さて、楽しかった夏休みも終わり、通常稼働に戻っています。バイクでの北海道ソロキャンプツーリングをたっ~ぷり満喫してきたので、今回もレポを頑張ります。
備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも見ていってください♪
■1日目 8/12(土) 天気:曇り時々雨
走行距離:500.5km
新潟港まで国道1号を走っていたが、雨が降ってきたので、御殿場から高速に入った。そして、圏央道・関越道を走っていたら雨が止んだので、新潟県長岡から、国道8号を走って向かった。今年は半分は高速を走ることになってしまった。
仕事から帰って、風呂に入って洗濯して、仮眠(と言っても、眼を瞑っていただけなのだが)を30分程。何もしないよりはマシなはずなのだが・・・
そして前日に用意をしていた荷物+防湿庫に保管してたカメラ類をバイクに積み、ブログを書いて22時に静岡を出発。
さて、この距離がどこまで伸びるでしょうか。
いつもだと、国道52号から山梨に入って清里から長野県を縦断するルートを取っている。しかし、この日の夜の天気予報は雨の可能性が高く、山梨・長野に雨雲が掛かる予報となっていた。夏休みに北海道に行き始めて6年目になるが、これまで幸いにも新潟へ向かう便に限っては雨が降ったことが無かった。
さすがに昼間ならとにかく、雨の夜中下道走行は危険を伴う。なので、国道52号ではなく、1号・246号で行ける所まで下道で頑張って、大井松田辺りから高速に入るルートで行こうかと考えた。
国道1号をひた走るが、22時過ぎだと言うのにやたら交通量が多く、所々で流れが悪くなっていた。そういえば、この日は袋井の花火大会があった日なのでその影響なのだろう。何とか抜けて、いつも降りている52号へ降りるインターを通過して、富士市に入ったところでお腹が空いてきたから山岡家で夜食を食べた。
お腹も膨れた所で移動再開。国道1号から246号に入ってしばらく進んでいると、路面が濡れ始めたと思ったら雨が降り出した。そこそこ降り出したので、どこかでカッパを着ようと思い始めたところ、休憩出来そうな所があったので入ってみた。どうも、東名の駒門PAが246号からアクセス出来るようになっているところらしい。設備も充実していたので、イスに座りながらカッパを着ることが出来た。
こうなると、下道を走り続けることが辛くなってきたので、御殿場インターから高速に入ることにする。高速のガソリンは高いので、インター前にセルフスタンドがあったから給油もしておく。
圏央道を経由して関越道に入り、高坂SAに立ち寄る。途中はそこそこの雨が降っていたが、走行に支障をきたすレベルではなかったのが幸い。カッパを脱いで大分眠気が襲ってきたので、休憩所の机に突っ伏して目を瞑ってみた。
寝たのかどうかよく分からないが、グダグダしてたらいつの間にか1時間経っていたので、少しは眠れたのかもしれない。眠気覚ましのコーヒーを飲んで出発する。沼田の辺りから雨は止んでくれたが、その代わりかなりの霧が出ていたので、走行に気を使う。
次に赤城高原SAに立ち寄る頃には、夜が明けてきた。ここでまたも少し目を瞑る。ここで家から持ってきた眠眠打破を一気飲み。初めて飲んだが、マズいがかなり効きそうだ。これ以降は仮眠の必要が無かったので、思ったより効いたのかもしれない。
元日本一長い関越トンネルを抜けて、新潟県に入る頃には雨が止んでくれた。関越トンネル等を走ったため、カッパは殆ど乾いてくれたようだったから、塩沢石打SAに立ち寄って脱ぐことにした。そろそろ朝食を、と思ったが食堂がまだ空いていないようだった。東名のSAなら24時間営業が当たり前なのだが、まぁ仕方がない。
雨も止んだことだし時間に余裕もあったので、長岡インターで高速を降りることにした。まずは、長岡のすき家で朝食を取る。お腹も膨れたところで移動再開し、国道8号を進んでいると突然渋滞が始まった。
休日なので通勤ラッシュは無いだろうから何だと思っていたが、全く進まない。路肩がそこそこあり、悪いと思いつつもすり抜けていったところ、どうやら事故が発生したようで現場検証を行っている最中だった。片側1車線の道路で、両方を止めていたので上下線共全く動いていない。
しばらく待ったが、どうにも終わりそうにない。周囲を観察したところ、歩道が広く空いていたので、面倒だが歩道を押して行くことにした。交通整理をしていた警官にも許可を貰えた。平坦だったので、特に苦労も無く検証の現場を超えることが出来た。
どうやら、バイク対クルマだったみたいで、バイクが倒れていた。連休初日から気が引き締まる思いになった。事故だけは気を付けないと・・・ と気が引き締まる思いで走っていたら、何とか新潟市に入ることが出来た。
国道8号新潟バイパスを越えて、新潟港最寄コンビニに寄る。船内の食料を買い出しして、バイクに積み込み一服していたら、いきなり雨が降り出した。それもパラパラレベルではなく、かなりの激しい雨だった。雨雲レーダーを確認をしたところ、しばらく待てば止みそうな感じだったし、時間にもまだ余裕があったので待つことにした。
ここでバイクが5~6台集まって雨宿りをしていたのが面白かった。話しかけようかと思ったが、ソロは自分だけだったので止めておく。
雨雲レーダーではとっくに止む時間になっていたのだが、一向に止む気配が無い。空は若干明るくなってきているが、強い雨が続いていた。流石に待ちきれなくなったライダー達がカッパを着て出発していく人が居たが、何だかんだで何とかなるので、ギリギリまで自分は待つことにした。
一応フェリー会社指定の集合時間丁度くらいにようやく雨が止んだ。ここぞとばかり出発したが、港までの道はトラックがガンガン通るためか陥没している所が多く、そこに水が大量に溜まっていた。
一部は路面冠水しているところがあったが、足を上げながら何とか通ってフェリー乗り場に到着。
既にフェリー乗船が可能になっていたので、記念撮影もせずに受付する。新日本海フェリーは、事前チェックインしておけば当日窓口に行かなくて済むので非常に快適だ。乗船タラップが金属で出来ているので、雨で濡れているからスリップに気を付けながら船内に入る。
事前にフェリーに持ち込む荷物を選別していたので、スムーズにフェリー内の受付に向かう。ただし、いつもはヘルメットは客室に持って入らないのだが、今回は濡れているため持って入って乾かすことにする。
今回取った客室はツーリストS。1人用の個室となって荷物も自由に置けるし、何より寛げる。しかも、今年から新潟便は新規船が就航しており、このツーリストSは今までカーテンだけの簡易個室だったが、カードキーになっていた。これで貴重品の不安が全く無くなって、非常にありがたい。
重たくて暑いバイクジャケットから着替えて、まず風呂に入って汗を流す。徹夜で走ってきて、汗まみれの体に風呂は最高に気持ちが良い。そして、甲板に出て出港待ち。
さらばクソ暑い本州、また来週戻ってくる日まで!
乗務員さんも手を振って見送ってくれる。さて出港も見届けたことだし、徹夜で走ってきたため寝ることにする。
目が覚めた時は、13時くらいだった。快適な空間のはずなのに、1時間くらいしか寝れなかった。とりあえず、コンビニで買ってきた昼食を食べる。
船内にアナウンスが流れ、粟島沖で姉妹船とすれ違うというので見に行ってみた。汽笛を奏でながら通っていって、北海道を楽しんできた人たちがあの船には乗っているのだろう。
しかし帰りと違って、行きは写真とかも無いので、あまりやることがない。先程も述べたが、新造船になってツーリストSにTVが着いたので、高校野球を見たり適当にブラブラして、17時にコンビニで買ってきた夕食を食べた。
ここでいつもなら夕暮れの撮影に入るのだが、今年は雲が多くて夕焼けを見られそうにない。甲板に出てみたが、ダメそうだったので諦めることにした。まぁ北海道でたくさん見せてくれればありがたいのだが。
近年の新日本海フェリーには、トレーニングルームが付いている。ランニングマシンとバイクがあるくらいだが、海を見ながら運動が出来そうだ。最近今年に入って、ダイエットとバイクで走り回るための体力作りのため、週1でジムに行っているのだが、ヒマだしまだ元気なのでちょっと走ることにした。
30分強で4kmならまぁまぁかな?いつもジムでは筋トレをしてから走る。今回はもちろん筋トレは割愛したが、いつもと違って体がとても軽かったので、筋トレが大分効いているのだ、と感じた。
汗が大量に噴きだしたので、2回目の風呂に入る。これまた新造船になって露天風呂が出来たので、潮風に当たりながらのんびり寛いだ。昔の船はミストサウナだったが、ドライサウナに変わっていた。だが、水風呂が無いのが残念。水シャワーだけでは、あの快感は得られないが仕方ない。風呂から上がって、フェリー内コインランドリーで洗濯をした。
ちょこちょこ携帯の電波が入ったので天気予報を確認したところ、翌々日まで気圧の谷に入るため、天気が崩れるという予報になっていた。でもそれ以降は良い予報が続いていたし、1日中降り続くような雨ではない予報だったのでそれは一安心だ。
翌日4:30には小樽港に到着するため、3:30頃には起きなければならない。そのため、21時台だったが早めに寝ることにする。これからまたテント生活が始まるので、お爺ちゃんリズムになっていくだろうな。
宿泊地:フェリー内
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