2013年08月20日
17日(土)
日の出公園キャンプ場の朝。起きた当初は曇りだったが、雨が降ってきた。天気予報は曇りだったのに・・・ 最終日にテントを濡らすのは嫌だったので、予報をちゃんと確認したのに、ホンマに今回の北海道は予報が全く当たらんわw
とりあえず、朝食を前室で自炊してダラダラ。雨が大体止んだところで、バイクの様子を確認。左に倒したので、左のカウル・ウインカー部分に若干の傷が出来たくらいで、チェンジペダルとかは問題無し。オイル量等も問題無かったので走行は問題無さそう。
しかし、ステップが無いのは非常に辛い。特に左はギアチェンジを多用するので、なお辛い。とりあえず針金を持参してたので、適当にグルグル巻きにしておいたが、それでも結構グラグラしてる・・・ 完全に体重を掛けなければ取れることは無いだろうが、これで後苫小牧までと本州を走らなければならないのに、どうしたもんかな。って思ってました。
最終日なので、テントを完全に乾かしたかったので、適当に撤収準備を済ませて乾くのを待っていたら、何と霧多布岬キャンプ場で一緒になった大宮のライダーさんと遭遇!お互い再会を喜びましたが、北海道は広いようで案外狭いな、って感じた瞬間でしたw
どうも、この日の出公園キャンプ場は便利かつ展望の良い富良野・美瑛に近いこともあり、その大宮のライダーさんのライダー仲間が集まるところだそうだ。住んでるところもバラバラの皆が、夏のこの時期に適当集まり、一種の同窓会みたいな雰囲気になってるみたい。
その仲間内のヌシみたいな人もどこからともなく現れ、また一緒に話をすることに。どうもこの方は、豊橋の人らしいが5月~10月くらいまでキャンピングカーにバイクを2台積み込み、北海道に上陸して遠隔地で仕事しながら、ここ日の出公園でキャンプ生活を送っているそうだ。だからこの時期にココに来ると必ず居るらしいw 世の中にはこんな人も居るんだなぁ。
そしたら、何とコーヒーをごちそうしてくれるということにw そのヌシのテントに案内されると、その中にはライダー仲間が6人くらい居ました。どうも~と言いながら挨拶して、コーヒーをごちそうになりだべっていると、
「君も今度からここの仲間だ!生きていたらw また来年来なさい」
と言われたので、
「はい!生き残ってたら、来年またやってきます!」
と言い残して、コーヒーのお礼を言い、立ち去りました。
そこの中の話で印象に残っているのは、やはりバイクに長年乗っていると、事故で亡くなる友人も、少なからず居るとのこと。プロテクター等の防護をちゃんとして、ビビった方が良い。恐怖知らずのヤツの方が事故る可能性が高くなるから。等の話をしました。
自分も若いころは、クルマですが割と無茶なことをしてた時代もありましたが、最近は落ち着いてきたと思います。バイクもその落ち着いてきたころに乗り始めたので、そんな無茶なことは今のところしてないし、しようとも思ってないです。 遅咲きライダーですが、逆にそういうところの抑えが効くようになってから乗り始めたのが逆に良かったのかな~とも思わせられました。ちゃんと、ジャケットもパッド内臓のものをチョイスしてますし、そういうところは気を遣っているつもりですね~
前日バイクを倒して、ステップを折ったことも話したけど、
「金で解決出来るものなら、事故ったり怪我したりさえしなければ、トラブルも全部後から考えたら笑い話に出来る。命あってのものだよ。若い内にそういうことを経験しておくと、段々覚えていくものだから。」
と感銘深い言葉もいただきました。
やはり人生経験を豊富に積んでる人の話は深いですね~ 当然倒さないにこしたことは無いのですが、次からは後退時にも細心の注意を払うことになるかと思うから、この経験も無駄にしないようにしたいと思います。
さて、コーヒーいただいたりダラダラしてたら、テントも完全に乾いたので撤収して10時過ぎに出発!
道の駅「びえい丘のくら」に立ち寄り、遂に2012年北海道道の駅スタンプラリー帳が全て埋まりました!店員にそのことを告げ、お疲れ様でした~と一声貰い、制覇証明書とステッカーをいただきました。よくやった!と自分で自分を褒めてやりたいですw しかし、道外の人間で2年以内に全部行った人がどのくらい居るのかが非常に気になりますねw
そして、美瑛の観光をしようかと思ったのですが、やはりステップが無いのは激不便w ギアチェンジは足を浮かした状態で、足毎上げる感じだし、6速に放り込めば後はタンデムステップに添えてましたが、この体勢もしんどいww 周辺で大きな街は旭川なので、検索したら某チェーンも旭川にあるみたいだから、やっぱりどうにか応急処置をしてもらうことにしました。
昨日行ったばかりの旭川まで行き、市街地はストップ&ゴーが多くてギアチェンジが非常にしんどい中、どうにか店舗に到着。ステップ付け根の取付部分が折れていて、さすがにそんな在庫は無いのでどうするか検討してもらったところ、どうせ交換しなければならないから、穴を開けて汎用のステップをボルト止めすることになりました。
待つこと30分くらい、応急処置完了!ちゃんとステップも付き、費用も1470円で済んだので一安心。まぁ帰ったら、部品代が結構掛かってしまうことが予想されますが、とりあえずステップが付いて快適に走れるようになりました。
そんなこんだしてたら、もう苫小牧に向かわないといけない時間になりました。折角、展望の良い美瑛・富良野に居たのに全く観光もできずに苫小牧に向かわないといけないのを残念に思いつつ、まさに自分で撒いたタネなので、また来年日の出公園キャンプ場へ来れば見れるさ!と前向きに考えることにしますw
ところが、旭川を出発するときに雨が降ってきた。とりあえずテントは乾かせているので仕方なくカッパを着込んで出発。1時間くらい走ってたら、雨が止んだ!もう降りそうになかったので、とりあえずカッパが乾くまで走り、ある程度乾いてきたところで脱いだ。そのあと、苫小牧まで雨は降らなかったですね~
ほぼ時間通りに苫小牧港に到着し、写真撮ってたら隣に同じ静岡ナンバーのバイクが。話掛けようと思って近づいたら、なんと宗谷岬で話した牧之原のライダーだった!「奇遇ですね~」とまたもや再会を喜び、車両搬送開始の時間までまたまたダベってましたw
フェリー乗船時間になり、積んだところで船室に行き、一安心。風呂に入り、出向を見届け、「また来年必ず来るぞ~」と誓い就寝。
Posted at 2013/08/20 21:49:21 | |
トラックバック(0) |
北海道 | 日記
2013年08月20日
とっくに本州に戻って通常稼働しておりますが、一応記憶がまだ残っているうちに書き記しておきたいと思いますw
16日(金)
鏡沼ライダーハウスの朝。雑魚寝は健康ランドで慣れているので、全く問題無く熟睡w 天気予報では当日午前中は雨の予報だが、何と晴れ間が出てる!ホンマ気象庁の予報は当てにならんww
雨だと思っていたから自炊をするつもりはなかったが、晴れているなら話は別w 朝食を自炊し、撤収して出発!さすがテントをたたまなくて良い分楽でした。ちなみに同室のライダー・チャリダー・トホダー皆出発しており、自分が最後でした。
天塩から留萌へ向けて南下。ここは国道232号通称オロロンラインと呼ばれる道路で、展望は最高!雲が多いのが残念でしたが、ここでも「ひあぁぁ~」と叫びながら走ってましたw
オロロンライン沿いには道の駅が多くあり、スタンプ押しながら進んでいると、同室に居たチャリダーに追いついたので、前方を確認しつつ後ろを振り向きながら盛大に挨拶をしておきましたが、気が付いてくれたかなぁ?
オロロンラインは宗谷岬を目指すチャリダーも多く、集団で走っている人たちもたくさん居ましたが、皆挨拶すると笑顔で返してくれるので、こちらも嬉しいですねw 今まで特に触れてませんでしたが、北海道ではチャリダーとも抜かすときやすれ違う時に手を振ったりして挨拶します。特に上り坂で頑張っているチャリダーにはいつも以上に応援したりしますね~
しかし、広い北海道を自転車で旅するなんて、軟弱な自分には到底マネ出来ません。頭が下がりますね、ホントに。北海道ではチャリダーもライダーも同じ2輪の仲間だっていう認識があるのは、本土とは全然違いますね~
途中、上平グリーンヒルファームを探して彷徨っていたら、同様に迷っているライダーを発見w 道を適当に行っていたらいきなりダートに変わったところで、同時にストップww これは行きたくないねぇ~ って話したりして、適当なところで進むのを止めることにしました。
その後も順調に南下し、留萌に到着。した頃には完全な青空が広がっていました!気温も上がって31℃の表示。これなら暑いって言っても怒られないよね、長袖長ズボンだしw 黄金岬に行って、海鮮でも食べようと適当に入ったら、唐揚げとかしか出来ないとか言われるし(汗) やる気なくしてセイコマで済ませたw
次は、6月に北海道へ行ったときにも訪れた、沼田町の萌の丘へ。相変わらず誰も居らず、絶景を背景にバイクの写真撮ったり一服したりと満足w
ここまで来たなら、時期的に良いであろう北竜町のひまわりの里へ行ってみました。今までひまわりの名所である、大垣・山梨明野を見たことがありますが、やっぱり北海道はひまわりもスケールが違う!今まで見たことない広大なひまわり畑をゆっくり回り、撮影を楽しみました。
最後に残った道の駅を巡りに、芦別・旭川・当麻・東川の道の駅を巡っていたら、旭川の街を通ったせいか思った以上に時間が掛かりすっかり暗くなってしまいました。
この日のキャンプ予定地は、上富良野町の日の出公園キャンプ場。暗い中受付を済ませ、バイクを移動させようと思ったら・・・
後退中にバランスを崩してバイクを倒してしまいましたorz 急ぐあまり跨った状態でハンドルを切り後退していたら、勢いが付きすぎてバランスを崩してしまいました。
幸い回りに人が居て、皆が手伝ってくれたので簡単に起こすことが出来ましたが、何とステップの付け根が折れた(爆) 助けてくれた人にお礼を言って、何で気を付けなかったんだろうか、みたいな話をしたら、「倒す時なんて、そんなもんですよ!」と皆が励ましてくれました。いや~実にありがたい言葉です。落ち込んでるときにこのような言葉を掛けてくれると、非常に心強く感じました。
とりあえずもう暗かったのでさっさと設営して、食事して温泉に行くのも面倒になったから、キャンプ場のコインシャワーで済ませちゃいました。 翌日明るくなったらバイクの様子を見なきゃなぁ。
Posted at 2013/08/20 21:03:17 | |
トラックバック(0) |
北海道 | 日記