行くまでの自問自答で、自分にとっての下り坂だと判断すれば途中で止まるし、坂を平らなところまで上っても行くのだろうと思われる。
そこへ行くまでの自問自答で、自分にとっての好き場所だと判断すれば、そこの正しさ素晴らしさを表現しつくした言葉で飾り付け、心地よい色で飾り、一緒に飾り付けてくれる人を歓迎する用意も怠りなく進めるであろう。
そして、平らなところに留まっている者達へは、そこは特別なところなんだ、こちらが当たり前なところなんだと 優しく声をかけ続けることも間違いないであろう。
低いところの低さには限界があるかもしれないが、それを横に広げることは難しくない。
流れ続けた時間が長くなればなるほど、水が流れ易いように平らなところは削られ、溜まることができる水の量は増えていく。
雰囲気を変えるのは、異様に労力が必要である。
そして、組織においては その労力は1人では賄えない。
もしも 係 という単位が存在している組織であれば、その係の雰囲気を変えるには 係長のもう1階層上の課長の協力が必須。
課の雰囲気を変えるには 課長のもう1階層上の部長の協力が必須。
すっとばして、
組織全体の雰囲気を変えるには 組織の外部からの協力が必須。
途中までは、私が実体験している間違いのない事実。 本当に大変。
一番何が大変かといえば、朱に染まった者も自分と同じ階層 or 上の階層に実在しているという、考えてみれば当たり前な そんな事実。
変えるべき雰囲気は、特別なものではない。
正しい事、正論で語られてしまうような 気恥ずかしい当たり前な事を 本当にやってしまっていいんだという ただそれだけの雰囲気。
正しいことを 斜に構えたふりをして 否定する 朱に染まった者達。
正しいことを 今更そんな事は誰かが先にやっていると 否定する 朱に染まった者達。
正しいことを そんな事は誰も喜ばないと 否定する 朱に染まった者達。
正しいことを 昔やって駄目だったと 否定する 朱に染まった者達。
正しいことって、別に
必ず挨拶をしましょう とかって マジに恥ずかしい子供みたいな事ではなくって、企業でいえば 利益を求める ための前向きな個々の取り組みなこと。
その事の大小は問わず、小さな事からこつこつと、それが仕事なんだと、それも仕事なんだと、誰かがやらなければいけない事なんだと、まるで仕事をしていないように見えてしまうことかもしれない事でも、 輝いている者へも 無色な者へも 朱に染まった者へも しっかりと上の者が指示をして支持をして それでいいんだと周囲の者へ見えるように聞こえるように発して周知させていく。
そんな事が本当に大変で、面倒で、我が身が可愛くなって 逃げたくなって、
だけど本当に必要な事なんだと信じて 逃げ出さずに やり続けて、賛同してくれる上位者が出てこない限りは 何も見返りが無くって 失うものばかりで、だけどそれでも正しいんだと信じて。。。
少なくとも、組織に入れてくれと自ら願って入ってきた人は、自分で腐るんじゃない。
それだけは疑わずに信じなくては、組織の方が腐る。
ちなみに、まだ研修は終わっていない。
そしてだんだんと、最終日の試験には落ちた方が良いのではないかと思えてきている。
不本意なものに自分が数えられてしまうくらいなら、金で解決してしまいたい (-_-