昨年の冬に、
ご近所さんが 三泊四日で検査入院をなさった。
入院していた数日間、飼われていた ワンコ が どうにも痛々しい様子だった。
これまで通りにとのことで過ごされ、昨年の秋から急激に老けはじめたようには感じられたが、それでも1月は元気に毎日雪かきをしてらした。
が、
2月は3日に1度くらいしか姿を見かけることがなくなり、
ついに木曜日に、お子さんが無理やりに入院をさせた。
夕方、
首輪につなげられた鎖をめいっぱい伸ばして道路側に出て来ていたワンコを目にした。
金曜日の昼時、
ワンコ は、誰もいない家の 茶の間の窓下に、窓を見上げて座っていた。 飯が無いのかもと思って小屋を覗いてみたが、主食の乾燥したツブツブの餌は皿に残っていた。 勝手知ったる人様ん家のだから、勝手にワンコ用の おやつ を持ち出して食わし、うりうり 撫でまわしてから立ち去った。
土曜日の朝、
ワンコの姿が見当たらなかった。
昼時にもう1度見に行ったが、姿はなく、お子さんが連れていったのかな? . . と思いつつ小屋を覗き込んだら奥にいた。 いたが、覗き込まれても無反応。
餌の皿を見ると 主食の乾燥したツブツブが無く ・ ・ ・ ・ ・ どうしたんだろうと不安に。。。
それはさておき、
勝手知ったる人様ん家のだから、勝手にワンコの主食の乾燥したツブツブを 1食分よりも少し多目に ザッ と皿に入れたが無反応。
おやつ の薄い乾燥肉を ぶらぶら させて 「
生きてるか~、こっち見ろー 」 と声をかけたら首だけ動かしてこちらを見た。 鼻先まで薄い乾燥肉を持っていったら食った。 1枚1枚食わせて、頭を うりうり したが、特別な反応は無し。
言ってもしゃーないんだけど、言わないと伝わらない気がして
「
大丈夫。 大丈夫。 きっと無事に帰ってきてくれるから大丈夫 」
と無理やり引っ張り出して伝えはしたが、反応が無い。
少しの間 抱きしめていたが、犬とは思えない感情の無さ。
室内飼いなら家人を好きなようにこき使うこともできようが、外飼いでは日に1時間も相手されれば多いくらいだろう。 それで、たった2日間の放置で感情を失うほどに落ち込む。
それを賢いというのなら、ワンコはもう少しアホな方が生き易いと思うぞ・・・。
平均といわれる犬の寿命からすれば、あと短くとも3~4年は元気だろう。
だからせめてあと3~4年。。。
Posted at 2022/03/20 06:03:27 | |
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