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2021年11月03日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 5日目 島根県島前西ノ島町~島根県出雲市

■5日目 11/3(水) 天気:晴れ後曇り
走行距離:84.0km



 西ノ島町のキャンプ場を出発し、西ノ島別府港から隠岐汽船鳥取県境港行きのフェリーに乗った。



 境港から島根県北部の国盗り・ハイドラ巡りをしていたが、トラブル発生。対処をしつつ、島根県出雲市のキャンプ場でテントを張って、洗濯・温泉・買い出しを済ませてキャンプ場に戻ってきた。

 6:00頃起床。テントから出ると、今日も良い天気だった。やはりタープとかバイクカバーはそれなりに夜露が降りていた。撤収日なので、出来るだけ乾かしたいから夜露は降りて欲しくなかったのだが、秋は寒暖差があるので仕方ない。

 どうせ午後にまた張るので、多少濡れていても構わないはずなのだが、こればっかりは私の性分なのだろう。どうも乾かさずに丸めたりするのが気になってしまう。張ってれば乾くんだから、気にしない方が得策だと思うが、中々切り替えられない。

 今日は10:20西ノ島別府港発の便に乗って、本州に帰る。13:20に到着するので、国盗り巡りをしながら島根県出雲市キャンプ場になるべく早めに到着してテントを張る予定だ。出来れば撤収を手早く済ませて、昨日は夕暮れの摩天崖・通天橋の国賀海岸を、AMに見たいと思っていたが、夜露が降りてるし早起きも出来なかったので少し厳しそうかと思った。

 そうは言ってもやることは済ませるため、朝食の準備をして美味しくいただく。撤収をしなければならないので、シュラフを収めたりマットを丸めたりして、ひたすら動いていた。

 やはり秋だから太陽が照るのが遅いので、中々タープなどが乾かない。私のスタイルだと、起床して撤収が完了するのが上手くいって3時間なので、今日は少し手こずりそうだ。

 予想は的中して、国賀海岸に行く時間は取れないと考えた。それだったら急いで撤収しても意味が無い。なので、入り江を見ながらのんびりしたりするのも悪くないだろう。途中からペースを落として、少しずつ撤収を進めた。

 結局キャンプ場を出発したのは、9:45になっていた。やはり2日間空荷で走ると一気に重さを感じる。道が細いので慎重に走って、出航30分前の9:50に別府港に到着した。

 早速乗船手続きをする。隠岐汽船も3度目の乗船なので、どこに何を書くかも周知出来ている。固縛承諾書も記入して提出し、フェリー代金を支払う。



 フェリーは定刻通り、西ノ島別府港に入港してきた。



 やはり島前内航路のフェリーとはサイズが違う。このフェリーは「しらしま」という名前であり、AM隠岐諸島を出港し、午後一で本土に戻れる便になる。

 係員の案内に従いフェリーに入る。このフェリーは島後・中ノ島からの乗客が乗っているので、一番乗りという訳にはいかなかった。なので、コンセント横の席を確保出来なかったと思う。



 フェリーは定刻通り西ノ島を出発した。別府港を離れていく。さらば隠岐諸島、素晴らしい島々だった。



 今日も良い天気だ。あてのない旅だったら、もう1日隠岐に居たかったな。国盗り・ハイドラ巡りがまだ残っているので、それも進めなければならないから、またGWにでも来る機会があることを願う。



 大好きな排気塔を撮影して、船内に戻る。

 昨日満喫した知夫里島にも寄ったが、横になっていたら出るのが面倒になったのか、写真は撮らなかった。境港に着くまで2時間強掛かるので、船室でゴロゴロして過ごす。



 少し疲れが溜まってきたのか、一眠りしていたら本州に入っていた。3日前に美保関に向かうために通った橋をくぐる瞬間を見たかったので、ここだけは写真に撮る。この橋を越えるとすぐ境港なので、下船のアナウンスが流れてきた。



 車両甲板に向かったが、バイクは私1台だけだった。フェリーは定刻通り13:20に境港に到着した。まずは腹ごしらえをしたく、周辺を探してみたらPayPayが使える海鮮丼の店があったので行ってみよう。



 元気亭という店に行ってみた。昼のピークを過ぎていたので、待つことも無く海鮮丼を美味しくいただく。



 海鮮丼だけを拡大。隠岐ではあまり海鮮を食べられなかったので、やはり海に近いのだから海鮮を食べたい。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。久しぶりに本州を走るが、やはり交通量が段違いだ。境港の市街地を走り、島根県に向かう。一時期ダイハツのCMで有名になった通称ベタ踏み坂と呼ばれる、江島大橋を渡った。確かに急勾配の橋だが、ベタ踏みする程でも無かったと思う。

 ベタ踏み坂を越えると島根県に入った。国盗り「大根島」をGetした。よく圧縮効果で撮られている江島大橋の写真を見るが、それは島根県側から撮った写真のようだ。何人か写真を撮っている人が居たが、先を急ぐため今回は停まらなかった。後から、やっぱり停まっておけばよかったな、と思うが、また行く機会にしよう。

 ツーリングマップルでもオススメルートになっている、県道338号を走った。地図から見ると不思議な道だが、堰堤上を通っている感じだった。中海が見渡せて、気持ちよく走る。

 道の駅「本庄」を通過して、交差点を曲がったところでトラブル発生。いきなり軽くだが、リアタイヤがズルっと滑った。これは夏の東北にも経験した現象とよく似てる。恐らくリアタイヤの空気圧が抜けているのだろう。

 これはパンクしたか?と焦り、とりあえず最寄りのコンビニに緊急ピットイン。そこでリアタイヤを見ると、我が目を疑った。何とエアバルブキャップが無いではないか。勝手に外れるとは思えないので、出発前に空気圧調整した時に付け忘れたのだろう。エアバルブがしっかりしていても、どうしてもキャップが無いと少しずつ抜けていくので、走り続けた結果ついに限界が訪れたのだろう。

 普段はエアチェックなんて殆どしてない。窒素を充填しているし、定期的にオイル交換だけは店に持って行くのでその際にエア調整しているからだ。それが、夏の東北時には行きつけのレッドバロンではない店でタイヤ交換したから、窒素が入っていないので調整した方が良いと思った。普段しないことをすると、思わぬことをしてしまうことがあることを、肝に銘じる。

 とりあえず、コンビニに居るのでコーヒーを飲んで一服休憩した後、携帯ポンプで空気を入れる。リアタイヤに空気を入れるのは大変だが、何とかそれなりの硬さになるまで空気を入れる。

 エアバルブキャップは多分家に転がっていると思うが、当面をどうにかしなければならないので、近くのホームセンターを検索。ジュンテンドーが近くにあったので、適当なエアバルブキャップを購入した。これで何とかなるだろう。しかし、島で見つけてたらどうしてただろうか。島後ならホームセンターもあると思うが、島前だと厳しかったかもしれない。

 とりあえず、トラブル・・・というか完全に自分で蒔いた種を片付ける。家に帰った後に気付いたが、実は全く片付けれてなかった。まぁ無事に帰られたので笑い話になるだろう。番外編にて報告する。

 ジュンテンドーを出発し、県道21号を北上する。そして、県道264号に入って国盗り「松江鹿島」をGetし、佐太神社を通過する。そして、国道431号に出た。

 宍道湖沿いの気持ちの良い道を出雲市方面に走る。道の駅「秋鹿なぎさ公園」を通過した際に、動物園CP「松江フォーゲルパーク」観光名所CP「宍道湖」をGetした。

 しばらく走ると出雲市に入り、国盗り「一畑薬師」をGetした。もう目的のキャンプ場はすぐ近くなので、今日のノルマは終わった。キャンプ場は少し分かりにくいらしいので、Google先生に連れていってもらった。HATINOSUのコメント通り、工場の横道から入ったが案内もちゃんとあったので、問題無く来れそうだ。

 細い道を抜けていくと、キャンプ場の炊事場と駐車場が見えた。15:30頃到着した。事前情報通りバイクも入れそうだ。初めてのキャンプ場なので、まずはどこに張ろうかウロウロしてみる。

 キャンプ場の予約をした時は、デイキャンプはボチボチ居ると聞いていたが、2組くらい片づけをしている最中だった。入口からすぐの、見晴らしの良い所が空いていたので、あっさりと決まった。

 バイクを乗り付けて、慣れた手つきでちゃちゃっと張る。連泊をするので、タープも張る。



 島根県出雲市平田森林公園キャンプ場をキャンプ地とする!街中に近いので買い出しは便利だし、温泉も近くにある。乗入も出来るし、何と言っても役場への連絡は必要だが、無料というのがありがたい。炊事場も屋根付きで大きなものがある。



 林間はあまり好きではないのだが、池を見下ろせるので眺めも良い。紅葉シーズンということで、秋らしさも味わえて素晴らしいキャンプ場だ。

 惜しむらくは、トイレが遠いことだろう。パークゴルフ場が横にあるが、そこを通りつつ徒歩5,6分掛かったと思う。トイレ自体は水洗でキレイなのだが、それが少し面倒かな。まぁ無料なので文句を言ってはならない。

 テントを張って落ち着いたところで、イスに座り一服する。この瞬間がたまらない。買い出しや風呂に行くため、まだバイクに乗らなくてはならないが、落ち着く時間もまた良い。落ち着いてたら、片付けをしてた人達も帰って行った。もしかしたら完ソロかもしれない。街中に近いし、工場も横にあるので孤独感は全く無いので問題無い。

 真っ暗になる前に買い出しをしてこようと思い、17:00前にキャンプ場を出発する。もちろん米を水に浸けておく。

 ガソリンを入れようと思ったが、普段私はENEOSを贔屓にしている。Enekeyも作ってるし、メインカードのANAカードがENEOSだとポイントが倍になるからだ。

 それが11月にPayPayとJA-SSがコラボキャンペーンをしており、一部のJA-SSでPayPay払いをするとポイントが7%返ってくる。というのをやっていた。カードのポイントよりキャッシュバックが良いので、ロングツーリングをしているから積極的にJA-SSで入れて行こう。

 その情報が入っていたので、通りそうな街にある、セルフのJA-SSをGoogle Mapお気に入りに徹底的に入れておいた。それを見ると、平田にJA-SSがあったので早速行ってみた。

 PayPayでガソリンを払うのが初めてだったので、最初はとまどった。まず、何リットル分 or 何円分入れるか選ぶ画面が出た。先払いになるようだ。これだと多めにして余った分はどうなるのだろう、少額だと満タン入れられないのでは?としばらく悩んだ。まぁ何とかしてくれるだろう。と思い適当に多めを選択した。

 案の定、余った分は即座に返金された。これで今後も安心して給油出来る。通り沿いに適度にJA-SSがあるみたいだから、ガソリンに余裕があっても入れていこう。バイクのお腹を満たしたところで、すぐ近くのスーパーに行った。コインランドリーも近くにあるのを見つけたので、洗濯も問題無い。もう着替えが無いので、後で来よう。ラピタひらた店で買い出しをして、17:10頃キャンプ場に戻ってきた。



 炊飯をして、肉を買ってきたので早速焼く。



 もう周囲は真っ暗だが、美味しくいただいた。

 食事をしている時のプチエピソードがあるので、記録に残しておく。食事をしていると、野良の子猫が近付いてきた。人間慣れしているのか、ある一定の距離を保ちこちらの様子を伺っている感じだった。

 私は野良動物にエサをやることは言語道断だと思っている。更に、猫は嫌いではないが好きでもない。隠岐島後の記録にも書いたが、私は断然犬派で柴犬が大好きだ。柴の子犬だったら、野良にエサをやるのはダメだと思っても、やってしまうかもしれない。

 野良動物が居ると、ゴミや使用済みの食器の処理に困るので鬱陶しい。追い払おうと何度か追い回ししたり、大きな音を立てたりしたが、一度逃げてもすぐ戻ってくる。可愛らしくはあるが、面倒だな。と思っていた。

 とりあえず肉汁のついたフライパンを置いておくと、何をされるか分からないのでさっさと片付ける。炊事場で洗い物をしていると、子猫はさらにテントに近づいて座っていた。戻るとまた一定の距離を取る。可愛らしいが可愛くない。

 まぁ食料等を荒らされなければ害は無いので、逃げないから放っておく。この辺で近くの温泉を一応調べておいた。すると、驚愕の事実が分かった。何と、ごく最近に健康被害は出てないらしいが、検査でレジオネラ菌が検出されたらしく、営業を休止していた。

 これはショックだった。この温泉ならバイクで5分で着くのだが。ツーリングマップルを見ると、別の温泉が恐らく20分弱くらいだろうか。そのくらい走った所にもあった。ここは何て素晴らしいキャンプ場だ。でも、早めにそれを知っていたら、設営後のんびりしていないでさっさと温泉に行ったのだが。リサーチ不足だったので仕方ない。

 温泉まで遠くなってしまったので、一応ここで雨雲レーダーを見ると、何と弱いながらも雨雲が近付く予報になっていた。これは困った。しばらく様子を見ていたが、当初の雨雲が近付く時間になっても雨は降らなかった。

 とりあえず、着替えが無いのでコインランドリーには行って来よう。温泉に行くかどうかは、終わってからまた考えよう。

 野良猫に付きまとわれているので、食料等はテント内に収めてきっちり閉めて19:00過ぎにキャンプ場を出発した。

 コインランドリーはすぐ近くなので早速洗濯開始。テーブルがあったし、周囲に人も居なかったので、PCを持ち込んで出費管理をした。

 1時間程度で洗濯も終わった。結局雨は全く降らなかった。雨雲レーダーも問題無い。最悪この時期なので、風呂無しでも構わないかと思っていたが、やはり疲れを癒すためにも、温泉は行きたい。やはり行って来よう。当然真っ暗だから、おとなしくGoogle先生に連れて行ってもらった。



 コインランドリーから10分程度走った所にある、しっとりつるつる北山温泉に到着した。予定外だったがここで国盗り「出雲科学館」をGetした。

 その名の通り、単純温泉だそうだがつるつるになる良い温泉だった。露天風呂もあるし、サウナもあったのできっちり整える。到着が遅くなったので、ストレッチはガッツリとは出来なかった。

 しっかり温まり、北山温泉を21:20頃出発。20分でキャンプ場まで戻ってきた。ランタンを点灯して周囲を見渡すと、子猫が居なくなっていた。ようやくどっか行ってくれたかな?と思い一安心して、フライシートを開ける。

 すると、何と前室に置いていたシートバッグの上に子猫が寝ていた。全くの想定外のことだったので、思わず叫んでしまった。完ソロでよかった。誰か居たら、激しく恥ずかしかったことだろう。

 直接は叩けないので、シートバッグを叩いて退散願った。この子猫はキャンプ場で細々とキャンプ客にエサを貰いながら生き延びているのだろうか。人間をあまり怖がっていないように見える。これから冬になるとキャンプ客なんか来なくなるだろうから、それでは生きていけないだろう。やはり野良動物にはエサ等やってはならない。

 風呂上りに夜風に吹かれながらまどろむ時間が好きなのだが、猫につきまとわれて落ち着かない。



 じっとしている時間があったので、ブレているが写真を撮った。何度も叫びながら追い回しても、すぐに戻ってくる。人間の怖さを思い知らせてやらないとならないが、虐待は出来ないので限界がある。少しはすり寄ってでもくれば構っても良いが、近付くとすぐ逃げるので可愛くない。

 危害は無いのでもう諦めた。眠くなってきたし、寝ることにしよう。

 明日はテントを張りっぱなしにして、松江などに訪れて島根東部内陸を巡る。それでキャンプ場に戻ってくるつもりだ。

 国盗り・ハイドラ巡りがガッツリ残っているのであまり観光の時間は取れないが、是非とも松江城には訪れたい。現存12天守の1つだし、全国の城の中でもトップレベルに大好きな城だからだ。後は、行けたら月山富田城とかも訪れたい。テントは既に張っているので、帰りが遅くなっても構わないから何とか観光も入れていきたい。

 今日はただの移動日のつもりだったが、トラブルがあったので少し対応に疲れた。まさに自分で撒いたタネなので、何とか現地調達したので大丈夫だろう。明日も晴れるといいな。

 そんなことを思いながら、22:30頃眠りについた。

宿泊地:島根県出雲市 平田森林公園キャンプ場 無料
風呂:出雲北山温泉 600円

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Posted at 2022/06/17 22:50:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陰2021 | 日記
2021年11月02日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 4日目 島根県島前西ノ島町~知夫里島~西ノ島町 後編

■4日目 11/2(火) 天気:晴れ後曇り後晴れ
走行距離:118.3km

 後編の開始です。

 思わぬ晴れに気分は上々の中、アカハゲ山に2度も訪れ知夫里島の絶景に魅了されていた。

 さて次はどこに行こうか。ツーリングマップルには特にコメントは無いが、折角なので島を一周したい。西側は大体周ったので、今度は東側に行ってみよう。

 折角晴れたので、行きに来た道を戻る方向に向かってみた。



 またもや先ほど停まった同じ場所に寄ってみる。やはり背景が違うと印象が全く違う。
 


 望遠圧縮で撮影。



 ウグイガ崎近くのスポットで撮影を済ませ、今度は知夫里島の東側を目指す。

 走っていると、またもや似たような場所で牛障害に引っ掛かった。仕方ないのでのんびり待っていると、再度面倒臭そうにのそのそとどいてくれた。

 見覚えのある、来居港へのループ橋を横目に知夫里島の中心部に出た。少々の集落と商店を横目に走る。少し道に迷いながら、県道322号を最後まで行ったが行きたい所では無さそうなので折り返す。

 灯台の案内を頼りに進んで行くと、非常に心細くなる細い道を進んで行く。ここで、私的にかなりツボった光景が飛び込んできた。



 完全一車線で心細くなりながら走っていくと、終点がだだっ広い駐車場?広場になっていて、13:10頃到着した。そこでパーっと視界が広がったところに、この牛が1頭ポツんと居たのだ。

 言葉にすると何が面白いのか全く分からないだろうが、何となく非常にシュールな光景に見えて、1人で大爆笑してしまった。傍から見ると危ない人だが、もちろん周りに牛以外誰も居ないから出来ることだ。



 この写真なら少しシュールさが伝わるだろうか。本当に1人でしばらく笑っていた。これだから旅は止められない。Google Mapによると、才ヶ崎というらしい。



 しばらく撮影していると、笑わせてくれた牛君は山の中に入って行った。ありがとう、あなたのお蔭で良い気分になれた。



 秋らしい空が広がっている。



 アカハゲ山のインパクトには勝てないが、才ヶ崎の展望も中々良い。



 先ほどまで居たアカハゲ山も良く見えた。

 フェリーの時間が近づいてきたので、そろそろ港へ向かわなければならない。もう1か所くらい寄れそうなので、近くの島津島にでも行ってみよう。



 13:30頃島津島遊歩道入口に到着。



 漁船が通るためだろうか、橋がアーチになっていた。牛が泳いで島へ渡るようなイベントもあるらしい。この当時はオフシーズンかつコロナの影響でやってないだろうが。



 アーチの頂上で撮影。



 バイク置き場方向を望む。



 一瞬だけ島津島に入ったが、時間が無いので引き返した。時間に余裕があれば、島津島を一周したいところだが、それはまたの機会があれば楽しみにしておこう。

 一応ツーリングマップルにもあるが、この島津島にはオフィシャルなキャンプ場がある。ただ、バイクは通れなくもない・・・程度の幅しか道幅が無いので、荷運びはかなり大変なことだろう。ネットで探した時は、原付なら入り込んだ兵が居るらしい。

 たっぷり楽しんだ、知夫里島を離れる時間が近づいてきた。来居港に向かった。



 13:40頃来居港に到着。立派なターミナルがあるが、隠岐汽船の窓口しか無いので、島前内航路は係員に料金を払う仕組みらしい。



 しばらく待つとフェリーが入ってきた。係員さんの誘導に従いフェリーに乗りつける。行きと同じ席に陣取り、再度コンセントを使わせてもらう。

 フェリーは定刻通りに知夫里島来居港を出港した。4時間の滞在だったが、同じ所に2回行ったり、昼食をゆっくり食べたりしたが、ある程度ゆっくり周れた。もう少し時間が欲しかったが、2022年に島前内航路のダイヤ変更があったようで、今なら6時間滞在出来るらしい。それくらいあれば、ちょうど良い感じかな、と思った。

 しかし、昨日の鹿児島のバイク乗りは何にも無かった。と言っていたが、彼がどう思ったか分からないが、私も同意見だ。何も無いのは間違いない。でも大変素晴らしい景色で、素晴らしい島だったと思う。今回の旅では一番印象に残った島になることだろう。

 そんな思いと余韻に浸りながら、フェリーでゆっくりする。1つしなければならないことを思い出したので、やっておく。明日明後日泊まる予定にしている、出雲市平田森林公園キャンプ場は、利用料は無料だが役所にTEL連絡をしなければならないらしい。ぶっちゃけやらなくても利用出来ると思うが、ルールは従わないといけないと思うので、ちゃんとTELしておく。

 一応キャンプブームの無料キャンプ場で、かつ11/3は文化の日で祝日だから空き状況が心配だったが無事受け付けてくれた。祝日なのでデイキャンプが何組か居る、と言っていた。1日だけなので、そんなに一杯にはならないだろうとは思っていたが、無事予約出来て一安心。天気予報も問題無さそうだった。

 キャンプ場の予約を済ませたので、もう少しゆっくりする。のんびりしていると、フェリーは定刻通り西ノ島に到着した。まだ時間があるので、西ノ島を周らなくてはならない。

 西ノ島到着時点で14:30だった。秋なので若干陽が傾き始めたがまだ行ける。どこに行こうか考えたが、ツーリングマップルに「雄大な景色の中を歩きたい」とある、摩天崖に行ってみよう。国道485号から県道315号に入ると案内があったので、摩天崖方向へ向かう。



 西ノ島にも馬や牛が居たので、途中で止まってみた。非常に牧歌的な光景だ。



 陽が射してないのが惜しいが、牛と島の素晴らしい景色。



 牛と記念撮影。



 朝の時点で西ノ島も素晴らしいと思ったが、摩天崖も期待出来そうだ。動物の撮影を楽しみ、摩天崖に向かった。



 15:00頃摩天崖駐車場に到着。秋はやはり陽が短いので、既に太陽が傾いているのが惜しい。



 摩天崖遊歩道は百選にも選ばれているらしい。250mの高低差があるので、中々大変そうだ。今日は少し厳しいだろう。



 駐車場から既に素晴らしい景色が広がっている。



 早速遊歩道に入る。動物除けのゲートを越える。



 逆光がキツイが、木が無くて見晴らしが良い。



 摩天崖にも馬がのんびり草を食べている。



 人に慣れているのか、近付いても特に逃げる素振りは見られない。



 島の風景を背景に牛が居て、とても牧歌的な光景だ。



 絶景続きで撮影が非常に捗る。



 旧日本軍の監視台があった。この窪みに隠れて監視をしていたらしい。



 摩天崖に到着。海からほぼ一直線に257mの崖がそびえ立っている。



 こんな高い崖は見たことがない。落ちたら即死だろうな。



 この奥に遊歩道があって、通天橋まで繋がっている。前述したが、確かにここを歩くととても素晴らしい景色が見られそうだが、流石に今日は時間が無いのでまたの機会があれば是非歩いてみたい。



 ベンチでのんびり絶景の摩天崖を楽しめた。

 駐車場に戻り、摩天崖を出発する。まだ時間があるので、今度は通天橋に行ってみよう。

 眺めの良い道を下り、先ほどの分岐を通天橋に向かった。バイクならすぐだが、歩くと高低差もあるので大変だろう。



 駐車場に到着。先ほどまで居た摩天崖があんなに上に見える。



 早速歩いて行くが、あの下まで行くことになりそうだ。結構な高低差を下らされた。下るということは登らなくてならないので、帰りは息が切れそうだ。



 緊急車両用の道があったので、ここが通れればそれなりの高低差をバイクで稼げるのだが。車止めだけだったので、バイクなら通れるには通れたがおとなしく歩いた。



 高低差は厳しいが、気持ちの良い風景を歩く。



 通天橋に到着。確かに橋のようになっている。何故、あの真ん中だけが削れたのだろうか。自然が織りなす造形は、不思議が一杯だと思う。



 望遠で撮影。岩肌が非常に険しい。摩天崖はホントに垂直直下の崖なのが分かる。



 一面に芝生が広がり、こんな所でキャンプがしてみたいな、と思った。



 小さな祠と鳥居がある、国賀神社に参拝しておいた。

 ちなみに、通天橋・摩天崖を含めて国賀海岸というらしい。ツーリングマップルにも、この2つは必見とあった。遊覧船もあるみたいなので、今回平日の旅だから是非乗ってみたいと思ったが、何と10月でシーズンオフとなり、営業を中止していた。多分コロナは関係無い。日本海側とは言え、北海道ではないので11月まで雪は降らないと思うから是非営業してて欲しかったが、こればっかりは仕方ない。

 最高だった摩天崖・通天橋の国賀海岸を満喫した。駐車場まで戻るが、予想通り息が切れる登りだった。しばらく息が整うまで休憩する。

 息が落ち着いたところで出発。平日なので数は少ないが、国賀海岸には観光客がチラホラ居た。次はツーリングマップルにも載っている「国賀海岸を見渡す絶景ポイント」らしい赤尾展望所に行ってみよう。

 県道315号に戻って、朝も通った鬼舞スカイラインに向かう道を行った。ハイドラを見るとショートカット出来そうな道があったので行ってみたが、何と途中で崖崩れがそのまま放置されていて、通行できなかった。それだったら、バリケードか何か置いといて欲しいな。

 そんなことを思いながら、Uターンして朝と同じ道を進んだ。赤尾展望所の案内もあったので、今度は迷うことなく進む。



 赤尾展望所の駐車場に到着。こちらには誰も居なかった。



 誰も居ないのに絶景なのが、島旅の醍醐味。



 もう少しで夕陽が沈みそうだ。



 ツーリングマップルのコメント通り、通天橋と摩天崖が一望出来る。夕暮れなので赤味掛かっているのが少し残念。



 柵が入ってしまうが、バイクと撮影。



 頑張って方向も変えてみた。

 赤尾展望所の絶景を楽しめた。ここに来る道の途中にも絶景が広がっていたので、そこでも撮影してみよう。



 島前カルデラを西ノ島から望む。ただ、あまりカルデラ感は無いかな。知夫里島からが一番実感できると思う。



 浦郷の集落が見えた。前述した遊覧船は、この集落から出港するらしい。



 バイクも島前カルデラと一緒に撮影。



 素晴らしいスカイライン感を出せたと思う。

 この時点で16:30過ぎ。夕暮れをどこかで見たいところだが、今日は昨日のみつけ島荘では無く、国賀荘というところで風呂に入りたいと思っていた。みつけ島荘は時間制限要求もあったり、風呂も狭かった。国賀荘は展望が良さそうなので明るい内に行ってみたい。TEL確認はしていないが、最悪みつけ島荘が利用出来ることは確認済みなので何とかなる。

 そんなことを考えていたので、もう1か所だけ。朝にも寄った、鬼舞スカイラインの途中で撮影して、終わりにしようかと思った。



 さくっと同じ場所に到着。朝とはやはりまるで違う景色が広がっていた。



 1日の終わりを感じられる夕暮れ感。



 あと1時間くらいで日没だろうか。光のラインが出来ていた。



 バイクも一緒に撮影。



 バイクも一応入っているが、夕陽方向に向けると完全に黒潰れしてしまった。



 全体的に道が狭いが、素晴らしい道だと思う。ここは、右側が盛り上がっているので、バイクを撮影するには良い場所だと思う。



 最後の最後まで牛が居て、島ではないとありえない光景を満喫出来た。

 これでタイムアップだ。前述通り、浦郷にある国賀荘に行ってみよう。朝来た時に既にこの構想はあったので、国賀荘がどこにあるか注意して周辺を見たが、見つからなかった。改めてGoogle Mapで見ると、現道はトンネルがあるが、旧道だろうトンネルを回避する道に行くと行けるようだ。

 浦郷の集落まで出て、トンネルを通らずに行くと案内があって、無事17:00頃到着した。早速入ると、受付の方に声を掛けられたので「日帰り入浴したいんですが、大丈夫ですか」と聞くと、大丈夫と回答を貰えたので一安心。

 この時ちょうどチェックインしてた人が話好きな方みたいで、受付の方と「風呂だけって言うのも出来るんか~」とか「兄ちゃんよく知ってるね」とか話し掛けられた。「ネットに出てました」と言うと、驚いていたがあまりその手のツールは使いこなせていないのだろう。

 日帰り入浴は出来るのは調査出来たが、コロナの影響で休止している所も多いので、それだけが心配だった。話の背景までは忘れてしまったが「キャンプをしているので風呂だけ来た」というと「こんな寒いのにか」と驚いていた。「まだまだ出来ますよ」と笑いながら言っておく。モンベルの#2シュラフのお蔭ではあると思うが、11月一杯くらいまではキャンプは十分出来ると思う。

 久しぶりの旅の会話を楽しみ、受付の方に大浴場の場所を案内されて早速入る。HP通り、海が見渡せてとても良い展望風呂だった。露天風呂が無いのが残念かな。せめて外で整うスペースがあると尚良いが。

 しっかり1時間温まり、ロビーでしばらくくつろぐ。もう周囲はほぼ真っ暗だった。国賀荘を出発し、昨日も寄ったスーパーで買い出しして、18:30頃キャンプ場に戻ってきた。

 昨日居た鹿児島のライダー3人組は引き払っていたので、別の島に行ったか本州に帰ったのだろう。その代わりに、どちらか忘れたが山陰ナンバーのバイク乗りカップルと、軽バン車中泊の人が増えていた。流石キャンプブーム。こんな島でロンリーキャンプにならないとは恐るべし。

 既に風呂は済ませていたので、ゆっくりと夕食の準備をする。米を水に浸けて30分待って炊飯。何を食べたか全く覚えていないが、多分スーパーの品揃えが良くなかったので、非常食に持ってきたレトルトとカット野菜で済ませたような気がする。そんなんでも、キャンプ場で食べるキャンプ飯は美味かった。

 後片付けを済ませて、しばらく夜風に吹かれながらまどろむ時間が好きだ。今日で隠岐諸島最後の夜なので、まだキャンプは2泊するつもりだが最後の島キャンプを楽しみたい。

 明日は10:20西ノ島別府港発の便に乗って、本州に帰る。13:20に到着するので、国盗り巡りをしながら島根県出雲市キャンプ場になるべく早めに到着してテントを張る。もう着替えが無くなったので洗濯しなければならないが、泊まる予定のキャンプ場は市街地に近いので、あっさりとコインランドリーが見つかった。

 撤収の進捗次第だが、出来れば今度は午前中の摩天崖を見れたら嬉しい。ただ、今朝もそれなりに夜露が付いていたので、時間は掛かるかもしれない。まぁ最悪は直接別府港に行くことにすればよい。

 しかし今日は、絶景の知夫里島・西ノ島を青空で巡れたのがとても嬉しかった。まさに島ならではの風景・空気感・牛や馬が道路近くをたむろしているのは、島ではないと絶対に見れない光景だろう。そんなところをリアルに見れるというのは何と幸せなことだろうか。旅をしていてよかった、と思う一時だった。

 そんなことを思いながら、22:00頃眠りについた。

宿泊地:島根県西ノ島町 耳浦キャンプ場 無料
風呂:国賀荘 500円

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2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 6日目 島根県出雲市~島根県東部周遊~島根県出雲市
2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 7日目 島根県出雲市~島根県浜田市
2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 8日目 島根県浜田市~福岡県新門司港
2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 9日目(最終日) 大阪府泉大津港~静岡
2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 番外編
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2021年11月02日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 4日目 島根県島前西ノ島町~知夫里島~西ノ島町 前編


■4日目 11/2(火) 天気:晴れ後曇り後晴れ
走行距離:118.3km

 西ノ島町のキャンプ場をテントを張りっぱなしにして出発し、西ノ島鬼舞スカイラインを走った。その後知夫里島に渡って離島を満喫。4時間程周って再度西ノ島に戻る。西ノ島を周ってキャンプ場に戻ってきた。

 この日は絶景続きで写真が多いため、2部構成としました。

 6:00頃起床。飲み会をしていたバイク乗りのグループも、そんなに騒ぐことも無くよく眠れた。



 テントから出ると良い天気で、朝焼けが見れた。



 フレアが出たが、朝焼けに染まる雲がキレイ。



 入り江のとても素晴らしいキャンプ場だ。

 朝から撮影を楽しみ、朝食の準備をして美味しくいただく。後片付けを済ませて出発準備を進める。今日は少し西ノ島を周って、西ノ島別府港9:20発のフェリーに乗って、知夫里島に渡る。知夫里島を4時間程度周って、再度西ノ島に戻って来るつもりだ。

 連泊なのでテントを撤収しなくて良いから楽チン。順調に進み、7:50頃キャンプ場を出発した。

 フェリー出発の時間までどこに行こうか。折角良い天気で、これが続く保証も無いから、ツーリングマップルにも「隠岐のハイライト」と書いてある、鬼舞スカイラインに行ってみようと思った。

 昨日も通った細い道を通って、別府港近くに出る。そこから国道485号と県道320号を通ると、標識があったので曲がる。細い道だがキャンプ道具も積んでないし、快適に走る。ツーリングマップルにも「両側には海の景色」とあり、絶景が広がっていた。8:15頃終点に駐車場があったのでそこに停めた。



 少し逆光がキツイが鬼舞展望台に向かう遊歩道を登る。



 秋らしくススキの向こうに島が見えるが、あれはどこだろうか。まだ朝焼けが残っている感じだった。



 順光方面は素晴らしい青空と景色が広がっている。



 これこそ島の風景。



 海も良いが、この稜線の感じも素晴らしい。牛も放牧されていた。

 鬼舞展望台の景色を楽しみ駐車場に戻る。途中の景色も大変素晴らしかったので、少し稜線上で撮影してみよう。



 この雄大な風景が島とは思えない景色。



 稜線を道が通っている。全てが見渡せればもっと良いが、これでもスカイライン感は多少出せたと思う。



 バイクも一緒に撮影。



 素晴らしい鬼舞スカイラインを堪能出来た。

 そろそろフェリーの時間が近づいてきたので、別府港へ向かった。ガソリンが少なくなってきたので、GSに寄ってガソリンを入れておく。島だから値段が高いが、明日はなるべく早くキャンプ場に入りたい。全然本州まで帰れる量が残っていたが、明日GSに寄る時間を減らすため、給油しておいた。



 出港20分前の9:00頃別府港に到着。ちなみに、隠岐汽船と島前内航路では乗り場が若干違うので注意したい。まだ乗るフェリーは着いてなかった。待っていると、耳浦キャンプ場に居たバイク乗り達が走り去っていった。手を振ってお互い挨拶をしておく。

 窓口で知夫里島行きの乗船券を購入する。この島前内航路はどこに行くにも同一料金だ。中ノ島は15分で着くが、知夫里島は30分強掛かる。それでも同じ600円だった。



 しばらく待つと乗るフェリーがやってきた。東向きの港なので逆光が強い。



 バイクと撮影。フェリーが着岸し、車両が全て降りると案内が始まった。



 固定されたNinja。中ノ島からは短時間だからか固縛はされなかった気がするが、知夫里島は時間が掛かるからか、しっかり固縛された。フェリーは定刻通り9:20に出港した。

 しばらく時間掛かるので、船内でまだ見ぬ島を楽しみにのんびりとする。コンセントがあったので、スマホや加熱式タバコを充電しておく。この辺から少し雲が増えだした。雨は降りそうには無いが、天気予報通りでげんなりする。まぁ雨さえ降らなければ仕方がない。

 のんびりしていると、フェリーは知夫里島来居港に着岸した。小さな島ながら、ターミナルは改築されたばかりなのか、やたらキレイだった。忘れずに国盗り「知夫」をGetした。これで隠岐諸島の国盗り・ハイドラを制覇したので、しばらくは気にしなくて良い。

 早速知夫里島を周ってみよう。相変わらず、どこに行くかあまり決めていないが、ツーリングマップルにコメントがある、西側を中心に周ってみよう。来居港は北側に位置するので、反時計回りに走ろう。

 来居港からは離島としては珍しいループ橋で高低差を稼いでメインの道路に出る。しばらくはまともな道だったが、次第にほぼ完全一車線になった。バイクだし、キャンプ道具も積んでないのでまだ良いが、少し走るのが大変だった。やはり島巡りにはセローの方が適している。

 走っていると、次第に路面がやたら汚くなった。何でだろうか、と思ったら理由はすぐ分かった。いきなり牛の集団が現れた。まさに集団で親子連れだろうか、多分5~6頭は居ただろう。完全に道を塞いでいた。

 これには苦笑いを浮かべる。別に急いでいるわけではないが、通れないのは困る。ちゃんと耳にタグが付けられているので、人間の管理下に居るから襲ってくることはないだろうが、牛はデカイのでビビッてしまう。

 あまり刺激せずにしばらく待つと、面倒臭そうにのそのそとどいてくれた。ようやく通れるが、子牛とかはいきなり走り出しそうなので注意をしながら通る。

 牛障害をクリアし、山の崖沿いを通っていくと急に視界が開けた。ツーリングマップルにも「隠岐ならではの風景を走る、糞に注意!」とあり、これが隠岐ならではの風景なのだろう。



 これは写真の撮り甲斐がありそうな風景だな、と海を見下ろす道があった。見たら分かるだろうが、路面が汚い。まぁ牛は草食動物なので、パラパラに乾いてしまえば土と大して変わらない。

 この先がどうなっているか行ってみると、舗装が終わって広場があった。Google Mapによると、ウグイガ崎というらしい。セローなら喜んで周るところだが、Ninjaなので入口付近で自重する。



 Ninjaでこんな写真が撮れるとは思わなかった。



 島らしい風景を撮影出来て楽しい。



 大型バイクでこんな所に入るのは勇気が要るが、すぐそこが道路なのでまだ安心感はあった。



 西ノ島がよく見えた。あの頂上が先ほどまで居た鬼舞展望台だろう。

 早速知夫里島が素晴らしい島だと思い始めた。後はこの雲が晴れ渡ってくれたら100点なのだが、それでも良い景色を堪能する。

 ウグイガ崎を出発して、舗装路まで登って行った。



 少し登ったところでまた停まってみる。島らしい風景が良い。

 小さい島なので、ゆっくりキョロキョロしながら島ツーリングを楽しむ。次は知夫里島最高峰のアカハゲ山に行ってみようと思った。



 と思ったが、道端に牛がたむろしてたので停まってみる。



 しばらく様子を見てたら、ケージからのそのそと牛達が出てきた。どうするのかな?っと思っていると。



 左右を確認・・・はしてないと思うが、道路を横断し始めた。



 ああやって平気で道路に居たら、道路も糞まみれ土まみれになるはずだ。でもとても面白い光景を見れた。これは島ならではだろう。



 海側を見ると、大きな船が知夫里島に入っていくのが見えた。あれは、明日乗る予定の隠岐汽船だろう。

 牛の観察を楽しみ、今度こそアカハゲ山に向かう。狭い道だが、全く対向車を見なかった。人より牛の方を見てるくらいだ。

 案内もあったのでアカハゲ山に向かうが、大して高い山ではないが木が無いのですさまじく見晴らしが良い道を登っていく。たまらなく気持ちが良い。



 10:40頃アカハゲ山に到着。素晴らしい見晴らしで、素晴らしい眺め。



 知夫里島最高峰なので、島前の島並みが一望できる。



 バイクも少し乗り入れてみた。手前に駐車場があるが、簡単に上がれたし誰も居なかったので、こんな写真も撮れる。



 このアカハゲ山の展望は本当に素晴らしい。



 立派な展望台があった。どうやらここでテントを張っても良いらしい。天気があまり良くない予報だったので、西ノ島へテントを置き去りにしたが、この展望台の中にもちょっとしたスペースがあった。何ならここに寝泊まり出来そうな感じだった。水が飲用不可なのと、知夫里島に入浴施設が無いので諦めたが、ここでキャンプしてみたい、と思った。




 本当にこの展望台は素晴らしかった。

 アカハゲ山を楽しみ、今度は知夫赤壁という所へ行ってみよう。素晴らしい見晴らしの道を降りて行き、案内に従い進んでいく。



 また見晴らしの良い場所があったので停まる。先ほど知夫里島に寄っていた隠岐汽船のフェリーが見えた。



 この稜線の感じがたまらなく好き。



 これから通っていく道が見渡せた。しかし、木が全然無いのが不思議だ。日本海の強烈な季節風の影響なのだろうか。



 タヌキ?が見えた。確か、島前ではタヌキはここ知夫里島にしか生息していないらしい。



 もちろん?ここにも牛が居たので記念撮影。

 どこを走っても絶景、って感じだ。さて今度こそ赤壁に向かう。



 11:15頃知夫赤壁の駐車場に到着。



 遊歩道を歩いて行くと、険しい崖が見えてきた。牛侵入防止の柵があった。



 知夫赤壁の看板と撮影。



 かなり険しい崖が確かに赤色になっている。酸化鉄によって赤味がかかっているらしい。



 観光地にありがちな柵が無いので、ここまで近づける。流石に下を見ると、ちびりそうになって背筋がぶるっと震えた。



 ツーリングマップルのコメントにも「その名の通り赤い色の岸壁 展望所の立地もある意味迫力満点」とある。小さくて分かり辛いが、黒いのが点々としているが、牛がここにも居た。転落したら、とか牛達は考えないのだろうか。



 断崖絶壁がそびえたって迫力満点。



 赤壁を望遠で撮影。海の色も青い。



 段々の層になっていて、あそこだけ色が違う岩なのが面白い。

 迫力満点な知夫赤壁を満喫した。そろそろ良い時間になったので昼食にしたいが、マイナーな島なためか食堂らしい場所は1軒しかなかったので、そこへ行ってみる。



 レストハウス神島というところで、カツカレーを美味しくいただく。島なので魚系の食事がしたかったが、ありきたりなメニューしか無かった。

 この写真を見ても分かるかもしれないが、昼食を取る頃から雲が取れてテッカテカに晴れて青空が出てきた。先ほどまで雲が多かったが、これなら素晴らしい景色が見れる。

 思わぬ晴れにテンションが上がる。次はどこに行こうか考えたが、答えは1つだった。先ほどまで居たアカハゲ山にもう1度行くしかない。あそこからの展望は最高だったから、この青空ならさらに映える景色が見れることだろう。

 そう決めたので、レストハウス神島を出発し、いそいそとアカハゲ山に向かった。先ほども通った超絶見晴らしの良い道を青空に向かって走っていく。それはとても幸せな時間だった。



 あっさりと到着。やはりさっきの写真と比べると全く印象が違う。



 島前カルデラがとても素晴らしい。西ノ島を一望出来る。



 牛の放牧の向こうには、風車がある中ノ島。その奥には島後も見える。



 やはり青空が良いね。



 愛車も乱れ撮りをする。



 素晴らしい景色の中、愛車を撮影する。



 こんな素晴らしい光景なのに、誰も来ないし居ないのは島ならでは。



 また鬼舞スカイラインからの景色も素晴らしそうだ。



 反対の南側は少し雲が多かった。ピーカン照りになれば、本州まで見えるのだろうか。



 それでも陽が射していると、緑も映える。



 ここでキャンプが出来れば、本当に素晴らしい1日を過ごすことが出来るかもしれない。テーブルも点在しているし、飲料水と風呂さえあればなぁ。



 誰が何といっても青空は良い。



 場所を変えて、南側を背景に。青空は少ないが、先ほどの写真よりも明るい。



 色んな角度から写真を撮る。



 先ほどまでは居なかった牛が来ていた。ここまで来るなら、キャンプをしたら牛が寄って来るかもしれないな。でも草食だから大丈夫だろう。

 同じ場所へ数時間以内に再訪することはまず無いのだが、これだけ天候が変わり絶景ポイントなのが分かっているので、是非青空の下で景色を見たいから訪れた。たっぷり写真を撮ったので、大満足。

 この辺で、前編は終わります。後編へ続く。

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2021年11月01日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 3日目 島根県島後隠岐の島町~島根県島前西ノ島町

■3日目 11/1(月) 天気:晴れ後曇り一時雨
走行距離:90.8km



 隠岐の島町のキャンプ場を出発し、隠岐島後東海岸を周遊した。



 正午の便で、西郷港から島前海士町中ノ島菱浦港に上陸。軽く周って今度は西ノ島別府港に上陸して、キャンプ場に向かった。

 6:00頃起床。普段からすると早く寝たが、やはり明るくならないと目が覚めない。逆に言うと睡眠時間はたっぷり確保出来た。



 早速テントから出ると、若干雲は多いものの空が見えていた。



 南東方面は朝焼けが見れた。



 テントとバイクを撮影。地元の人だろうか、散歩している人が居た。



 今日も良い天気になってくれると嬉しい。

 朝から撮影を楽しみ、朝食の準備をして美味しくいただく。後片付けをして、テントの撤収準備を始める。タープまで張っているので少し大変だ。

 片付けをしていると、管理人さんがやってきた。島後最北端白島崎が、今凄いキレイだよ。と言ってくれた。端っこマニアな割には昨日訪れていないのだが、その理由として昨日北岸の天気があまり良くなかったからだ。なので、今日は是非行きたいと思っていたので、晴れているならありがたい。後はゴミはどこに置いたら良いか、を聞いたらトイレの目立つところに置いてくれれば良い、と言ってくれた。

 そんなことを話しながら撤収していくが、やはり私のルーティンだと起床してから3時間が標準だ。他の人と比べるとかなり遅いのではないかと思う。早く出発したい気持ちもあるが、朝の気持ちの良い時間をキャンプ場でのんびりするのも至福の時なので、まぁ良いかと思っている。朝食・コーヒー・一服の時間は欠かせない。

 今日の予定は、隠岐東海岸を巡るのは絶対で、時間があれば西岸の那久岬に再訪したいと思っていた。ただ、起きるのが遅かったので、那久岬は少し厳しいかな?と思う。その後、12:05島後西郷港発島前行きのフェリーに乗って島前に上陸する。キャンプ地の候補はあるが、何となく西ノ島に行った方が良いかな、と考えていた。まぁ走りながら決めることにしよう。

 のんびり撤収していたら、9:00過ぎになってしまった。荷物をバイクに積み直し、お世話になった中村キャンプ場を9:15頃出発した。まずは島後最北端の白島崎に向かう。キャンプ場から10分であっさり到着。



 バイクを駐車場に置いて遊歩道をしばらく歩くと、展望台に到着。



 韓国に不法占拠されている、竹島まで161km。と表示があった。中々難しいと思うが、領土問題の解決を祈る。



 白島海岸の素晴らしい景色。



 ちょっとした島が点在しており、灯台が見えた。遊歩道も見えるが、閉鎖されていた。どちらにせよ、あそこまで行くのは骨が折れるし時間も無いので行けなかっただろうが、少し歩いてみたいな。と思った。



 島後側にも灯台があり、そこまでは行けそうなので行ってみよう。



 灯台がある島は、Google先生によると沖ノ島というらしい。



 柵側に鳥居があったので、灯台を中に入れた構図にしてみる。



 望遠でも撮影。



 無事灯台まで到着した。



 白島の名前の通り、というか隠岐は全体的にそうだが、岸壁が白いのが面白い。



 望遠でも撮影。

 天気の良い白島崎を楽しみ出発。通ってきた道を戻り、先ほどまで居た中村キャンプ場を横目に国道485号を東進する。ツーリングマップルを見ると、浄土ヶ浦というのがあるので、そちらに行ってみよう。



 10:00過ぎに浄土ヶ浦海岸に到着。国盗り「隠岐の島布施」をGetしたので、島後の国盗りを制覇した。遊歩道があるので少し歩いてみる。ここには昔キャンプ場があったようだが、今はキャンプ禁止と書いてあった。



 静かな入り江が広がっている。



 ただ来た場所が悪かったのか、極楽浄土のようには見えなかった。



 海はキレイだ。ここも遊歩道が閉鎖されている部分もあった。その辺歩いてみれば、極楽浄土があるのかもしれないが、時間もあまり無いのでそこまでは行かなかった。

 浄土ヶ浦海岸を出発する。地図上ではこの辺から国道は終わり、県道47号となった。ツーリングマップルのコメント通り、狭い箇所は多かったが海も見えるし、そもそもバイクなので全く問題無い。



 恐らく島後最東端辺りに路肩が広い所があったので、停まってみた。Google mapでも黒島展望台とあったので、中々の展望が見れた。



 思いっきり電線があるが、バイクと撮影。

 小休憩を済ませて、昼食を考えるとそろそろ西郷港に向かおうかと思う。やはり那久岬は行けなかったが、また来ることが出来れば、AMに那久岬に行ってみたい。

 県道47号を海を見ながら20分くらい走ると西郷港が見えてきた。バイクなので適当でも良いのだろうが、一応一時置き場みたいなのが港に無いかな?と思ったが、自転車駐輪場しか無かった。なので、邪魔にならないところに適当に置いて、港周辺で昼食を取れる場所を探してみる。

 港周辺が一番栄えているような気がするのだが、こちらも過疎の影響だろうか。正直あまり活気を感じられなかった。何か海鮮系でも食べたかったが、まだレストランが空いてなかった所が多かった。



 なので、ちょっとした喫茶店でうどん・おにぎりセットをいただく。隠岐の魚介を使ったダシのようで藻塩うどんと呼ばれていたが、とても美味しかった。

 お腹を満たしたところで、フェリーの受付をする。バイクに戻り待機場へ移動して少し待つと案内が始まった。相変わらずバイクは先乗りで、ガラガラの船内に一番乗りが出来た。なので、昨日と同じコンセント横の場所を確保出来た。

 次第にポツポツと旅客が入ってきたが、島後から島前に向かうのが主な便なので、まばらだった。一応このフェリーで午後発で本土に行けるのだが、何故か中ノ島菱浦港に2時間も停泊するので、恐らく島後→島前の客がメインだろうから、少ないのだろう。本土に帰るのであれば、島前経由で来たフェリーの方が、時間を有効利用出来るだろう。



 しばらく待つと、出港のアナウンスがあったので甲板に出てみる。入港の時は、先に車両甲板への案内があるので、中々見れないことが多い。



 多分隠岐で一番高い建物な気がする、予約していたビューポートホテル。



 さらば島後!楽しく美しい島でした。中々来ることは難しいけど、またの再訪を願う。



 島後から離れたところで船内に戻ってしばしゆったりする。島前が段々見えてきた。フェリーは1時間10分程度で中ノ島菱浦港に到着する見込みだ。

 船室で外を見ながらのんびりしていると、まもなく到着するとアナウンスが流れた。なので、準備をして車両甲板に向かう。すると驚きの光景が広がっていた。



 なんとだだっ広い車両甲板に私のバイクしかなかった。



 何回も色んなフェリーに乗っているが、コロナ禍の2020年GWでさえ、もう数台は居たと思う。これはこれで中々レアなので、周りに誰も居ないし写真を撮った。まぁこのフェリーは、恐らく主目的はPMの島前⇒本土への運搬だろうから、島後からの移動という意味はあまり需要が無いのだろう。

 フェリーは定刻通り13:15に中ノ島菱浦港に到着した。係員さんが、私のためだけに固縛を外しに来てくれた。1時間強の船旅だったが、ゆっくり出来た。

 早速隠岐島前中ノ島に降り立つ。国盗り「海士」をGetした。この島には、名水CPがあるので、それは確実に取る必要がある。あとは、とりあえず一周してみよう。

 前のツーリングマップルには、ターミナルの前にマリンポート海士というホテルがあり、日帰り温泉に入れるとあった。なので、事前調査したがこのホテルが経営が変わっていて、名前も変わっていた。HPを見たが、日帰り温泉については何も書いてなかった。

 コロナ禍になってから、純粋な温泉施設は大体営業しているが、ホテルの日帰り温泉は中止している所が多い。なので、ここも情報が無いから怪しいな。と思っていた。

 中ノ島にもう1つ温泉施設があるようだが、あまり情報が入らなかった。その時点でかなり西ノ島に泊った方が良い気がしていた。西ノ島は日帰り入浴が出来る宿が多かったので、どこかはやっているような気がした。

 そんなことを考えながら、中ノ島を周る。この島は後鳥羽上皇が行幸していたようなので、その資料館をパンフレットなどでは推していた。とりあえず風景を巡りたいし、前述通り西ノ島に向かう腹づもりだったので、今回はPassした。

 県道317号を走るが、全体的に道が狭くて島の道の割には海も見えない。地図を見ると分かるが、少し内陸を道が通っている。

 しばらく走ると、明屋海岸の標識がある。ここにキャンプ場があり、海岸だしツーリングマップルにもコメントがあるので行ってみよう。



 13:30頃明屋海岸駐車場に到着。



 相変わらず誰も居ないのが島旅の素晴らしいところ。



 前述通りキャンプも出来るので、炊事場も立派なものがあった。水が出るか確認したが、ちゃんと出た。トイレもあるので、キャンプは出来そうだ。



 ここがサイトだろうか。ロケーションはかなり良いため気に入ったが、やはり西ノ島に入った方が良いと思った。その理由の1つに、車止めがある程度なのでバイクなら乗入しようと思えば出来そうな環境だ。しかし、乗り入れ禁止と表示があったので駐車場からの荷運びは大変そうだったからでもある。



 海の向こうには島後が見える。この辺りからは少し雲が増えてきた。



 明屋海岸の良い景色を堪能した。

 駐車場に戻り出発する。ツーリングマップルのコメント通り、少し狭いがバイクなので問題無い。

 少し走ったところには名水CP「天川の水」があった。県道からは取れなかったので少し内陸に入って無事Getした。少し見て行こうかと思ったが、まぁ良いか。と思い先を急ぐ。

 後はどこに行ってみようか。中ノ島の最南端木路ヶ崎が惹かれたので、そちらに行ってみよう。ツーリングマップルに狭路が続く、とある。ツーリングマップルはバイク目線で書かれているので、その中で狭路とあると少し気構えるが、そこまででは無かった。途中に良い景色があったので、帰りに寄ってみよう。



 14:10頃木路ヶ崎灯台に到着。駐車場に変わったサークル模様があった。



 バイクと一緒に灯台を撮影。



 こんな感じの道幅が続いたが、交通量も皆無だったので特に問題無かった。



 曇り空だが、島の風景は中々良い。でも、少し雲が分厚くて不安になる。



 遠くの空には竜巻、まではいかないだろうがさらに怪しい雲が居た。

 天気予報では雨マークは無かったが、一応雨雲レーダーを確認すると中ノ島北部に小さな雨雲が掛かりそうな感じだった。南部は大丈夫そうだったので、先ほどの寄ってみたい場所に行ってみよう。



 道端だがご丁寧に看板があった。この辺りは島前カルデラと呼ばれているようだ。



 真ん中は海なのだが、確かに中央の海を山が囲っていて、確かにカルデラのようだ。



 少し明るくなってきた。これなら大丈夫かな?15:00発の西ノ島別府港行きのフェリーに乗りたいと思い、出発した。

 しかし、途中で雨が降ってきてしまった。雨雲レーダー的に通り雨だと思われたので、降ってなかった南部に引き返す。フェリーの時間に余裕があったので、出来る技だ。小さなフェリーなので、多分直前に着いても何とかなると思われるのもある。

 路面が乾いている所まで引き返し、道端で一服休憩をする。10分くらい時間を潰し、雨雲レーダーも大丈夫そうなので、再度菱浦港に向かった。路面は濡れていたが、雨は止んでくれたので立ち回りが正しかった。

 14:50頃菱浦港に到着。15:00出港のはずなのに、まだ折り返しのフェリーが到着していなかった。短距離フェリーあるあるなのが面白い。更に、乗ってきた隠岐汽船のフェリーおきがまだ停泊していた。出港時間は15:15なので、前述通り島前から本土に運ぶのが目的なのだろう。

 ここにバイクが1台居た。隠岐を周っているのだろうか。受付に行って手続きをする。西ノ島までの渡航料金は、何とバイクも含めて600円と激安なのがありがたい。

 しばらく待っているとフェリーがやってきた。フェリーおきと比べるとかなり小さなフェリーなので快適性は低いが、時間も短いので安い方がありがたい。

 係員さんの誘導に従いフェリーに入る。車両や旅客の搬入が終わったら、すぐ出港していった。

 僅か15分で西ノ島に着くので、のんびりと外を眺めながら過ごす。あっさりと西ノ島に到着。国盗り「西ノ島」をGetした。島根県では、ここ西ノ島が☆5のポイントだった。

 まずは出発せずに、15:00を過ぎたので、日帰り入浴をしている宿にTELしてみた。一応コロナ禍なので、風呂に入れないと辛いため確認しておこうと思った次第。

 日帰り入浴したい旨を伝えたところ、宿泊客の入浴が少なくなる19:00以降くらいに来て欲しいと言われた。受付てくれるみたいなので一安心だ。この時間なら、キャンプ場で食事をしてから行けばちょうど良いだろう。

 天気もあまり回復してなかった。明日の予報は良かったので、今日はもうキャンプ場で沈没してしまおう。この間天気予報を見ていたが、明日泊まる予定にしていた知夫里島は、天気予報があまり良くなかった。

 そこまで恐れる程の予報ではなかったが、天気が良くない中キャンプ場を移動するのも辛い。しかも、事前に調査した限りでは知夫里島では日帰り入浴出来るところが無かった。風呂に入れないのは辛いし、西ノ島では風呂に入れるので、撤収のプロセスを省くためにも西ノ島に連泊した方が良いように思えた。

 なので、明日は撤収の必要が無いので朝早く出て、知夫里島へのフェリーまで西ノ島を巡る。次に知夫里島に渡ってプラついた後、西ノ島に帰ってこよう。天気が良ければ、引き続き周るのも面白いと思う。

 何となくの予定が決まったところで、まずは隠岐汽船の窓口に向かった。前述通り当初は知夫里島から本州に帰るつもりでいた。一応知夫里島からの便で予約しているので、西ノ島で連泊するなら予約を変えないといけない。同じ便で、西ノ島発の方が早いから問題無いとは思うが、一応手続きをしておこう。

 すぐ隣にあった、隠岐汽船西ノ島別府港ターミナルに出向き、窓口の方に声を掛けて予約の変更を行う。当然ながらあっさりと受け付けてくれた。

 次に買い出しするためGoogleで検索すると、近くにスーパーがあったので向かう。途中にダムCPがあったので、取りに行った。辺りを見ても、隠岐にはこれ以上CPは無かったので、ハイドラはもう気にしなくても良いだろう。

 スーパーに行ったが、品ぞろえがあまり良くない割には値段が高かった。離島なので仕方ないだろうが、買い出しを済ませる。

 それではキャンプ場に向かう。ツーリングマップルにはキャンプ場が載っていないが、西ノ島町のHPにも記載があるし、Hatinosuにも載っているから大丈夫だろう。

 別府港から少し集落方面に向かうと、小さいながら標識があった。細い山道を登って行き、トンネルを越えてしばらく走ると小さな入り江に出て15:50頃キャンプ場に到着した。

 ここは夏季のみ有料のキャンプ場になるらしいが、それ以外はご自由にどうぞ。となっていた。隠岐に行く計画を立てていた時に、水道設備に故障があったらしくこのキャンプ場が閉鎖されていた。なので、代わりのキャンプ場を探したがパッとするところが無く、前述の明屋海岸しかないかな。と思っていた。

 いつ頃か忘れたが、10月のどこかで復旧してくれたらしく、再開したという情報があったので、その点は一安心していた。トイレに紙もちゃんとあるし、流しの水が出ることも確認出来た。問題無く泊まれると判断し、慣れた手つきでちゃちゃっとテントを張る。



 島根県隠岐諸島島前西ノ島町耳浦キャンプ場をキャンプ地とする!先ほど連泊するのを決めたので、タープも張ってみた。

 サイトへの乗入も可能。ここは面白くて、携帯が圏外になってしまうが、何故か西ノ島町のFree Wi-fiが飛んでいる。サイトでも十分利用可能だったので助かる。TELは出来ないが、ぶっちゃけ殆ど用事は無いので、データ通信さえしてくれれば問題無い。屋根付きの場所もあるので、悪天候時に逃げ込むことも出来そうだ。



 入り江で海も見渡せるので大変ロケーションが良い。このキャンプ場も気に入った。

 テントを張って、一服休憩ししばし落ち着いた所で、米を水に浸ける。まだ風呂に入りにバイクに乗らなければならないので、パンツは脱げないが重たいジャケットを脱ぐだけでもホッとする。

 11月の平日でこんな離島だから、ロンリーキャンプもありえるかと思っていたが、バイク乗りの3人組が居た。どうやら鹿児島から来たらしい。どっちが遠いかね?みたいな話をした。鹿児島からだと結構微妙なところだが、私の方が若干遠いかな?そのバイク乗り達は、屋根付きの場所にバイクを入れようと頑張っていた。結構な勾配があるのでセローとかならとにかく、重量級を上げるのは手こずる気がする。

 彼らは今日知夫里島に行ったらしく、何にも無い島だった。と笑いながら話していた。牛だけはたくさん居た、と言っていたので事前調査通りだと思った。私は明日行く予定です、と話した。感じ方は人それぞれだと思うが、私の中では何も無いことはある意味貴重なので、とても楽しみだ。

 そんなことを思いながら、天気も曇りだったのでしばらくゆっくりした。時間も経ったところで浸けていた米を炊飯する。何を食べたか全く覚えていないが、昨日に引き続き多分鍋かな。

 キャンプ飯を満喫していると、段々暗くなってきた。秋はやはり日が短い。ヘッドライトを使いながら、後片付けをする。

 そうこうしていると、風呂の希望時間が近づいてきたので18:50頃キャンプ場を出発。集落まで出る道が狭いので、真っ暗の中行くには気を遣うが交通量が皆無なので何とかなった。通ってきたトンネルが中々不気味だったが、短距離で集落に出たので良かった。

 ぴったり19:00に旅館みつけ島荘に到着。入ってフロントの方に日帰り入浴したい旨を言うと、無事受付けてくれた。場所を案内してもらって、入ってみると中々小さな浴場だった。3人入ると、もう一杯になるくらいだろうか。露天風呂も無ければ当然サウナも無かった。

 それでも汗を流せて温まれれば、それ以上言うことは無い。入っている間、宿泊客は食事でもしているのか、誰も入ってこなかったので、ストレッチもしっかりして体の疲れを癒す。

 小さい風呂ながらも1時間程度満喫して、ロビーでしばらくゆっくりする。何か飲めるものがあったので、ありがたくいただいた覚えがある。昔ながらの、ノスタルジックな旅館だった。ロビーにソファーもあったので寛げた。

 しっかり風呂を満喫して、20:15頃みつけ島荘を出発。10分バイクに乗って、キャンプ場に帰ってきた。

 テントに入り、重たいバイクジャケットを脱ぎ、ジャージに着替えてようやくリラックス出来た。タープの下で夜風に吹かれながらゆっくりする。この時間もたまらない。入り江なので適度な波の音がとても心地良い。空を見上げると、この頃にはどんよりしていた雲は晴れて、星空も見え始めた。



 という訳で、風呂も済ませてるからヒマなので、夜景の撮影を始める。昨日も思ったが、隠岐上空を飛ぶ飛行機は、どの区間なのだろうか。昨日と同じ便かな。



 街が無いので満点の星空が広がっている。



 そこそこ明るい街灯があるので、岩肌も若干見える。もちろん肉眼ではこんなに見えない。



 キャンプ場の夜景。



 前述したバイク乗り達は、屋根付き場所で宴会をしていた。大騒ぎしている訳ではなかったので、全く問題無い。しかし、大型でよくあの勾配を登っていったものだ。



 向きを変えて。長秒撮影なのでタープがブレている。



 南側には集落があるので、若干明るかった。夜景撮影を楽しんだところでテントに入る。

 明日はなるべく早めに出発して、少し西ノ島を周る。そして、西ノ島別府港9:20発のフェリーに乗って、知夫里島に渡る。西ノ島⇔中ノ島のフェリーは1時間に1本の多頻度でフェリーが出ているが、知夫里島へは1日2便しか無い。次の便が、知夫里島13:57発だから4時間程度時間がある。大きな島ではないので、周れることだろう。

 知夫里島を周った後も、西ノ島を周る時間はあると思うので行けなかった所。時間を変えて再訪してみるとか色々出来るだろう。ツーリングマップルからでは、鬼舞スカイラインと摩天崖だけは是非見たい。天気予報を確認したが、雨は降らなさそうだがあまり良い予報では無かった。晴れてくれると嬉しいのだが。

 そんなことを思いながら、22:00頃眠りについた。

宿泊地:島根県西ノ島町 耳浦キャンプ場 無料
風呂:みつけ島荘 550円

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Posted at 2022/06/14 23:07:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陰2021 | 日記
2021年10月31日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 2日目 鳥取県米子市~島根県島後隠岐の島町

■2日目 10/31(日) 天気:晴れ夜一時雨
走行距離:186.5km



 鳥取県米子市のホテルを出発し、境港を経由して島根県に入った。美保関を巡って七類港に到着。



 七類港から隠岐汽船の隠岐諸島行きフェリーに乗って、島後に上陸。キャンプ場でテントを張ってから、島後を巡った。

 5:00頃起床。前日600km以上走った割にはまだ元気だ。旅も2日目だから疲労も溜まっていない。朝シャンを浴びて、出発準備を済ませる。これ以降はしばらくキャンプ生活の予定なので、快適な環境はしばらく無いだろう。

 今日は境港を経由して、島根半島東端の美保関に立ち寄りつつ、七類港9:00発の隠岐汽船フェリーに乗って、隠岐諸島島後西郷港に渡る。1時間前に七類港に到着するように立ち回ろう。

 準備も終わり、チェックアウトしてバイクに向かう。キャンプ道具満載だが、何もされていない。さすが日本は治安が良い。前日の夜軽く雨が降ったようなので、路面が濡れていた。屋根がある場所に置いていたので、その辺もありがたい。

 ホテルを6:00頃出発。秋なので、周囲はまだ真っ暗だ。まずは、事前調査していたすぐ近くの吉野家で朝食を取る。吉野家を美味しくいただき、すぐ近くの公共建築CP「米子市公会堂」を通過して、県道47号に入った。

 国盗り「後藤」「弓ヶ浜」をGetしながら、早朝で交通量の少ない道を快適に進む。境港市境にある、米子鬼太郎空港に寄り道して、国盗り・空港CP・メロディーロードCPをGetした。

 国道431号に入って、タワーCP「夢みなとタワー」に寄り道して、国道沿いのセブンイレブンで朝のコーヒーを飲む。7:00を過ぎたのでようやく明るくなってきた。

 割と順調に来ていたので、境港で1か所行ってみたいところがあった。境港周辺にある、水木しげるロードに行ってみたい。早朝だし観光客もまだ居ないだろうから、少し寄ってみよう。国盗り「境港」もGetした。これで鳥取県の国盗り、ハイドラCPを制覇した。



 7:10頃水木しげるロードに到着。予想通り殆ど観光客は居なかったので、堂々と鬼太郎像近くに乗り入れてみた。



 ねずみ男像。



 目玉の親父像。

 この他にも色々像はありそうだが、とりあえず主要処を抑えたので、先を急ぐことにしよう。どんなもんだろう、と思っていたが正直来てしまえば「ふーん、こんなもんか」といった感想だった。時間がある時に、通りの像を眺めながら歩くとまた違う印象を持つかもしれない。

 そんなことを思いながら、水木しげるロードを出発。国道に戻って境水道を越える橋を渡る。大きな船が通るため、高さがあるから見晴らしが良くて気持ち良い。

 橋を越えると島根県に入った。時間も大丈夫そうなので、美保関に向かうため県道2号を東に向かう。ツーリングマップルにもあるように、海の向こうに大山の良い景色を見ながら走る。途中神社CP「美保神社」もGetした。



 7:20頃美保関灯台に到着。ここは不思議だが、美保関というのが一般名称だと思うが、岬の名前は「地蔵崎」というらしく、岬CPも地蔵崎だった。



 日本海を見ながら遊歩道を歩く。



 美保関灯台に到着。どうやら海を見ながらビュッフェが楽しめるらしいが、当然ながらまだ空いてなかった。

 灯台周辺はパッとしなかったが、途中の道から見る大山の写真が撮りたかったので、目的も果たしたし駐車場に戻ってきた。バイクに乗り込みしばらく戻った所に停まってみる。



 東の雲が分厚くて、ようやく雲から朝陽が出てきた。



 この光芒が大変良い。大山はまだ陽が射してないのでハッキリとは見えなかったが、シルエットだけでもキレイだ。



 バイクと撮りたかったが、逆光なのが残念。まぁ満足した。

 今から七類港に向かえば丁度良いだろう。美保関周辺も楽しんだところで出発した。国道485号に入り、トンネルを越えて下っていくと、七類港が見えてきた。フェリーもあって、これは気持ちが昂る瞬間だと思う。

 そんなことを思いながら、8:00頃七類港に到着した。てっきり係員さんの誘導があるのかと思ったら、特に無かったので適当な場所にバイクを置く。

 早速ターミナルに入って乗船手続きをする。ここ隠岐汽船は今まで乗ったフェリーとは少し違うような印象を受けた。まず、乗船票を書くようにあったので、車輛航送用の用紙があった。予約番号をメモしておいたので、そちらに記載して窓口に持って行ったら、バイクだと違うらしく、違う紙を貰った。

 仕方ないのでそれに記入するが、もう1枚固縛承諾書というのを書かされた。平たく言うと、固縛をしますが、それでも倒れても知らないよ。と言ったのを承諾するように、ということだ。まぁ何度もフェリーに乗せてて何かがあったことが無いので、フェリー会社のプロのことは信頼はしているので大丈夫だろう。と思い、ちゃんと記載する。

 隠岐汽船はちゃんとカードが使えたのでありがたい。乗船申込も完了した。ちなみに、七類港~島後西郷港まで二等バイク込で、7,250円。クルマ5m未満は22,870円なので、約1/3の値段だ。やはり島に行くにはバイクに限る。



 バイクに戻ってしばらく待機。時間があったので、これから乗る「フェリーおき」を撮影。しばらく待つと、入るように指示があったのでフェリーに乗船した。

 例によって、バイクは先乗りだったから誰も居ないフェリーに入る。絶好の窓際で、コンセントがある場所を確保出来た。しばらくキャンプ生活が続くので、充電できるものはしておけると助かる。

 バイクウェアを脱いで、ハンガーがあったから壁に掛けておく。最近のロングツーリングでは、トレッキングシューズを履いているので、サンダルは持ち込まなかった。

 スマホを見ながらしばらく待つと、他の乗客も入り始めた。そこまで混雑はしないと思っていたが、予想通りまばらだがぼちぼち二等船室が埋まっていく程度だった。出港の案内があったので、甲板に出てみる。



 さらば、本州。また戻って来る日まで!このターミナルは変わった形をしているが、メテオプラザと言って、美保関隕石を展示するミュージアムにもなっているらしい。



 あれは9:30出港の「フェリーくにが」であろう。ちなみに、私が乗っている「フェリーおき」は朝本土を出発し、島後→島前→本土の航路。「フェリーくにが」は朝本土を出発し、島前→島後→本土を結んでいる。明日は、同じ「フェリーおき」に乗って、PMから島前へ向かう予定だ。




 桟橋で釣りをしている人が居るのは、良く見る光景。



 灯台を横目に、フェリーは外海に出ていく。



 島根半島が良く見えて、とても良い天気。隠岐も天気が良いと嬉しいが、どうなるだろうか。

 離れたところで船室に戻り、しばらくゴロゴロ。朝も早かったので30年振りくらいの隠岐諸島を楽しみにしながら、軽く目を閉じる。



 ほんの少し眠っていたのだろう。隠岐島後が見えてきた。早速島らしい景観と、紅葉している部分があって秋らしさを感じる。天気も良さそうで何よりだ。

 フェリーは定刻通り11:25頃、隠岐諸島島後西郷港に到着した。2.5時間の船旅だったが、ゆっくり出来た。



 案内があったので、バイクの元に戻る。周囲を見渡しても、バイクは私1人だった。

 早速隠岐島後に降り立つ。こんな日本海に浮かぶ島に来れただけで、気分は上々でテンションが上がる。目の前にはターミナルと予約していたホテルがあった。キャンセルしているので、今回は泊まらないが。国盗り「隠岐の島西郷」とコロプラ土産をGetした。これで、国盗り600国を完全制覇することが出来た。6000空が残っているので、まだまだ続けなくてはならないが、一区切りついて満足。

 さて、当然ながら島後に一泊するのは確定しているので、さっさとテントを張って軽い状態で周りたい。島後にもいくつかキャンプ場があるが、温泉が1つしかない。そこに近いキャンプ場にしようかと思っていた。

 まずは国道485号を北に向かう。道中にいくつかスーパーも見えたので、買い出しはこの辺にまた戻ってくることになるだろう。しばらくのどかな街が続いたが、あっという間に田園風景になった。

 しばらく走ると県道316号を曲がる。信号は1つも無い山中の快走路を快適に走る。20分弱走ったところで再度国道に合流すると、目指していたキャンプ場の受付場所「さざえ村」に11:45頃到着した。ツーリングマップルでも、ここのさざえ丼を勧めている。



 という訳で、良い時間だったので早速いただいた。コリコリした歯ごたえのさざえがとても美味しい。ここのご主人が話好きで、隠岐の色々な話を聞けて楽しかった。支払いはau Payが使えたのでありがたい。

 食事を済ませたところで、今日キャンプをしたい旨を伝えた。キャンプ料金もau Payで払えたのが嬉しい。早速案内してくれたが、トイレや流しの場所を教えてくれた。一部で恐らくデイだろうが、BBQをしているグループが居たと思う。

 通路にバイクを入れても良いと言ってくれたので、どこに張っても便利そうだ。BBQグループはどうせ夜には帰りそうなので、トイレと流しが近い所に陣取る。長イスも置いてあって荷物の一時置きにもありがたい。慣れた手つきでちゃちゃっとテントを張る。



 島根県隠岐諸島島後隠岐の島町中村キャンプ場をキャンプ地とする!時間もあるのでタープも張ってみた。

 繁忙期はどうなるか分からないが、バイクの通路乗入可。水洗トイレは少し年季が入ってるが、清潔に保たれていた。温泉もバイクで10分くらいの所にある。買い出しはまともなスーパーは少し遠いかな。後は流しが若干使いづらかったが、600円でゴミまで捨てられるので、問題無い。厳密に言うと、1泊500円でゴミ処理台が100円だった。正直、翌日はフェリーに乗るので、フェリーは安定してゴミが捨てられる。なので、別に出さなくても良かったのだが、管理人さんが捨てるよね?って前提で話をされたから、断るのもなんなので甘んじた。



 入り江で海も見渡せるので大変ロケーションが良い。このキャンプ場は気に入った。

 テントを張って、一服休憩ししばし落ち着いた所で、早速島後を走ることにしよう。いつも通り、米を水に浸けておく。隠岐諸島島後のノルマは国盗りが4つ。神社・名水・空港CPとなる。他にもダムがあれば寄って行きたいと思っていたが、先ほど通った道にあったダムだけだったのでクリアしている。

 出発する前に1つ気掛かりがあった。色々どこに行くか調べていたところ、何年か前に隠岐にも豪雨被害があったらしく、結構色んな道が通行止めになっていた。観光地のローソク島・トカゲ岩などへ繋がる道が通れなくなっている。

 その中でも、名水CP「壇鏡の滝湧水」にもなっている檀鏡の滝周辺への林道も通行止めになっているのが分かった。隠岐まで行ってCPの取りこぼしは厳しいな、と思った。何とか近くまでは行けるようだったので、最悪歩いてでも行ってみようか。と考えていた。

 そんなことを思いながら、13:20頃キャンプ場を出発した。とりあえず周れるだけ周ってみよう。まずは国道485号を反時計回りに走る。Mustポイントの檀鏡の滝が島後の南西側にあり、前述通り時間が掛かる可能性があったので、反時計回りに行ってみる。途中で国盗り「五箇」をGetした。

 途中から県道44号に入って走っていると、色々なポイントの看板が立っていたので、分かりやすくて嬉しい。先ほどのローソク島展望台への道もあったが、事前情報通り通行止めのバリケードが置かれていた。

 仕方ないな、と思っていたら「ローソク島遊歩道」というのがあった。ローソク島は島後の紹介写真にも大体載っているので、こちらで何か見えないか行ってみよう。



 駐車場にバイクを停めて歩いて行くと、ジオパークらしい白壁が見れた。



 鳥居があったがその奥に急な階段があり、ロープまである。登りは良いが、下りは確かにロープがあった方が良いだろう。しかし、こんなところに来ると思ってなかったので、トレッキンググローブを持って来ていない。仕方ないので素手で登ったが、手が真っ白になった。



 更に道なき道を登らされた。ここは、ロープが無いと登れそうにない。正直振り返っても展望が望めないんじゃないか、と思ってしまったが、ここまで来たのでもう少し登ろう。



 残念ながら予想通り、ふーん。な展望しか見れなかった。あの小さいのが、ローソク島らしいが、遠すぎてかなり微妙だった。どうやら、夕陽の時間に来ると良かったらしい。

 若干残念な気持ちになりながら降りる。登るのは良いが、下りは中々スリルがあった。何とか降りきって、バイクの元に戻る。

 ローソク島遊歩道を出発して、島後の西海岸を南下する。次はツーリングマップルにもコメントがある、福浦トンネルに向かってみた。



 14:00頃福浦トンネルに到着。案内板が展示されていた。



 昔は現役の道路だったようだが、現在は危険のためか立入禁止になっているのが残念。



 行ける所まで行って写真を撮る。この素掘り感が中々良い。



 途中の道路にはでっかい落石もあるが、よっぽど交通量が少ないのだろう。撤去はされていなかった。

 福浦トンネルを楽しみ、引き続き県道44号を走る。あまり広い道ではないが、交通量が皆無に近いので気持ち良く走れる。これも島の醍醐味だ。

 走っていると、夢崎展望台という案内があったので行ってみたが、展望台という名のただの原っぱだった。特に展望も無かったので、写真も撮らずに県道に戻る。こう思った場所だったが、この後戻ることになる。それは後述する。



 県道走行途中で展望が良く広い所があったので、停まってみた。



 島らしい美しい風景。



 良い感じに紅葉が進んでいる。標高は高くないのだが、10月末だがやはりこの辺は冷えるのだろうか。

 撮影を楽しみ出発する。こう特に、ここには行くぞ!と決めずに、標識や直感を頼りに散策するのが非常に楽しい。今度は、ツーリングマップルにも載っている、那久岬に行ってみる。この辺で国盗り「都万」をGetした。



 14:30頃那久岬に到着。まずは、旧灯台が保存されていた。この看板は何と私と同い年だった。



 ここからの島後の景色も素晴らしい。



 バイクと一緒に撮影。



 西側を見ると、島前の景色が広がっている。



 ただ、秋だけにもうかなり西に太陽が傾いて逆光だった。写真だと中々難しいが、那久岬灯台の向こうに広がる島前の景色が良かった。

 灯台まで歩いて行けそうだったが、高低差が結構あったし壇鏡の滝の時間が読めなかったので、そこまでは行かなかった。



 バイクも一緒に撮影。逆光なのが惜しいので、明日AMに時間があったらまた来てみたいな、と思った。

 那久岬灯台を楽しみ、いよいよ壇鏡の滝へ向かう。県道に案内があったので、脇道に入ると案内があった。壇鏡の滝より向こうに通り抜け出来ません。と書いてあったような記憶がある。

 と言うことは、壇鏡の滝までは行けるのか?と期待が高まる。あまり広くない道を進んでいくと、事前にストリートビューで見ていた鳥居があった。そこにも表示があったが、確か訪れた日の前の週くらいまで工事をしている、とのことだった。だったら入っても大丈夫だろう、と思い進む。



 結局あっさりと15:00頃壇鏡の滝駐車場に到着。こんな状態だからか、他に人は全く居なかった。無事に名水CP「壇鏡の滝湧水」をGetした。



 折角なので少し巡ってみる。森林浴を楽しみながら、階段を登る。



 これが壇鏡の滝だ。最近晴れ続きのせいか、水量が少なくてあまり迫力は無かったが、軽く紅葉している風景と一緒に滝を楽しむ。



 裏見の滝になっていたので、裏側に周ってみる。中々このように見える滝は少ないので楽しい。



 滝の近くには、壇鏡神社もあったので参拝しておく。



 無事名水CPも取れたし、滝も見れたので大変満足した。遊歩道の途中は大木が倒れていたり、確かに豪雨被害があったんだろうな、というような感じだったが、全く問題無く来ることが出来た。

 壇鏡の滝を楽しみ、駐車場に戻ってきた。県道まで戻り、再度南下していく。ツーリングマップルにコメントは無いが、屋那の松原・船小屋群というのがあったので行ってみた。写真は撮らなかったが、船のような小屋が立ち並んでおり、その光景が面白かった。



 この近くに防波堤の無い場所があったので1枚写真を撮る。隠岐島後の岸壁は、どこも白い。火山活動で出来た島らしいが、ここまで白いのは中々見ない気がする。

 県道44号を走ると、上陸した隠岐の島町中心部西郷が近づいてきた。この辺になると流石に他のクルマをちらほら見るようになった。

 隠岐空港に立ち寄るため、県道43号に入ると空港が見えてきて、無事空港CPをGetした。空港の近くにツーリングマップルにもコメントがある、西郷岬があったのでそちらに行ってみる。



 16:00頃西郷岬に到着。白亜の灯台が絵になる。



 この辺から、標高の高い山に雲が掛かるようになってきた。少し不安になったが、海沿いなので大丈夫かな?とこの時は思った。もう日没が近いので、後は西郷の街中を少し回って終わりかな、と考えた。



 ということで、何となく隠岐国分寺に到着。



 折角なので中を見てみよう。



 16:00過ぎなのでまだ大丈夫だと思っていたが、受付は閉まっていた。本来は拝観料を徴収されるみたいだが、この日は随意にどうぞ、とあるので入っても大丈夫なのだろう。



 隠岐は南北朝時代の後醍醐天皇が流されたところでもあり、行在所でもあり石碑が建てられていた。



 厳かな雰囲気が感じられた。本当は資料館とかもあったと思うが、受付が空いてなかったので見れなかった。



 すぐ隣には、隠岐モーモードームがあった。当然やってなかったが、入れそうなので入ってみる。



 隠岐にも闘牛があり、ここでは牛突きと呼ばれているらしい。

 これで今日はタイムアップだろう。やはり秋は陽が短いのが惜しい。国道沿いにあったスーパーで買い出しをする。どこかで夕陽を見たいな、と思ったから西海岸に向かうため、国道485号を北上する。途中にある、神社CP「水若酢神社」を通過してCPをGet出来た。

 ここで何となく覚えているのが、柴犬を散歩させてた地元の人たちが道端に座って談笑していた。柴犬は私が一番好きな犬種なので、かわいくて走りながら見ていたら、地元の人が手を振ってくれたような気がする。唐突でびっくりしたが、反応出来なくて頑張って会釈をしたが、届いただろうか。

 そんなことをしながら西海岸に向かうと、かなり陽が傾いてきた。これは急がなければならないが、うまく良い場所が見つかるかな?という不安があった。そういえば、近くに昼間に通った夢崎展望台があった。大した展望ではなかったのでその際は素通りしたが、海は一応見えていたのでそちらに行ってみようと思った。



 17:10に夢崎展望台に到着。と言っても、前述通りただの広場ではある。



 木が少し多いが、何とか水平線に沈む夕陽を見ることが出来た。



 バイクと一緒に撮影。



 大展望では無いが、昼間のリサーチが役に立った。



 しっかり最後まで沈んでくれた。マジックアワーを存分に楽しみたかったが、真っ暗な中あまり動き回りたくないので、この辺で出発する。

 買い出しも済ませており、先に温泉に行った方が効率的なので、温泉に向かう。隠岐は火山で出来た島なのだが、温泉があまり無い。唯一の隠岐温泉GOKAに向かう。

 この温泉は少し変わっていて、男女別の小さな内湯と、水着着用の共同温泉があった。折角なので両方入りたいが、当然水着など持ってきていない。心配しなくても、有料だがちゃんとレンタル出来るのがありがたい。

 まずは体を洗って内湯に入る。やはり水着を着て風呂に入るなど、基本邪道だと思うので、まずはすっぽんぽんで内湯を楽しむ。そして、水着を着て共同に行ってみた。

 広さは断然共同の方が広く、ジャグジー等色々あった。でも何となく、内湯の方が温泉成分が濃い気がした。これだったら、内湯だけでも良かったのかもしれない。ツーリングマップルに記載通り、ヌメりある温泉を楽しみ、1日の疲れを癒す。

 1時間程度温泉を楽しみ、18:30頃出発。真っ暗な中キャンプ場に戻るため走っていると、何と軽くだが雨が降り出した。これはかなりブルーだが、キャンプ場までそこまで遠くはないので、安全に気を付けつつ急いで戻る。夜の雨は本当に視界が悪くなるので、これは少し辛かった。

 何とかキャンプ場に18:50に到着。幸いびしょ濡れになるほどではないが、バイクジャケットが軽く濡れた。当然防水性はあるので中は全然大丈夫だが。まだ雨は続いていたが、タープを張っているのでこのくらいなら大したことはない。結果的にはタープを張ってて助かった。

 雨雲レーダーを見ると、どうやら島後北部だけ弱い雨雲が掛かっているようだった。昼間見た山に雲が掛かっているのは、北側だったのだろう。この時期だから、北西の風が山に当たり北側にだけ雨雲が発生しているのだろう。これ以降も強くはならなさそうだったので、安心した。

 テントに入り、重たいバイクジャケットを脱ぎ、ジャージに着替えてようやくリラックス出来た。周囲を見渡すと、昼間居たBBQ組は予想通り居なくなっており、どうやら完ソロのようだった。でも、ここは波の音は聞こえるし、すぐ裏が集落なので不安は全く無い。

 早速浸けていた米を炊飯する。この時期のキャンプ飯は鍋が一番だ。簡単だし、温まるし、間違いなく美味いし、野菜もたくさん取れる。ちゃんと家から鍋キューブを持ってきた。



 という訳で完成。気温も下がってきたので、大変おいしくいただいた。

 食後に後片付けをするが、流し台に持って行ったが、これが中々使いづらい。蛇口が結構遠くて、何より排水口がダダ流れになっていたので、水が地面に溜まってしまっていた。格安のキャンプ場なので文句は言えないが、少し罪悪感もあるので何とかしてもらいたいものだ。

 何とか後片付けをして、夜風に吹かれながらゆっくりする。この頃には雨は完全に止んでいて、星空も見え始めた。



 という訳で、温泉も済ませてるからヒマなので、夜景の撮影を始める。



 キャンプ場の夜景。



 満点の星が広がる中に、飛行機が飛んでいた。後から考えてみると、隠岐上空を飛ぶ飛行機ってどことどこを結ぶ便なのだろうか。地図を見ても、関西から韓国へ向かう便とかその辺りだろうか。国内線だと、隠岐上空を飛ぶ経路なんて無い気がするのだが。

 夜景撮影を楽しんだところでテントに入る。前回の北海道キャンプで、メインで使っていたモンベルのダウンシュラフ#3の耐温度がかなり悪くなってきて、10℃を下回ると寒くて寝づらくなっていたから、今回思い切って#2を購入した。ケチって650FPにしたので少し大きいが、何とかシートバッグに入れることが出来た。早速入ってみると、やはりかなり暖かい。これなら快眠が出来そうだ。

 明日は今日乗ってきた同じフェリー西郷港12:05発に乗り、島前中ノ島に渡る。そこからが決めかねている。島前には主に3つの島があり、中ノ島・西ノ島とどちらも無料キャンプ場がある。どちらかに泊まって、その翌日は知夫里島でゲリラキャンプをするつもりだ。

 しかし、効率を考えると連泊する方が望ましい。となると、西ノ島の方が風呂やフェリー等の利便性も良いのかな。とも思う。その辺の細かいところは、明日現地を見て決めることにしよう。

 そんなことを思いながら、22:00頃眠りについた。

宿泊地:島根県隠岐の島町 中村キャンプ場 600円
温泉:隠岐温泉GOKA 600円

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2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング
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