• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年09月19日 イイね!

2021年9月 琵琶湖竹生島ソロツーリング

 2021年9月に琵琶湖に浮かぶ竹生島へ行ってきた。バイクでは渡っておらず、小さな島ではあるが、島旅となるので記録に残しておく。

 備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも見ていってください。



■1日目 9/19(日) 天気:晴れ
走行距離:678.2km

 静岡から国道1号・23号と下道で走り続ける。亀山からは、いつもの名阪国道ではなく国道25号を走り、三重県伊賀市柘植まで行った。そこから滋賀県に入って琵琶湖方面に向かい、琵琶湖大橋を渡った。琵琶湖北岸を時計回りに走り、高島市マキノのメタセコイア並木に訪れた。

 その後長浜市長浜港を訪れて、竹生島に渡る。竹生島を観光して長浜港に戻り、関ヶ原等を経由して静岡まで日帰りで帰ってきた。


 少し話が逸れるが、夏休み明けからの近況を記してみる。まずは前の記録にあげてるように、夏休みに出掛けた東北から帰ってきた次の週末に、小笠原に弾丸で向かった。東京から24時間掛かるのが難点だが、秘境の島を楽しめた。

 昨今在宅勤務・テレワークという言葉をよく聞くようになっている。私の仕事は主に管理業務なので、在宅勤務も出来るのだが同僚が会社の設備を使うしかない業務が多い。そんな中なので、在宅勤務は会社から推奨されていたが、周辺の環境もありしてこなかった。

 ところが、オリンピック・夏休み前頃からコロナ感染者が爆発的に増え、静岡県でも緊急事態宣言が出てしまった。そこで我が社でも、無理矢理出勤率3割の通達が出て、管理職があたふた対応しながら週2回の在宅勤務が夏休み明けから始まった。

 私は何となく月・水曜を在宅勤務にしたが、これが中々快適だった。職場は遠くはないのだが、どうしてもDoor to Doorで30分掛かる。その30分寝れる、というのはとても大きかった。電話番もしなくて良いし、問い合わせによる中断も無く、業務に集中することが出来る。やりにくい点もあるにはあるが、それは出社日にやれば良いだけだ。もう打合せもほぼMS Teamsを使っているので全くと言っていいほど支障が無かった。

 今までだったら週末にツーリングに行った時でも、翌日の仕事を考えると、遅くても19:00くらいには家に居たいと思っていた。しかし、月曜に仕事はするが会社に行かなくても良い、寝る時間を稼げるし着替える必要も無い。それだったら、多少無理が効くんじゃないか?と思い、日曜夜22:00くらいに帰ってきて翌日仕事、というのをやってみた。

 すると、予想通り割と何とかなってしまった。まず出社する、というのにパワーが必要だと思うが、それが要らないのは気分的に全く違う。その環境を利用して、夏休み以降で週末を使って未踏の地を攻めることが出来た。

・富山一部(立山黒部アルペンルート) 9月

 富山はバイクで1泊2日。もう少しゆっくり回りたい、と思わなくも無いが、ポイント巡り重視だから仕方がない。1泊2日であれば有休調整をする必要が無いので、天気予報さえ良ければココ!と決めて出掛けることが出来た。

 とまぁそんな感じで、ワークライフバランスが充実していたお陰で、9月期に有休を取っていなかった。私の会社では20日締めなので、9/20(月)が9月期最終日となる。基本的に月1日は有休を入れるようにしたいので、天気予報も良さそうだから、世間と合わせる形になってしまうが、敬老の日の祝日に有休を取った。ちなみに、我が社では祝日というのは存在せず、基本稼働日となる。

 なので折角休みを取るなら、世間と被らないように取った方が良いのだが、今回は仕方ない。唯一のメリットは、高速の休日割を使えることなのだが、この当時はどうせ休日割が適用外になっているので、本当にどうでもよかった。

 3連休を楽しみにしていたが、生憎9/18(土)の天気予報が悪くなって、折角の3連休なのにこれでは普通の週末と変わらなくなってしまう。9/19(日)は天気も回復する予報だったので、折角の3連休どこにも行かないのはもったいないから、どうしようか悩んでいた。

 9/20(月)に休みを取ったので泊っても良いが、9/19(日)は中日になるので、日帰りで朝早く出て夜遅く帰ってくる、でも良いかと思った。それでどこに行きたいかツーリングマップルを眺めていると、1つ行ってみたいところがあるのを思い出した。

 琵琶湖に浮かぶ湖中島「竹生島」である。滋賀県は海に面していないが、琵琶湖に3つほど島がある。もう幾分か前になるが、大河ドラマ「江 姫たちの戦国」でも紹介されていたところだ。宗教色の強い所だったが、大河ドラマを見た時にいつか行ってみたいな、と思った記憶が蘇ってきた。

 それだけを目標にするのもモチベーションが上がらないが、それだったらついでに約ビワイチ(琵琶湖一周)でも久しぶりに行こうかな、と思った。

 行き先が決まった所で、日帰りのため宿も取る必要が無いから、後は適当になるようになる。休みになり、予報通り9/18(土)は雨だったので、家でダラダラ過ごす。

 話は少し脱線するが、夏休みに友人A氏の出掛け方について驚愕したが、それもアリかも。と思った行動をここでも紹介する。

 夏休みに弘前で集合することにして、私は秋田。A氏は新潟に居た。その日私も朝6:00台に出発したのだが、適宜LINEで連絡を取り合っていたら、A氏の移動距離が中々凄かった。てっきり私は高速を使ったのだと思っていたが、その日合流を果たしたときに聞いてみた。

 するとA氏は高速は使っていないらしい。じゃあどうしたのかと言うと、AM2:00にホテルを出発したそうだ。この日は、ちょうど日本海側に台風が接近したため、私は秋田。A氏は新潟に連泊を余儀なくされた。それもあって休養はたっぷりだから出来る運用だとは思うが、これには驚いた。

 私は出来るだけ明るい内に走りたく、通ったこと無い道は景観を楽しみたいので、これは少し真似出来ないな。と当時は思った。しかし、自宅から出発する場合は話は別だ。大体どこに行くにも、序盤は通ったことある道ばかりなので、そこは暗くて景色が楽しめなくても問題無い。むしろ、交通量が少なく快適な移動が出来るじゃないか、と思った。ちょうど3連休の中日なので、この運用をしようと考えた。

 なので、9/18(土)は21:00くらいにはベッドに入った。中々眠れないが、無理矢理目を閉じて体を休ませる。流石にAM2:00出発は厳しかったので、3:30頃起きて4:00に自宅を出発。ちなみに今回は、高速を使うつもりが無かったので、セローで行くことにした。

 流石に周囲は真っ暗だが、当然渋滞など無く快適に移動する。国道1号をひたすら走り続ける。展望の良い浜名大橋も真っ暗なまま通過した。愛知県に入り豊橋から国道23号を走る。

 道の駅「筆柿の里幸田」に立ち寄り休憩。この辺りでようやく明るくなってきた。引き続き国道23号を走り、いつもは渋滞している名古屋市港区や四日市も快適に通過出来た。ド早朝出発というのは中々良いかもしれない。

 一応バナナだけは腹に入れていたが、四日市のコンビニでようやく朝食を食べる。お腹を満たしたところでツーリング再開。亀山に入ったところでいつも通り、名阪国道を通ろうと思ったところで、1つひらめいた。

 名阪国道は、アップダウンやRのキツイコーナーが多々あるが、れっきとした自動車専用道路だ。なので、信号も無ければ2車線確保されている。名阪国道にもちゃんと番号が振られており、国道25号が割り当てられている。

 この道は前述通り自動車専用道路なので、色々走りにくいところもあるが概ね快適に走れる。しかし、この名阪国道に沿った形で国道25号が通っている。この国道は二桁国道で一見立派な道と思えるが、割と有名な酷道だった。

 ここを走ったことが無いので、折角今回セローで来ていることだし、興味本位で走ってみようかと考えた。関宿近くに標識があったので、国道25号方面に曲がる。しばらくは快適な道だった気がするが、次第に道が細くなった。まぁ特別楽しい道でも無かったが、確かにここが2桁国道なのは良く分からない。名阪国道が自動車専用道路だから、原付が走るために現道指定されているのだろうか。

 このくらいだったら、大型バイクでも走れそうな感じだと思った。適当に走ったところで、伊賀市柘植に出たから、近くにあったダムCPを取りに行く。そこから琵琶湖を目指して、県道4号で北西に走る。

 滋賀県に入ったところで給油をしておく。甲南からはダムCPをGetしに少し寄り道して、再度野洲川沿いを走った。



 近江富士(三上山)が良く見える場所があったので、少し休憩。



 中々雰囲気の良い河川敷だった。



 近江富士を背景にバイクを撮影。

 小休憩を挟みツーリング再開。琵琶湖大橋を目指し県道11号から国道477号を進む。街中なので信号も交通量も多かった。

 琵琶湖大橋に入るが、ここは有料の橋となる。でもETCは使えるし、安価なのでここは気にせず通った。ここを通らないとなると本当に琵琶湖を一周するか大津市に周らないといけないので、必要経費だと思う。

 琵琶湖大橋は琵琶湖を見渡せるので気持ち良く走る。大津市に入ったところで交差点がかなり混雑していたが、3連休なので仕方がない。

 ここからひたすら琵琶湖に近い側の道路をひた走る。湖西道路の終点からも結構混雑していた。でもここからは、琵琶湖の淵を沿うように走るので景色が良い。

 11:00頃道の駅「しんあさひ風車村」に寄るが、ここは道の駅というより超豪華なグランピング施設といつの間にかなってしまったので、トイレにだけ立ち寄る。個人的にはグランピングとか存在意義が全く分からないので、もう少し休憩しやすくしてもらいたいものだ。

 休憩を済ませて出発する。2020年に泊まった六ツ矢崎浜キャンプ場が見えたが、確か閉鎖中だったと思う。そろそろ良い時間になったので昼食としたいが、何か無いか探してみる。



 色んなところに近江ちゃんぽんの店があったから名物なのか?と思い、「ちゃんぽん亭総本家 今津店」に寄ってみた。ちゃんぽんを美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。ここまで来れば、マキノのメタセコイア並木はすぐ近くだ。



 12:00頃メタセコイア並木に到着。前回来たのは、2015年秋だったので約6年振りの訪問だ。



 他のバイクが通った瞬間を狙う。



 反対側からも撮影。



 とても雰囲気の良い並木道。



 前回訪問は秋だったので、初秋だとまだ緑が豊富で中々良い。

 やはりこの並木は雰囲気が良い。久しぶりの訪問だったが楽しめた。メタセコイア並木を出発し、ツーリング再開。琵琶湖北岸を走るためマキノから国道を外れる。この辺まで来ると街感は無くなるので、ツーリングらしくなる。

 2015年に泊まった海津大崎を通過する。ここは昔格安のキャンプ場があったが、崩落のため閉鎖されてしまった。湖岸を周ろうと奥琵琶湖パークウェイを進んだが、途中で看板があり通過出来ないようだった。途中の展望台までは行けるらしいが、引き返すのは基本性に合わないので途中で引き返す。適当なパーキングで湖北を見ながら小休憩する。

 仕方がないので、国道303号から8号に出た。豊臣秀吉VS柴田勝家で有名な賤ケ岳を横目にしながら、湖岸道路に入るため県道44号~331号さざなみ街道を走る。交通量はあるものの、流れは良く琵琶湖を見ながら走れる。途中で、これから向かう予定の竹生島が見えた。

 観光船の時間を見ながら走っていたので、ちょうど良い時間に着きそうだ。遊覧船が出るのは当然港からだが、良く分からなかったので豊公園の駐輪場に停めた。クルマは有料だが、バイクは無料だったのでありがたい。



 13:30頃長浜港に到着。豊公園から長浜港まで歩いていったが、そちらにも普通に駐車場があった。クルマも無料で停められそうだ。歩いてきてしまったので、また戻るのも面倒だからまぁ良い。



 竹生島の紹介。琵琶湖八景の1つでもあり、昔流行ったパワースポットのようだ。乗船時間までしばらくあるので、ベンチに座りながら待つ。



 少し待つと折り返しの観光船がやってきた。



 桟橋に到着。やっぱり短時間・短距離でも船旅は、いつでもワクワクする。



 長浜と竹生島を結んでいる。席を確保して、出港まで待つ。



 観光船は定刻通り14:00頃長浜港を出港した。



 あの山が小谷城辺りだろうか。



 湖によくある、養殖の筏のようなものがたくさんあった。



 流石日本一の琵琶湖。まるで海のような解放感。のんびり窓から風景を見る。湖なので全く揺れずに快適そのもの。



 30分程度の乗船で、竹生島が見えてきた。桟橋に着き下船案内が始まった。



 14:30頃竹生島に上陸。まずは看板に歓迎される。



 3連休のためかそこそこの観光客で賑わっていた。



 竹生島の案内図。周囲2km程度の小島だが、立ち入れる所は寺社範囲の限られたところであり、徒歩でも一周とかは出来ないよう。



 パワースポットらしい雰囲気が漂っている。



 早速琵琶湖八景である竹生島を巡っていこう。宝厳寺の拝観料を支払う。



 まずは石段を登っていく。



 鳥居にも竹生島神社と書いてあった。



 中々の石段で、日頃運動不足の身には息が切れる。



 登ったところに宝厳寺本堂があった。



 こういう古き良き建造物は大好きだ。



 南無不動明王像があり、炎を背負った立派な像。



 中に高低差があるので、こういう雰囲気が見渡せる。



 これが一番の売りだろうか、国宝宝厳寺の唐門。



 桃山文化らしく、豪華絢爛な佇まいだった。



 木像もあった。



 ライトアップは多少されているものの、こういう雰囲気は大好き。



 清水寺みたいな建造物。



 重要文化財にもなっている舟廊下。先ほどの写真はここだった。桃山時代から現存しているのだろうか。



 桐紋と菊紋が描かれていた。



 先ほどの舟廊下の下にも行ける。ここで、まさかのカメラバッテリー切れ。仕方ないので、スマホでこれ以降は撮影する。



 清水みたい、と言ったが下まで降りると、やはりそこまでの高低差は無かった。それでも、石垣と相まって雰囲気は良い。



 鳥居が並んでいる。ほぼ入口まで戻ってきた。



 豊臣秀吉が寄進した竹生島を楽しめた。小さな島だが、それなりに見所も多く1時間以上掛けて周ってみた。

 桟橋で帰りの観光船を待つが、竹生島には長浜からだけではなく、彦根からも出ているようだ。彦根からは多景島という島にも行けるようなので、今度行く機会があればこちらも行ってみたい。行き先で桟橋が分かれていた。

 16:00頃定刻通りに長浜港行きの観光船に乗船。のんびり船に揺られて、16:30頃長浜港に到着した。豊公園まで歩いてバイクに戻り、近くにあったセブンイレブンでコーヒー休憩を取る。

 さて、これから静岡に帰ることにしよう。長浜の県道を通って国道365号等を通って、岐阜県に入り関ヶ原を抜ける。そこから県道56号で養老の滝近くを南下し、揖斐川を越えて堤防沿いをひた走る。この辺は堤防上を走るので眺めが良いが、流石に暗くなってきた。

 何とか国道23号に合流したので、もう走り慣れた道だ。暗くなるまでは無休憩で走り続け、国道沿いにかつやがあったので夕食を取る。

 お腹を満たしたところで、移動再開。もう渋滞はしておらず、快適に国道23号を走り続ける。道の駅とよはしでもう一度休憩を取り、22:00頃自宅に到着した。中々滋賀の弾丸は疲れたが、セローでもこれだけ走ることが出来るのはとても自信になる。明日も休みなのでゆっくりしよう。

 今回の旅では、マキノのメタセコイア並木と琵琶湖に浮かぶ竹生島を訪れた。竹生島は小さな島ながらも、歴史のある建物・国宝もあって、中々楽しめた。他にも琵琶湖には多景島・沖島というのがあるので、それらもその内訪れてみたいかな、と思った。

 本当は折角の3連休なので、関東地方に行ったりしたかったが、こういうのもたまには良いだろう。この頃になると、コロナ感染者が結構減ってきたので、10月くらいから経済活動が戻ってきそうな気がする。他の人が行動を起こす前に、先手で動いておきたい。

 まずMustでは、山形県飛島・新潟県奥只見・関東地方は10月までに行っておきたい。Betterで行きたいのは秋の北海道だ。持っているマイルをここで使い切るつもりで、なるべく費用を掛けずに周りたいものだ。
Posted at 2022/05/14 21:01:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月22日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡

■3日目 8/22(日)

 2夜連続でおがさわら丸で過ごし、東京都竹芝桟橋に夕方戻ってきた。そのまま真っ直ぐ帰らずに、ハイドラCP巡りを少しだけして、東京駅からJR新幹線・在来線を乗継ぎ、静岡まで帰った。

 朝5:00頃起床、流石寝台空間は快適でグッスリ眠れた。ちょうど朝陽が出るタイミングだったので、甲板に出てみる。



 東の空が真っ赤に染まっていた。



 残念ながら雲が多かったので朝陽は見れなかったが、朝焼けを見ることが出来た。



 大好きな排気塔と朝焼け。



 こちらも大好きな船の軌跡と朝焼け。とても素晴らしい景色を見ることが出来た。

 早朝なので他の乗船客が少なかったから、船内の写真を撮って周る。



 昨日居た2等和室は下の階なのだが、そこに繋がる階段はクジラの尾を模したデザインになっている。



 父島の小学生の寄せ書きのようなものが飾られていた。おがさわら丸は、小笠原諸島の物流を完全に握っているので感謝されていることだろう。



 先ほどのクジラのオブジェを俯瞰したエントランス。



 レストランへの通路。全体的に中々オシャレな船だと思う。船の中だがSuicaが使えたので、非常に助かった。

 朝焼けを楽しみ、朝シャンを浴びて前日調達した朝食を食べる。これからは、前日に引き続き溜まっている旅行記を作っていた。しばらくすると、八丈島に最も近づく時間になった。



 行きに出来なかった八丈島の空も対岸取り出来た。これで東京都の空を制覇。大都会だが、伊豆諸島・小笠原諸島があるので中々大変だ。ただ、八丈島のコロプラ土産は取れなかった。どちらにせよ、八丈島には空港CPがあるのでリアルに訪れなければならない場所ではある。



 恐らく八丈島と三宅島。これでノルマは全て終わった、後は空き時間で旅行記を進める。



 良い時間になったので、前日調達したカップうどんを食べるが、もう一口何かが欲しかったので、船内の売店で軽食を調達。昼食を美味しくいただいた。やはりSuicaが使えるのは助かる。

 お腹を満たしたところで、引き続きひたすら旅行記を書き続けた。お陰でようやく2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリングの記録を書き終えることが出来た。最近は、かなりサボり気味になっているのでもう1年経っている。時間の経つのは早いものだ。

 ようやくおがさわら丸は東京湾の入口に入り房総半島が見えてきた。ここまで来るとスマホの電波が十分なので、旅行記以外のことも出来る。行きに散々写真を撮っていたので、帰りはあまり撮らなかった。

 おがさわら丸は定刻通り、竹芝桟橋に到着した。53時間振りに本土へ帰ってきた。明日は仕事なのでこれから真っ直ぐ帰ろうかと思ったが、予想以上にスムーズに下船が出来た。どうせ高速バスが少ないから新幹線で帰るつもりだから、時間に余裕はある。

 1つやりたいことがあったが、若干ハードルが高い。それは、東京ディズニーシーのハイドラ遊園地CPがずっと取れていなかった。ランドの方は首都高を走っていれば取れたが、シーの方は少し海岸寄りなので、首都高からじゃ取れないのだろう。

 ソロのおっさんが行くにはかなり厳しい所であるが、良い機会なので行ってみることにした。JR浜松町駅まで歩いて行って山手線に乗り、東京駅で京葉線に乗換。東京駅の京葉線は、乗換に10分程度歩くことで有名だが、本当に同じ駅と思えないくらい広い。この辺なら軽く1駅分くらいあるのではないだろうか。

 京葉線に乗換えて、舞浜駅で降りる。早速ディズニーの雰囲気が立ち込めて、非常に居辛い。更に居辛い所に向かうべく、ディズニーリゾートラインの舞浜駅に向かった。

 流石規模が違うので、東京ディズニーリゾート内をモノレールが巡っている。この辺だけあって、便数は豊富にあるからすぐ来る。

 それに乗ると、本当に夢の国に来たような感覚が味わえた。居辛いが、そこのハードルを越えれば非日常感がたっぷり出ていた。豪華絢爛な一泊いくら掛かるか予想も出来ないホテル。だだっ広い遊園地とまさにリゾートだと思った。



 モノレールの窓もディズニー仕様だ。肝心の目的である、シーの遊園地CPは無事車中でGet出来た。なので、どこにも降りずに舞浜駅に戻ってきた。入口はSuicaで入ったので、同じ場所で出て問題無いか心配だったが、どれだけ乗っても一律料金なので普通に出ることが出来た。

 再度舞浜駅から京葉線で東京駅まで移動する。夕食をどうしようか迷ったが、まだ17:00過ぎと少し早かったし、東京に長居はしたくなかったので、さっさと新幹線に乗って静岡に戻ることにした。

 新幹線なのであっさり1時間強で静岡駅に到着。静岡駅の石松餃子で夕食を食べた。お腹を満たしたところで在来線に乗換、無事最寄り駅に到着した。

 今回の旅では、3日間72時間中48時間を船内で過ごす、という中々暴挙をした。それでも小笠原諸島父島の滞在時間は4時間弱確保出来たし、原付を借りたので通れる道は一周出来た。よく見ている旅行記を見る限りでは、母島に行ったり海に潜ったり、他にも楽しそうなアクティビティは色々ある。

 時間的制約があるので再訪するかは微妙ではあるが、東京から24時間掛かる秘境を満喫できたとは思う。しかし、あの見送りの光景は衝撃的だった。また来たいな、と思わしてくれる演出だったと思う。

 それと対岸取りではあるが、伊豆諸島の国盗りを制覇することが出来てご満悦。これで、対岸取りが絶対必要ではなくなったので、いよいよ格安スマホに契約を変えようかと思う。現在auを契約しているので、同じKDDI運営のUQモバイルならMNPもネットで完結出来るので、UQモバイルに変えてみよう。

 auはauで高いだけあって、ショップに駆け込んだり保険のアフターサービスが良いが、これからは最悪出先でメインスマホが壊れても、サブで運用して帰宅後に中古スマホを購入する、等の対応をすれば良いかな、と思っている。月の固定費を節約出来るのは、大変ありがたい。

 これで計画していた夏の一大イベント、夏休み東北と小笠原諸島来訪を無事クリア出来た。9月は秋雨前線+台風シーズンの始まりと、あまり好きな時期ではないが、天気予報を見ながら粛々と未到達ポイントを巡って行きたい。

 まずは9月のどこかで立山黒部アルペンルートに行きたい。ここは紅葉が素晴らしいらしいが、紅葉シーズンは物凄く混雑するらしいので、それまでに訪れよう。天気予報次第なので、何とか秋雨前線があまり活発にならないことを祈るばかりだ。

 後は、当然ながらコロナが終息してくれることを願うばかり。もっと堂々と行けるようになることを願う。

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋
2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊
Posted at 2022/04/18 23:46:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月21日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊


■2日目 8/21(土)

 おがさわら丸は定刻通り、小笠原諸島父島に到着。原付を借りて、父島を周遊した。4時間弱父島を周り、とんぼ帰りで再度おがさわら丸に乗船した。

 何時に起きたか全く覚えていないが、朝焼けを撮影していないので少し寝坊したのだろうか。2等和室だが、隣は空いているしよく眠れたと思う。

 朝シャンを浴びて前日調達した朝食を食べる。そして昨日と同じ場所に居座り旅行記作成に励む。



 PC作業にも疲れてきた、9:40頃甲板に出てみると、大変良い天気だった。一面海しか見えない。



 排気塔は青空に似合う。



 おがさわら丸の看板も夏空に映える。



 引き続き旅行記を進め、到着30分前になると父島がハッキリ見えるようになってきた。



 海鳥が飛んでいたので撮影。



 まずは絶対忘れてはならない、国盗り「小笠原」の空をGetした。当然☆5のポイントだ。これをしに来たと言っても過言ではない。



 コロプラももちろん忘れずに。小笠原諸島のコロプラ土産も購入しておく。果たして何人が、ここをGetしているのだろうか。これでコロプラも全国制覇することが出来た。



 父島の集落が見えてきた。ようやく着きそうだ。流石に24時間は長いが、溜まっていた旅行記を進めることが出来たので、有意義に過ごせた。

 おがさわら丸は定刻通り、小笠原諸島父島二見港に到着した。下船の案内指示があるまで待機する。行きと同じように、少し後の案内だった。



 11:07、ついに小笠原諸島父島に降り立った。感慨深い気持ちになったが、残念ながら時間が無い。帰りのおがさわら丸出港は15:30。3.5時間くらいは周れると思うが、その間に出来るだけ多くのポイントを周りたい。

 まずは重たいバックパックを預けたい。コインロッカーは無かったが、二見港の案内所で有料だが預かってくれそうだったので預けた。

 そして事前に調査していたレンタルバイクを借りに行く。二見港から少し歩き、店舗を見つけた。予約はしていなかったが、3時間借りたいと伝えると、「まさか今日のおが丸に乗るの?」と聞かれたので、苦笑いしながら「はい」と答える。たまにそういう人は居るみたいだが、普通はこの選択はしないだろう。

 何はともあれ無事足を確保出来た。50ccだが広い島ではないので、これで十分だろう。

 早速二見港を出発まずはどこに行こうか。Mustはもう終わらせたが、ハイドラマップを見るとダムCPが父島南部に1つあるようだ。そちらは追加のMustで訪れることにして、適当に走らせて看板を頼りに向かうとしよう。



 11:25大根山公園に到着。先ほどまで居た二見港を見下ろす高台で見晴らしが良い。



 小笠原諸島はその立地上、太平洋戦争の要所にもなったところなので、軍隊の遺構が色々あるらしい。



 次は大根山公園からすぐ近くのウェザーステーション展望台に到着。ここは三日月山園地となっていた。 



 早速撮影。海の色がエメラルドグリーンでキレイだ。



 その名の通りウェザーニュースの気象観測所でもあるのだろうか。周囲は海の風景が良い。



 流石東京から船でしか来れない秘境なだけあって、良い景色。

 早くも小笠原の魅力に取りつかれつつある。ウェザーステーション展望台を後にし、今度は二見港から離れた方向に向かう。多分小笠原唯一の学校を横目に見つつ南下していく。自衛隊か官公庁だろうか、団地のような建物もあった。交通量はたまにクルマが来る程度なので、原付で十分だと思う。

 扇浦海岸海水浴場の近くに神社の看板があった。こういう所にも行ってみよう。



 11:50頃小笠原神社に到着。鳥居がある。



 南国のムードたっぷりな階段を登っていく。



 小笠原開拓碑も神社内にあった。小笠原諸島は明治に入ってから、開拓が始まったらしい。



 神社、と言っても小さな社だった。参拝をしておく。



 無人島発見之碑もあった。小笠原諸島や大東諸島は絶海の孤島になるので、よくこんな島を見つけられたものだ。明治時代には辿りつくことさえ困難だったろう。

 小笠原神社を参拝し、前述通りダムCPがこの近くにあったから取りに行った。狭い道だったが、原付なので問題無い。ダムCPをGetしたので、これでノルマは達成だ。

 この近辺は父島で原付で走れる南端に近かったが、そこから遊歩道でしばらく歩くが展望の良い「中山峠」というのがあるようだ。折角なので行ってみよう。



 12:10頃駐輪場に到着すると、こんな看板があった。行き先を目的別で何かの箱みたいなのだったと思うが、石を入れるらしい。観光の石を中山峠に入れておいた。



 早速遊歩道を歩く。自然がたくさんだ。真夏だから暑いが、ちゃんと帽子も被っているし、小笠原は海洋性気候だからむしろ本州より涼しい。



 こちらも南国ムード満載の遊歩道を登っていく。



 ほんの少し登っただけで絶景が広がっていた。この海の色がまさにエメラルドグリーンだ。



 稜線に出ると、木が無いので非常に見晴らしが良い。



 山側はまさに手付かずの山が残っている。世界自然遺産に選ばれているだけのことはある。



 600mほどなので10分強だろうか。ひたすら登りだから息が切れるが、この景色のためなら全く苦ではない。



 中山峠に到着。ほぼ海抜0mからなので100m程度登った。



 白い砂浜と真っ青な海、空と緑が素晴らしい。



 砂浜部を望遠で。



 真っ青な海を望遠で。一応ここは東京都なのだが、本州でこんなビーチがあったら平日だろうが砂浜はビーチパラソルまみれになっていることだろう。



 小島が点在する海の景色。



 この先にもブタ海岸とかジョンビーチがあるらしいが、流石にそこまで回る時間は無いので諦める。



 こんな所にも日陰があったので、しばらく休憩した。東京都なので、こういう設備は非常に充実していると感じる。

 休憩を済ませて駐輪場に戻る。ゆっくり写真を撮ったので、往復40分程度だった。 



 最後に中山峠から見えていた海岸に出たが、陽が陰ってしまったので真っ青な海ではなくなってしまった。やはり景色は上から見下ろす方が良い。

 素晴らしい展望だった中山峠を後にし、引き続き父島を周る。西海岸を走ってきたが、東側に向かうため別名「夜明道路」に入った。適当に展望スポットを巡っていこう。



 13:10夜明山初寝浦展望台に到着。途中にもいくつかスポットがあったが、駐車場が無かったので寄らなかった。原付なので路肩でも構わないだろうが、時間も限られているし良いだろう。



 原付を止めて海側に向かい歩く。



 これが初寝浦だろうか。ちょうど湾のようになっていた。



 こちらも大変素晴らしい展望で、良い天気に恵まれて最高。



 こちらにも太平洋戦争の遺構があった。中にも入れそうだが、気味が悪いので止めておく。夜来ると、絶好の肝試しスポットだろう。

 夜明山を出発すると、大きなアンテナがあった。中にも入れそうなので寄ってみよう。



 直径2,300kmの範囲を見れる?電波望遠鏡、らしい。



 原付と一緒に撮ろうと思ったが、大きすぎて入らなかった。こんな寄り道をするのも中々楽しい。

 電波望遠鏡を後にし出発。今度は旭平という所があった。



 先ほどとはまた違った展望となる。



 本当に東京都だからだろうか。展望台がしっかり整備されている。



 道路から海が見渡せたので原付と一緒に撮影。



 原付が海に飛び込んでいきそう。



 ここまで来ると、父島中心部二見港が見えてきた。もう少しで向かわなくては。



 あそこも展望台だろうか。また寄ってみよう。



 先ほど停まっていた場所から見えていたので、あっさり到着。長崎展望台と言うらしい。



 こちらも湾の海がとてもキレイ。



 目の前に見えるのは兄島だ。そこそこ広い島なのだが、無人島のようだ。



 こう見ると中々山がちなので、人が住むには不適なのだろう。



 先ほど原付を撮影した場所がよく見えた。

 これでそろそろタイムアップだ。時間を見ながら周っていたので、二見港の近くに居るから大丈夫だろう。ガソリン満タン返しだったので、指定のGSに寄って給油し、14:00頃原付を返却した。

 レンタルバイク屋にお礼を言って、二見港周辺を散策する。時間が限られていたので昼食も取らずに周っていたから、何か食べる所は無いか探してみた。しかし、14:00を過ぎていたためか、見る限りの店は既にCloseしていた。

 仕方ないので適当な商店に入ってみた。ついでに翌日の食事も調達しておこう。おがさわら丸はSuicaも使えるので、夕飯はレストランで食べよう。翌朝昼食を調達した。

 おがさわら丸入船日だから、在庫も豊富にあった。面白かったのが、一部菓子パンが微妙に凍っていたことだ。おがさわら丸も24時間航海するので、保管自体はそれ以上となるだろう。なので、冷凍して輸送しているのだと思う。

 適当なパンを食べて昼食とする。二見港の待合所には結構な人で混雑していた。預けていたバックパックを受取り、乗船手続きを終わらせて座る場所を確保するため少し端の方でしばらく待つ。

 ようやく案内が始まり、竹芝桟橋と同じように順番で呼ばれる。どうやら今回は少し早めに呼ばれそうだ。これで分かった。客席が上級グレードから呼ばれるのだということが分かった。昨日の記録でも書いたように、帰りは特二等寝台席を取っていた(正確に言うと二等和室を取れなかった)ので、竹芝桟橋を少し早く降りることが出来るのかもしれない。

 順番が来たのでおがさわら丸に入る。案内に従い席に向かった。



 流石二等和室とは違い、専用のテレビや荷物置場もあり快適空間だ。着替えをして出港時間まで待機する。



 おがさわら丸は定刻通り、父島二見港を出港した。凄いたくさんの見送りの人が居る。私はレンタルバイク屋の人くらいとしか絡んでいないが、この船に乗っている大多数の人は3日以上滞在しているのだから、お世話になった人も多いのだろう。



 何気なく出港を見届けていたら、船が何隻か動いているのが見えた。



 こちらも見送りの船のようだ。皆手を振っている。流石南の島だな~って思っていたら、ここからが凄かった。



 どんどん見送りの船が増えていき、圧巻の光景が広がった。



 これは凄い。私もいくつかの船に乗ってきたが、ここまで盛大な見送りをしてくれるところは中々無いだろう。私は見れなかったが、海に飛び込む人も居るらしい。

 沖に向かうに連れ段々少なくなってきたが、この光景を見てまた小笠原に来てみたいな、と思った。長期休暇か定年後にしか来れないと思うが、チャンスがあれば今回弾丸だったのもあり、是非再訪したい。



 最後まで残ったのは海上保安庁の船だった。



 巡視船だろうから見送りという訳でないだろうが、職員の方も手を振ってくれていた。



 素晴らしい島だった小笠原諸島父島からかなり離れた。滞在時間4時間だったが、中々楽しめた。おがさわら丸の旅客が結構いい値段がするので、折角訪れるなら1週間滞在した方が良いと思う。

 船内に戻り、行きと同じように旅行記を進める。同じ船なので、同じ場所にしばらく陣取る。



 良い時間になったので、レストランに行って唐揚げ定食を美味しくいただいた。



 甲板に出てみると夕陽は見れなかったが、良い夕暮れが見れた。

 この後も同じようにPC作業を進め、シャワーを浴びる。

 明日は、昨日取れなかった八丈島の対岸取りを何としてもやりたい。それ以外は、ひたすらPC作業をすることになるだろう。

 15:30竹芝桟橋到着予定だが、翌日は仕事なので真っ直ぐ静岡に帰るつもりだ。でも少しやりたいこともあるので、また状況次第で考えることにしよう。

 そんなことを考えながら、眠りに付く。

宿泊先:おがさわら丸内

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋
2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡
Posted at 2022/04/17 23:10:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月20日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋

■1日目 8/20(金)
 夏休みの東北ツーリングから帰ってきた、その翌週末に位置ゲー最大の難関と言ってよい小笠原諸島へ行ってきた。島旅となるのでその記録を綴る。

 JRを乗継ぎ静岡~品川は新幹線に乗る。その後山手線に乗り浜松町駅で降りて、竹芝桟橋まで向かった。


 ひょんなことから、2021年中に国盗りの全国制覇を達成する目標を立てた。夏休みに東北へツーリングへ行ってきたが、この時点で残るポイントの主な所は以下の通り。

・山形県飛島、山形内陸CP・新潟下越地方道の駅1件
・関東一部
・伊豆諸島/小笠原諸島
・富山一部
・山陰/隠岐
・山陽島嶼部
・四国(主に愛媛南予地域)

 残り地域の中でも最大の難関、と言って良いだろう小笠原諸島をどう行くか、を3月からずっと考えていた。3月は全国制覇を今年中に達成する、と決意した時である。

 早速情報収集に入る。ちなみに小笠原諸島とはどこにあるか、を簡単に紹介する。




 東京から南になんと1000km。周囲を海に囲まれて、ほぼ沖縄と同等の緯度に位置する絶海の孤島だ。自治体としては、東京都小笠原村となる。

 小笠原諸島の場所を紹介したところで、アクセスとしては飛行機は無く船しか無い。小笠原海運が運航するおがさわら丸で、東京から24時間掛けて行くしか現状無い。

 それはまぁ空港が無いのだから仕方がない。それでも新日本海フェリー等のように、毎日/週6運行してくれればまだ良い。ところが何と、おがさわら丸は通常週1便しか運航していないのだ。さらに小笠原停泊日というのがあって、それが大体3日間ある。

 という訳で、行きに24時間。小笠原停泊が3日。帰りに24時間と、通常小笠原に行くには1週間日程を確保する必要がある。幸い私の会社では長期休暇が確保出来るので、行こうと思えば行けないこともない。ただ今年中、という縛りを設けたからには、GW・夏休み・秋リフレッシュ休暇・冬休みを全て使う必要があったので、長期休暇を小笠原諸島に使う訳にはいかなかった。

 ならばどうするのか。その答えは1つだった。時間が無い人向け、という訳では無いだろうが、1年の中で夏の繁忙期(7月下旬~8月下旬)のみ、週2便ピストン運航されるのでそれを使うしかないだろう。それを使えば、週末に1日休みを付ければ何とか行くことが出来る。

 本音で言えば、折角中々行けない島に行くのだから、満喫して帰りたい。個人的には1日あれば良いのだが、それは実現不可能なので叶わぬ願いだ。残念だが、長期休暇を使うのは止めて週末弾丸で行くことを決意した。

 そうと決まれば、まずはおがさわら丸の乗船券を確保しなければならない。他に競争が無いからだろう、正直小笠原海運の渡航費用は中々高額だ。一般的なフェリーと同様、2等和室(雑魚寝)・2等寝台・1等個室などに分かれているが、2等和室で30,000円弱もするのだ。これはおがさわら丸は旅客だけなのに、北海道行き新日本海フェリー敦賀~苫小牧をバイクで行った場合と同じくらいになる。

 小笠原海運はネット予約が出来るが、予約開始日にアクセスしたがサーバーがダウンしているのか全く繋がらなかった。結局。夜遅くまで回復しなかった上にメンテナンスまで入ってしまったので、翌日トライした。

 上述通り渡航費用が高額なためか、普通上の等級から売れていくのだが、2等和室から埋まってしまっていた。

 私も出来れば寝台は確保したいと思うタチだが、この金額なら流石に2等和室で行きたいと思っていた。日程は7月中旬に奄美へ行ったし、夏休みがある関係で8/20(金)~22日(日)の一択だ。行きは何とか2等和室を確保出来たが、帰りは2等寝台のさらに上、特2等寝台しか空いてなかった。仕方がないので、特2等寝台を予約した。

 希望の席は確保出来なかったが、これで何とか小笠原諸島に行くことが出来そうだ。後は、台風などが来ないことを祈るのみである。



 いよいよ当日。夏休み東北ソロツーリングから無事に戻り、火水木と仕事をこなして前日を迎えた。おがさわら丸の出航は、東京竹芝桟橋11:00発である。最低30分前くらいには着きたいところだ。

 本当は、前日仕事を終わらせて高速バスで東京まで行き、東横INNのポイントを使って優雅に前泊しようかと思っていた。ところがコロナの影響で、静岡駅発東京行き高速バスのダイヤがかなり少なくなっていて、仕事が終わってからでは乗れなかった。となると、10:30までに竹芝桟橋に着けば良いので、新幹線を使えば朝出れば間に合う。なので前泊は止めることにした。

 当日は5:00頃起床して、朝食・洗濯を済ませる。前日までにまとめておいた荷物を抱え、時間になったので、最寄りの駅まで行き静岡駅へ在来線で行った。そこから新幹線に乗る。



 途中富士山が良く見えたが、笠雲が掛かっていた。笠雲は天候悪化のサインなのだが、何とか持ってくれることを祈るばかりだ。景色を見ていると流石新幹線、1時間で品川駅に到着した。

 コロナが始まってから、東京をクルマ・バイクで通過したことは何度かあったが、東京で電車に乗るのは初めてだ。座れれば良いが、出来る限り吊り革等には触りたくないので立つ場合には必死で電車の揺れに耐える。

 東京に来たのも久しぶりだから、目黒駅に増えていたコロプラ土産をGetするため、少し山手線を外回り逆方向に向かう。無事取得したので、内回りに乗り換えて浜松町駅に到着した。

 電車から降りたらすぐ手指消毒をしたかったが、意外と駅構内には消毒液が置いてなかった。仕方ないのでトイレに入り手をしっかり洗う。これから24時間船に乗るため、コンビニに立ち寄り食料と水分を確保しておく。そこから竹芝桟橋に向かったが、歩道に伊豆諸島の絵が書いてあったりして面白かった。



 竹芝客船ターミナルに9:50頃到着。思ったより早く着いた。早速受付をして、乗船券を貰う。もう少ししたら乗船開始らしいが、私の席はそこそこ後ろでの案内らしく、しばらく待つように伝えられた。



 待ち時間を利用して竹芝桟橋周辺を散策してみる。



 おがさわら丸の表記がある乗船タラップ。



 父島も東京なんだけどな、とか穿った自分は思ってしまうが、一般的にはこれで通じるでしょう。



 写真を撮っていたら良い時間になったので、乗船口に向かう。



 「行先 小笠原父島」と見ると、今からそこに行くんだ、と年甲斐も無くワクワクする。



 乗船のため、おがさわら丸の下に着いた。他の人が居ない時を見計らって撮影。



 2等船室に着いた。場所は指定制なので、早い物勝ちとかではなかった。おがさわら丸最深階だったから、展望なんかは全く無かった。コロナ渦だからか、間隔が空いていて中々快適に使えた。



 荷物を置いて、甲板に出てみた。レインボーブリッジが良く見える。



 小笠原諸島の物流を担っているおがさわら丸にコンテナがたくさん積まれていた。出港時間が近付いてきたところで、出港のアナウンスが流れた。



 甲板で出発を見届ける。係員さんがタオルを広げて、見送ってくれていた。



 こちらでもたくさんの方に見送ってもらう。



 先ほどまで居た竹芝桟橋方面を撮影。こちらは一般人だろうが、手を振っていた。何だか出発するのに高揚感が湧く。

 しかし、これだけビルが背景にある港は中々無い。流石東京だ。



 素晴らしい夏空を背景に、大好きな排気塔。さらば本州、また帰ってくる日まで!と言ったところだろう。



 しばらく東京湾を進むので大都会の展望を楽しめる。まずはレインボーブリッジが良く見える。



 高層ビルが立ち並び、地方在住の私としては眩しい限り。



 おがさわら丸はレインボーブリッジを通過する。



 レインボーブリッジは首都高としてしか通ったことがないが、一般の橋としても渡れたと思う。



 お台場のフジテレビが良く見える。あの球状の部分は非常に特徴的だろう。



 高層ビル群を背景にレインボーブジッジ。



 多分、レインボーブリッジの一般道部分のループ橋。



 フジテレビの球状は展望台になっていたと思うが、未だに行ったことが無いな。



 天気も良くて、東京湾からの展望を楽しみながら快適クルーズが出来た。

 見物も無くなってきたところで、船内を散策する。そこそこ人が乗っていたが、パブリックスペースにも割と余裕があった。



 コンセントがある席も空いていたので早速確保。船内で時間を持て余すのが分かっていたので、今回はPCを持ち込んでみた。最近サボり癖がついてきたので、この当時は2020年夏休み北海道旅行記すらアップロード出来ていなかったので、粛々と進めることにした。その前に、コンビニで調達した昼食を食べておく。



 パブリックスペースには軽食販売もしていたので、少し高めだったが海を見ながらスイーツを美味しく頂く。おがさわら丸は、Suicaが使えるので現金が必要無く大変ありがたい。

 お腹を満たしたところで海を見ながら、ひたすらPC作業を進める。房総半島を抜けるまでは、船も殆ど揺れずに電波も良く入ったから、飽きたらスマホを見たり出来た。

 房総半島を抜けてから電波が入らなくなってきた。外海に出たから少し揺れが出てきたがそうでもない。気にせずPC作業を進める。ここから伊豆各諸島近くをたまに近づきながらおがさわら丸は進んだ。

 島近くだけは電波が入ったので、時折スマホを持って甲板に出てみた。

 まずは伊豆大島が良く見えるところで、コロプラ土産をGetした。まだ動物園・空港CPがあるので、この島にもその内行きたいところだ。

 次に15:00頃に三宅島に近づいてきたので、対岸取りを試みたが新しいAndroidだとGPSのみなので、陸の上に居ないと判定された。なので、古いスマホにSIMを差し直してトライ。何とか国盗り「三宅島」の対岸取りに成功した。この島にも空港CPがあるので、ここにも訪れよう。

 最後に八丈島に近づいてきた。ここでも対岸取りを試みたが、何度やっても上手くいかなかった。そうこうしている内に、遠ざかってしまい電波も無くなってしまったので失敗してしまった。最悪帰りにもチャンスがあるから、そこでトライしてみよう。最悪八丈島は飛行機が飛んでいるので、金さえ掛ければ何とかなると思われる。

 夕焼けの写真が全く残っていないので、曇っていたのか何をしていたのか全く覚えていないが、残っていないということは見れなかったのだろう。天気は良かったはずなので、全く暮れないということは無いと思うのだが。。。



 気を取り直してPCを片付けて、19:00頃に夕食を食べにレストランに行った。いつも船内の食事はケチるのだが、前述通りおがさわら丸はSuicaが使えるのでレストランを利用した。そんなに高くなく、ローストビーフ丼を美味しくいただいた。

 食後に甲板に出てみると、月が出てて中々良い雰囲気だった。やっぱり夕陽を見れた気がするのだが、こういうのは見逃さないはずだが昼寝でもしてたのだろうか。



 ブレブレだが、何となく写真を撮る。雰囲気だけは伝わるだろう。おがさわら丸の甲板には、寝そべられるベンチとかあったりして、長い航海を少しでも楽しめるような配慮がされている。周囲は当然真っ暗なのだが、甲板には電灯があるので星はそこまで見れなかった気がする。

 それでも夜空を見ながら寝そべるのは中々楽しかった。洋上なので蚊とかも居ないし、快適だった。

 船内を楽しんだところでシャワーを浴びる。おがさわら丸には大浴場は無いが、シャワーブースはいくつかある。

 明日はいよいよ小笠原諸島父島に上陸する。滞在時間は4時間強だが、それでも精一杯楽しみたい。2等和室の消灯時間が22:00頃だったと思うので、小笠原諸島を楽しみに眠りについた。

宿泊先:おがさわら丸内

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊
2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡
Posted at 2022/04/16 23:02:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年07月18日 イイね!

2021年7月 奄美諸島巡り 4日目(最終日) 奄美大島~喜界島~静岡帰還


■4日目 7/18(日)
 奄美大島の東側を周った。



 そして奄美空港から喜界島に渡り、喜界島を1周。その後静岡まで帰還したが、若干のトラブルがあった。

 朝6:00頃起床。朝風呂に入ってサッパリし、前日調達した朝食を食べる。外の様子を見ると、天気予報通りどんよりとした空模様だった。これだったら、前日計画した通り龍郷町の資料館に行こう。開店時間を調べると、あまり早く出ても仕方ないので、しばらくホテルでゆっくりする。

 出発準備を整え、8:30頃ホテルを出発。国道58号をのんびり走り、龍郷町に入ったところでコンビニがあったからコーヒーを飲む。



 コンビニからすぐだった、龍郷町りゅうがく館に到着。奄美大島は西郷隆盛が住んでた街であるため、それを観光資源にしているようだ。

 今では考えられないが、当時は島嫁(アンゴ)と呼ばれる制度があったようで、本土の人が島に居る間のみの嫁、というのが存在した。本土に戻る際でも藩の規則により、連れて帰ることは出来なかったらしい。この顔出しパネルにある、西郷さんの横のあいかな(愛加那)がアンゴだったそうだ。



 館内を撮影。常設展か特別展かは分からないが、ちょうど西郷隆盛と菊次郎展をやっていた。この菊次郎が、愛加那との間に生まれた子供だそうだ。西郷隆盛にとっては長男なのだが、アンゴとの子なので次郎になった、と大河ドラマでも描かれていた。ゆくゆくは京都市長まで勤められた方のよう。

 

 奄美・龍郷島ミュージアムをのんびり見て周った。ありがたいことに、入場料は無料だ。それだけにそんなに大きな展示ではないが、幕末の歴史・西郷隆盛の奄美駐在の記録等を興味深く見ることが出来た。

 30分くらい見て周り、りゅうがく館を出発。外に出たところ、天気が回復してきた。これだったら奄美大島最北端に行く価値があったが、もう時は戻らないのでせめてあやまる岬には行ってみよう。

 国道58号から奄美空港方面へ進み、少しダムCPに寄り道してあやまる岬に向かう。国盗りも忘れずにGetし、奄美大島の国盗りを制覇することが出来た。



 10:00頃あやまる岬に到着。緑の芝生が広がっており、開放的な広場だ。



 雲は多いものの夏空が広がっており、大変良い景色。



 海岸はサンゴ礁の島らしく、遠浅の海岸線に砂浜の景色がキレイ。



 これから向かう予定の喜界島も見えた。

 そろそろレンタカー返却の時間が迫ってきたので、あやまる岬を出発。空港はすぐそこなので返却予定時間通りに奄美レンタカーに到着した。返却手続きをして、空港まで送迎してもらう。



 奄美空港に到着。少し時間があるので周辺を少し散策。奄美土産を調達し、保安検査を抜けておく。



 喜界島行きゲート。



 喉が渇いたので待合所の売店を見たら、奄美のお茶「くび木の茶」があったので購入してみた。何とも言えないが、体に良さそうな味だった。

 搭乗案内があったので飛行機に乗り込む。確か機内はガラガラだった気がする。



 係員さんに見送られて定刻通り11:35離陸。



 あやまる岬から見えていたくらいだから、すぐ喜界島上空に着いた。ちなみに、乗車時間はたったの20分だ。そのため飛行機はあまり高度を上げないため、陸地が良く見えた。



 あっさりと喜界空港に着陸。



 当然ながら飛行機からターミナルへは歩いて向かう。予想通りの小さな空港だった。



 忘れずに喜界島の国盗りをGet。これで九州地方を制覇することが出来た。ハイドラも起動し、喜界空港CPもGetした。

 自分で言うのも何だが、九州地方を制覇したというのは凄いことだと思う。長崎県・鹿児島県が最大の難関だろう。

長崎県:壱岐島、対馬、五島列島
鹿児島県:甑島、種子島、屋久島、奄美諸島

 と、九州は島がたくさんある。一部の島は飛行機のオフラインモードが使えるかもしれないが、殆どは実際に訪れないとGetすることは難しい。私も実際には訪れていない所はいくつかあるので、いつか是非リアルに行ってみたいところだ。

 ささやかな喜びに浸っているところで現実に戻る。折角喜界島に来たので周ってみよう。まずは足の確保で、事前情報だと原付を借りることが出来るらしい。その前に、大きなバックパックから必要なものだけ出して、ポケッタブルバックに移し、コインロッカーに不要な荷物を預けた。

 空港の売店でレンタルバイクの手続きをし、夕方の鹿児島空港行きまで借りる旨を伝えた。いくらだろうか、と思ったら驚愕の値段だった。何と880円で貸してくれるらしい。安いのは助かるが、想定以上だったので驚いた。

 受付でカギを借りて、バイクは少し離れた所にあるらしいので、カギのナンバーのに乗って行ってください、とのこと。返却はガソリンは満タンにしなければならないが、今日は日曜なのでガソリンスタンドが空いてない。なので、距離清算をするとのこと。返却は空港の売店で良いらしい。

 喜界空港から3分くらい歩いたレンタカー屋の横に倉庫が見つかった。指定のナンバーのスクーターがあったので早速倉庫から出す。

 いよいよ喜界島ツーリングの開始だ。相変わらずどこに行くかあまり決めてない。まずは一周して、喜界島の北東部にサトウキビ畑の直線道路があるらしいのでそこには行きたいな、くらいで後は適当に目ぼしい所に寄って行こう。

 その前にまずは腹ごしらえをする。喜界島は、喜界空港・喜界港周辺にしか街らしい所が無いので、先に食事を済ませる。PayPayを使える店はあるか探したところ、見つかったので向かった。



 何にしようかメニューを見たら、島御前というのが良さそうだったのでそれにした。色んな小鉢があり、おいしくいただく。会計をしようと思ったが、PayPayのQRが置いてなかった。この手の話はたまにある。聞いてみれば良いのだが、何となく気後れしてそのまま現金で払ってしまう。まぁ別に良い。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。ハイドラを見ると、喜界島にもダムCPが1つあった。南西側だったので、まずはそこに行き反時計回りで喜界島を一周してみよう。

 と思ったが、どうも雲行きが少し怪しい。雨雲レーダーを見ると、近くにスコールの雲があるようだ。予測ではギリギリ喜界島を避ける予報だったので出発した。

 ところが5分くらい走ったところでスコールが降りだした。一応念のために、荷物・スマホや財布等の貴重品はシート下に収めているので心配無いが、これは少々走るのが辛い。スコールだと思うのでしばらく雨宿りすれば止むはずだが、屋根があるところが見当たらない。仕方ないので手っ取り早く空港に戻ってきた。

 空港の喫煙所で一服しながらしばらく待機。全身ずぶ濡れになったが、南国なので寒くもないしまた走り出せばその内乾くだろう。



 予想通り20分程度で止みテッカテカに晴れてきた。駐車場の水たまりに反射する青空がキレイだ。気を取り直してツーリング再開。ダムCPをGetして、南西端に向かった。やはり原付とは言え島ツーリングは良い。交通量が皆無に近いし、南国の風を受けながらキレイな景色を見ながら走るのは最高だ。



 手久津久のガジュマル巨木、というのが最初に見つかった。駐車場や看板が新調されたばかりで、喜界島も観光に力を入れているのだろう。



 森の中に入って行ったら、これは確かに巨木だ。



 奄美大島のガジュマルは何とも思わなかったが、これは物凄く太い幹に圧倒された。

 ちなみに南国で森の中に入る場合はハブが怖いが、どうやら喜界島には生息していないらしい。なので、多少は安心して森の中に入れる。

 ガジュマルを楽しんだところで出発。県道619号に出てきた。交通量の殆ど無い道をのんびり原付を走らせる。

 このまま海岸線を走ってサトウキビ畑の直線道路に行こうかと思っていたが、標識にポイント211というのが見えた。名前からはどんな所か全く分からなかったが、何となく行ってみたくなり適当に道を曲がる。

 そこからは結構な坂道を登っていく。50ccの原付なので非力だから、アクセル全開にしても法定速度の30km/h出るかどうか、って感じだったが歩いて登るよりは断然マシだ。何とか登り切った所で案内に従って進む。



 ポイント211に到着。良い感じの芝生が広がっており、開放的だ。



 駐車場に誰も居ないが、これが島旅の良い所。



 事前情報無しで来たが、どうやらここが喜界島最高地点のようだ。そして、ポイント211の意味が分かった。標高の数字のようだ。



 最高地点らしく見晴らしは中々良かった。



 海とサトウキビ畑の光景が素晴らしい。

 適当に来た場所が良いと何となく得した気分になるので面白い。ポイント211を楽しみ、次は何度か看板が出ていた百之台公園に行ってみよう。



 ポイント211から百之台公園はすぐだった。奄美十景に選ばれているらしい。



 立派な展望台があった。



 ここからの眺めも良いが、ポイント211から近くなのもあり、あまり変わり映えはしないかな?



 北端が見えたことくらいだろうか。ポイント211で景色を楽しんだので、そこまでの感動は無かったが良い景色には変わりないので良いだろう。

 百之台公園を出発し、今度こそサトウキビ畑の直線道路に行ってみよう。喜界島最高地点に居たから九十九折の道を下って行くと、段々視界が広がってきた。



 シュガーロードという名称らしい、直線道路に出てきた。その瞬間景色に感動。


 
 周囲30km程度の小さな島なのだが、島のスケールを越えた展望がそこにあった。



 牧歌的な景色がまるで北海道のようだ。違うのは周辺が殆どサトウキビ畑なことだろうか。



 こういう、青空をバックに向こう側が見えない道路のアングルが好きだ。



 少し降りてきた所から場所を変えてみる。あの丘の上に、行ってきた百之台公園等がある。

 ここに来たことにより、私の中での絶景島ランクで、喜界島が一気に急浮上した。この牧歌的かつ開放的な景色が好きなので、喜界島はとても美しい。南国の島は、海はどこでもキレイだがこのような景色はあまり無い。

 直線道路を楽しんだところで海側に出ようと思ったが、近くに牧場の看板があった。折角なので行ってみよう。



 牧場に到着したら、大変素晴らしいひまわり畑があった。まだ7月中旬だが、流石南国なので満開だ。



 原付とも撮影。



 牧場らしく馬が居たが、どうやら喜界馬(トカラ馬)というらしい。



 サラブレッドよりは足が太いように見える。気持ちの良い緑が広がっている。

 喜界島で絶対見たかったシュガーロードを楽しめた。本当に島とは思えない素晴らしい景色なのに、人が誰も居ない。GWの九州ツーリングでも思ったが、島旅は本当に素晴らしい。

 さて、次はどこに行こうか。後は喜界島最北端とか、水曜どうでしょうでも出てきたムチャ加那公園に行きたいくらいか。原付を適当に走らせてみる。



 最北端ではないが、キレイな砂浜があったので寄ってみた。



 白い砂浜が美しい弧を描いている。この砂浜で地元の中学生辺りだろうか、砂浜でジャンプしながら写真撮影をしていたような気がする。



 どうやらここは平家上陸之地でもあるらしい。源平合戦で敗れた平家は、こんなところまで来たのだろうか。

 木陰があったので、そこで休んでいるのがとても気持ち良い。南の島は大体どこもそうだが、気温は高いが所詮32℃程度なのでむしろ本州よりも涼しいくらいだ。風もあるので、炎天下に居なければ割と快適だ。

 平家上陸の地を後にし、最北端の海岸を進んだが、結局どこが最北端なのか良く分からなかった。それでも海を眺めながらのんびり走る。結局海岸には寄らなかったので、この近くだろうムチャ加那公園に行ってみよう。

 適当に行ったら、集落内のかなり細い道を通ったが原付なので全く問題無い。



 ムチャ加那公園に到着。看板のフレームは新しそうだが、写真は完全に破れていた。



 高台にあるので眺めが良い。



 水曜どうでしょうでは、ここでキャンプをしていた気がするのだが何となく違う気もする。やれなくもないが、山田君を置いてた炊事場とかは無かったので、違うところなのだろうか。

 本土の言葉からすると、やっぱり「無茶かな?」みたいに読んでしまうが、奄美の方で加那というのは女性を指す言葉だったと思う。なので、西郷さんの島嫁である愛加那も、名前は愛だったそうだ。

 水どう聖地巡りのようなものだったが、さて次はどこへ行こうか。Google Mapを眺めてみると、どうやら島の中央部辺りに鍾乳洞があるようだ。大きくはないらしいが、入場も無料とのことなので是非行ってみよう。ムチャ加那公園を出発した。原付なのでスマホホルダーは無いから、Bluetoothイヤホンでナビを聞きながら向かった。



 道の途中で展望台があったので、少し寄ってみた。



 大久保展望台と言うようだが、正直島一番とは思えないかな。シュガーロードの方がよっぽど爽快だと思う。まぁこんなもんか、といった大久保展望台を後にし、今度こそ鍾乳洞に向かう。



 ウフヤグチ鍾乳洞に到着。図からもあるように、口コミどおり大きくは無さそうだ。



 それでも何となく南国の洞窟っぽくて雰囲気は好きだ。



 この木の茂り方が、やはり本土とは違う。



 鍾乳洞はわずかながら電灯があったが、暗すぎて満足な写真は撮れなかった。まぁ入場無料なので問題無い。

 次の目的地はどうしようか。海沿いよりも、高台の展望の良い所が無いかな?って探してみたら、テーバルバンタという所が見つかった。行ってみよう。相変わらず原付なので登り坂が厳しいが、ナビの音声を頼りに向かう。



 小さい島なのでさくっと到着。展望台は無かったが、高く盛り上がっていた。



 看板を撮影。途中で止まっているが、2万年毎に隆起を繰り返し、喜界島は形成されているらしい。



 本当に段丘が盛り上がっている。この段丘は看板の説明通りだと、6万年前に出来た段丘のようだ。それがハッキリと確認出来るのが面白かった。



 段丘の台地上は今はサトウキビ畑になって、広大な畑になっている。



 段丘部を望遠で撮影。

 さて、そろそろ良い時間になってきたので、喜界空港周辺に戻ることにしよう。テーバルバンタは南寄りだったので、西海岸周辺をのんびり走りながら向かった。



 あっさり空港周辺に着いたが、もう少し時間がありそうなので喜界港に行ってみた。鹿児島から夜行フェリーで来ることも出来るが、あまりにも早朝着になるので足が無いと時間を持て余しそうだ。一周32kmなので、原付で周るにはちょうど良い距離だろう。

 喜界港周辺をプラプラしていると、ビビっときた場所があったので寄ってみた。



 この交差点。何の変哲も無い所だが、恐らく水曜どうでしょうで出てきた場面だと思う。最後の方で、メンバーをリアカーに載せて事故になりかけた所じゃないかな。



 確かに若干の下り坂になっていた。車道に飛び出そうになったところを、ミスターが何とか助けた。と言った場面に今居るのが、何となく嬉しい。



 折角なので、原付とも記念撮影。

 流石にこれでタイムアップとなったので、喜界空港に戻ってきた。予想以上にかなり楽しめた。喜界島は一気にお気に入りの島になってしまった。原付貸し出し窓口だった売店にて返却手続きをする。細かいことは覚えていないが、原付のODOを見て走行した分のガソリン代を清算したと思う。

 コインロッカーに預けていた荷物を取り出し、詰め直して保安検査を抜ける。

 ここで表示を見ると、どうやら使用機到着が遅れているようで出発に遅れが出ているようだ。表示では10分程度だった。

 これから、17:40鹿児島空港行きの飛行機に乗り、18:45鹿児島空港着。そして羽田行きのANA便19:25発に乗り換える予定だ。航空会社が異なるが、羽田のように巨大な空港ではないので乗継にもそんなに時間は掛からないはずだ。乗継時間は定刻通りであれば40分はあったが、10分遅れても何とかなるだろう。

 と思っていたが、いつまで経っても飛行機が到着しない。当然折り返し便が到着しないと飛行機は飛ぶ訳が無いので話にならない。結局確か20分程度遅れてようやく飛行機が到着した。

 ここから折り返しの準備に30分は掛かるだろうから、かなり微妙な時間になってきた。内心かなり焦る。少し飛行機のダイヤを見たが、一応私が乗る予定だった次にも羽田行きはありそうだ。これが最終便となる。

 しかし、次の便に乗ってしまうと品川駅発静岡方面の新幹線最終に間に合わなくなってしまう。ということは静岡に帰れなくなる。当然明日は仕事だ。さて、困ったがどうにもならないので、早めに折り返し準備が出来るのを祈るばかりだ。

 その心配は現実となり、30分どころか40分くらい掛かった。コロナの影響で消毒作業とかに手間でも掛かるのだろうか。



 結局飛行機は30分遅れで、喜界空港を離陸した。さらば、喜界島。また来れる日があれば・・・ と感慨深くなりたいところだが、気持ちはそれどころではない。飛行機の乗継というのは、何度かあるがそこまで頻度は多くなかった。当然今回のような経験は初めてになる。

 どうしたら良いか、と思ったが、シートベルトサインが消えた所で、客室乗務員のお姉さんが周り始めた。とりあえず相談してみよう。このようなケースは他にもあるはずだ。

 他社便の乗継なので恐縮ですが・・・と下手に出て、事情をお姉さんに説明する。まずはしきりに謝られたが、お姉さんのせいでは無いのは当然だ。氏名と乗る予定の便を開示して、地上に連絡を取ってみるとのことだ。

 飛行機は電車のように駆け込み乗車をする訳にはいかない。当たり前だが、他の客が居るので私のために離陸を待ってくれることなどありえない。しばらく経つとお姉さんが戻ってきてくれたが、やはりかなり怪しいらしい。幸い次の便に空きがあるところまで調べてくれ、私の責ではないので振替も無料で出来るようだ。当然他社便なので、もし乗継出来なかったら後はANAカウンターに行くように指示される。

 とりあえずやれることはやった。後は外の景色を見ながら色々考える。ちょうど島だけに雲が掛かっているのが面白かった。あの島はどこだろうか。やはり、島の山で空気が冷えて雲になるんだろうな。

 まず思ったのは、もうどうしようも無いので、折角だから振替便を明日にもう1日休みを取って鹿児島に居ようかな、とか思ってしまった。喜界空港で待っていた時も、その選択肢を考えて、鹿児島の天気予報を見てみた。しかし、生憎天気予報は良くなかった。実は、2ヶ月前のGWにもセローで鹿児島を訪れていて、その時も雨が降ったから維新のふるさと館とかを巡っている。

 天気が良く夏空が広がる。また久しぶりの訪問ならまだしも、5月に訪れたばかりでまた天気が良くない中観光するのも全く気が乗らなかった。なので、その選択肢は排除した。後は実際にどうなるか。を見届けてから決めることにしよう。

 そんなことを考えていたら、鹿児島空港にようやく到着した。気になる時間は、見事に私が乗る予定だったANA便の出発時間Justに到着した。ちょうどボーディングブリッジから離れていくANAの飛行機が見えたので、もしかしてそれだろうか。

 しかも離島航路かつ遅れたためか、ターミナルへはバスで向かうとのこと。もう完全に話にならないのは明白だ。

 こうなったからには仕方がない。先ほど鹿児島滞在は候補から排除したので、そのまま羽田に帰ることは決定だ。その後は色々選択肢があるが、飛行機に乗っている間に思いついたのは以下の4つだ。

①深夜バスで帰る。 
 メリット:追加費用を最小限に出来、月曜出社出来る
 デメリット:深夜バス明けで仕事はしんどい

②泊まって朝一の新幹線で帰る。
 メリット:月曜出社出来る
 デメリット:早起きがしんどい

③泊まって半休を取り、ゆっくり新幹線で帰る。
 メリット:朝がゆっくり出来る、半休で午後出社すれば周囲の目も少しマシ
 デメリット:特に無し

④泊まって有休を取り、東京観光でもしてゆっくり新幹線で帰る
 メリット:観光が追加出来る
 デメリット:3日も有休を繋げることになり周囲の目が気になる

 私の会社がブラックであれば、① or ②しか無いだろう。幸いブラックではないので、その選択肢は初期段階で排除した。そもそもブラックだったら、2日も有休を付けられないか。。。

 関東の天気予報は良かったので④も捨てがたいと思った。しかし、東京は行こうと思えばいつでも行ける。その上既に2日も休んでるし、東京はこの時緊急事態宣言が出ているので、この中ウロウロするのも気が引ける。感染リスクは地方に比べれば高い。という訳で、③の選択肢を取ることに決めた。

 まずはターミナルに着いた時点で、JALのお姉さんが待機していて私の名前を呼んでいたので、声を掛ける。すると遅延証明書を貰った。これをANAのカウンターに出すように指示された。

 早速ANAカウンターに向かう。ANAの予約情報と遅延証明書を渡して振替手続きをした。席は窓側・通路側をどちらにするか聞かれた。いつもは窓際を選ぶが、周囲の席状況が分からないし、夜なので景色は見えないから乗降しやすい通路側を選んだ。

 手続きをしている間に1人男性の方が来て、私と全く同じ便に乗る予定だったようで手続きをしようとしていた。しかし、その男性は私のような手続きをJALとしてなかったのだろう。遅延証明書を持っていなかったようだ。それが必要です、とANAのお姉さんが言っているのだが、遅れたのなんて調べれば分かるだろう、とか難癖をつけていた。

 やれやれ、とりあえず乗れない可能性が高い時点で相談するべきだと思うのだが、それをやらずに難癖を付けるなんて話にならないな、と私は思ってしまった。

 まぁそんな男性のことはどうでもよい。どうなったのか知らないが、何とかなるのだろう。次の飛行機まで時間があったので、鹿児島空港で夕食にしよう。写真を撮ってなかったので何を食べたか覚えてないが、家計簿を見ると焼きそばを食べたらしい。

 細かいことは覚えていないが、食事をしたであろうレストランは保安検査外なので、一旦出たのだろう。お腹を満たしたところで、再度保安検査を抜けて搭乗口の近くで待つ。

 その間に今日はどこに泊まろうか考える。日曜なので東横INNが安いはずだからそこにしよう。後はどこにするかだが、緊急事態宣言が出ている東京は避けることにする、かつ少しでも朝ゆっくりしたいので新横浜駅前の東横INNを予約しておいた。

 これで何とかなるだろう。乗る飛行機は、ソラシドエア運航のようだった。多分乗るのは初めてだと思う。これが羽田行きの最終飛行機のようだ。

 飛行機は定刻通り鹿児島空港を離陸した。到着予定は22:00過ぎで、羽田空港は巨大だからやはり最終の新幹線には間に合わない。そんなことを思いながら、京急電車で横浜駅まで移動。そこから新横浜駅へは横浜線の方が安いが、地下鉄の駅CPが取れていなかったので、地下鉄で新横浜駅に移動。

 コンビニで飲料を調達し、もう日が変わる直前の23:45頃「東横INN新横浜駅前新館」に到着した。手指消毒して、ホテルにチェックイン。風呂に入って、多分1:00頃寝た。

 翌朝まずは朝食を食べて、上司にTEL。事情を説明したら笑いながら、午後出社で良いの?って言ってくれた。私もメールが大量に溜まっているだろうから、午後から出社することを伝えて了承を得た。

 そしてチェックアウトギリギリまでゆっくり滞在。私の会社の午後一は13:30~なので充分帰られる。10:00過ぎの新幹線に乗って、12:30頃自宅に到着。荷物を置いて、作業着に着替えて午後一からようやく出社出来た。

 最終的にオチもついたが、何とか奄美諸島を巡ることが出来た。後は、沖永良部島と徳之島に行ってみたいがいつになるだろうか。このおかげで九州地方の国盗りを制覇出来たので、また一歩全国制覇に近づいた。

 次は、夏休みの東北ツーリングだろう。また南の島に行きたいな。

宿泊先:神奈川県横浜市 東横INN新横浜駅前新館

■関連ブログ

2021年7月 奄美諸島巡り 1日目 静岡~沖縄~与論島
2021年7月 奄美諸島巡り 2日目 与論島~奄美大島
2021年7月 奄美諸島巡り 3日目 奄美大島周遊
Posted at 2022/03/08 00:06:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記

プロフィール

「 2025年GW四国遠征 振り返り http://cvw.jp/b/154925/48414336/
何シテル?   05/06 09:55
はじめまして、だいです。今は、アクセラセダンとNinja650・セロー250に乗っています♪ 2013年3月、一大決心をし、普通自動二輪の免許を取って、遅...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

【ハイタッチ!drive】2020クリスマス限定&2021お正月限定バッジ配布! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/03/21 06:49:45
MT-07のチェーン交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/12/05 23:15:07
ハイドラ/ダムCPマップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/03/24 19:27:03

愛車一覧

カワサキ NINJA650 カワサキ NINJA650
2019年2月16日納車。  Ninja400Rに乗り始めて速攻でバイクにハマり、その ...
マツダ アクセラセダン マツダ アクセラセダン
2014年1月11日納車  バイクに乗り出して、クルマで出掛けるのがそれほど楽しく感じ ...
ヤマハ セロー250 ヤマハ セロー250
2020年1月5日納車  サブで125ccオフであるXTZ125を所有していたが、静岡 ...
その他 その他 その他 その他
某氏のマネしてみましたw カメラの紹介と、レンタカー・仕事・公共交通機関での移動に使って ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation