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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2020年05月07日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 3日目 愛媛県西条市~高知県高知市


■3日目 5/7(木) 天気:晴れ

走行距離:429.5km

 愛媛県西条市から、四国お遍路の横峰寺・岩屋寺を巡って、林道にも寄りつつ愛媛県内陸部をひた走る。国盗り、道の駅巡りをしながら、展望最高の四国カルストを訪れて高知県に入る。その後高知市まで走った。

 5:00頃起床。朝の支度を済ませて、このホテルも大浴場があり朝風呂も可能だったので、朝風呂を満喫する。

 ここで旅に出る前から調べてたことがあった。石鎚山の南、寒風山トンネルの旧道から瓶ヶ森林道というのに入れる。林道と言っても狭いが舗装はされてて、かなり展望が良くてUFOラインという愛称があるらしい。

 石鎚スカイラインはシルビアで通ったことがあるが、この道は走ったことが無かったので是非とも行きたいと思っていた。例年GWには冬季閉鎖が解除されるのだが、今年は4月中旬に寒波が来たことによって降雪があったようで、冬季閉鎖解除が遅れていた。

 少なくとも出発前には解除されなかったので、旅の途中にもチェックはしていたのだが、遂に解除されることは無かった。見ノ越とかも全く雪の気配が無かったので、路面にはとっくに無いと思うのだが・・・ 交通量が少なく生活道路ではないので、あまり行政も本腰を入れてないのだろうか。仕方がないので、またの機会を楽しみにしておく。

 前日調達した朝食を済ませて、7:10にホテルを出発。今日は、天気予報通り中々の晴天で景色や走りを充分満喫出来そうだ。まずは、国道11号から194号に入って横峰寺に向かう。

 この横峰寺だが、バスも出ているが時間の都合が中々難しい。自家用車で行くには、有料の平野林道という道を使わないと登山するしかない。バイクの料金は400円、とまぁ良いか。という値段である。しかし、普通車になった途端何と1,850円と跳ね上がるのだ。しかも、離合困難な道がひたすら続くらしいので、これはバイク一択で行くべきだろう。

 下調べをした時にそんなことを思った平野林道の入口に到着した。平野林道を管轄している、いしづち森林組合のHPには営業時間の案内が無かった。朝少し早いから開場しているか不安があったが、お遍路は朝早いことが多いので大丈夫だろう。

 料金所に到着したら、普通に係員さんが居たので料金を支払う。どうやら今日は、私が第1号の利用者だそうだ。対向車は来ないと思う、とのことだったが一応気を付けながら平野林道を進む。

 かなり狭い道でこれはクルマだと大変そうだ。しかも、厳しいヘアピンもあったりして、キャンプ道具満載のNinjaでも結構辛いことだろう。幸いセローなので、とても楽しく走る。



 7:40に横峰寺駐車場に到着。



 木々が多くて展望があまり良くないが、瀬戸内海が少しだけ見えた。

 とっくにCPは取れたのでもう用は無いのだが、有料林道を使ったから折角なので参拝しておこう。



 寺だけど稲荷があり、かなり年季を感じる。



 参道は木々に囲まれて素敵な所だ。写真を撮りながら歩いて行く。



 境内が見えてきた。



 八十八箇所によくある寺名入りの坊主で、エヘヘ~ってしたくなる。折角なので、お参りしておく。



 花が咲いてて雰囲気は良かった。



 難所だけあって、関所扱いされているみたい。標高も750mもあるようだ。ここを歩いて登る人も居るなんて、感心しかない。

 横峰寺の参拝を済ませて、平野林道を降りていく。料金所では第1号と言っていたのに、途中で軽トラを見かけた。多分作業車だったと思うので、カウントには入ってないのだろう。

 料金所まで降りていき、係員さんに会釈だけしてツーリング再開。国道11号まで戻り、少しダムCPを巡りながら西進した。東温市に入った所で、国道494号に入る。ツーリングマップルには「コーナー連続、練習と思って頑張ろう」とか「山中のハードな峠越え」とか書いてある道だったので、覚悟はしていたが中々の酷道だった。

 それでも、四国の山深さを満喫しながら交通量も少ないので、非常に楽しく走れた。面河ダムに少しだけ立ち寄ったが、東側からはあまり見えなかった。CPだけ取って、国盗りも済ませる。

 岩屋寺に向かうために、県道12号へ向かったところ、かなりの快走路となった。ここでよく覚えているのが、横峰寺へ平野林道を走ったり、酷道494号を散々走った後だったからか、逆に快走路に入った瞬間物足りないと感じてしまった。

 大きなバイクだったら、酷道を抜けて快走路に入ったらホっとして、開放感が素晴らしい~っとなる。やはりセローだったからか、むしろ狭くてグネグネしている道の方が楽しいと思ってしまった。

 狭い道は、木々に囲まれてあまり景色が良くないことが多いのだが、四国は結構景色が良いことも多くて、やはり四国は走り倒すには良い所だ。



 そんなことを思いながら、岩屋寺に到着した。有料だが係員が居る訳ではなく、料金箱に入れるスタイルだった。徒歩20分は中々あるな、と思いながら歩き始める。



 新緑とお堂が良い感じ。



 多分ここが、大泉さんが滑っていた手すり・・・だと思う。水曜どうでしょうでは、岩屋寺がかなりの山奥にあるので、「ありがたいなぁ」と言われていたり、毎回騒動が起こるのがここ岩屋寺だ。



 階段もあって、アップダウンもそこそこあった。



 赤い橋があったが、極楽橋と書いてあった。流石霊場と呼ばれる所だ。



 参道をしばらく歩き続け、ようやくお堂らしいものが見えてきた。



 この山門の厳かな雰囲気が素晴らしい。



 岩屋寺という名前の由来は、この裏手の岩なのだろうか。



 梯子があったので、折角なので登ってみた。



 展望はそうでも無かったが、中々の山の中だ。



 そこそこの高さがあったので、登るのは良いが下るのは中々怖かった。

 岩屋寺を楽しんだところで駐車場に戻る。戻る途中で、郵便配達の方とすれ違った。階段とかもあるので、いくら郵政カブでも入れない。仕事とは言え大変なことだ。他に関係者専用の道すら無いのだろうか?あれらの建物のメンテナンスはどうしているのだろうか。

 駐車場に戻ってきて出発する。国盗りをしながら、久万高原町中心部へ向かう。「大宝寺」はCPをGetするだけにして、道の駅「天空の郷さんさん」に寄ってみた。今日からGWも終わったので全国一律の緊急事態宣言も終わり、一部感染拡大地域のみになっていたので、ようやく普通に営業を始めたようだ。



 と言う訳で昼食にした。特に名物とかではないと思うが、唐揚げ定食を美味しくいただいた。

 お腹も膨れたことでツーリング再開。ここから道の駅「みかわ」と山奥にあるサーキットCP「ハイランドパークみかわ」に行く必要がある。まともな道で行くと、同じ道を行って帰ることになるので、何か他に道が無いかツーリングマップルを眺めてみる。

 すると、名前は分からないがダート林道があり、そこを通るとグルっと回れそうなので、セローだしキャンプ道具も満載じゃないので行ってみることにした。

 国道33号から、ここら辺だろうというところで久万川を渡り山の中へ入っていく。しばらくは狭い舗装路だったが、ある程度行ったところでダートが始まった。砂利浮きも無く、普通に走れるダートだったので楽しく走れた。



 走っていると開けた所があったので、停まってみた。



 四国らしい、山・山・山の風景で絶景だ。



 バイクと一緒に撮影。



 やはり林道にセローは似合う。

 セローに乗り出してから中部地方の林道に何か所が行ったが、大体木々が生い茂っていてこのように開放感がある場所は少ない。正直ダート走行を積極的に楽しもう、という気概はあまり無い。ダートを走らなければ見れない景色、というのがあるはずなので、そのために走りたいと思っている。

 と考えるにあたり、中部地方ではあまり林道に行きたいという気持ちが起きていなかったが、やはり四国はオフロードの天国なのかもしれない。適当に入った林道でこのような景色が見られるとは素晴らしい。

 この間、軽トラ1台とすれ違った程度で、こういうのも林道の醍醐味だろう。この場所からしばらく走るとダートも終わり、県道328号大谷山荘付近に出てきた。サーキットCPを無事にGetし、国道33号に戻ってきた。道の駅「みかわ」も通過する。

 西進し、県道42号に入って一瞬砥部町に入り、国盗りと道の駅「ひろた」に寄って休憩。国道379号を折り返して、内子町の公共建築CP「大瀬中学校」に寄って、また折り返し。道の駅「小田の郷せせらぎ」に寄って国盗りを済ませて、またまた折り返し。この為に出掛けている節もあるので慣れっこだが、こう文章にしてみると何してるんだろうか、と思わなくもない。

 今度は県道55号を南下する。この道は、中々の険道だった気がするが走り切る。名橋CP「御幸の橋」を通過。この辺りまで来ると少し時間が押してきた。本当は寄ってみても良かったのだが、今日は天気が非常に良いから是非とも四国カルストを走りたい。なので多少の観光地はすっ飛ばしてしまった。

 大洲市河辺地区で国盗りを済ませ、そのまま県道55号を走り続ける。道の駅「清流の里ひじかわ」で休憩する。ここでも国盗りが残っていたので、忘れずにGetする。ここでソフトクリームを美味しくいただいた。

 道の駅を出発し、この先給油するところは無さそうだ。近くにGSがあったので給油する。基本的にはセルフスタンドに行くのだが、田舎なので有人しか無かった。ここで、給油所のおっちゃんに話し掛けられた。

 「どこ行くんだ?」と聞かれたので、「四国カルスト」と答えたら、タンクバッグに置いてたツーリングマップルで、「県道より国道を遠回りした方が、道は広いし時間も変わらないよ」と言われた。

 私は県道36号で真っすぐ行くつもりだった。なるほど、と思いツーリングマップルを再確認すると、確かに国道からツーリングマップルオススメ林道を通ると四国カルストに行けそうだ。道も太めのラインだったので、確かに二車線は確保されていそう。

 ここで過去の記憶を辿ってみると、2016年に今は亡きNinja400Rで四国キャンプツーリングをした時に、この道を通って四国カルストへ行った記憶が蘇ってきた。確かに、道幅の広いかなりダイナミックなワインディングロードで楽しい道だった。

 ってことは、通ったことがある道。ということで、この迂回路は選択せずに、やはり当初の計画通り県道36号で行くことにしよう。GSのおっちゃん、わざわざ教えてもらったけどごめんなさい。

 そんなことがあったGSを出発し、鹿野川湖大橋を渡って対岸の県道36号に出た。地図から想像はしていたが、これが中々の険道だった。でもセローなので全く問題無く楽しく走る。

 延々と続くグネグネ道を走り続けると、前述した林道と合流した。大野ヶ原に着いた所で、周囲が牧歌的で開放感のある風景が広がってきた。どこかで写真を撮りたいと思っていたら、県道383号を曲がった所に停まってみた。



 素晴らしい景色が広がっている。ここはまだ四国カルストではない少し西に行った所だが、ここら辺の風景も大好きだ。



 バイクも一緒に。



 道は少し狭いが、この道の繋がりが何となく好きだ。

 撮影を楽しんだところで出発する。少しなら散策する時間もありそうなので、折角セローで来ていることだし、メイン通り以外の謎な分岐道にも入って絶景でも探してみよう。ツーリングマップルを見ると、この近くの県境付近に好展望のマークがあったので、行ってみる。

 県道から分岐を南方面に向かい適当に走ると、稜線上に上がれそうな道があったので進んでみた。中々良い展望を眺めながら登っていくと、一番高そうな所に着いた。

 

 稜線上なので見晴らしが良い。



 南側は見渡す限り山。



 山・山・山だ。先ほどの林道と違うのは、ここは標高が高いので山を見下ろすことが出来ることだろう。



 少し降りた所から、今まで走ってた道が見渡せたので場所を変えて撮影。素晴らしいスカイライン感が少しは出せたかな。



 バイクと一緒に撮影。

 ここは、四国カルストの中でも訪れたことが無かったので楽しめた。元の道に戻ろうとして分岐に来た所で、ふとある看板が目に入った。

「関係者外立入禁止」

 しまった、完全に見落としてしまっていた。幸い誰にも会わなかったので怒られはしなかったが、気を付けなければ。ロープくらい張ってて欲しいところだが、何も無かったので普通に入れてしまった。以後気を付けることにしよう。

 県道383号に戻ってきた。そこから東に向かうと、観光牧場のような見覚えのある所があった。時間が押していたのでスルーし、地芳峠から四国カルストの本番姫鶴平に登っていく。



 姫鶴平のレストハウス駐車場に到着した。天候も素晴らしく大勝利だ。



 休憩の出来る東屋の雰囲気や、空の雲の感じが素晴らしい。



 だだっ広い場所が空いているが、クルマが2台あるだけで観光地というのに人は皆無だ。

 ここはキャンプ場になっており、4年前にも泊まったことがある。周囲に温泉や買い出し出来る所も無く、炊事場・トイレもかなり遠いが、この展望なので中々良いキャンプが出来る。当時を思い出し懐かしくなった。あの時は、風が強くて夜外に居られず、さっさと寝た。翌朝起きたら雲の中だったな、なんて思い出にふけっていた。



 山深さと牧草地の牧歌的な風景が相まって素晴らしい景色が広がっている。



 この先も絶景が続く。少し夕暮れ感が出てきたが、今日はこの後高知市まで走る。ホテルなので暗くなっても構わないのだが、せめて真っ暗になるまでに幹線国道までは出ておきたい。

 現時点で16:50。17:30に四国カルストを降りれば何とかなるだろう。その間絶景を探してみよう。



 姫鶴平のレストハウスから少し進むと若干登るが、そこからも絶景だ。



 まずはバイクを入れて広角で。雲の感じが本当に良い。飛行機雲も流れてた。



 望遠圧縮で。



 少しアオってみた。



 後ろにあった風車を背景に。



 またまた場所を変えてみた。先ほど奥に見えていた風車が正面に見える。姫鶴平のレストハウスが、もうあんなに奥に見える。



 バイクも入れて。



 カルスト台地なので、石灰岩がよく露出している。そこへ向かっていくS字コーナーが大好きだ。



 また移動。こんな状態なので、ヘルメットの顎紐も閉めず、カメラは首に掛けて移動した。こうしないと面倒臭くてたまらない。石灰岩を背景に撮影。



 手前に石灰岩。下には少し楽しそうな道が続いていた。あの先にも行ってみたいところだが、流石に少し時間が足りなさそうなので、またの機会にしよう。



 稜線上の道なので、ずっと見晴らしが良い。



 大して真っすぐな道でもないのだが、広角で撮ると空と伸びやかなストレートに見える。これも好きな構図だ。



 本当に見渡す限り、山・山・山。こんな風景はやはり四国ならではだと思う。



 四国カルストをた~っぷりと満喫出来た。観光客も居ないので、クルマの交通量も皆無に近く非常に快適だった。

 時間は17:20なので、そろそろ降りることにしよう。ちなみに、四国カルストへ繋がる道は基本的に狭い道なので、クルマで訪れる際は注意したい。バイクなら全く問題無い。

 天狗高原から県道48号にて降りていく。狭いグネグネな道をひたすら降りていくと、久しぶりに人家が見えた。基本人の居ない方に行くのだが、流石に人の気配が無い所にしばらく居ると、人家が見えるとホっとする。

 降りてきた所は国道439号だった。ようやく国道だ~っと思っていたが、考えてみればここは与作。立派な酷道だった。ツーリングマップルにも、「時間のかかる峠越え」とのコメントがあった。



 折角有名な与作を走っているので、オニギリと一緒に撮影。道が狭いが、国道33号まで出ればしっかり二車線確保されているだろう。ツーリングマップルを見ると、県道18号に行った方が若干ショートカット出来そうだが、流石に暗くなり始めていたので先に国道33号に出ることを優先した。

 何とか真っ暗になる前に国道33号に出てきた。これを真っ直ぐ行けば高知市に出れるはずなので、もう地図もあまり見なくても良いだろう。

 越知町・佐川町・日高村とローカルな町を通りながら国道33号を走る。いの町に入った所から、ハイドラCPがたくさんあることに気付いた。これは高知の路面電車、とさでんの駅CPだった。バイパスもあったが、折角なので路面電車沿いに進むことにした。

 大量のCPを取得しながら高知市街に向かう。流石にもう周囲は真っ暗だったが、市街地なので特に問題無く走れる。高知市に入った所で、少しだけ寄り道。県道37号を少し太平洋方面に向かい、都市公園CP「春野総合公園」に寄ってCPをGet。

 これで今日のノルマは終了だ。まずコンビニに立ち寄り買い出しを済ませて、ホテルの場所を確認。暗くなるかどうかの瀬戸際な時は、出来るだけ休憩せずに走り続けるようにするので、与作の看板を撮って以来の休憩だった。セルフGSも検索して、給油を済ませる。

 GSの目の前に、はなまるうどんがあったので夕食を済ませた。このご時勢なので営業時間が短縮しており、閉店間際にギリギリセーフで食べることが出来た。

 お腹を満たしたところで、本日の宿「サウスブリーズホテル高知海月」に到着。事前に調査していた通り、ここは地下駐車場があったので屋根付きで停められる。バイクの駐車料金が300円掛かるらしいが、元々のホテル代が安かったので、全く気にならないところだ。

 手指消毒してチェックイン手続きしたところ、バイクだと伝えたら地下駐車場じゃなくて、ホテルの前に停めてくれと言われた。そこも屋根が付いているところで、フロントから見える所だったから防犯面でも安心感が増えるが、正直動かすのが面倒臭い。仕方ないので、指示通りに部屋に入って荷物を置いてから移動する。

 このホテルも大浴場が付いていたので、一休みして早速入りに行く。3日連続でホテルに大浴場があったから最高だ。やはり事前にホテルを吟味したお蔭で、大浴場はあるし屋根付きで停められるし、情報収集は重要だと再認識する。疲れも癒した所で、持参したノートPCで出費管理をする。

 寝る前に天気予報を確認するが、当初の予報通り明日も晴れそうだ。9日(土)は当初雨の予報だったが曇りの予報に変わってきた。これなら雨の中走らなくても済むかもしれない。それだったらもう少し四国に居ても良い、むしろ居たいとも思ったが、コロナ渦でもあるし、天気も良く無さそうなので予定通り帰ることにしよう。

 翌日は和歌山県和歌山市のホテルを検討していたが、気合いがあれば夜通し走って帰る、という選択肢もアリかもしれない。ただし、Ninjaなら多分出来るが、やはりセローは所詮250ccなのでやはり比較すると疲労度が違う。ホテルに泊まると、逆に朝早く出て夜遅くまで走ってしまうので、割と疲れを感じていた。まぁ予約は余裕で出来るし、明日の気分次第で考えることにしよう。

 そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:サウスブリーズホテル高知海月 4,530円


■関連ブログ

2020年GW四国ソロツーリング 1日目 静岡~徳島県徳島市
2020年GW四国ソロツーリング 2日目 徳島県徳島市~愛媛県西条市
2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市
2020年GW四国ソロツーリング 5日目 和歌山県和歌山市~静岡
2020年GW四国ソロツーリング 番外編
Posted at 2021/02/08 23:17:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年05月06日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 2日目 徳島県徳島市~愛媛県西条市


■2日目 5/6(水) 天気:曇り

走行距離:418.6km

 徳島県徳島市から、四国お遍路の難所で有名な焼山寺を訪れる。そして、更に内陸の剣山北側の酷道を通り、これまた秘境で有名な祖谷地区を通って大歩危に出た。一瞬高知県に入ってまた北上し、雲辺寺に立ち寄り愛媛県に入る。そして、別子ラインを通って西条市まで走った。

 5:00頃起床。朝の支度を済ませて、このホテルは大浴場があり朝風呂も可能だったので、朝風呂を満喫する。前日調達した朝食を済ませて、7:00にホテルを出発。やはりキャンプツーリングだと撤収作業があるので中々難しいが、ホテルだと時間を有効活用出来てありがたい。

 朝早いので交通量も少なく、阿波踊り会館を横目に見つつ国道438号で徳島市街を通過。肝心の天気は予報通りそこまで良くは無かったが、雨も降りそうにないのが幸いだ。2019年の年末にも四国に訪れたが、その時に寄ったラーメン屋もこの近くだったので、何だか懐かしく思える。

 徳島市は県庁所在地と言えど、あまり大きな都市ではないので、30分も走るとあっという間に田舎の風景になった。沿線の景色を楽しみつつ、佐那河内村・神山町の国盗りをして、道の駅「温泉の里神山」を通過しCPをGet。焼山寺の案内があったので、神山町から県道43号に入った。

 この焼山寺、遍路転がしと呼ばれる程の険しい道、ということで水曜どうでしょうファンなら有名な所だろう。今回はキャンプ道具満載のNinjaではなく、軽荷のセローで来たのはこういう所に躊躇なく訪れることが出来るように、というのが大きい。

 県道43号はそこまでの道では無かったが、さらに林道に入ると道は狭くなった。しかし、思っていた程の道ではなく、早朝かつ緊急事態宣言の最中もあり、すれ違う車は1台も無かった。



 7:40に焼山寺に到着した。



 だだっ広い駐車場には、何と私しか居なかった。ちなみに、事前に四国八十八箇所お遍路HPを確認したが、基本的に札所の受付は全ての寺で停止していた。流石に参拝までは規制していなかったので、私の目的はハイドラCPと軽い寺社見学だったから、今回は問題無いだろうという判断をしていた。



 灯篭と新緑が素晴らしい境内への道を歩く。



 今まで通ってきた道が見えた。通った時はあまり感じなかったが、こう俯瞰で見るとやはり狭い道だ。



 山深くて流石絶景の国四国。



 その中でもポツンと一軒家に出てきそうな急斜面に家があった。生活は大変そうにも見えるが、住んでみるとそうでも無いのだろうか。



 しばらく歩いて山門に到着。流石雰囲気が大変良い。



 大きな杉が立ち並ぶ焼山寺で参拝をし、旅の無事を祈る。



 コロナが流行ろうと花は咲く。山門と合わせて撮影。



 どちらの寺もかなりの距離があり、これを歩いて巡った日には本当に悟りを開けるかもしれない。



 駐車場に戻ってきたが、全く参拝者は増えていない。



 折角誰も居ないのだから、焼山寺の標識の所までバイクを移動して撮影。

 焼山寺を満喫したところで8:10に出発する。北側に抜けるべく駐車場を突っ切った。こちらの方は結構道が狭かったが、対向車も居なく難なくクリアし県道43号に戻ってきた。次に吉野川市旧美郷村で、国盗りとサーキットCP「徳島カートランド」の横を通って、国道193号を南下した。サーキットは辺鄙な所にあることが多いが、バイクなら楽に回れる。

 国道193号はツーリングマップルで「ハードな峠越」とあったが、これまたセローなのでむしろ狭い道を非常に楽しく走る。焼山寺のために曲がった国道438号に戻ってきた。ここから剣山へ向かうため、西進する。



 ツーリングマップルにも載ってる「槍ノ尾サービスエリア」に9:30に到着。トイレに行こうかと思ったが、工事中で閉鎖されていた。



 この周辺も、斜面にポツポツと民家が建っている。四国は山深い。

 小休憩を済ませて、いよいよ剣山見ノ越へ向けて出発する。

 道は段々狭くなっていき、民家も無くなり一帯は山の風景が広がってきた。私も色々な所を走ってきたが、やはり秘境感で言ったら紀伊半島と四国はかなり上位レベルだ。ちなみに、日本三大秘境というのもあって、

・岐阜県白川郷
・徳島県祖谷
・宮崎県椎葉村

 らしい。私としては、白川郷は確かにかなり山の中ではあるが、世界遺産の観光地になっており観光客も非常に多い上、高速道路まであるので秘境感は非常に少ない。祖谷渓は言うまでも無く、椎葉村はまだ訪れたことが無いが、かなりの秘境らしいので、白川郷→紀伊半島になれば私も文句の付けようが無いだろう。

 道も狭く落石も多くて路面状況は良くない中、段々標高を稼いでいくと本当に凄い景色になってきた。どこかで写真を撮ろうと思い、路肩が広い所に停めてみた。



 こんな切通があり、落石まみれの所を走る。



 今まで通ってきた狭い道とヘアピンが見える。



 S字カーブと山深さが表現出来た1枚かな。あの奥まで行けばまた視界が広そうなので、移動してみよう。



 「深い谷が迫力満点」とツーリングマップルにあるが、本当に圧倒された。



 ちょっと天気が良くなかったのが残念だが、この山が霞んでいる感じも中々良い。



 しかし、よくこんな所に道を通したものだ。

 四国の山深さを充分堪能して出発する。見ノ越のトンネルを抜けた所に駐車場があったので寄ってみた。今まで殆どクルマを見かけなかったが、ここにはそこそこのクルマが停まっていた。

 ロープウェイで山頂近くまで登れるのだが、事前にロープウェイは運休すると見たので、ここに停まっている人は登山で登っているのだろう。登山なら、アウトドアで換気抜群だからまだ感染リスクは低いだろう。

 ここで名水CP「剣山御神水」をGetした。こんな山中だが、ちゃんと携帯の電波が入っていて助かった。剣山の駐車場を出発して、ちょっと寄り道するため国道438号を北上して一瞬つるぎ町に入る。予想通り、旧一宇町だったので無事国盗り出来た。ここの峠は、四国国道最高地点で1453mもあるらしい。

 折り返してここからは国道439号の単独区間に入る。ここはその番号から愛称があり「与作」と呼ばれているようだ。日本三大酷道というのがあるらしいが、確か国道418号、425号、439号だったと思う。その1つを走ることが出来て、嬉しい。

 今までは主に登りだったのでガンガン行けたが、ここからはひたすら下りが続くので少し気を使いながら進む。殆ど交通量も無い酷道をひたすら走ると落合集落に着いた。ツーリングマップルによると展望台があるらしいが、どこにあるか良く分からなかったので、Google先生の助けを借りて展望台に行ってみる。

 展望台に着いたが、道の途中からの景色の方が良かったような気がしたので、展望台には寄らずに少し広い所にバイクを停めてみた。



 斜面に張り付く歴史ある集落群、らしい落合集落を目の前に見る。



 しかし、どこも物凄く山深い所だ。



 バイクも一緒に撮影。



 角度を変えて。

 落合集落の撮影を楽しみ、展望台近くを出発した。しばらく走ると分岐があったので、県道32号に向かった。このまま国道439号を進むと、有名な京柱峠があって是非行ってみたい所だが、今回は巡り優先でまたの機会に来てみたいものだ。

 この辺りが、前述した日本三大秘境の祖谷地区だ。有名な観光地としてかずら橋があるが、ここも多分に漏れず営業はしてなかった。来たことがあるので良いが、観光地で広大な駐車場に1台もクルマが停まっていないのは、やはり物凄い違和感だ。とりあえず、かずら橋のハイドラCPである、名橋・観光名所CPをGet出来たので、ひとまずは良い。

 道の駅「にしいや」を通過して国道32号に出てきた。この道は、高松~高知を結んで四国を縦断する幹線道路だが、この辺りは大歩危小歩危と呼ばれる渓谷であり、景色が良いので楽しく走る。

 そろそろ昼食の時間だが、飲食店には寄らずに大歩危の近くにコンビニがあるようだから、そこで調達する。少し離れた所に休憩所的な所があったので、そこでイスとテーブルを出して美味しくいただく。吉野川と大歩危の景色が見えて、中々良かった。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。ここから少し南下すると高知県だ。大豊町の北部、高知道の近くにサーキットCPがあったので、少しだけ高知県に入った。県道262号から5号に入って北上して、サーキットCP「モーターランドたぢかわ」をGetした。ここから、そのまま県道5号を通過しようと思っていたが、どうやら通行止めになっているようで引き返すしかなかった。

 少し時間を損失してしまったので、ワープをするべく大豊ICから高知道に入ることにした。馬立PAに立ち寄って、先ほどのコンビニのゴミを捨てて、売店がやっていたからソフトクリームだけ食べることにした。今回の旅では、こういう買い食いはあまり出来ないと思っていたので、少しでも食べられて助かった。

 ソフトクリームを食べて馬立PAを出発。すぐの新宮ICで降りて。国道319号に向かった。国道なのでまともな道かと思ったが、道幅が狭い所も多くグネグネ道だったので思ったより時間が掛かった。ツーリングマップルにも、「時間かかる山峡の道」とあったので、正にその通りだ。

 何とか国道32号に戻ってきて、今度は雲辺寺に向かうため国道192号を西に向かいしばらく走ると看板が見えてきた。雲辺寺は普通に行こうとすると、香川県側から雲辺寺ロープウェイを使っていくのが一般的な気がする。

 色々調べていくと、徳島県側から細い道を行くとロープウェイを使わずに行ける、という情報があった。ロープウェイは結構高かったので、いつか徳島県側から行こうと思っていた。今回ようやく行けることになる。県道でもない道なので、極狭かと思っていたが、バイクなら普通に走れそうな道だった。



 順調に進み、雲辺寺の駐車場に到着した。



 特に料金所等は無いが、納経所に料金を納めるよう看板があった。バイクなら100円なのがありがたい。



 木々の中をテクテク歩いて行く。駐車場からしばらく歩くと「雲辺寺」のCPをGetした。



 雲辺寺が見えてきた。少し中を見たかったが、時間も押してたのでこの辺で引き返すことにした。とりあえずCPは取れたので満足。

 この辺で、今晩の宿を予約することにした。ある程度予定通り進めていたので、計画通り西条市のホテルを予約しておいた。これで今晩の宿も確保出来た。

 雲辺寺の駐車場を出発して、来た道を戻るのではなく西に進んだ。ツーリングマップルでは展望良しのマークがあった。道は狭かったが、確かに中々良い展望だったが時間も押してたので目で楽しむだけにする。しばらく走ると愛媛県に入った。国道192号を西進して四国中央市に入ったところで、給油をして今度は国道319号に入り、別子へ向かう。

 県道6号を走ったが、流石ツーリングマップルオススメルートになっていたので、とても楽しく走る。いくつかのダムCPをGetしながら走っていくと、別子ダムが見えてきたので休憩がてら停まってみる。



 別子ダムの水がキレイだった。



 四国は山深くて走るのが楽しい。

 国盗りと、道の駅「別子マイントピア」を通過してCPをGetしながら新居浜市に降りてきた。ダムのCPが高速道路近くにいくつかあったので、それに寄りながら西条市に向かった。



 営業してそうな飲食店があったので夕食にした。愛媛県だが、折角四国に来ているのでうどんを美味しくいただく。

 夕食を済ませて外に出ると、夕焼けの時間になってきた。今日は雲が主役の空だったので、夕焼けは見れないと思っていたが、見れるかもしれない。瀬戸内海沿いに出ればキレイかも?と思い、ちょっと夕焼けスポットを探してみる。



 適当に行ったところ、瀬戸内海が見える埠頭みたいな所があった。釣り人が少し居たくらいだが、埠頭に上ってみる。



 夕陽は見れなかったが、キレイな夕焼けを見ることが出来た。



 周辺はコンビナート的な感じで、真っ暗になっても中々キレイかもしれない。



 瀬戸内らしい風景を見ながら夕暮れを満喫する。

 撮影を楽しんだところで、本日の宿「西条アーバンホテル」に到着。事前に調査していた通り、大きなピロティがあって駐輪場として指定されていたから、屋根がある所に停められる。隣もコンビニなので、翌朝の朝食を買いだしておいた。

 手指消毒してチェックイン手続きして部屋に入る。このホテルも大浴場が付いていたので、一休みして早速入りに行く。2日連続でホテルに大浴場があったから最高だ。疲れも癒した所で、持参したノートPCで出費管理をする。

 寝る前に天気予報を確認するが、当初の予報通り明日は晴れそうだ。翌日は高知県高知市のホテルを検討していたが、多分明日は高知市にしか泊まれないと思うので、既に予約をしておこう。これで何があっても走るしかないが、他にまともな街が無いので良い選択だろう。

 そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:西条アーバンホテル 5,035円


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2020年GW四国ソロツーリング 3日目 愛媛県西条市~高知県高知市
2020年GW四国ソロツーリング 4日目 高知県高知市~和歌山県和歌山市
2020年GW四国ソロツーリング 5日目 和歌山県和歌山市~静岡
2020年GW四国ソロツーリング 番外編
Posted at 2021/02/07 21:49:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年05月05日 イイね!

2020年GW四国ソロツーリング 1日目 静岡~徳島県徳島市

 2020年のGWは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国一律に緊急事態宣言が発令された。

 自粛要請が出されている中、実は出掛けてしまった。やっぱり長期連休にどこにも出掛けないのは、とてもガマンが出来なかった。もう時効だし、出掛けてしまった事実は消せない。

 流石に今回のGWはフルで旅するのは止めることとした。そんな中でも、帰宅後発熱や息切れの症状は出ておらず、訪れた所からも感染の情報は出ていないので、とりあえず私が原因となった感染は起こってないと思われる。そのことを確認した上で、年も変わってしまったが、今回の旅の記録をアップロードする。

 今回は四国へツーリングに行ってきた。備忘録を兼ねているので無駄に長いです。

 まずはコロナが流行する前からの計画について記す。

 2020年のGW。今年はどこに行こうか、と考えていた。夏休みは北海道固定なので、GWは東西をコロコロ変えながら出掛けている。

2013年 東北(シルビア)
2014年 九州
2015年 東北~北海道道南
2016年 紀伊半島~四国
2017年 東北
2018年 山陰
2019年 九州(主に離島巡り)

 途中までは東西を1年毎に変えていたが、ここ2年西方面に行っている。なので、今年は東の番ということになる。だが、2019年は秋休みが取れたので東北に行った。だから2020年も西で良いかと思った。

 私がやっている位置ゲーの、未取得が多いのは山陰地方である。なので、山陰に行って隠岐諸島を巡ったりしようかと考えていた。それに備えキャンプ場のリサーチをしたり、ルートを色々考えたり、最終日に福岡県北九州市新門司港から大阪に戻るフェリーを予約していた。

 しかし、新型コロナウイルスが主に都市部を中心に感染者が増加した。幸い80%は軽症で、致死率は高齢者を除きそこまで高くは無いが、その代わり感染力が高く、無症状でも周りに感染させる可能性があるのが非常にタチが悪い。症状が出ない限り、他人にうつさないのであれば分かりやすいのだが。

 4月上旬には、感染者が多発している都道府県に緊急事態宣言が発令された。静岡は、関東・愛知に挟まれている割には、感染者率は非常に低かった。もちろん、今まで以上に手洗い・消毒については気を使うのは言うまでもない。隣の市等は発症者が数名出ていたが、私の在住している市での発症者は出なかったので、割と普通に生活していた。

 ところがGWを前に、非常事態宣言が全国に拡大発令された。恐らく、GWの大移動を阻止するための戦略だろう。こうなってしまったので、キャンプ場・観光地も軒並み営業を停止している所が多かった。また離島は医療体制が脆弱であるため、来島をしないよう各島からも出ていた。

 流石にこの状況になると、気軽に出掛けることは躊躇する。私の会社では、今年のGWは5/2(土)~10(日)であった。しかし、業績悪化による休業として、前後2日が休業となり、5/1(金)~11(月)も休みになってしまった。


 自粛ムードの同調圧力を感じながらGWに入る。GW前半はきちんと自粛していた。しかし、早くも2日目くらいに休みに飽きてきて、これでは精神的にやられそうだった。そりゃ、長期休暇の度に、フルで出掛けるのが当たり前だったのだから。冬休みはそこまで出ないが、実家に帰るので親も居る。1人でグダグダして自粛するのは、精神的にも厳しいと感じていた。

 それではこんな状況の中、どうやったら旅が出来るだろうか、を考えるようになった。出るからには当然準備をしっかりしなくてはならない。幸い専門家の皆さんが色々研究してもらっているので、人との接触さえ避けて、手洗いをこまめにすればリスクを低減することが出来る。もちろん、私から広めることなどあってはならない。

・こまめに除菌ウェットティッシュで手を除菌する。
・屋内に入る時はマスク着用必須。アルコールが常備されていれば消毒する。
・どこかに寄る、写真撮影等をするのは屋外のみ。基本要らない所は触らない。
・飲食店がやっていないので、コンビニ飯がメインとなるが、店の前では食べずに人の居ない場所まで移動して食べる。

 等を心掛けて、旅に出ようと決意した。


 緊急事態宣言自体はカレンダー通りの5/6(水)までだったのと、そうは言っても出掛ける人は出てくるだろうから、それが落ち着いてからだと考えた。

 天気予報では、5/3(日)・4(月)は天候が良くなく、また5/9(土)・10(日)も悪い予報だった。それであれば、5/5(火)~8(金)の4日間だけ出掛けて、9(土)は雨の中、帰ってくるというのが一番良いかと考えてみた。

 後はどこに行くか、だ。当初の予定の山陰でも良いが、結局日数が足りないし、離島訪問は難しいので、隠岐諸島が残ってしまう。それは、あまり効率的ではない。とにかく今回は人との接触を最低限にする必要がある。そのためには観光地にはほぼ寄らず、走り続けることが必要となる。それも人の殆ど居ない山中が望ましい。

 色々と天気予報等も加味した結果、四国にしようかと考えた。四国はそこまで感染者も多くなく、山深い所が多いので適所だ。四国は険しい道が多いので、大型のNinja650ではなく、2020年に新しく導入したセローで行こうかと考えた。セローでロングツーリングは、まだしたことが無かったのが若干不安だったが、まぁ何とかなるだろうと、安易に考える。

 四国に行くつもりは全く無かったので、何も考えていなかったが、幸い時間だけはたんまりあった。その間に計画を再構築することが出来た。突貫で考えた今回の計画は以下の通り。

5日(火) 静岡から伊良湖港へ行き、伊勢湾フェリーで鳥羽へ移動。そこから和歌山まで走りフェリーで徳島へ渡る。
6日(水) 徳島から焼山寺へ行き、剣山の麓、見ノ越等徳島県内陸部を巡り、愛媛県西条市まで行く。
7日(木) 西条市から面河ダム等愛媛県内陸部を巡り、四国カルストを訪れて高知県高知市まで行く。
8日(金) 高知市から馬路村等高知県内陸部を巡り、徳島まで走りフェリーで和歌山へ渡る。
9日(土) 和歌山から雨予報のため、粛々と静岡へ帰還。

 宿については、キャンプ場が閉鎖されている所も多いし、5日間と短いため出来るだけ走る時間を確保するべく、全泊ホテルで検討した。Googleストリートビュー等を駆使して、屋根付きで駐車出来そうなホテルを目途付け出来た。このご時世なので、予約は全く問題無さそうだったから、状況次第で変えられるように、予約は初日の徳島市のホテルだけにして、後は途中で予約すれば良いだろう。

 計画も出来た所で、GW前半はダラダラと過ごし、5/4(月)の緊急事態宣言延長の首相会見も見届ける。特定地域以外は、徐々に規制緩和を進めていくと発表されたので、正常性バイアス全開で解釈して、出掛けても良いと勝手に判断した。



 会見を見届けて、荷物の準備をした。流石に5日の旅だと、トップケースだけではちょっと積載が足りずに、初めてサイドバッグを付けてみた。このサイドバッグ。XTZ125に付けるべく4年前に購入したのだが、結局使わずにタンスの肥やしになっていたが、ようやく陽の目を浴びることが出来た。セローを購入した時に、サイドバッグサポートも付けていたので、装着もスムーズに出来た。

 私は写真撮影が趣味の1つなので、今までロングツーリングに出掛ける時は必ずデジタル一眼レフ(デジイチ)を持参していた。画質もさることながら、やはり心地良いミラーショックは、撮影している雰囲気を醸し出してとても楽しい。

 しかし荷物を積んでく中で、セローでデジイチを持って行くにはトップケースに入れるしかない。Ninja650なら大きなタンクバッグを付けれるので、カメラバッグinタンクバッグで持ち運べる。だが、セローの場合は車体が細いので大きなタンクバッグは付けられない。さらにサイドバッグは防水構造なので、精密機器は入れないようにメーカーから指定されている。

 なのでトップケースにカメラを入れようとしたが、当然それだけなら入る。しかし、トップケースはパッと出せるアイテムを入れたいところだが、それが入らなくなってしまった。更に、上述通りコンビニから離れて食事をするために、キャンプで使っているイスと小さいテーブル等を持って行くことにした。サイドバッグに荷物を入れると全ての荷物が入ったがかなりパンパンになってしまった。多少の余裕は持っておかないと、パッキングが面倒になるので荷物の再検討を行う。

 2020年にはブログでも報告しているが、コンデジを買い換えた。CanonのPowershot G15から、同社のPowershot G1X MarkⅢにしたが、このカメラが非常に気に入っていた。EVFが付いているからファインダーを使った撮影が楽しい。何よりセンサーサイズがAPS-Cなので、コンデジとしては画質が非常に良く、ダイナミックレンジも満足出来る。ズームが72mm相当なのが少し物足りないが、それ以外は非常に満足している。

 ということもあり、今回一大決心としてデジイチを持参するのを止めることにした。バッグをもう1つ増やせば持って行けなくはないが、折角今回全ホテル泊。かつ、四国の険しい道を走ることになるので荷物はあまり増やしたくない。ツーリングを初めて7年目にしてロングツーリングでデジイチを持って行かないことを決めた。これでバッグ1つ分の荷物が無くなるので、パッキングもかなり余裕が出来た。

 荷物問題も解決したところで、後は翌朝早起きするために、さっさと寝る。


■1日目 5/5(火) 天気:晴れ

走行距離:420.6km

 静岡から国道1号・42号を走り続け、愛知県伊良湖港から伊勢湾フェリーで三重県鳥羽市に渡った。そこから山中を走り続け和歌山県に到着。少しだけ大阪府に入って、和歌山港から南海フェリーで徳島県徳島市に渡った。

 前置きが長くなったが、いよいよ旅の初日の朝を迎えた。伊勢湾フェリーの朝一便が8:10発なので、5:00過ぎには出発するため4:00に起きる。流石に陽が長くなってきたとは言え、この時間だとまだ暗い。

 感染を考えた時にはフェリーを使うべきではないかもしれない。しかし、どうせ出掛けるなら少しでも経済に貢献したい。朝早いし体のことも考えて、フェリーを使うことにした。

 朝食を食べて、荷物は前日既に準備していたので、順調に出発準備をすることが出来た。



 さぁ、この距離がどこまで伸びるだろうか。5:20に静岡の自宅を出発する。この頃には充分明るくなっていた。

 国道1号をひたすら西進し、順調に進む。浜名バイパスの太平洋の景色を楽しみながら走り続けた。浜名大橋はよく強風が吹いて怖い思いをするのだが、今日はそこまでではないので普通に走ることが出来た。

 愛知県豊橋市に入って、国道1号から42号に分岐し伊良湖岬へ向かう。コンビニに立ち寄って朝のコーヒーを美味しくいただく。休憩して、国道42号を走り続けた。

 この道は、信号は少ないので止まらずに走れるのだが、交通量がそこそこあり、追い越せる所も無いのでひたすらダラダラ走ることになる。景色も単調な田舎の風景なので、大して走るのが楽しくない。ただ、伊勢湾フェリーは紀伊半島等を走るのに、大都市名古屋を迂回出来るためよく使っている。フェリーが出ている伊良湖岬へは、この道を通るしかないので仕方がないところだ。

 大体、自宅~伊良湖岬まで概ね下道のみで2.5時間。遅くとも3時間見ておけば大丈夫なので5時過ぎに出発したが、やはり緊急事態宣言の影響か、ただ朝早いからなのか思ったより早く着きそうだ。

 先ほど、この道はつまらないと述べたばかりだが、伊良湖岬の直前だけ高台から恋路ヶ浜・三重県鳥羽市が見えて、この景色は好きだ。なので、ここの写真でも撮って時間を潰すことにしよう。国道42号に入ってから伊良湖岬まで中々距離があるが、山の上に伊良湖ビューホテルが見えてきたら、もう着いたようなもので一安心だ。



 路肩が広い所があったので、ここでしばらく写真を撮る。



 恋路ヶ浜の展望が素晴らしい。

 撮影を楽しんだところで、伊良湖岬伊良湖港に到着した。早速窓口に行って手続きをする。



 GWも終わりに近い所だが、バイクは私1人のようだ。時間になると、バイクが先乗りなので案内が始まった。

 フェリーに乗りこみ、いつものように座敷で横になり寛ぐ。ちゃんと手指消毒はしているのは言うまでもない。少しだけ客が入ってきたが、予想通りではあるがフェリーはガラガラのようだ。こういうご時勢とは言え、運営者がかなり気の毒のように思えた。

 横になっていると、朝早かったのもあり少しだけ眠っていたようだ。1時間の乗船はあっという間に経ち、鳥羽港に到着した。案内があったので車両甲板に降りた。



 固定されたバイク。



 クルマが4台しか無かった。流石にこんなに少ないフェリーは初めてだ。

 着岸して9:10に鳥羽港に降り立った。ここからほぼ真西に向かうと、四国への玄関口和歌山港だ。なるべく高速は使わないように行きたいところだが、和歌山港発徳島港行きの南海フェリーは16:25発のに乗ろうと思っていた。なので、時間は充分あるだろう。

 無料の伊勢二見鳥羽ラインを走って伊勢ICで降りる。伊勢周辺のダムCPに少しだけ寄りながら、多気から国道42号を少し経て、国道368号に入った。道の駅「茶倉駅」で休憩して、ひたすら西進する。

 奈良県御杖村に入ったところで、少し寄り道。曽禰高原近くまで行ってコロプラ土産を取得した。途中で良く分からない狭い道を走ったが、流石セローだけに全く問題無い。再度国道369号に戻って、宇陀へ向かって北上する前に県道をいくつか乗り継ぐ。津風呂ダムに立ち寄るが、ここも道がそこそこ細かった。

 吉野町で国道169号に入って、下市町から国道370号に入ってようやく京奈和道がある五條市に着いた。流石にそろそろお腹が空いてきた。飲食店は殆ど閉まっているだろうから、コンビニに立ち寄って食料を調達。コンビニで食べる訳にはいかないので、どこかで紀ノ川でも見ながら食べられる所は無いか探していたが、目ぼしい所が見つからなかった。これだけの大河なら、どこかで河川敷に降りれそうな所があるはずだが・・・ と思いはしたが、走りながらだと見つけることが出来なかった。その途中でいつの間にか和歌山県に入っていた。

 仕方ないので、道の駅「柿の郷くどやま」に寄った。屋外のベンチに座って弁当を美味しく頂いた。この道の駅にはゴミ箱があったので、ありがたく捨てさせてもらう。

 お腹も膨れた所でツーリング再開。南海フェリーの出発にはまだ大丈夫そうだったので、折角この辺まで来たことだし、南大阪の新規道の駅2つに寄ってみよう。加えて、紀ノ川沿いにダムCPが密集している所があったので、それを取りつつ橋本市で給油して、紀ノ川沿いをしばらく走って国道480号に入った。

 道の駅「くしがきの里」に寄ろうかと思ったが、流石感染拡大している大阪近郊。完全に道の駅の駐車場が閉鎖されていた。仕方ないので、横の細道で一服だけ済ませて出発。持って行った地図が古かったので、国道480号は離合困難と書いてあったが、異様に交通量が多い。これは大変かもと思っていたら、いつの間にかトンネルが開通しておりあっけなく大阪府に入った。大阪外環状国道170号を少しだけ遠回り。道の駅「いずみ山愛の里」と「奥河内くろまろの郷」に立ち寄り、CPをGet出来た。

 流石に河内長野市まで東進してしまったせいでもあり、少し時間が怪しくなってきた。こうなることも想定内なので、やむを得ないが阪和道に入ることにした。

 岸和田和泉IC~和歌山ICまで高速でワープ。和歌山城を横目に見つつ、和歌山港に到着した。1度だけ南海フェリーは使ったことがあり、少しだけ違うのも知っていた。普通のフェリーでは、先に乗船待機所にバイクを置いてから乗船券を買いに行くのが通常だ。しかし、南海フェリーは乗船券販売所と待機所がかなり離れているので、先に乗船券を買う必要がある。

 乗船券販売所の前にバイクを停めて、乗船券を購入する。そして、待機所に向かった。

 到着して驚いた。何と軽トラが1台居ただけだった。伊勢湾フェリーよりよっぽど需要があると思うが、本当に旅行業は気の毒だ。



 待っていたらバイクが2台来たが、結局これで全部だった。という訳で、乗船人数は5人しか居なかった。何と、座敷席を1人で1つ使っているという、非常に贅沢な使い方が出来てしまった。快適なのはありがたいが、本当に気の毒だと思った。

 フェリーは定刻通り、16:25に和歌山港を出発した。徳島港へは2時間後の18:25に到着する。キャンプ旅ならこのような時間で移動することは難しいが、今回はホテル泊なので少々日が暮れても問題無い。

 フェリーの中で、四国到着を心待ちにしていたが1つだけ気掛かりなことがあった。GW前半の自粛中にニュースを見てると、特に感染拡大をしていない田舎では、都会のナンバーに対して傷付けなどの悪戯をされる、所謂「他県ナンバー狩り」というのが見受けられた。田舎は特に排他的だし、人口密集地で感染が拡大していたから、その気持ちも若干分からんでもない。しかし、だからと言って他人のクルマに傷をつけていいはずなどない。

 今回は長期的に駐車するのがホテルだけになるとは思うが、それだけが心配だった。煽られたりするケースもあるようだが、それはバイクなので避けることはまだ出来るだろう。幸い静岡ナンバーなので、他県ではあるが大都市ではないので何も無いことを祈るばかりだ。

 そんな心配をしながら座敷でゆっくりしていたら、フェリーは18:30に徳島港に到着した。車両甲板に降りるよう指示があったので向かう。



 伊勢湾フェリーより大きいフェリーなのだが、車両甲板はまさにガラガラだった。本当に空気を運んでいるような感じだった。

 もう夕暮れを迎えた徳島港に降り立ち、いよいよ四国に上陸した。予約したホテルは徳島市街ですぐそこだろう。途中でもう1度給油をして、ホテルに向かう。すると、丸亀製麺が開いていた。飲食店は難しいと思っていたが、徳島県はこの当時感染者はかなり少なかった記憶があるが、やはり地域によって対応にかなりの違いがあるように思えた。

 ありがたく、丸亀製麺のうどんを美味しくいただく。また、ホテルは朝食無しのプランだったのでコンビニで朝食と飲料を調達しておく。

 夕飯を済ませたところで、本日の宿「サンシャイン徳島」に到着。事前に調査していた通り、地下駐車場があったので屋根がある所に停められる。バイク乗りなら分かると思うが、これが非常にありがたい。



 手指消毒してチェックイン手続きして部屋に入ると驚いた。まず、予約は安かった旧館のシングルにしていたはずだったが、何と新館のツインの部屋に案内された。駐車場もガラガラだったので、よっぽど予約が入っていないのだろう。それなら少しでも良い部屋を、とホテル側の温かい心配りであろう。これは大変助かった。

 このホテルは大浴場が付いていたので、一休みして早速入りに行く。ホテル泊の1番の欠点は、ユニットバスだとゆったり風呂に入れないことだ。どこかに入りに行くのも良いのだが、やっぱり一度ホテルに入った後に出掛けるのが億劫なので、このようにホテルに大浴場があると最高だ。疲れも癒した所で、持参したノートPCで出費管理をする。

 寝る前に天気予報を確認するが、当初の予報から変わってきて、降水確率は低かったが、雲が少し多くなる予報になっていた。まぁ雨さえ降らなければ問題無いが、やはり晴れて欲しいところだ。翌日は、愛媛県西条市のホテルを検討していたが、当日予約も可能そうなので15:00くらいまでの進捗によって考えることにしよう。

 そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:サンシャイン徳島アネックス 5,501円

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Posted at 2021/02/06 23:01:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 四国2020 | 日記
2020年03月01日 イイね!

7年振りに更新

 セローを購入したことにより、元々所有していた125ccは同じオフ系のため、流石に持ってても仕方ないから手放すことにしました。

 バイク仲間の友人に声を掛けた所、ある友人が丁度欲しがっていた車種だったということで、あっけなく商談成立。最悪行きつけのバイク屋に売ろうと思っていたが、どうせなら身内で売った方が、色々話も聞けて良いしね。価格はお友達価格にしてしまったが、もう少し粘れたかもw それはまぁ良いでしょう。

 前の週末に無事譲渡して、ナンバーも変更したと連絡が来た。最後に写真でも撮れば良かったが、夜の譲渡だったので暗かったのもあり撮らなかったのが失敗。まぁ、XTZ125では5年で10,000kmしか走ってないし、碌に遠出もしてないので諦める。

 という訳で僅かながらあぶく銭が手に入った。あぶく銭はパァーっと使ってしまうに限るので、何を買おうか模索する。




 熟慮した結果、コンデジを更新することにした。流石に7年前に購入した、Powershot G15も時代遅れ感が否めない。もはや、1型・1.5型のセンサーを搭載している機種も珍しくないし、Sonyに至ってはフルサイズセンサーまで搭載している時代に、1/1.7型センサーは小さい。この前発売されたXperiaにも遂に1/1.7型センサーが搭載されるくらいなのだから。

 このCanon Powershot G1X MarkⅢも2017年に発売されているので、もう少ししたらモデルチェンジしそうな気配もある。でも、どうせ出たばかりは高すぎて手が出なさそうだし、これもコンデジなのにAPS-Cなので画質には期待出来そうだ。2/28(金)に無事Getすることが出来た。



 2/29(土)は天気が良くなかったので、今日早速試し撮りに出発。天竜方面に出掛けてみたが、天竜川沿いに河津桜があったので停まってみる。



 良い天気で暖かったから楽しく走る。



 5年前に倒壊した、天竜区佐久間町の原田橋がようやく復旧したらしいので、佐久間ダムに来てみた。木々のディテールも中々素晴らしく、レンズの解像度も良さそうだ。



 流石APS-Cサイズなので、ダイナミックレンジもコンデジなのに中々良い。



 カメラ内HDR合成も出来るので試してみる。暗部が持ち上がってくれたが、少し処理に時間が掛かるかな。



 楽しくツーリングして、撮影も楽しめた。

 まだ大して撮っていないが、概ね性能には満足している。ミラーショックが無いので撮影している楽しみは当然デジイチには敵わないが、標準域であればわざわざデジイチを持ち出さなくても良いかも?という出来だと思う。

 鮮明なEVFもあるので、ファインダーを覗いて撮影すると、やっぱり構図も安定するし、撮影している感がある。

 いつも長期休暇にバイクでデジイチを持ち出すときは、レンズを3本持って行く。超広角と50mm単焦点と望遠ズームだ。しかし、Ninja650ならこれが出来るが、セローでキャンプツーリングに行ったと仮定すると、レンズは2本持ち出すのが精一杯な気がする。

 なので、標準域はコンデジにして、超広角と望遠ズームだけ持って行くようにすれば基本的な領域はカバー出来るので、セローの時はこういうスタイルにしていこうかと思う。もちろん、公共交通機関で出掛ける旅の時にも役立ちそう。

 ようやくWi-fi機能が付いたカメラを手に入れたので、FB等の更新は良い画質の写真がアップロード出来るかな?ちょっと手順が増えるので、本当にやるかどうかは分かりませんがw 考えてみれば、バリアングル液晶すら始めてだww

 話変わってセローも大分慣れてきたが、今日浜松からの帰りに高速を使った。森掛川IC以降120km制限区間で、ちょっと最高速アタックをしてみた。横風の心配が無いトンネルで試してみる。

 すると、メーター読み120km/hを越えると、車体がブレ出してしばらくグワングワン揺れ始めてしまった。ガチで事故るかと思い、とてもそれ以上出そうという気がしなかった。

 250ccだしタイヤ幅も細いし、一番デカイのはブロックタイヤであることだろう。当然そういうバイクではないのは分かっていたが、とても120km/h巡行は出来そうにない。まぁ、90~100km/hくらいの巡行ならスクリーンもあるから割と普通に走れそうかな、って感じだ。

 でもYAMAHAの特徴なのか、メーター読みと実速が結構違う。メーター読み100km/hで91km/hくらいだった。全体的に+10%くらいになってそうだ。

 ということは100km/h巡行が実は90km/hということだ。上記の120km/hも実際は110km/h出てるかどうかってところだろう。やはり高速移動は不得意なバイクなので、高速を多用する場合はNinjaで出掛けた方が良いと改めて認識した。

 そろそろ桜も咲きそうだし、コロナは不安だが出来ることをして、ツーリング・野球シーズン開幕を楽しみにしたいな。
Posted at 2020/03/01 23:54:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 風景・写真・カメラ | 日記
2020年01月12日 イイね!

増えました

 明けましておめでとうございます。2020年も、ロングツーリング備忘録以外はあまり更新しないと思いますが、アップした際は絡んでくださいw

 2019年末は、ハイドラ&国盗り巡りのため、四国北部を周遊。香川県を制覇して、恐らく後1回長期休暇にバイクで行けば、四国制覇出来そうな所まで持って行けました。

 水曜どうでしょうのファンでもあるため、八栗寺ケーブルで流れる曲や、繁多寺に笑ったり、山田家・前に友達と行った善通寺の麺賊で美味しいうどんを頂いたり、一瞬ではあるが離島の女木島・睦月島に行ったりと四国を楽しんで実家に戻り年を越した。

 しばらくダラダラして、時間が出来たので似島の安芸小富士にプチ登山して、実家を出発。摩耶山で神戸・大阪の夜景を楽しみつつコロプラ土産をGetして、翌朝信貴生駒スカイラインを走って静岡に戻った。

 前置きが長くなったが、タイトルの意味を説明する。静岡に戻った翌日、電車とバスを乗継ぎとある場所へ。




 はい、バイクが1台増えました。ヤマハが誇るロングセラーのオフロードバイク、セロー250です。購入した経緯は愛車紹介に記載しておきましたので、そちらを見てください。

 とりあえず、事前に付けたいパーツはほぼ全て揃えていたので、それらを付ける前に写真を撮るべく、近所の公園で1枚撮影。



 ODO 1kmが新車の証です!

 早速自宅に戻りガレージに籠る。飯も食べずに、ひたすら約14時間。夜中の3:00過ぎまでひたすらパーツ取付に励んだ。



 新車なのに、いきなりバラバラにされるセロー君w 何とか全てのパーツを取付て、とりあえず寝た。翌朝愛車紹介用の写真を撮るため、富士川沿いの河川敷へ。



 サブバイクで堂々と自動車専用道路を走れることに喜びを感じつつ、撮影を済ませる。河川敷なので砂利道もあったが、全く不安無く走れるのはやっぱりオフ車だねぇ。

 これで大型ロングツーリング車と、250ccオフ車という私が考える最強の布陣が完成しました。



 ガレージに3台あるという優越感が素晴らしいw 125ccオフ車のXTZ125は、友人に譲渡予定なので一時的ではありますが。

 大事に乗っていきたいと思います。これでますますバイクライフが充実しそうです♪
Posted at 2020/01/12 22:49:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記

プロフィール

「 2025年GW四国遠征 振り返り http://cvw.jp/b/154925/48414336/
何シテル?   05/06 09:55
はじめまして、だいです。今は、アクセラセダンとNinja650・セロー250に乗っています♪ 2013年3月、一大決心をし、普通自動二輪の免許を取って、遅...

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2014年1月11日納車  バイクに乗り出して、クルマで出掛けるのがそれほど楽しく感じ ...
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