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2022年10月24日 イイね!

このタイヤを次も選ぶだろうか・・・

2号機 ( DJデミオ ) を冬タイヤに換えた際にチェックした SEIBERLING SL201 の状態を備忘録。

今年の春から履いたので、まだ7千kmくらいしか走っていない。
2号機は、レーダーオートクルーズで のほ~ っと走らせることがほとんどだから、少々妙なタイヤでも支障は出ない。
だから、何を履いても こんなん履いてれれっか! という不満は出ないクルマである。
SEIBERLING SL201 は、
・ 間違いなく、そこそこ静かなタイヤである。
・ 間違いなく、そこそこ良い乗り心地というか、当りの柔らかなタイヤである。
・ 間違いなく、安価。 これだけは絶対に本当に間違いない。
・ 間違いなく、1本5千円とかで買える中華タイヤよりは安心できる。

2号機のちょっとした特殊な部分は、
元々が前輪への荷重が大きな前輪駆動車ベースの4WD車な上に、ヂーゼルエンジン が 同型車に搭載されているガソリンエンジン よりも100kgほど重い。 このため、前輪への荷重が後輪への荷重に比べて異様なほどに大きい。 解り易い一例として、外した状態でタイヤの空気圧を4本同じに揃えてから車体に装着すると、前輪が後輪よりも 15%ほど も高い圧となる。走行中は、この特殊な面を全てタイヤが吸収することになる。
ここは北海道のド田舎。
都会に住んでいる人には信じられないであろうくらいに、舵を切らないし、ブレーキも使わない。
なので、
もしも前輪への荷重が後輪への荷重よりも、駆動に必要な程度に大きいだけなら、発進時の加速にだけ気を付けていれば、後輪に比べて前輪の摩耗が早いなどということない。そしてそこは田舎の良いところだと思うが、信号待ちをしたって後続車は少ないから のほ~ とゆっくり加速しても苦情は無視できる。 嫌ならさっさと抜いていけるしね。 ついでに、のほ~ っと加速して、30km/hちょい手前まで加速を終えた後はレーダーオートクルーズにまかせての加速にするから、それまた のほ~ っと加速していく。



さて、
外した4本のタイヤをチェックした。
後輪に履かせていた2本は、
本当に綺麗だった。 ささくれ立った部分も無いし、平らであるべき部分は本当に綺麗に平らで表面がツルツルした肌間を保っていた。 後脚は トー すら調整できない構造だから、車両として後脚がまっとうに組み立てられているということまでは ( 今さらだけど ) 確認できたと言える。
前輪に履かせていた2本は、
それなりの使用感が見て取れた。肩部は勿論のこと、中央を回転方向に走るパターンにもささくれ立った部分が見える。
春に履かせたっきり、入れ替えはまったくしていない。7千kmほどを右前輪は右前輪として、左後輪は左後輪として、4本が4本ともに1ヶ所で役割を担ってきた。左右後輪は並べて見ても、どちらが右だったのか左だったのかを見分けるのは無理だと見えた。左右前輪は並べて見ると、違いが見て取れた。4本並べると、どの2本が後輪だったのかは明らかに見分けることができた。
総じて摩耗という基準でいけば、まだ2シーズンは問題なく履けるであろう。



さてさて、
先日の南方からの帰路で自動車専用道を走っていた際に、せっかくだから試してみた。
今のタイヤで試したことがないので、せめて以前のタイヤと同じ程度だと期待をして試してみた。
小排気量だとはいえ、一応はヂーゼルturbo。
パワーは無いが、トルクは有る。
最大パワーは1号機の半分以下だが、最大トルクは1号機と同等以上。車重は同等・・・。
流石に低速からの加速は十分以上なものを発揮する。 〇20くらいまでは速いくらいだ。 しかし、そこから先はパワーの無さが顕著に結果に表れる。 まっ平らな直線であれば、2桁であるまでは1号機よりも早く到達するのではないかと思われる。
〇20手前で挙動に不安を感じられた。引っ張っている前輪からは何も不安な要素はないのだが、引っ張られているだけでしかない後輪が苦しい。 直線なので、前輪が通過したと ほぼ 同じ場所を通過するのに、後輪からwarningが発せられる。 〇50が限界。 それ以上は不安でいけなかった。
以前のタイヤ WIDE OVAL での不安とは異なり、明らかに後輪が不安だった。
構造上、後脚は左右が独立して懸架されていないので、前輪と同じ場所を後輪が通過しても前脚がいなせた場所を後脚はいなすことができないから、そこから先はタイヤが補うしかない。
その補う分が、WIDE OVAL よりも SEIBERLING SL201 が足りない?
タイヤにかかる 力 はどちら方向なのだろぉか。 構造上、左右後輪は各々が装着された脚から、直接に接している路面とは無関係な入力を与えられてしまう。 デフを内蔵したホーシング構造と板バネとの組み合わせがリジットと表現されることも多いが、意味合いからすればトーションビームはまさにリジット。簡単に捻られては無能になってしまうから、左右の干渉にどこまで目をつぶるかが設計者の腕とコストだとの言い訳の度合いを示すのかもしれない。
前脚は左右独立で懸架しているけれど、思いっきり加速をするためにトルクをかけると過大な荷重と相まって、直線でなければとっちらかる。そして追従できない後脚が輪をかけてしまって あはっはっはっは・・・。 80km/h までのクルマだな。 覚悟をしても、せいぜい100。
うん。
やっぱ怖いよ このクルマ ( ̄▽ ̄;
クルマは脚の根本部分では金をケチっちゃ駄目。 綴じた短い周回路をグルグルするなら調整のしようがあるだろうけど、一般道は様々な状況を脚が受け止めなきゃならないんだから、乗用車だというなら もう少し 汎用性のある脚を与えてあげてほしい ・ ・ ・ ・ ほしかった。。。



さてさてさて、
SEIBERLING SL201 は、
1号機の次期候補にはしない。
3号機でもしない。
2号機には ・ ・ ・ ・ 安さだけは本当に魅力的なんだよなぁ (¥_¥
Posted at 2022/10/24 06:28:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 悪魔大爆笑 | 日記

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