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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2020年06月19日 イイね!

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 2日目 新潟県上越市~佐渡島南部周遊

■2日目 6/19(金) 天気:曇り後晴れ
走行距離:148.7km



 新潟県上越市のホテルから、直江津港まで走る。佐渡汽船佐渡島小木港行きのフェリーに乗り、佐渡島上陸。



 その後佐渡島南側を周って、南岸のキャンプ場に泊まった。

 起床し、ホテルなので朝シャンを浴びて、前日調達した朝食を食べる。今日は、9:30発の直江津港佐渡島小木港行きのフェリーに乗る。ホテルから直江津港まで10分程度だと思われるので、8:00過ぎに出発すれば十分だろう。



 ホテルの窓から外を眺めると、分厚い雲に覆われていた。すぐそこに直江津駅があるので電車が見えた。少し路面が濡れていたので夜に雨でも降ったのだろう。屋根付きの場所に置けて助かった。



 雨雲レーダーを見ると、日本海沿岸から南側は広範囲で雨が降っているようだった。逆に言えば、私の周りだけ雨が降っていない。これは大変素晴らしい。

 準備を整えて、8:20にホテルを出発。途中に名橋CP「直江津橋」の近くを通りCPをGetした。直江津港に向かっていると、ほんの僅かだが雨がパラつきだした。港はすぐそこなので、何とか乗り切ろう。



 予想通り8:30に直江津港に到着した。



 まずは乗船受付をするためにターミナルに入る。中々年季を感じさせるが、こういう雰囲気も嫌いではない。

 窓口に行って受付しようと思ったが、記憶が曖昧ではあるが佐渡汽船では予約時にQRコードを発行してくれる。スマホで表示して、自動受付機で手続きが出来たような気がする。



 あっさりと手続きが終わったので係員の指示に従い、乗船レーンに並んだ。



 これから乗るフェリー「あかね」 双胴船と呼ばれるフェリーのようで、あまりこのようなタイプに乗ったことが無いが、日本ではあまり普及していないようだ。このフェリーはかなり高速出せるようで、新潟便より上越便の方が少し早く佐渡島に到着出来るらしい。

 余談だが、前回佐渡島に訪れたのは2009年の夏である。当時の家計簿を見てみると、ちょうど高速1,000円乗り放題の時期であった。佐渡島に行った大きな理由としては、当時は道の駅巡りをメインにしてて、佐渡島にも道の駅があるからである。確か、ちょうどその時高速1,000円に負けじと佐渡汽船フェリーも休日割でかなり破格なキャンペーンをしていたから、それに乗っかったという訳だ。

 今回は、国盗り・ハイドラ巡りが主な目的となるが、毎回何かしらの出掛ける目的を持って行っているのが良く分かる。2009年の7月くらいに当時のブログが残っていた。文面が若くて恥ずかしいのでリンクは貼りません。見たい方が居たら探してみてください。

 そのブログに、ちょうど14の倍数の歳に佐渡島に行っているようだ、と記録が残っていた。なので次回佐渡島に行くのは42歳の時か?なんて当時は書いてたが、それよりは早く再訪することになったが、似たような年齢にはなってしまった。当時はバイクに乗り出すなんて、微塵も思ってなかったなぁ。

 そんなことを思っていたら、乗船指示があったのでフェリーに入る。例によって、バイクは一番乗りのようだ。バイク専用っぽい場所があったので、そこに乗り付ける。



 飲料とカメラだけ持って客席に向かう。一番乗りで誰も乗客がまだ居なかったから、ここぞとばかりに船内を撮影して周った。



 こんな感じで、このフェリーはイス席がメインのようだ。確か、身障者 or 体調不良の方のための小さな座敷があった程度だと思った。ゴロゴロ出来ると思っていたが、そもそもこのイス席も指定席だった気がする。

 しばらく席に座ってゆっくりしていたが、乗ってくる人はまばらだった。やはりコロナ渦の平日ということで、人はあまり居ないようだ。

 そろそろ出港の時間になってきたので甲板に出てみた。事前調査でも分かっていたが、このフェリーは外で景色を眺めることが出来る場所が非常に少ない。外海に出るような普通のフェリーであれば、デッキがあってそこにベンチとかもあって海を眺めながらのんびり出来るのが大多数だ。

 ところがこのフェリー「あかね」は船体後方にほんのわずかなスペースがあるくらいで、横側とかも殆ど立ち入れない。人があまり居ないから良いが、普通の繁忙期だったりすると中々ゆっくり出港を見届けられないような気がした。



 係員の方々が手を振って見送ってくれている。



 ターミナルが離れていく。さらば本州!また帰る日まで、と言っても2日後には戻ってくるのだが。



 好きなフェリーの軌跡。妙高の山並みだろうか?雲が掛かっているので全容は見えなかった。



 それでも今から向かう佐渡島の北側は僅かながら青空が見えた。これは少しは期待出来そうだ。

 座席に戻ってしばらくゆっくり過ごす。相変わらず佐渡島でどこに行くかあまり決めていない。キャンプ場の候補地は佐渡島の南側なので、そこに連泊しようと思っている。Mustは国盗りとハイドラCPで、度津神社・道の駅・佐渡空港くらいだ。今日は南半分、明日は北半分を巡って、最終日はまた巡りの状況によって考えることにしよう。

 まず今日はどうしようか、小木港は佐渡島の南端なのでその周辺を巡ることにしよう。まずは、前に佐渡島に来た時にも行った沢崎鼻にでも行ってみようか。



 そんなことを考えていたら、佐渡島が見えてきた。雲はあるものの、青空も見えて十分な天気。昨日の予報だと曇りで夜から雨であったが、とりあえず当面は降りそうにない。雲を見ながらキャンプ場に行くことにしよう。何とか雨が降る前にテントを張りたいところだ。



 車両甲板に戻るようにアナウンスがあったので、準備を整えて甲板に降りてきた。このように、ここ一角はバイク専用の置場のようだ。



 時間があったので、周辺を見回すと日が差していた。客席にはあまり人が居なかったが、車両はそれなりに乗っていた。しばらく待ってようやく下船案内が出たので、11:20頃佐渡島にバイクで初めて降り立った。まずは国盗りをして、小木の空をGet出来た。

 まずは良い時間になっているので昼食を取りたい。周辺を検索してみる。



 「まつはま」という店があったので入ってみた。平日のためかお客さんはあまり居なかった。



 島ということで刺身定食にしたが、十分なボリュームがありとても美味しかった。

 お腹を満たしたところでいよいよ本番のツーリング再開。まずは最西端の沢崎鼻灯台に行ってみよう。ここで佐渡島に着いた時は雲が多かったが、次第にピーカンになってきた。天気予報は曇りだったが、素晴らしい方向で予報が外れてくれた。折角離島まで来ているのだから、やっぱり晴れてくれた方が嬉しいに決まってる。テンションも上がり佐渡の風景を見ながら走る。



 沢崎鼻灯台に到着。御覧の通り青空が広がっている。



 標識を撮影。地図の通り、佐渡島は"S"字の形をしているが、その南端になり端っこマニアとしては嬉しい限り。



 緑の芝生と青い海を背景に、白亜の灯台が絵になる。



 早速島らしい海の風景が素晴らしい。周辺をしばらく散策する。



 海がとても澄んでいる。



 広場があって、何だかここでもキャンプが出来そうな感じだ。炊事場が無いので少し厳しいが。



 沢崎鼻灯台を楽しめた。次に、ここから北側の海岸線を抜けれる道が、ツーリングマップルオススメルートになっていたので行ってみたが、通行止めになっていたので泣く泣く引き返す。



 引き返した道が少し登っていたので、先ほど居た沢崎鼻灯台を見下ろせたから停まって撮影。



 もう少し降りたところでバイクと背景に灯台を撮れそうな場所があったので、また停まってみる。



 人工物は風景には邪魔になるケースがあるが、灯台は個人的に景色にアクセントを加えてくれると思っているので好きな建造物の1つだ。

 海岸沿いを走れなかったので、小木港への道を戻る方向に向かう。ツーリングマップルで「散策がおすすめ」と書いてあった宿根木集落に行ってみようかと思った。



 バイクを駐車場に停めて、宿根木集落を散策。高台から集落を望む。



 味のありそうな公会堂があった。



 こんな感じの古い町並みを眺めながら散策してみる。



 木の壁が良い雰囲気。



 海沿いだからか、黒の塗料が塗ってある家もあった。



 集落を抜けると海岸に出た。平日のためか観光客は殆ど居なかった。



 少し小さいが、あの郵便局の看板がレトロで良い。



 先ほどの郵便局が移転しているのだろうか。ここが宿根木集落の観光駐車場になっていたが、郵便局もそれっぽい造りになっていた。

 最近は走ってばかりも何なので、こういった散策もよくしている。そのためにはバイク用のブーツだと歩きにくいので、トレッキングシューズが非常に役立つ。



 宿根木集落を散策後は、すぐ近くにある千石船が復元展示されているらしい、佐渡国小木民俗博物館を訪れる。コロナ対策で、連絡先などを書いた気がする。入館料500円払って入る。



 まずはミニチュアの千石船が展示されている。何故これを出したかというと、復元千石船は大きすぎて全容が分からないから、これも紹介しておく。



 早速これが目玉の千石船だ。かなり大きくて圧倒される。



 少し高い所から見れる渡り廊下が巡らされていた。ここも木製なので雰囲気がある。



 先ほどとは角度を変えて。ここも例に漏れず誰も居なかった。



 この千石船は「白山丸」と名付けられていた。てっきり千石米を積載出来るのかと思ったら、その半分くらいしか積めないらしい。



 天井が何となく気に入ったので撮影。天窓から日が差してシンメトリーで良い感じ。



 側だけでなく、中も忠実に再現されている。



 千石船を観察した後、博物館内を見て周った。千石船以外特にめぼしいものは無かったが、このレトロな雰囲気の館内が目を引いた。

 博物館を満喫して出発。最初は青空が広がっていたが、この辺りから雲が増え始めた。予報通り夜から雨が降る可能性があるので、そろそろ潮時かもしれない。なので、雨が降る前にテントを張るべくキャンプ場に行くことにしよう。

 小木港を通り過ぎて、県道45号佐渡一周線に入る。この県道は日本一長い県道だそうだ。その名の通り、佐渡島をほぼ一周しており佐渡島の大きさが良く分かる。本土四島と北方領土を除くと、沖縄本島の次に大きい。

 県道45号をしばらく走ると赤泊の集落についた。国盗りをGetして、ここにA-CORPやガソリンスタンド、日帰り温泉でもあるホテルも見つけた。赤泊から15分くらい走ると、鴻ノ瀬鼻があった。初めて訪れるキャンプ場なので、事前にGoogleストリートビューで予習していたから、すぐキャンプ場が分かった。14:00過ぎにキャンプ場に到着した。

 堤防沿いに通路がありそうだったので、そちらに行った方が荷運びが楽だと思ったので、そちらにバイクを乗り付ける。

 キャンプ場には1つだけテントが張られていた。日本海を見渡せる大変ロケーションの良いキャンプ場だ。炊事場とトイレの場所を確認して、便利で展望が良い場所を探す。サイトにはテーブルやイスもあって、荷物の一時置きも出来るし非常に便利そうだ。

 設営地を決めてテントを張る。連泊するのでタープも張る。



 新潟県佐渡市松ヶ崎ヒストリーパークをキャンプ地とする!クルマなら少し荷運びが遠いが、バイクなら車止めを抜けれるし、堤防沿いにも出れるから、荷運びも楽だ。日本海の展望も良く、トイレも水洗でウォシュレットまで付いてるし、東屋もあってこれで無料とは文句の付けようが無い。これで徒歩圏温泉なら100点満点だが、バイクで10分程度の場所にあるし、流石にそこまで求めるのは贅沢というものだろう。



 キャンプ場に灯台があるところは、珍しいのではなかろうか。



 堤防沿いにも通路があったので、今回はそちらに乗入れたのだが、今度は正面から入ってこれば良いだろう。

 HATINOSUで調べた限りでは、強制ではないが番所に料金箱が置いてあり、気持ちで良いので入れるように、と書いてる人が居たが、番所に鍵が掛かってて入れなかった。

 イスを出してキャンプ場でゆっくりする。やはりこの時間は至福の時だ。

 しばらくゆっくりしていたが、雲は多いものの雨は降りそうにない空だった。最新の天気予報を確認したところ、雨マークは消えて曇りの予報になっていた。

 これだったらまだ時間もあるし、少し周辺をうろついてみよう。15:30頃キャンプ場を出発する。

 赤泊の集落まで戻って県道65号に入って内陸に向かう。ハイドラを見たところ、所々にダムのCPがあった。折角佐渡島に来たし、天気もあまりよくないのでこういう時はCP巡りだ、ってことで少しだけ巡る。ダムCPを2つ取り、ツーリングマップルに載っていた太郎杉公園がすぐ近くだったので行ってみよう。



 太郎杉公園に到着。日本一大きな杉の切り株があるらしい。



 新緑が美しい緑一杯の道を登って行く。



 すると何やら建物があった。切り株があるはずだが、建物があるとは思わなかった。中に入ってみると、この建物の理由が分かった。切り株の保存のためのようだ。



 写真では全く伝わらないと思うが、確かにこれは巨木の切り株だ。物凄く圧倒された。所詮切り株でしょ、と思っていたが、これは一見の価値はある。



 太郎杉の説明板。切り株保存のために建物まで建てさせるのだから、樹齢は2100年以上だったようだ。

 思った以上に楽しめた太郎杉公園を出発。またダムをちょこちょこ回りながら進む。1か所砂利道の先にCPがあったが、しばらく行っても取れなかったので諦めて引き返すことにした。セローで今度は来てみたいな。



 ダムを巡りながら、佐渡島の北岸に出たら真野宮の国盗りをGet。国道350号から県道456号から81号を走って度津神社に到着。神社CPをGet出来た。



 折角なので参拝しておく。羽茂の国盗りをGet出来た。

 これで今日はもう良いだろう。キャンプ場に戻って食事にしたいところだが、ここからだとキャンプ場へ戻る途中で温泉・スーパーがあるので、先に温泉に行こう。A-CORPの営業時間を調べると、やはり早く閉店してしまうので、先に買出しをする。そして島のガソリンは高いので、大して入らないだろうが給油
しておいた。これで、ガソリンを気にせずに本州へ戻れる可能性が出てくる。



 給油を済ませてサンライズ城ヶ浜に到着。ホテルだが日帰り温泉もあるので大変ありがたい。しかも400円と格安だった。露天風呂は無いが、内湯から日本海も見渡せて良い展望だった。サウナ・水風呂もあって整える。

 19:00過ぎにサンライズ城ヶ浜を出発。夏至の時期なのでまだ十分明るい。何とか真っ暗になる前にキャンプ場に戻れそうだ。キャンプ場までバイクで10分程走って戻ってきた。もう1つのテントの方も戻ってこられていた。



 ギリギリ夕暮れが見れたので写真を撮る。米を水に浸けていたので、早速夕食の準備をする。



 A-CORPで購入した肉を焼く。



 ご飯も炊いて美味しくいただいた。

 食後の一服を楽しみ、しばらく夜風に吹かれてゆっくりする。その後、薪を持参してきたので焚火をした。



 灯台を背景に焚火を撮影。そこまで寒くはないが、やはり焚火は楽しい。

 焚火を楽しんで空を見上げたところ、少し雲があるものの星空が広がっていた。曇っていたが、明日以降は晴れの予報だったので先に雲が晴れてくれたのだろうか。折角三脚も持ってきているので夜景を撮影する。



 まずはキャンプ場の光景。海の向こうは本州の街の光が見える。



 雲があるが、微妙に天の川も見えた。

 

 今度は北岸方向を撮影。 



 佐渡島方面はあまり街明かりが無い。

 22:00過ぎまで星空撮影を楽しみ、テントに入る。結構夜更かししてしまったので、もう寝よう。

 明日は、とりあえず佐渡島を一周したい。あまり決めてないが何となく目ぼしいところを見つけながら周って行こう。そんなことを考えながら眠りについた。

宿泊地:新潟県佐渡市 松ヶ崎ヒストリーパーク 無料
温泉:サンライズ城ヶ浜 400円

■関連ブログ

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟県上越市
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 3日目 佐渡島周遊
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 4日目 佐渡島~静岡
Posted at 2022/02/12 22:27:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2020年06月18日 イイね!

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟県上越市

 2020年の話だが、6月に休みが取れたので佐渡島へ行ってきた。当初は旅の記録をアップロードするつもりは無かったが、ここ最近島旅にハマっている。なので、島旅のブログカテゴリーを作ろうと思った。

 そうなると、この旅の記録は是非とも作りたい、と思った。年月が経っているので記憶も曖昧な所が多いが、タイムラインと写真の記録から作ってみたいと思う。

 いつも通り備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも是非見てってください。



■1日目 6/18(木) 天気:曇り
走行距離:369.5km

 自宅から、山梨県韮崎・清里、長野県野辺山高原・佐久を通り、長野市に出て松代城を観光した。その後長野市を北上してハイドラCPを巡りながら、新潟県に入った。その後春日山城跡を観光して、All下道で新潟県上越市まで走った。

 2020年は全世界を新型コロナウイルスに侵略された。既に旅の記録をアップロードしていて何だが、GWは緊急事態宣言解除間近に四国へ出掛けた。その後も、会社の業績悪化のため休業日が月に何日か設けられた。

 もう社会人もそれなりにやってきてて、何度か不況になるイベントが発生している。2008年のリーマンショック。2011年の東日本大震災と、その度に休業が入ることがあった。

 その当時は当然給料も今より安くて、あまり貯金も無かったからかなりヒマな休みを過ごしていた。ただ、今はそれなりの立場になったこともあり、蓄えも少なからずある。休業してしまうと当然給料は下がってしまうが、堂々と休みを取れるのは大変良い。このような状況は次の不況が来るまで無い、と思ったから感染対策を十分した上で出掛けていた。

 5月に能登半島。6月頭には紀伊半島にそれぞれキャンプツーリングに行った。何だかんだで当時はコロナ患者も段々少なくなっており、いよいよ最後まで出ていた首都圏の緊急事態宣言も解除される見込みが出て、お出掛け解禁のムードが漂っていた。

 そんな中、6/18(木)の休業が決まった。我が社は6月で期が切り替わるので、恐らくそのためだと思うが6/19(金)は稼働日だった。ということは、ここを休めば4連休が確保出来る。という訳で休むことにした。

 4連休有ればそれなりの場所に行けるので、どうしようか検討したところ、佐渡島に行ってみたいな、と思い場所を決めた。まだ国盗り・ハイドラCP巡りが残っているので、ちょうど良い。

 まずは島に渡るフェリーを調べる。佐渡島へ行くカーフェリーは新潟県上越市と新潟市から出ている。静岡からは上越市の方が近いので、そこのフェリーのダイヤを調べた。新潟市からと比べて便数が少ないが、上越市からでも1日2便で出ていたので何とかなりそうだ。

 次に宿だが、行きの上越市からのフェリーはAM・PM便となる。例え高速を使ったとしても、PM便に乗船するのは何とかはなるが、平日で高い高速料金を掛けてまで乗る価値があるか、と言われると微妙だった。3日しかないのであれば時間をお金で買うが、今回は4日ある。それであれば、下道を使って上越まで行って泊まり、翌朝AM便を使った方が良いと考えた。なので、初日は上越周辺に泊まる必要がある。

 上越周辺を探してみたら、良さそうなキャンプ場が見つかった。しかし、このご時世のためか新潟県民以外の利用お断り。と出ていた。それなら仕方がないので、ホテルに泊まるしか無いだろう。

 本番の佐渡島だが、前にも色々調べたことがあったが、佐渡島はキャンプ場も豊富にあり、無料な場所もいくつかあった。特に県外者の利用制限情報も無かった。今回4日休みが確保出来たので、佐渡島に2泊出来る。それだったら初日はホテル泊になるが、2泊出来るならテントを持って行く意味が大いにあるので、佐渡島はキャンプで過ごすことにしよう。

 という訳で、色々考えた結果以下のような計画を立てた。

6/18(木) 静岡~新潟県上越市までAll下道で行き、ホテル泊
6/19(金) 朝一のフェリーで佐渡島に渡り、佐渡島南半分を巡り、キャンプ場泊
6/20(土) テントを張りっぱなしで佐渡島北半分を巡り、キャンプ場泊
6/21(日) テントを撤収し、PMのフェリーで上越市に戻り、高速で一気に静岡

 緊急事態宣言解除のため、ちょうどこの週末から高速道路休日割が再開する。最終日はなるべく早く帰りたいため、躊躇無く高速を使えるから大変ありがたい。

 一応今回会社稼働日がこのような状況だったので、皆も休みやすいかと思い、よくツーリングに行く友人を誘ってみた。しかし、1人は予定があり、もう1人は休養日が欲しいからキツイ。と断られた。私も本音で言えば休養日は欲しい。でも、休みが限られているからそんなことを言っていたら遠くに行けないため、休み明けの仕事を頑張っている。かなりしんどいのは事実ではあるが、そのために仕事をしているので割り切って頑張るしかない。

 計画は出来たが、後は天気予報がどうなるかだ。あまりにも悪いと中止したいので、ホテルもフェリーも予約は後で良いだろう。このコロナ渦だから、空きも十分ありそうだ。

 期日が近づいてきたが、6月下旬本州は梅雨真っ只中なので、本州側の天気予報は良くなかった。ただ、佐渡の予報だけは中々良かった。19日(金)佐渡島初日は曇り時々雨だったが、それ以降は晴れマークがあった。梅雨前線は南から北上するため、まだ日本海側はこれから本格的な梅雨と言ったところなのかもしれない。

 これなら勝負できる、と判断してホテルとフェリーの予約を済ませた。本州側は所詮移動なので、カッパを着て行けば良い。後は当日どうなるかに期待しよう。


 相変わらず前置きが長いが、準備段階の記録はしっかり残しておきたいので、ご了承願う。前日の仕事を終えて、キャンプ道具の準備をして寝た。

 4:30頃起きる。夏至の時期で1年で一番日が長い時期だから、少し明るくなり始めていた。朝食を済ませて洗濯をし、天気予報を確認したが何とか曇りになっていた。バイクをガレージから出してキャンプ道具を積む。

 6:30頃静岡の自宅を出発する。平日だし、今日は移動日なのでひたすら下道を走るつもりだ。国道1号をひたすら走って、静岡市興津から国道52号に入って北上。山梨県に入ったところで、富士川の対岸にある県道10号に進む。

 ここで1つ大変な忘れ物をしてしまったことに気付く。何とマスクを持ってくるのを忘れてしまった。これではどこにも入ることが出来ない。

 不幸中の幸いとして、この頃にはもうマスクは安定供給されていたので何とかなるだろう。5月くらいだったら、中々入手出来なかったから大変だった。コンビニでも良いが、沿線上にドラッグストアがあればそちらの方が安いだろうから、ドラッグストアを探す。

 出発したばっかりでまだ元気があるから、あえて特別にドラッグストアを探さず、交通量の少ない道を走る。無料である中部横断道 下部温泉早川IC~六郷ICまでは快適に移動。そこからいつも通っている広域農道を通って韮崎の国道20号から141号に入った。

 国道141号沿いにドラッグストアがあったので、無事にマスクを購入出来た。これで何とか屋内に入ることが出来る。今でこそ、密封出来るポリ袋にマスクを入れて、私が持ち歩くバッグ全てにマスクは入れているが、この当時はそこまでしていなかった。

 懸念も晴れたところでツーリング再開。国道141号を走り続けて清里の高原風景を見つつ、北上して長野県に入った。野辺山高原は少し寒かったが、6月ではあるものの佐渡も暑い予報は出てなかったので、3シーズンジャケットだったから問題無い。
 
 八ヶ岳を見ながら快適に走り、小梅のセブンイレブンでコーヒー休憩をする。八千穂高原ICからは無料の中部横断道に入って、上信越道の直前である佐久北ICまで快適に走る。そこからは浅間サンラインを西に走る。

 そろそろ良い時間になったので昼食にしたい。パッと思いついたのが、道の駅雷電くるみの里があるな、と思ったのでそこで昼食にしよう。



 11:20頃道の駅に到着。ざるそばを美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところで一服休憩して、道の駅を出発。浅間サンラインから県道4号で真田までショートカット。そこからどうしようかと思ったが、天候も持ちそうだったのでハイドラCP巡りを進める。真田から県道35号を通って長野市へ向かった。途中サーキットCP「スポーツランド信州」の横を通ってCPをGetした。

 そこから長野市に入って道を下って行くと、名城CP「松代城」へ向かった。折角なので見学して行こう。



 13:00前に松代城に到着。



 味のある橋を渡って城内に入って行く。



 石垣と堀の感じが中々良い。



 再建だろうが門の重厚感が堪能出来る。



 信長の野望とかをやっていると、松代城と言われてもピンと来ないが、海津城と言われるとハイハイ、となる。何となくは知っていたが、松代城の旧称は海津城のようだ。



 周囲は公園として整備されており、芝生の緑が目に優しい。



 あれは土塁だろうか、城らしい機構が残っているのか、再現なのかは分からない。



 石垣と門を合わせて撮影。



 信州の山並みが見渡せながら城の雰囲気を味わえる。



 入口に戻ってきた。天守等は無かったが、入場も無料で城の雰囲気を味わうことが出来た。

 松代城を巡ったところでツーリング再開。近くのGSで給油を済ませてバイクのお腹も満たしてやる。国道18号に出て千曲川を渡る。長野市北部に動物園CPがあったから、ついでに寄って行く。長野駅近くから線路を越え、善光寺近くを通りながら動物園CP「城山動物園」に少し入って折り返す。

 県道37号をひたすら北上して、再度国道18号に合流した。道の駅「しなの」で休憩し、ソフトクリームを食べる。

 休憩を済ませて、国道18号を進む。ようやく新潟県妙高市に入った。時間にも余裕がありそうなので、ツーリングマップルでオススメルートになっていた、赤倉温泉方面へ寄り道した。あまり記憶が無いが、天気も良くなかったから、特にめぼしい風景も無かったのだろう。どこにも寄らずに国道18号に戻った。

 妙高市から上越市に入ったところで国道18号は高架になり、高速のような流れになったので順調に進む。まだ十分時間がありそうなので、もう1つ寄り道するため名城CP「春日山城」に向かった。途中コンビニでコーヒー休憩をする。



 春日山神社駐車場に到着した。



 いきなり中々の階段が待ち構えていた。今回佐渡島でも歩けるように、トレッキングシューズを履いてきたので何とかなるだろう。



 若干息を切らしながら登り切ったところに春日山神社があった。



 新緑に包まれた神社境内を撮影。



 元上杉謙信の居城らしく、毘沙門天の頭文字のゼッケンを付けている。



 駐車場を見下ろす。雲が多いので展望は得られなかったが、上越の街が見えた。



 上杉謙信公の銅像。軍神と呼ばれた勇ましい姿だ。



 この道を上っていけば山頂に行けて本丸跡がある。以前佐渡に来た時にも春日山城に来て、本丸跡山頂まで行ったことがある。眺めは良いが、城跡なので特に何も無かった記憶がある。こんな天気だし、春日山城CPは既にGet出来ていることは確認済なので、本丸までは行かなかった。



 それでも春日山神社の厳かな雰囲気を楽しめた。

 春日山神社を後にする。近辺にいくつか博物館があったが、もう17:00近いので軒並み営業時間が終わっていた。後は、海沿いに上越市立水族博物館があるので、そこでノルマは終了。水族館CPをGetして、今日ホテルは素泊まりの予約にしていたからコンビニで翌日の朝食を調達して、本日の宿ホテルアルファーワン上越に到着した。



 事前にGoogleストリートビューでピロティにバイクを置けそうだな、って思っていたが、ホテルに入ってそこに置こうとすると、従業員の方が出てこられて誘導された。屋根付きの場所に置けるのは非常にありがたい。

 実はこのホテル、2015年に北陸新幹線の開業に伴い、北陸本線が第3セクター化される前に青春18きっぷで駅CP巡りをした際にも、泊ったことがあるホテルだ。前述のコンビニも、同じところで買出しをした記憶がある。

 手指消毒をしてチェックイン。ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。まずは夕食にするが、周辺に良い所が見当たらなかったので、ホテル併設の居酒屋に行くことにした。

 日本海側らしく魚を食べたいが、それに合う酒は日本酒だと思う。酒の肴、というのは正直私には全く分からないのだが、唯一分かるのが魚と日本酒だ。



 ただし、下戸なので1合も要らない。ここは珍しく1杯単位で注文できたから、日本酒でも飲んでみよう。



 刺身を肴に日本酒を美味しくいただいた。部屋に戻りしばらくゆっくりして酔いを醒ます。



 テレビを見ていたが、流石にローカル枠だと新潟県の予報が詳しく出ていた。午前中は何とか持ちそうだが、午後には雨が降りそうだ。佐渡は天気予報の傘マークが小さいので、何とか持って欲しい。

 酔いも醒めたところでどうやらホテルには無いが、歩いてすぐの所の大浴場を無料で利用できるらしい。2015年に泊った時には利用しなかったので、見落としたのか新しいサービスかは分からないが、ホテルの風呂は狭いから是非入りに行こう。



 浴場というより、地域のコミュニティセンターみたいな感じだった。ホテルのフロントで利用したい旨を告げて利用券を貰って無料で入れた。やはり足を伸ばせて風呂に入れる方が疲れも取れる。

 早速風呂に入って汗を流してサッパリ出来た。

 明日は、朝9:30に直江津港発佐渡島小木港行きのフェリーに乗る。ホテルから直江津港は10分くらいだろうから、買出しもしているし朝はゆっくり出来そうだ。

 今日は予報は悪かったが、結局雨は降らなかったので助かった。佐渡島に訪れることを楽しみにして、眠りについた。

宿泊地:新潟県新潟市 ホテルα-1新潟 4,750円

■関連ブログ

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 2日目 新潟県上越市~佐渡島南部周遊
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 3日目 佐渡島周遊
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 4日目 佐渡島~静岡
Posted at 2022/02/11 22:21:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2020年05月10日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 番外編

 いつもの番外編です。走行データや経費等の一覧も無駄にまとめてみる。

■走行データ(燃費計算基準)

走行距離 2,105.8km
高速使用距離 55.6km

給油回数 10回

※4泊5日なので、ざっくり1日420km平均ってところだ。今回は緊急事態宣言の最中、ということで休日割が無かったから、高速も殆ど使わず下道をひたすら走り続けた。その代わりにホテル泊だったので、時間を稼げたから中々の距離を走れた。
 

■費用合計

 1)宿泊費+風呂代

  5/5(火) 徳島県徳島市   サンシャイン徳島アネックス:5,501円
  5/6(水) 愛媛県西条市   西条アーバンホテル:5,035円
  5/7(木) 高知県高知市   サウスブリーズホテル高知:4,530円
  5/8(金) 和歌山県和歌山市 ワカヤマ第二富士ホテル:3,410円
  
  合計:18,476円

 ※流石に宿泊費が嵩んでしまった。キャンプ場の営業情報が全然入らなかったから、確実に宿を確保出来るようにした。結果的には、今回日数が少ないことから距離を稼ぐことが出来たので、満足度は充分あった。

 でも3/4で大浴場があるホテルだったから、温泉代は掛からなかった。また全て屋根付きでバイクを置けた。2/4で朝食付きの料金だったし、ホテルと考えると安い方だろう。
 

 2)フェリー

  伊勢湾フェリー 伊良湖港~鳥羽港 3,515円
  南海フェリー  和歌山港~徳島港 4,400円
  南海フェリー  徳島港~和歌山港 4,400円

  合計:12,315円

 ※緊急事態宣言の最中だったので、フェリー利用客は全くと言っていいほど居なかった。少しは売上に貢献出来ただろうか。
 

 3)ガソリン代

  5,826円:48.7リットル 平均燃費:43.24km/L

 ※セローでの初長期休暇ツーリングだったが、流石燃費が素晴らしい。2,000km以上走って、クルマの1回満タン分くらいのガソリン代で済んでしまった。


 4)高速料金

  阪和道 岸和田和泉IC ~ 阪和道 和歌山IC:970円 37.3km
  高知道 大豊IC ~ 高知道 新宮IC:560円 18.3km

  合計:1,530円

 ※1回の旅では史上最低の高速料金を叩き出した。前述通り、割引が一切無いので殆ど使わなかった。唯一使ったのは、和歌山港発のフェリー出港時間が微妙だったのと、同じ道を遠回りでUターンするのも何なので、四国山地をショートカットした状況だった。

 軽自動車と二輪を同じ料金に設定するようなNEXCOには金を払いたくないので、それだったらフェリー会社にお金を回したい。今更高速道路会社は潰れることは無いだろうが、フェリー航路が無くなるのは痛いし寂しいから、そちらに経済支援をしたいと思う。


 5)食費 5日分 8,512円

 ※飲食店が殆ど営業していなかったので、グルメとは無縁な旅だったから、かなり食費が安く済んだ。朝も早く出発したからコンビニで済ました回数も多かった。


 6)その他(飲料・菓子・土産等) 6,034円

  内訳
   飲料:2,495円
   菓子等:935円
   平野林道(横峰寺):400円
   雑費:2,204円(タバコ+賽銭)

 ※今回の旅は流石に土産を買って帰ることはしなかったので、逆に出費は少なく出来た。道の駅とかもあまり営業していなかったので、ソフトクリームとかもあまり食べられなかった。


合計 52,693円

 ※今回は私の旅としては宿泊費が結構掛かってしまった。もしそこがキャンプだったら、とかセコイので考えてしまうが、そうなると走行距離が稼げないだろうから、今回の旅としてはこれで良かっただろう。

 次のバイクでのロングツーリングは、夏休み北海道になるが今回は是非ともセローで行きたい。北海道は速度レンジも高いので間違いなく大型が良いのだが、もう林道の先くらいしか行ってない所が無い。特に函岳スーパー林道とか、宗谷丘陵・エサヌカ・コムケ湖・大雪山周辺の林道を巡ったり、開陽台のキャンプ場に泊まってみたい。それにはセローで行くしかないので、頑張りたいところだ。

 その頃にはコロナが落ち着いていることを祈りたい。


■関連ブログ

2020年GW四国ソロツーリング 1日目 静岡~徳島県徳島市
2020年GW四国ソロツーリング 2日目 徳島県徳島市~愛媛県西条市
2020年GW四国ソロツーリング 3日目 愛媛県西条市~高知県高知市
2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市
2020年GW四国ソロツーリング 5日目 和歌山県和歌山市~静岡
Posted at 2021/02/11 21:42:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年05月09日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 5日目(最終日) 和歌山県和歌山市~静岡


■5日目 5/9(土) 天気:曇り

走行距離:427.8km

 和歌山県和歌山市から、少しだけ大阪・奈良の道の駅を巡った。その後は、ひたすら幹線道路を走って、静岡まで帰った。ひたすら移動日でフェリーにも乗ってないので、写真が全く無いのであしからず。

 5:00頃起床。朝の支度を済ませて、部屋で朝シャンを浴びる。やはり大浴場があった方がありがたいが、格安だったので仕方がない。

 ここでも朝食付きだったので、朝食を美味しくいただく。部屋に戻り出発準備を整えて、ホテルをチェックアウトした。



 このホテルでは、このような所にバイクを停めた。駐車場の片隅を利用させてもらったが、最初ここに置いてくださいと言われた時は少し驚いた。まぁおかげで駐車場代を取られなかったので、それはありがたい。



 ホテルの入口が中2Fみたいになっていたので、駐車場もほぼ屋根付きで置けるというのが素晴らしい。

 7:40にホテルを出発。真っすぐ帰ろうかと思ったが、少しだけハイドラ道の駅CPが周辺に残っているので寄り道をしながら進む。

 まずは、国道26号を北上する。すぐ大阪府に入って大阪湾が見えてきた。道の駅「みさき」を通過。これで、今回のツーリング初日に寄ったのと合わせて大阪府の道の駅CPを制覇出来た。

 さらにしばらく走ったところで府道63号でまた和歌山県方面へ。道の駅「根来さくらの里」を通過して、道の駅「ねごろ歴史の丘」に立ち寄った。ここら辺は中々ツーリングに来ることが無い。今回は時間に余裕もあり天気も曇りで、CP巡りには最適だ。

 トイレ休憩だけ済ませて、通った道を戻り岩出根来ICから京奈和道に入る。この高速道路は一部繋がっていない所があり、殆ど対面通行ではあるが無料で素晴らしい。

 無料の対面通行なのであまり平均時速は稼げないが、信号が無いので順調に進む。終点前の御所ICで降りて、再度寄り道。国道169号まで出て、道の駅「飛鳥」に立ち寄る。

 緊急事態宣言が主要地域を除いて解除されて初の週末だったせいか、割と観光客が居た。周辺には飛鳥時代の観光地がちょこちょこあり、寄ってみても良いかとも思ったが、あまり密になる状況に自ら突っ込むことは良くないだろう。またの機会に巡ってみよう。

 この道の駅は近鉄の駅に隣接しているので、タダで駐車場が使えてしまいそうに感じた。そこらへんは対策しているのだろうか。

 そんなことを思いながら、道の駅を出発する。橿原市街のごちゃごちゃした市街地を抜けて、国道24号に入る。本当は京奈和道を通れれば楽なのだが、まだ寄る所があるのでそのまま進む。

 田原本町にある道の駅「レスティ唐古・鍵」を通過して、CPをGetしたことで奈良県の道の駅CPを制覇出来た。

 全くどうでもよい個人的見解だが、ここ田原本町(たわらもとちょう)。どうしても、「たわらほんちょう」と呼んでしまう。私は普段市区町村の自治体を呼ぶ時には、末尾の市区町村を省くことが多い。そうなると、「たわらほん」と呼ぶことに非常に違和感があるな、と思ってしまう。町まで付けて、「たわらほんちょう」と呼んでしまいたい。なんてくだらないことを通る度に思ってしまった。

 正式名称は、当然「たわらもと」なのでこれならそこまで違和感は無い。意外とこの国道24号は通ることが多い。西名阪道から降りて少し走ると、仮眠宿泊の出来る「奈良健康ランド」があるので、拠点にすることがあるからだ。その度に田原本町を見るので、通る度に誤読をしてしまっている。

 そんなどうでもよいことを思いながら、国道24号から少し外れて川西町に寄り、コロプラ土産をGet。これでノルマは全て終わった。後はひたすら帰ることにしよう。

 ここからなら当然名阪国道を通っていくべきだろう。国道25号に入って天理市街を抜ける。この道沿いに天理教本部があるが、かなり巨大で特徴のある建物なので、いつも通る度に気になっている。信者じゃなくても参拝可能らしいので、いつか行ってみたい。

 コンビニに寄り休憩してから、天理東ICから名阪国道に入ってひたすら走る。一気に亀山まで走った。そろそろ良い時間になったので、国道1号沿いにあるすき家に立ち寄った。

 お腹を満たしたところで、ツーリング再開。国道1号/23号を走り続けるが、渋滞も無く順調そのもの。道の駅「にしお西ノ山」で休憩して、唯一高架化されていない蒲郡がかったるいが下道を走り続ける。

 豊橋からようやく静岡県に入った。ここで驚いたことがあった。県境を越えた瞬間、道端に大量の看板が立っていた。

「今は静岡県に来ないで」

 この看板が何枚くらいだろう。かなり連続であってびっくりした。今回、静岡・愛知・三重・奈良・和歌山・大阪・徳島・愛媛・高知と府県を跨いだが、確かあったとしても、「移動は慎重に」程度だったと思う。ここまでしつこいほど並べていたのは、静岡県だけだった。

 静岡県は、関東・中京圏と日本の大都市圏人口集中地域に囲まれている。その割には感染者数は多くはなかった。当初は関東に近い、静岡東部地域に発生が多発していたと思う。感染者数が少ないのはどうしてだろうか、色々な憶測が世間話・ネット上に飛び交った。

 静岡県民は比較的に真面目な部類だから、とか緑茶をよく飲むから。とか、噂されたが実際どうしてかは未だに分かっていない。

 そういう県民性がこの看板に出たのだろうか。しかし、これはどうだろうか?気持ちは分かるが、物流関係等どうしても移動しなければならない人も居るだろう。これだけ見る限りでは「静岡県頑張っているな」と思うかもしれないが、私は他の越県も見てきた印象からすると、非常に排他的だと感じてしまった。

 まぁ、この類の政策は賛否両論が出るのは当然であるが、どちらにせよさっさと収束に向かうことを祈るばかりだ。

 そんなことを思いながら、最後になるであろう浜松のコンビニで休憩した。もうここまで来れば、帰ってきたも同然なので今回の旅の余韻に浸る。

緊急事態宣言のまだ解除されていなかったが、静岡を出発しフェリーを2つ乗継ぎ、四国へ上陸した1日目

四国の山深さを満喫し、焼山寺・見ノ越・落合集落を訪れながら、愛媛県西条市まで走った2日目

横峰寺・岩屋寺を巡り、ダート林道を走りながら快晴の四国カルストを堪能し、高知県高知市まで走った3日目

神峯寺を訪れ、内陸・海沿いを走りつつ、剣山スーパー林道に軽く訪れて、四国を離れた4日目

雨を覚悟していたが、結局全く降らずに静岡までノーカッパ完走が出来た5日目

 そんな思いに駆られていた。コンビニを出発して、予想通り1時間後の16:40に自宅に無事に到着した。



 走行距離は2,074.3kmだった。5日でこれは中々走ったことだろう。ほぼ下道で1日平均400kmオーバーは中々無い。やはりホテル泊は走る時間が稼げるので、お金は掛かるがこれも悪くない、と感じた。

 何より重いキャンプ道具を積まないので、取り回し・乗り降り共に非常に楽だ。山道も非常に軽快に走れてしまう。キャンプ道具をフル積載すると、やはり走行性に影響が出る。それも無かったので、四国の山深い道やダート林道も快適に走れた。

 走り続けてくれたセロー君に感謝感謝!GWの四国ソロツーリングが終わった。今回特に印象に残ったのは、

・セローの酷道/険道の走破性の良さ
・四国は人口密度が低いから交通量も少なく、走り倒すには最高
・四国の秘境感、山あり海ありで景色も良い
・ホテル泊は快適

 程度だろうか。2020年は新型コロナウイルスが猛威を奮ったことにより、日本中を震撼させた。外出自粛を促す緊急事態宣言も発令されて、GWにどこにも行けなくなるかとも思われた。

 出掛ける前に思った通り、ソロの旅でメジャーな観光地にさえ行かなければ、人との接触は最小限にすることが出来る。そうすれば大丈夫じゃないか、と思った通り帰った後も体調を崩すことはなかった。

 他県ナンバー狩りにも合うこともなく、平穏無事に帰ることが出来た。今後も出来ることは全てやりつつ、楽しんで行けたら良いと思う。

 GWの四国ソロツーリングもこれで終わり。次のロングツーリングは、恒例の夏休み北海道だろう。その頃にはコロナが落ち着いてくれることを祈るばかりだ。


■関連ブログ

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2020年GW四国ソロツーリング 3日目 愛媛県西条市~高知県高知市
2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市
2020年GW四国ソロツーリング 番外編
Posted at 2021/02/10 22:39:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年05月08日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市


■4日目 5/8(金) 天気:晴れ

走行距離:377.8km

 高知県高知市から、龍河洞周辺と美良布の国盗りをして、四国内陸の馬路村へ行った。そこから太平洋岸まで出て、海岸をひた走り徳島県に戻ってきた。美波町から内陸に入り、剣山スーパー林道を軽く走って、徳島港で南海フェリーに乗り、和歌山県和歌山市まで走った。

 5:00頃起床。朝の支度を済ませて、このホテルも大浴場があり朝風呂も可能だったので、朝風呂を満喫する。

 ここでは朝食付きで宿泊したので、朝食を美味しくいただく。部屋に戻り出発準備を整えて、ホテルをチェックアウトした。



 このホテルでは、このような所にバイクを停めた。屋根の幅も充分あるし、よっぽどの横殴りの雨が来ない限り、雨ざらしにはならないだろう。

 7:40にホテルを出発。高知で最も有名な観光地は、何と言っても坂本龍馬像がある桂浜だろう。2011年に会社の同僚と四国に旅行で行ったきり行ってないので、再訪したかったが今日は是非とも剣山スーパー林道に行きたいと思っていた。その途中にも色々ポイントがあるので、今回はPASSすることにした。

 まずは29番札所国分寺へ向かう。折角なので、とさでんの駅CPをGetするため、沿線である国道195号を通って御免まで。ちなみにこの地名は「ごめん」なので、よくネタにされている地名だったと思う。

 たくさんの駅CPをGetしながら、国分寺に少しだけ寄って国道195号を走る。道の駅美良布でコロプラ・国盗り・道の駅CPをGetした。

 ここで話は変わるが、毎年夏休みは北海道にキャンプツーリングに行っている。値段・港へのアクセス・時刻表を鑑みるに、最も適しているのは日本海側航路の新日本海フェリーだと思っており、毎年乗っている。

 例年予約開始は乗船日の2ヶ月前なのだが、2020年から突然3ヶ月前に変更された。何が目的なのか一切意味不明だが、そんな先の予定が決めきれない人には改悪なことだろう。私の場合は、会社のカレンダーにも依るがちょうど夏休み開始日3ヶ月前がGWと重なってしまった。上述のように競争相手は減るだろうが、どうせ北海道行きフェリー夏休み初日は例年争奪戦なので、私にとっても改悪だと感じた。



 予約開始時間は9:00なので、ちょうど8:30頃に前述の道の駅に到着した。道の駅なので、ちゃんとベンチとかがあると思われたので、ここでPCをテザリングで繋いで予約待機する。スマホだと連続アクセスがうまく繋がらないことがあるので、やはりPCでアクセスする方が良いと思う。ツーリング中の大事な時間を損なうのはもったいないが、夏休みの北海道は絶対行きたいので仕方がない。

 予約開始時間になるとアクセス開始。予想通り全く繋がらなくなる。アホ程アクセスしたが、結局あっという間に夏休み初日の新潟~小樽便は埋まってしまった。これは想定内なので、他の便の確保に動く。

 しかし、立ち回りをミスったお蔭か敦賀便まで埋まってしまった。何とか夏休み初日夜発便の新潟~苫小牧便だけ確保出来た。これで行くことは出来るが、時間がもったいない。でも、どうせどこかでキャンセルが出るのを経験上知っているので、恐らく敦賀便はどこかで確保出来るだろう。

 支払い猶予は2日あるので、処理は後回しにする。今年はコロナ渦なので、更にキャンセルは出やすいだろう。

 そんなことをしていたら30分も道の駅に居ることになってしまった。たっぷりの休憩を済ませ、ツーリングを再開する。

 国道195号を高知市街方面へ戻り、龍河洞方面に向かう。県道22号を曲がり、龍河洞スカイラインに行ってみたかったが、龍河洞の国盗りが事前にGet出来たのでそのまま県道22号を進んだ。28番札所「大日寺」を通過して、香南市の香我美の国盗りをGetするために、適当な県道をウロウロして、高知東部自動車道に入った。

 しばらく走ると太平洋が見えてきた。国道55号を走っていると、ツーリングマップルに琴ヶ浜がオススメされていたので、少し寄り道するため脇道に入る。



 素晴らしい晴天で、海が真っ青だ。 
 


 あの先にあるのは室戸岬だろう。今回は内陸に向かうつもりなので通らないが、中々の快走路だったので、またどこかで走ってみたい。

 琴ヶ浜で休憩して出発する。安芸市の岩崎弥太郎生家にコロプラ土産があるので、また寄り道して無事Getした。再度国道55号に戻り、27番札所「神峯寺」へ向かった。

 ここは水曜どうでしょうでも何度か出てきて、山の上にポツんと建っていて、「アレかい?あそこまで行くのかい?」みたいな会話をするくらいの僻地にある。

 西側から標識に従っていったら割と広い道だったが、山の上にポツんとした光景は見られなかった。道が拡幅されたのかな?って思ったが、しばらく走るとかなり狭くてヘアピン多数のかなり険しい道だった。これもNinjaで行っているとしんどかったことだろう。何度も言うが、セローなので全く問題無く楽しく神峯寺に向かって登っていく。



 神峯寺に到着した。



 少し登った所から駐車場を見下ろすと、太平洋を望めた。ここも誰も居なかった。



 境内は緑豊かで目を癒してくれる。



 今度は、寺の背景に太平洋が広がっている。



 あまり注目している訳でもないが、時折弘法大師像が立っている。全ての寺にあるのだろうか?参拝をして、旅の無事を祈る。

 神峯寺に参拝を済ませて出発する。先ほど登ってきた急勾配の九十九折を下っていく。何度か振り返ってみたが、山の上にポツんとは確認できなかった。またの機会があれば、こっちの道から登ってみたら見えるかもしれない。

 国道55号に戻ってきた。しかし、すぐ馬路村に向かうため県道12号に入る。交通量の少ない快適な道を楽しく走り、ゆずで有名な馬路村に入ってコロプラ土産と国盗りをGetする。

 馬路村中心部を過ぎると道が狭くなってきた。北川村に入ったところで、特に行く必要は無いのだが少し寄り道。この辺は辺境の地なので、近くにダムCPがあったから寄ってみる。



 魚梁瀬(やなせ)ダム展望台に到着。藤の花?が咲いていた。



 ここもかなりの山の中だ。木文字で「やなせ」と書いてあったのが面白かった。

 魚梁瀬ダムを出発して県道12号を走る。国道493号に出てきたが、近くにダムCPがあったので、少しだけ西に向かう。CPをGetしたらUターンして東進する。国道493号は道幅も狭く、中々の酷道だった。海に近づくにつれ、太平洋が見えてきた所で国道55号に合流。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたいが、山中をずっと走っていたのでろくな店が無かった。しばらく走ると、海の駅「東洋町」があったので、何かあるかと思い入ってみた。



 食堂はコロナの影響で閉まっていたが、シラス弁当があった。外にテーブルもあったので、海を見ながら美味しくいただいた。ここは白浜海水浴場となっているようで、海がキレイだった。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。先ほどの海の駅から少し走ると徳島県に入った。この後内陸に行く予定なので、そろそろ給油しておこうと考え、海陽町のGSで給油をしておく。快適な道を走りながら、牟岐町市街に入ったところで南阿波サンラインに入る。この道は2016年に走っているが、どこにも寄らずに通過してしまったことと、当時はハイドラCP管理をあまりしていなかったので、CPを取りこぼしていた。

 まずは、水族館CP「モラスコむぎ」へ向かう。南阿波サンラインから、少し狭い道に入っていくと無事にGet。元の道に戻り、太平洋を望みながら適度なワインディングロードを楽しく走る。
 


 南阿波サンライン第一展望台に到着。日和佐浦の看板があった。



 大島が良く見えた。



 海の展望が素晴らしい。



 太平洋を背景にバイクを。



 望遠圧縮で撮影。



 南阿波サンラインは断崖を走るので、眺めが良い。でも、停まって写真を撮れるところが意外と少なかった印象だ。

 南阿波サンラインを楽しみ、国道55号に戻ってきた。ここから、剣山スーパー林道へ向かうため内陸に入る。県道19号を北上した。

 少しだけ国道195号を走って、再度県道19号に入る。途中道の駅「鷲の里」を通過する。この道の駅からロープウェイで太龍寺に上がれるが、確かコロナの影響で営業してなかったと思う。後から調べたところ、狭いが太龍寺まで登れる道があるらしいので、ロープウェイ代ももったいないから、次来た時はこの道をトライしてみよう。

 そんなことを思いながら、国盗りをもみじ川温泉・鷲敷・お松大権現をGetしつつ、今回最後になるだろう八十八箇所20番札所「鶴林寺」に立ち寄る。中々険しい道を登ったところでCPをGetした。こんな辺鄙な所の札所は参拝したかったが、少し時間が押していたので後ろ髪を引かれる思いで立ち去る。

 険しい道を下って県道16号に出てきた。これで、剣山スーパー林道までほぼ一本道だ。2016年に泊まった前川キャンプ場近くを通った時に、見覚えがある風景だったので懐かしく思う。上勝町に入って国盗りを忘れずにGetしておく。しばらく走ると、剣山スーパー林道の看板があったので分岐を曲がる。



 剣山スーパー林道起点の看板があったので記念撮影。おあつらえ向きに広くなってるので、ここで記念撮影する人は多そうだ。加えて、ここが何故か徳島県の観光名所CPになっている。他にも観光地らしい所はあると思うのだが。

 記念撮影を済ませて出発。この時点で16:00になっていた。この後は18:55徳島港発のフェリーに乗りたいと考えていた。どこまで走るかにもよるが、17:00頃徳島港へ向かえば何とかなるように思えた。林道なので平均時速は稼げないだろうが、どこまで行けるか試しに行ってみた。

 道は狭いが中々の山の中を、交通量が皆無の中楽しく走る。前半は正直、走るのは楽しかったがそこまで展望は良くなかった。ツーリングマップルにも、「旭丸峠まではほぼ舗装済」と書いてあったので、ほぼ舗装路だった。

 そうは言っても、流石に知名度はかなり高いスーパー林道なので、かなりダイナミックに登っていく。途中舗装が剥げた所が一部あったが、セローなので難なく走る。

 しかし、やはり平均時速は稼げずそれなりに時間が掛かった。何とか旭丸峠に着くと、分岐からダートが始まった。とりあえず、展望の良さそうな所まで行ってみよう。ダートと言ってもほぼフラットとのことで、全く不安無く走る。



 しばらく走ると空き地があった。ここからの展望が中々だったので、ここで撮影タイムに入ろう。



 徳島市街だろうか、見晴らしがすごく良い。



 向きを変えると、小さな集落と山の風景が広がる。



 徳島市街を背景にバイクを撮影。



 少し移動して、山並みを背景に。



 セローはこういう風景が本当に似合うと思う。今回の旅では、一番のお気に入り写真かな?

 この空き地に来る途中に、道の横に停められるくらいの広い所があったのでそこにも寄ってみよう。



 と言う訳で移動した。愛媛の林道を走った時も思ったが、四国の林道はやはり素晴らしいと思う。



 ツーリングマップルの中四国担当者も「四国の林道に魅せられた」とあったので、その気持ちが分かる気がする。こんなに開放的なダートは中々無い。



 バイクも入れて。



 方向を変えてみる。

 これで17:00近くなってしまった。剣山スーパー林道全体の1/5程度しか走れていないが、まぁまぁ楽しめた。まだ休みは3日もあるのでもう少し四国に居ようか、とも思ったが残念ながら翌日から天気は下り坂になるようだ。そろそろ潮時だろう。残りはまた次の機会に訪れることにしよう。

 旭丸峠まで戻り、狭い林道をひたすら下ると神山町の国道438号に入った。この道は、四国初日のつい2日前に、焼山寺へ行くのに通った道だ。完全ではないが、3日で四国をプチ一周したことになる。流石、ホテル泊だと距離が稼げる。

 しかし、やはり少し走り過ぎたせいか、大分体にガタがきていた。ただでさえ、普段大型に乗っているので、250ccだとやはり疲れる。元気があれば、静岡まで夜通し走ろうかと思っていたが、無理せず和歌山で泊まって帰ることにしよう。

 順調に徳島市街まで戻ってきた。どうやら夕食を食べる時間くらいありそうだ。徳島と言えば徳島ラーメンだと思うので、適当にGoogleマップで検索して行ってみた。

 ところが2店くらい回ったところで、どちらも営業していなかった。コロナの影響だろうか?3店目でようやく営業していたので喜んで入ったが、何と九州豚骨ラーメンの店だった。豚骨ラーメンは一番好きなラーメンなのだが、徳島で食べる必要は全く無い。徳島ラーメンの気持ちだったので少し拍子抜けだが、入ってしまったのだから仕方がない。美味しくいただいた。

 この店から徳島港はすぐ近くだったので、出港30分前の18:30頃徳島港に到着した。和歌山港からは乗船したことがあるが、徳島港から乗るのは初めてだった。案内に従っていくと、この港はドライブスルーで窓口に乗り付けて乗船手続きをするようになっていた。最近は財布をトップケースに入れているので、結局一度バイクを降りなきゃいけないからあまり意味は無かった。



 乗船手続きをして、待機所に入った。しばらく待つとフェリーが来た。大きな看板がある建屋の右側で手続きをした。




 フェリーと記念撮影。しばらく待つと乗船案内が始まった。写真を撮っていなかったが、この便もほぼガラガラだった気がする。



 18:55定刻通りにフェリーは徳島港を出港した。さらば四国、また来る日まで!と言った所だろう。

 バイクでは2回目の四国だったが、海岸線を走るなら大型バイクで良いだろう。しかし、八十八箇所巡りをしたり、内陸を走るなら断然セローの方が楽しく走れる、と感じた。如何せん道が狭いので、大型バイクだと少し難儀だ。また、四国に来る機会があれば、セローでゆっくり色々周ってみたいものだ。

 北海道と違って2時間で着いてしまうので、あまり旅の余韻に浸る間もなく21:05に和歌山港に到着した。すっかり周囲は真っ暗だ。

 予約したホテルは南海和歌山市駅近くだったので、和歌山港からすぐだった。本日の宿「ワカヤマ第2富士ホテル」に到着。楽天から予約した時に、駐車場利用者は電話予約するように書いてあった。このご時勢なので、駐車場が満車になることは無いだろうが、一応電話しておいた。

 バイクだということを伝えたら、先着順だがバイクなら置ける場所がある。そこが空いていたら駐車場代は不要。一応通常の駐車場も確保しておきます。と快く対応していただけた。

 フロントでどこに置けば良いか聞いた所、駐車場の片隅にバイクが1台置けるスペースがあったのでそこに置くように指示があった。ここは立体駐車場になっていたので、屋根付きで置けた。これで、4泊全てで屋根付き駐車が出来た。

 手指消毒してチェックイン手続きして、部屋に入ってゆっくりする。最終日にして、このホテルは大浴場無しだったので、部屋のユニットバスに浸かる。大浴場が無いのは残念ながら、ビジホだと無い方が普通なので仕方がない。流石に到着が21:00過ぎだったので、ここから風呂に入りに行く気力は無い。でも朝食付きで超格安だったので不満は無い。疲れも癒した所で、持参したノートPCで出費管理をする。

 寝る前に天気予報を確認するが、当初の予報より良くなっていて、曇り予報になっていた。これはノーカッパ完走出来るかもしれない。

 翌日は、日程にも余裕があるので少し寄り道をしていこう。大阪府岬町の道の駅に寄って、無料の京奈和道を通って、奈良の道の駅とコロプラ土産を取ってから、名阪国道を通って高速を使わずに頑張ってみよう。

 そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:ワカヤマ第2富士ホテル 3,410円


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Posted at 2021/02/09 21:48:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記

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