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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年10月02日 イイね!

2021年10月 山形・飛島旅行 1日目 静岡~羽田・庄内~山形県酒田市

 夏休みの東北ツーリングでは、海上荒天で酒田沖の飛島へ行けなかった。それに付随して、山形内陸部もどうせまた来なくてはならないのだから、と夏休みは行かなかった。

 また、その際に新潟道の駅1つを取りこぼしてしまっている。これらを全て取り返すため、10月の頭に山形・新潟へ行くことにした。週末旅程度では基本旅の記録を書かないのだが、島旅はアップロードしていきたいな、と思い綴ってみる。

 備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも是非見てってください。



■1日目 10/2(土) 天気:曇り時々晴れ一時雨

 前日の夜に、自宅からほぼ下道で羽田空港まで走った。羽田空港駐車場で車中泊し、朝一便に乗って山形庄内空港に飛んだ。空港でレンタカーを借りて、庄内空港からまず新潟県へ向かい、その後山形県まで戻って内陸を一周し、酒田市まで走った。湯殿山神社が圏外だったので、ハイドラマップが2つになった。

 2021年中に国盗り・ハイドラメインCP制覇の目標を掲げて、粛々と進めており、残りは以下となる。

・山形県飛島、山形内陸CP・新潟下越地方道の駅1件
・関東一部
・山陰/隠岐
・山陽島嶼部
・四国(主に愛媛南予地域)

 現況を簡単に示したところで、旅の話に戻る。夏休みの東北ツーリングを読んだ方は分かるかもしれないが、山形県酒田沖の飛島に悪天候のため行けなかったので、そのリベンジを図る。

 飛島に行けなかったから、山形県内陸部のハイドラ巡りをすっ飛ばしたので、そこも巡りたい。また、新潟県胎内市の道の駅CPを1つ取りこぼしてしまったので、折角山形に訪れるのでそこもついでに寄れるか検討する。

 まずは計画を立てる。今回は1泊2日で巡る予定だ。流石に山形1泊2日となると、バイクやクルマで行くのはしんどいので、飛行機で行くことを考えた。

 山形県には、内陸の山形空港と日本海側の庄内空港があり、羽田から1時間程度で到着するようだ。どうせ約一周する必要があるのでどちらの空港でも良かったのだが、マイルが使えるANAは庄内空港の便のみで山形空港はJALしか無かったから庄内空港の便を選択する。

 現地の足としては、折角なのでレンタカーでは無くレンタルバイクも考えたが、山形市内にしかレンタルバイクの取り扱いが無く、庄内空港近隣には無かったので諦めて、レンタカーしかないだろう。

 早速いつも通りANA特典航空券を探し、以下の便を予約した。

10/02(土) ANA393便 羽田6:55発 庄内7:55着
10/03(日) ANA400便 庄内17:45発 羽田18:50着

 1泊2日とは言え、週末をフルに使えそうだ。

 他の予約は少し後回しにして、天気予報を様子見する。特典航空券は、日程の変更手数料が空きさえあれば無料なので、最悪行く週末を変えてしまえば良い。前の週に台風が日本列島に近づいていたので気掛かりだった。しかし、逸れてくれたため天気予報も良い方向に変わってきた。これなら十分楽しめそうだ。

 次に決めたのは、一番の目的である飛島に土日のどちらに行くかだ。飛島と定期船の時刻表は以下の通り。

酒田港 9:30発 飛島10:45着
飛島 13:45発 酒田港15:00着

 飛行機は朝一便なので、土曜に行くことも出来る。ただし、内陸を周ったり新潟県まで行く必要があるので、そこがどのくらい時間が掛かるか少し読みにくい。なので、日曜に飛島に行く方が良いだろう。前日夜はホテルを取れば何時にチェックインしても良いので、融通が利きやすい。

 なので、日曜の往復で飛島航路を予約した。普通ならただの週末なので予約なんか必要無さそうだが、コロナ渦のせいなのか予約が必須とあった。でも市営の離島航路の割りには、オンライン予約が出来たので助かった。

 次は羽田空港へどうやって行くか。従来は羽田の朝一便に乗るのは深夜バスを使うことが多かったが、この深夜バスは4列シートで環境が少し悪い。前の琵琶湖竹生島の記録でも述べたが、在宅勤務が始まったので日曜は帰りが遅くなっても構わない。

 なので、ほぼ下道でクルマで行くのが一番安上がりと思われた。金曜夜に出発し、羽田空港の駐車場か、途中のPAで車中泊すれば、深夜バスよりも睡眠は確保出来ると思われる。2日間なら羽田空港の駐車料金も3,000円で済むので良い勝負になる。

 色々考えた結果、クルマで羽田空港まで行くことにした。予約等も必要無いし。羽田空港の駐車場の空き状況が気掛かりだが、遅くとも土曜の夜明け前の到着だから、長期連休中でも無いし大丈夫だろう。

 最後に後回しにしていたレンタカーとホテルを予約する。レンタカーは、庄内空港で借りて庄内空港に返す、最もオーソドックスな方法。ホテルは、酒田市内に大浴場・朝食付きで良い値段のホテルがあったので、無事確保出来た。


 これで全ての準備が整ったので、後は当日を待つ。天気予報も良いまま変わらず、業務をこなして10/1(金)定時に帰宅する。コロナの方は、幸いかなり感染者数が減少しており、引き続き感染対策は当然取らなければならないものの、状態は安定しているように見えた。

 帰宅しまずはクルマを車中泊仕様にする。後部座席を倒し、いつもキャンプで使っているモンベルのマットを敷いて、枕を取付け寝袋を用意した。私の身長(178cm)でギリギリ足を一杯に伸ばせるくらいだから、割と車中泊も快適だ。寝床を作った後は風呂に入ってしばらくゆっくりする。荷物は前日にまとめておいたので、20:30に自宅を出発した。

 国道1号をひたすら走った。もう通勤ラッシュは終わっており、全く渋滞も無く快適に走る。三島に1.5時間で着いたので中々のペースだ。セブンイレブンでコーヒー休憩を取り、箱根を越える。こちらも全く混雑していない。箱根峠から箱根新道に入り、西湘バイパスは安いのでここは使う。

 終点からは湘南海岸を走って藤沢市街に向かった。姉が藤沢に住んでいるので、ここら辺は何度か来ているので見覚えがある。藤沢から国道1号に入ったが、湘南海岸から国道1号までは信号も多くて1車線で実にかったるい。でも、箱根駅伝でよく出る遊行寺の坂があるので、それを見た時は若干テンションが上がる。

 国道1号に入ってからは、2車線あるので快適に走る。横浜市戸塚からは、こちらも費用対効果が高いから横浜新道を使って、一気に保土ヶ谷まで走る。ここから首都高はケチって下道で羽田空港まで向かったが、やはりこの辺まで来ると首都高を使う価値はありそうだ。中々かったるい道だった。

 何とか生麦のセブンイレブンで翌朝食を調達しておく。国道15号第一京浜を通って川崎駅前から羽田空港方面に向かい、多摩川を渡りようやく東京都に入った。

 乗るのはANA便なので、羽田空港第2ターミナル側駐車場に0:30頃到着した。やはり満車ということは無く助かる。車中泊をするのでなるべく暗めの所がありがたいが、どこも明るかったのでなるべく便利なエレベータ近くに駐車した。到着してフロントガラスに遮光シートだけ貼って早速寝る。

 車中泊だが爆睡して、5:30頃アラームで目が覚める。4時間程度だがグッスリ寝られた。早速エレベータ近くにあったトイレで洗顔・歯磨きを済ませてコンタクトを入れる。

 今回の手荷物は、持ち込み可能サイズのスーツケースにした。現地での移動はレンタカーなので、それだったらスーツケースの方が使い勝手が良い。手荷物として預けなくても良いので、すぐ入れるし出れるからありがたい。

 羽田空港に入って、6:00からラウンジがオープンするため折角のゴールドカードを有効利用する。ラウンジでコーヒーを飲みながら、前日調達した朝食を食べた。

 ラウンジから出て保安検査場を抜けて搭乗口に向かった。いつも通り窓側の席を確保しているので、早めの案内となった。



 飛行機は定刻通り、ボーディングブリッジを離れる。天気も良くて素晴らしい。



 最近の飛行機はエンタメが充実していて、USB充電コネクタがあったりディスプレイで前方視界が見えたりする。



 東京の高層ビル群に向かって離陸していく。



 羽田空港ターミナルを空から望む。



 羽田空港は4本も滑走路があって、その内の東西に繋がっている滑走路が良く見えた。



 東京の街並みの向こうには富士山がそびえる。この年は、確か9月に1回かなり早めに冠雪したのだが、その後気温が上昇して溶けてしまった。最低気温の基準があるらしく、その温度を上回ったから冠雪日が取り消しになったような記憶がある。



 レインボーブリッジとお台場・フジテレビも良く見えた。



 関東平野の広さは半端ない、といつも思う。

 ここからは特段面白い景色も無かったから、朝も早かったので少し目を瞑る。数十分は寝られただろうか。目が覚めると奥羽山脈を越えるくらいだったと思うが、少し雲が多かったと思う。



 外を見ると、庄内平野の田園地帯が広がっていた。流石関東と全く景観が違う。



 整然と整備された黄金色に輝く田んぼと、真っ直ぐ貫く道路。東京は東京で凄いな、と思うがやはり私はこっちの方が好みだ。

 飛行機は定刻通り庄内空港に着陸した。2015年にこの空港の近くのキャンプ場に泊まった際に、この空港は誘導路が無く端っこでUターンしていたのを見ていたが、その通りに飛行機は動いた。

 ボーディングブリッジに接続し、預け荷物も無いので庄内空港を出た。今回は日産レンタカーで予約していたが、どうやら各社共通の送迎車のようなので停まっていたクルマに乗る。

 営業所に案内してもらい手続きをした。毎回恒例のキズ確認でクルマを一周し、サインをして手続き完了。今回の相棒はマーチだった。コンパクトの一番安いクラスに大体するので、ヴィッツかマーチが殆どだな。1回だけデミオだったことがある。

 これで東北の足を入手したので早速出発する。クルマのシガーソケットに充電器を差して、ハイドラを起動する。と言ってもどう行くか、あまり詳細に詰めれてなかった。とりあえず国道7号に出て南下し、セブンイレブンでコーヒーを飲みながら考える。

 今日のMustポイントは、新潟の道の駅、湯殿山神社、内陸の尾花沢市・戸沢村のコロプラ土産くらいだ。最初はあまり深く考えておらず、最初に内陸をグルっと周って新潟に行こうと思っていた。理由としては、道の駅はCPのGetだけなので、夜になっても良いと思ったからだ。

 しかし、現在地からだと先に新潟に向かった方が効率的だと思う。先に内陸を周ると、出てくる先が今日の宿の酒田市になるので、そこから新潟に向かって戻ってくるのは骨が折れる。

 上述のMustポイントで、明るい内に行かなければならないのは湯殿山神社くらいなので、新潟の道の駅への所要時間を調べてみた。すると2時間くらいだった。朝一便のお蔭で現在8:30。それだったら、先に新潟に行けると考えたので計画変更しよう。

 そう決めたところでセブンイレブンを出発。国道7号を新潟方面に向かい、2ヶ月前にも通った日本海東北道鶴岡西ICに入る。トンネルばかりで景色は無いが、快適に走りあつみ温泉ICで降りる。

 標識通りに行くとかなり遠回りなのを2ヶ月前に知ったので、ショートカット出来そうな道を進んだ。少し狭かったものの、普通車で何とか離合出来る程度だったので、これだったらショートカットした方が良さそうだ。

 国道7号に出て引き続き南下し、新潟県に入った。ここで分岐があり、2ヶ月前は笹川流れのある国道345号を通ったが、今度は国道7号をそのまま通って帰りに笹川流れを通ることにしよう。

 国道7号は1桁国道らしく、交通量はそれなりにあるが流れは良い。また朝陽まほろばICから日本海東北道に入って、無料区間終点の荒川胎内ICで降りて、国道7号を走った。

 Google先生の通りに、ほぼ2時間で道の駅「加治川」に到着。無事に新潟県の道の駅を制覇することが出来た。道の駅「加治川」は改装中で、トイレしか使えなかったが、用を足しただけなので問題無い。

 道の駅加治川を出発し、また山形県方面へ向かうが、同じ道を戻るのも芸が無い。なので県道を通って、日本海側の国道113号に出た。ツーリングマップルオススメルートにもなっているが、そこそこ交通量があったのでそこまで快走は出来なかった。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。周辺を探すと、岩船港に食堂がありそうだ。早速行ってみよう。



 11:00過ぎに到着。海沿いなので魚定食にしてみた。刺身は美味いのは当然ながら、この焼き魚がかなり脂がのっててとても美味かった。

 お腹を満たしたところでドライブ再開。2ヶ月前も通った村上市街から国道345号を北上する。日本海沿いをレンタカーながら、のんびりと快適に走る。笹川流れでも寄ろうかと思ったが、あまり時間も無いので通過した。

 先ほどの国道7号へ南下した分岐に着いて、流石に他の道は無いので引き続き国道7号を北上する。寄り道はする時間は無いが、多少の遠回りは出来そうだったので、今度は日本海東北道に入らずに行ってみた。

 県道44号で内陸に入って国道345号に入る。ツーリングマップルにも「R7とは対照的に山の世界を行く」とコメントがあるように、山を見ながらのドライブとなった。

 山形道を通過したところに、2ヶ月前にも寄ったセブンイレブンがあったので13:00過ぎにコーヒー休憩を取る。そして2ヶ月前と同じルートで県道349号を南下し、国道112号に入った。

 ここから月山方面に向かって月山道路に入る。この道は山形道を補間する自動車専用道路で片側一車線だが流れは良い。標識に従い、湯殿山神社方面に向かった。湯殿山道路は有料だったので、料金を支払って進んだ。

 14:00頃湯殿山レストハウスの駐車場に到着。ここから湯殿山神社まで徒歩で登るか、バスに乗ることになる。という訳で道はあるのだが、一般車両は通行止めだ。徒歩しかないのなら歩いても良いが、バスがあるならそれを使おう。

 バスの出発まで時間があったので、ソフトクリームを食べようとする。PayPayが使えたのでラッキーと思ったが、何とここが圏外だったからPayPayが使えなかった。特徴のあるソフトクリームでも無かったから、また道の駅にでも寄った時にでも食べよう。

 改めてハイドラを見ると、確かに近くまで来ているが湯殿山神社CPが取れていなかった。とりあえずここまで来たので現地まで行くが、最悪裏技を仕込むことにしよう。

 ちなみにバスは駐車場のレストハウスに窓口があるので、そこで乗車券を購入する。そしてバスに乗り込んだ。絶対離合出来ないような狭い道をバスが登って行く。



 ようやく湯殿山神社の入口に到着。ここでも驚愕の事実が発覚。カメラとスマホをBluetoothで通信出来るのだが、ちゃんと通信を切断しておかないと、カメラのバッテリーを異常に消費してしまうことがあった。それが起きてしまったのだろうか、カメラのバッテリーが無くなっていた。仕方がないので、スマホで撮影した。

 加えて、こちらも圏外だったので湯殿山神社CPがGet出来ていない。これから参拝するのに更に奥に行くから、もう無理だろう。位置的には十分近付いているので、ここで裏技を仕掛けた。



 天気はそこまで良くは無かった。麓は良かったのだが、山の中だから多少は仕方ないかな。



 湯殿山の説明看板。神社は殆ど金は取られないのだが、ここは御祓料が必要だった。

 この看板にも書いてあるが、これより先は撮影禁止だったので写真は無い。受付で御祓料を支払い、ちょっとした儀式をしてもらう。入口で靴を脱いで入って行った。確か、通路に温泉が湧いてるところを通る必要があるので、靴を脱いだような記憶がある。

 出口近い所に足湯があったのでしばらく温まる。持ってきたタオルで足を拭き、参拝を済ませた。

 バス乗り場に戻り、バスが来るのを待っていると軽くだが雨が降りだした。ちょっとした露店があり、屋根があったのでそこで待機していると、バスがやってきた。



 バスに乗って、15:00頃湯殿山レストハウスに戻ってきた。バスに乗っていたら全く気付かなかったが、物凄く大きな鳥居があった。



 湯殿山本宮、と書いてある。この頃には殆ど雨は止んでいたが、いつ降ってもおかしくなさそうな感じだ。



 こちらが登山道でかなり狭い道だ。バスの運転手は、よくあんな大きなバスでこんな道に入っていけるものだ。

 湯殿山神社を楽しみ、ドライブ再開。まずは電波が入る所に行く必要がある。月山道路まで行けば大丈夫だろう、と思っていたがここでも圏外だった。途中まではちゃんと通信していたので、仕方ないので少し戻る方向に進む。

 トンネル1つ越えると電波が復活したので、休憩スペースの広いとこに止まり、ハイドラを再開すると、無事湯殿山神社CPをGet出来た。そして、予想外に月山山頂にある月山神社CPもGet出来ていた。スキー場方向へしばらく行ったところでもGet出来る、という前情報はあったが湯殿山神社でOKなのはかなり甘めになっているように思える。

 何はともあれ、終わり良ければ全て良し。引き続き進むためUターンする。このまま月山道路を進めば楽に進めるのだが、名水CP「月山山麓湧水群」があるため、先ほどまで居た湯殿山神社方面に向かった。

 そして月山道路ではない国道112号線で寒河江方向に向かう。国道だが1.5車線の山道が延々と続いた。こういう道は他にもあり、例えば名阪国道も似たような感じだ。月山道路も自動車専用道路なので、原付のための現道指定なのだろうか。

 途中に少々強めの雨がパラついたが、クルマなので問題無し。こういう時はやはりクルマが快適だ。途中雄大な山の風景が広がり、景色を楽しみながら走る。

 県道114号の交差点付近で名水CP「月山山麓湧水群」をGet出来た。天気が良ければ月山山麓に行きたいところだが、あまり良くないので今回はスルーした。ここからは車線が広くなり、快適に走り月山道路と合流した。山から離れると天候が回復してきた。しばらく走ると、道の駅「にしかわ」があったので寄ってみる。



 16:00頃到着。面白いご当地ソフトがあったので、看板と一緒に撮影してみた。食べてみると、確かにビールの味がした。アルコールは入っていないらしいので、クルマの運転も問題無い。

 道の駅を出発し、国道112号を引き続き寒河江方面に走る。そこから国道287号・347号を北上していく。尾花沢市に入って、東北中央道尾花沢ICから北上する。ここは無料区間なのでありがたい。

 尾花沢市にコロプラ土産があるようなので、尾花沢ICから位置登録を何度か試みるがGet出来ない。そうこうしている内に舟形町まで来てしまい、これはおかしいと思い、東北中央道を降りて情報収集する。

 どこでGet出来るかまとめてくれているサイトを確認したが、有用な情報は無かった。最近のコロプラ追加土産は、市街の中心部で取れることが多い。尾花沢の名産のようなので、市役所方面に行ってみよう。

 東北中央道では柔軟な対応が出来ないので、尾花沢北ICで降りて国道13号を尾花沢方面へ向かう。予想通り、尾花沢市役所近くまで行くと、ようやくコロプラ土産をGet出来た。尾花沢ICからすぐ近くだったので、無駄に距離を走ってしまった。

 秋の東北なので日も短く、もう暗くなり始めていた。まぁクルマなのでこちらも問題無い。野黒沢ICから再度東北中央道に入って新庄ICまで走った。そこから酒田方面の標識に従い進むと、国道47号に入った。この道は松尾芭蕉で有名な最上川沿いを走るのだが、既に暗くなっているので展望は望めなかった。

 しばらく走ると道の駅「とざわ」に18:00頃到着。コロプラ土産をGetして、ようやく今日のノルマが終わった。この道の駅は韓国ナイズされた所で訪れたことがある。真っ暗なのであまり見えなかったが。

 そろそろ良い時間になったので、夕飯を何にしようか考える。PayPayが使える店を探してみたら、酒田市内にラーメン屋があった。昼を豪華に魚を食べたので、ラーメンで良いだろう。

 国道47号を走ると、道の駅「しょうない」を通過した。この辺は2ヶ月前に通ったところで、暗いながらも何となく見覚えがある。そのまま進むと国道だが高規格道路のように、信号が殆ど無い道で真っすぐ酒田市街へ向かう。

 日本海東北道酒田中央ICを通過すると、AMに通っていた国道7号に出た。目的のラーメン屋はこの道沿いなので18:50頃到着。入ってみたら家系のラーメンだった。いつも通り固め・濃いめ・油普通にして、美味しくいただく。

 ここから予約していたホテルはすぐ近くだったので、セブンイレブンで買い出し。おにぎりも買っておいた。翌日行く予定の飛島では、時間が限られている。昼食を取る時間が無いと思われたので、軽く食べられる物を買っておいた。

 そして「ホテルイン酒田」へ19:30頃到着した。ここは軒先にバイクが置けるみたいなので、何台かバイクが置いてあった。屋根付きで置けるホテルはありがたいので、使う機会もあるかもしれないから記録に残しておこう。

 手指消毒してチェックイン。ようやくリラックス出来た。このホテルは大浴場があったので、ゆっくり風呂に浸かって疲れを癒す。

 天気予報を確認したら、明日は天気が良さそうだ。離島の飛島に行くので天気は良い方がありがたい。前述した通り、明日は酒田港9:30発の定期船に乗るので急ぐ必要は無いが、折角なのでどこかに寄りたい。ちょうど都市公園CPになっている「日和山公園」に千石船の展示があるようなので、そこにでも行ってみようか。

 そんなことを考えながら、テレビを見ながらゆっくりして眠りに付く。

宿泊地:山形県酒田市 ホテルイン酒田 5,280円(朝食付)
風呂:ホテル内


■関連ブログ

2021年10月 山形・飛島旅行 2日目(最終日) 山形県酒田市~飛島~静岡
Posted at 2022/05/21 00:07:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年09月19日 イイね!

2021年9月 琵琶湖竹生島ソロツーリング

 2021年9月に琵琶湖に浮かぶ竹生島へ行ってきた。バイクでは渡っておらず、小さな島ではあるが、島旅となるので記録に残しておく。

 備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも見ていってください。



■1日目 9/19(日) 天気:晴れ
走行距離:678.2km

 静岡から国道1号・23号と下道で走り続ける。亀山からは、いつもの名阪国道ではなく国道25号を走り、三重県伊賀市柘植まで行った。そこから滋賀県に入って琵琶湖方面に向かい、琵琶湖大橋を渡った。琵琶湖北岸を時計回りに走り、高島市マキノのメタセコイア並木に訪れた。

 その後長浜市長浜港を訪れて、竹生島に渡る。竹生島を観光して長浜港に戻り、関ヶ原等を経由して静岡まで日帰りで帰ってきた。


 少し話が逸れるが、夏休み明けからの近況を記してみる。まずは前の記録にあげてるように、夏休みに出掛けた東北から帰ってきた次の週末に、小笠原に弾丸で向かった。東京から24時間掛かるのが難点だが、秘境の島を楽しめた。

 昨今在宅勤務・テレワークという言葉をよく聞くようになっている。私の仕事は主に管理業務なので、在宅勤務も出来るのだが同僚が会社の設備を使うしかない業務が多い。そんな中なので、在宅勤務は会社から推奨されていたが、周辺の環境もありしてこなかった。

 ところが、オリンピック・夏休み前頃からコロナ感染者が爆発的に増え、静岡県でも緊急事態宣言が出てしまった。そこで我が社でも、無理矢理出勤率3割の通達が出て、管理職があたふた対応しながら週2回の在宅勤務が夏休み明けから始まった。

 私は何となく月・水曜を在宅勤務にしたが、これが中々快適だった。職場は遠くはないのだが、どうしてもDoor to Doorで30分掛かる。その30分寝れる、というのはとても大きかった。電話番もしなくて良いし、問い合わせによる中断も無く、業務に集中することが出来る。やりにくい点もあるにはあるが、それは出社日にやれば良いだけだ。もう打合せもほぼMS Teamsを使っているので全くと言っていいほど支障が無かった。

 今までだったら週末にツーリングに行った時でも、翌日の仕事を考えると、遅くても19:00くらいには家に居たいと思っていた。しかし、月曜に仕事はするが会社に行かなくても良い、寝る時間を稼げるし着替える必要も無い。それだったら、多少無理が効くんじゃないか?と思い、日曜夜22:00くらいに帰ってきて翌日仕事、というのをやってみた。

 すると、予想通り割と何とかなってしまった。まず出社する、というのにパワーが必要だと思うが、それが要らないのは気分的に全く違う。その環境を利用して、夏休み以降で週末を使って未踏の地を攻めることが出来た。

・富山一部(立山黒部アルペンルート) 9月

 富山はバイクで1泊2日。もう少しゆっくり回りたい、と思わなくも無いが、ポイント巡り重視だから仕方がない。1泊2日であれば有休調整をする必要が無いので、天気予報さえ良ければココ!と決めて出掛けることが出来た。

 とまぁそんな感じで、ワークライフバランスが充実していたお陰で、9月期に有休を取っていなかった。私の会社では20日締めなので、9/20(月)が9月期最終日となる。基本的に月1日は有休を入れるようにしたいので、天気予報も良さそうだから、世間と合わせる形になってしまうが、敬老の日の祝日に有休を取った。ちなみに、我が社では祝日というのは存在せず、基本稼働日となる。

 なので折角休みを取るなら、世間と被らないように取った方が良いのだが、今回は仕方ない。唯一のメリットは、高速の休日割を使えることなのだが、この当時はどうせ休日割が適用外になっているので、本当にどうでもよかった。

 3連休を楽しみにしていたが、生憎9/18(土)の天気予報が悪くなって、折角の3連休なのにこれでは普通の週末と変わらなくなってしまう。9/19(日)は天気も回復する予報だったので、折角の3連休どこにも行かないのはもったいないから、どうしようか悩んでいた。

 9/20(月)に休みを取ったので泊っても良いが、9/19(日)は中日になるので、日帰りで朝早く出て夜遅く帰ってくる、でも良いかと思った。それでどこに行きたいかツーリングマップルを眺めていると、1つ行ってみたいところがあるのを思い出した。

 琵琶湖に浮かぶ湖中島「竹生島」である。滋賀県は海に面していないが、琵琶湖に3つほど島がある。もう幾分か前になるが、大河ドラマ「江 姫たちの戦国」でも紹介されていたところだ。宗教色の強い所だったが、大河ドラマを見た時にいつか行ってみたいな、と思った記憶が蘇ってきた。

 それだけを目標にするのもモチベーションが上がらないが、それだったらついでに約ビワイチ(琵琶湖一周)でも久しぶりに行こうかな、と思った。

 行き先が決まった所で、日帰りのため宿も取る必要が無いから、後は適当になるようになる。休みになり、予報通り9/18(土)は雨だったので、家でダラダラ過ごす。

 話は少し脱線するが、夏休みに友人A氏の出掛け方について驚愕したが、それもアリかも。と思った行動をここでも紹介する。

 夏休みに弘前で集合することにして、私は秋田。A氏は新潟に居た。その日私も朝6:00台に出発したのだが、適宜LINEで連絡を取り合っていたら、A氏の移動距離が中々凄かった。てっきり私は高速を使ったのだと思っていたが、その日合流を果たしたときに聞いてみた。

 するとA氏は高速は使っていないらしい。じゃあどうしたのかと言うと、AM2:00にホテルを出発したそうだ。この日は、ちょうど日本海側に台風が接近したため、私は秋田。A氏は新潟に連泊を余儀なくされた。それもあって休養はたっぷりだから出来る運用だとは思うが、これには驚いた。

 私は出来るだけ明るい内に走りたく、通ったこと無い道は景観を楽しみたいので、これは少し真似出来ないな。と当時は思った。しかし、自宅から出発する場合は話は別だ。大体どこに行くにも、序盤は通ったことある道ばかりなので、そこは暗くて景色が楽しめなくても問題無い。むしろ、交通量が少なく快適な移動が出来るじゃないか、と思った。ちょうど3連休の中日なので、この運用をしようと考えた。

 なので、9/18(土)は21:00くらいにはベッドに入った。中々眠れないが、無理矢理目を閉じて体を休ませる。流石にAM2:00出発は厳しかったので、3:30頃起きて4:00に自宅を出発。ちなみに今回は、高速を使うつもりが無かったので、セローで行くことにした。

 流石に周囲は真っ暗だが、当然渋滞など無く快適に移動する。国道1号をひたすら走り続ける。展望の良い浜名大橋も真っ暗なまま通過した。愛知県に入り豊橋から国道23号を走る。

 道の駅「筆柿の里幸田」に立ち寄り休憩。この辺りでようやく明るくなってきた。引き続き国道23号を走り、いつもは渋滞している名古屋市港区や四日市も快適に通過出来た。ド早朝出発というのは中々良いかもしれない。

 一応バナナだけは腹に入れていたが、四日市のコンビニでようやく朝食を食べる。お腹を満たしたところでツーリング再開。亀山に入ったところでいつも通り、名阪国道を通ろうと思ったところで、1つひらめいた。

 名阪国道は、アップダウンやRのキツイコーナーが多々あるが、れっきとした自動車専用道路だ。なので、信号も無ければ2車線確保されている。名阪国道にもちゃんと番号が振られており、国道25号が割り当てられている。

 この道は前述通り自動車専用道路なので、色々走りにくいところもあるが概ね快適に走れる。しかし、この名阪国道に沿った形で国道25号が通っている。この国道は二桁国道で一見立派な道と思えるが、割と有名な酷道だった。

 ここを走ったことが無いので、折角今回セローで来ていることだし、興味本位で走ってみようかと考えた。関宿近くに標識があったので、国道25号方面に曲がる。しばらくは快適な道だった気がするが、次第に道が細くなった。まぁ特別楽しい道でも無かったが、確かにここが2桁国道なのは良く分からない。名阪国道が自動車専用道路だから、原付が走るために現道指定されているのだろうか。

 このくらいだったら、大型バイクでも走れそうな感じだと思った。適当に走ったところで、伊賀市柘植に出たから、近くにあったダムCPを取りに行く。そこから琵琶湖を目指して、県道4号で北西に走る。

 滋賀県に入ったところで給油をしておく。甲南からはダムCPをGetしに少し寄り道して、再度野洲川沿いを走った。



 近江富士(三上山)が良く見える場所があったので、少し休憩。



 中々雰囲気の良い河川敷だった。



 近江富士を背景にバイクを撮影。

 小休憩を挟みツーリング再開。琵琶湖大橋を目指し県道11号から国道477号を進む。街中なので信号も交通量も多かった。

 琵琶湖大橋に入るが、ここは有料の橋となる。でもETCは使えるし、安価なのでここは気にせず通った。ここを通らないとなると本当に琵琶湖を一周するか大津市に周らないといけないので、必要経費だと思う。

 琵琶湖大橋は琵琶湖を見渡せるので気持ち良く走る。大津市に入ったところで交差点がかなり混雑していたが、3連休なので仕方がない。

 ここからひたすら琵琶湖に近い側の道路をひた走る。湖西道路の終点からも結構混雑していた。でもここからは、琵琶湖の淵を沿うように走るので景色が良い。

 11:00頃道の駅「しんあさひ風車村」に寄るが、ここは道の駅というより超豪華なグランピング施設といつの間にかなってしまったので、トイレにだけ立ち寄る。個人的にはグランピングとか存在意義が全く分からないので、もう少し休憩しやすくしてもらいたいものだ。

 休憩を済ませて出発する。2020年に泊まった六ツ矢崎浜キャンプ場が見えたが、確か閉鎖中だったと思う。そろそろ良い時間になったので昼食としたいが、何か無いか探してみる。



 色んなところに近江ちゃんぽんの店があったから名物なのか?と思い、「ちゃんぽん亭総本家 今津店」に寄ってみた。ちゃんぽんを美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。ここまで来れば、マキノのメタセコイア並木はすぐ近くだ。



 12:00頃メタセコイア並木に到着。前回来たのは、2015年秋だったので約6年振りの訪問だ。



 他のバイクが通った瞬間を狙う。



 反対側からも撮影。



 とても雰囲気の良い並木道。



 前回訪問は秋だったので、初秋だとまだ緑が豊富で中々良い。

 やはりこの並木は雰囲気が良い。久しぶりの訪問だったが楽しめた。メタセコイア並木を出発し、ツーリング再開。琵琶湖北岸を走るためマキノから国道を外れる。この辺まで来ると街感は無くなるので、ツーリングらしくなる。

 2015年に泊まった海津大崎を通過する。ここは昔格安のキャンプ場があったが、崩落のため閉鎖されてしまった。湖岸を周ろうと奥琵琶湖パークウェイを進んだが、途中で看板があり通過出来ないようだった。途中の展望台までは行けるらしいが、引き返すのは基本性に合わないので途中で引き返す。適当なパーキングで湖北を見ながら小休憩する。

 仕方がないので、国道303号から8号に出た。豊臣秀吉VS柴田勝家で有名な賤ケ岳を横目にしながら、湖岸道路に入るため県道44号~331号さざなみ街道を走る。交通量はあるものの、流れは良く琵琶湖を見ながら走れる。途中で、これから向かう予定の竹生島が見えた。

 観光船の時間を見ながら走っていたので、ちょうど良い時間に着きそうだ。遊覧船が出るのは当然港からだが、良く分からなかったので豊公園の駐輪場に停めた。クルマは有料だが、バイクは無料だったのでありがたい。



 13:30頃長浜港に到着。豊公園から長浜港まで歩いていったが、そちらにも普通に駐車場があった。クルマも無料で停められそうだ。歩いてきてしまったので、また戻るのも面倒だからまぁ良い。



 竹生島の紹介。琵琶湖八景の1つでもあり、昔流行ったパワースポットのようだ。乗船時間までしばらくあるので、ベンチに座りながら待つ。



 少し待つと折り返しの観光船がやってきた。



 桟橋に到着。やっぱり短時間・短距離でも船旅は、いつでもワクワクする。



 長浜と竹生島を結んでいる。席を確保して、出港まで待つ。



 観光船は定刻通り14:00頃長浜港を出港した。



 あの山が小谷城辺りだろうか。



 湖によくある、養殖の筏のようなものがたくさんあった。



 流石日本一の琵琶湖。まるで海のような解放感。のんびり窓から風景を見る。湖なので全く揺れずに快適そのもの。



 30分程度の乗船で、竹生島が見えてきた。桟橋に着き下船案内が始まった。



 14:30頃竹生島に上陸。まずは看板に歓迎される。



 3連休のためかそこそこの観光客で賑わっていた。



 竹生島の案内図。周囲2km程度の小島だが、立ち入れる所は寺社範囲の限られたところであり、徒歩でも一周とかは出来ないよう。



 パワースポットらしい雰囲気が漂っている。



 早速琵琶湖八景である竹生島を巡っていこう。宝厳寺の拝観料を支払う。



 まずは石段を登っていく。



 鳥居にも竹生島神社と書いてあった。



 中々の石段で、日頃運動不足の身には息が切れる。



 登ったところに宝厳寺本堂があった。



 こういう古き良き建造物は大好きだ。



 南無不動明王像があり、炎を背負った立派な像。



 中に高低差があるので、こういう雰囲気が見渡せる。



 これが一番の売りだろうか、国宝宝厳寺の唐門。



 桃山文化らしく、豪華絢爛な佇まいだった。



 木像もあった。



 ライトアップは多少されているものの、こういう雰囲気は大好き。



 清水寺みたいな建造物。



 重要文化財にもなっている舟廊下。先ほどの写真はここだった。桃山時代から現存しているのだろうか。



 桐紋と菊紋が描かれていた。



 先ほどの舟廊下の下にも行ける。ここで、まさかのカメラバッテリー切れ。仕方ないので、スマホでこれ以降は撮影する。



 清水みたい、と言ったが下まで降りると、やはりそこまでの高低差は無かった。それでも、石垣と相まって雰囲気は良い。



 鳥居が並んでいる。ほぼ入口まで戻ってきた。



 豊臣秀吉が寄進した竹生島を楽しめた。小さな島だが、それなりに見所も多く1時間以上掛けて周ってみた。

 桟橋で帰りの観光船を待つが、竹生島には長浜からだけではなく、彦根からも出ているようだ。彦根からは多景島という島にも行けるようなので、今度行く機会があればこちらも行ってみたい。行き先で桟橋が分かれていた。

 16:00頃定刻通りに長浜港行きの観光船に乗船。のんびり船に揺られて、16:30頃長浜港に到着した。豊公園まで歩いてバイクに戻り、近くにあったセブンイレブンでコーヒー休憩を取る。

 さて、これから静岡に帰ることにしよう。長浜の県道を通って国道365号等を通って、岐阜県に入り関ヶ原を抜ける。そこから県道56号で養老の滝近くを南下し、揖斐川を越えて堤防沿いをひた走る。この辺は堤防上を走るので眺めが良いが、流石に暗くなってきた。

 何とか国道23号に合流したので、もう走り慣れた道だ。暗くなるまでは無休憩で走り続け、国道沿いにかつやがあったので夕食を取る。

 お腹を満たしたところで、移動再開。もう渋滞はしておらず、快適に国道23号を走り続ける。道の駅とよはしでもう一度休憩を取り、22:00頃自宅に到着した。中々滋賀の弾丸は疲れたが、セローでもこれだけ走ることが出来るのはとても自信になる。明日も休みなのでゆっくりしよう。

 今回の旅では、マキノのメタセコイア並木と琵琶湖に浮かぶ竹生島を訪れた。竹生島は小さな島ながらも、歴史のある建物・国宝もあって、中々楽しめた。他にも琵琶湖には多景島・沖島というのがあるので、それらもその内訪れてみたいかな、と思った。

 本当は折角の3連休なので、関東地方に行ったりしたかったが、こういうのもたまには良いだろう。この頃になると、コロナ感染者が結構減ってきたので、10月くらいから経済活動が戻ってきそうな気がする。他の人が行動を起こす前に、先手で動いておきたい。

 まずMustでは、山形県飛島・新潟県奥只見・関東地方は10月までに行っておきたい。Betterで行きたいのは秋の北海道だ。持っているマイルをここで使い切るつもりで、なるべく費用を掛けずに周りたいものだ。
Posted at 2022/05/14 21:01:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月22日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡

■3日目 8/22(日)

 2夜連続でおがさわら丸で過ごし、東京都竹芝桟橋に夕方戻ってきた。そのまま真っ直ぐ帰らずに、ハイドラCP巡りを少しだけして、東京駅からJR新幹線・在来線を乗継ぎ、静岡まで帰った。

 朝5:00頃起床、流石寝台空間は快適でグッスリ眠れた。ちょうど朝陽が出るタイミングだったので、甲板に出てみる。



 東の空が真っ赤に染まっていた。



 残念ながら雲が多かったので朝陽は見れなかったが、朝焼けを見ることが出来た。



 大好きな排気塔と朝焼け。



 こちらも大好きな船の軌跡と朝焼け。とても素晴らしい景色を見ることが出来た。

 早朝なので他の乗船客が少なかったから、船内の写真を撮って周る。



 昨日居た2等和室は下の階なのだが、そこに繋がる階段はクジラの尾を模したデザインになっている。



 父島の小学生の寄せ書きのようなものが飾られていた。おがさわら丸は、小笠原諸島の物流を完全に握っているので感謝されていることだろう。



 先ほどのクジラのオブジェを俯瞰したエントランス。



 レストランへの通路。全体的に中々オシャレな船だと思う。船の中だがSuicaが使えたので、非常に助かった。

 朝焼けを楽しみ、朝シャンを浴びて前日調達した朝食を食べる。これからは、前日に引き続き溜まっている旅行記を作っていた。しばらくすると、八丈島に最も近づく時間になった。



 行きに出来なかった八丈島の空も対岸取り出来た。これで東京都の空を制覇。大都会だが、伊豆諸島・小笠原諸島があるので中々大変だ。ただ、八丈島のコロプラ土産は取れなかった。どちらにせよ、八丈島には空港CPがあるのでリアルに訪れなければならない場所ではある。



 恐らく八丈島と三宅島。これでノルマは全て終わった、後は空き時間で旅行記を進める。



 良い時間になったので、前日調達したカップうどんを食べるが、もう一口何かが欲しかったので、船内の売店で軽食を調達。昼食を美味しくいただいた。やはりSuicaが使えるのは助かる。

 お腹を満たしたところで、引き続きひたすら旅行記を書き続けた。お陰でようやく2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリングの記録を書き終えることが出来た。最近は、かなりサボり気味になっているのでもう1年経っている。時間の経つのは早いものだ。

 ようやくおがさわら丸は東京湾の入口に入り房総半島が見えてきた。ここまで来るとスマホの電波が十分なので、旅行記以外のことも出来る。行きに散々写真を撮っていたので、帰りはあまり撮らなかった。

 おがさわら丸は定刻通り、竹芝桟橋に到着した。53時間振りに本土へ帰ってきた。明日は仕事なのでこれから真っ直ぐ帰ろうかと思ったが、予想以上にスムーズに下船が出来た。どうせ高速バスが少ないから新幹線で帰るつもりだから、時間に余裕はある。

 1つやりたいことがあったが、若干ハードルが高い。それは、東京ディズニーシーのハイドラ遊園地CPがずっと取れていなかった。ランドの方は首都高を走っていれば取れたが、シーの方は少し海岸寄りなので、首都高からじゃ取れないのだろう。

 ソロのおっさんが行くにはかなり厳しい所であるが、良い機会なので行ってみることにした。JR浜松町駅まで歩いて行って山手線に乗り、東京駅で京葉線に乗換。東京駅の京葉線は、乗換に10分程度歩くことで有名だが、本当に同じ駅と思えないくらい広い。この辺なら軽く1駅分くらいあるのではないだろうか。

 京葉線に乗換えて、舞浜駅で降りる。早速ディズニーの雰囲気が立ち込めて、非常に居辛い。更に居辛い所に向かうべく、ディズニーリゾートラインの舞浜駅に向かった。

 流石規模が違うので、東京ディズニーリゾート内をモノレールが巡っている。この辺だけあって、便数は豊富にあるからすぐ来る。

 それに乗ると、本当に夢の国に来たような感覚が味わえた。居辛いが、そこのハードルを越えれば非日常感がたっぷり出ていた。豪華絢爛な一泊いくら掛かるか予想も出来ないホテル。だだっ広い遊園地とまさにリゾートだと思った。



 モノレールの窓もディズニー仕様だ。肝心の目的である、シーの遊園地CPは無事車中でGet出来た。なので、どこにも降りずに舞浜駅に戻ってきた。入口はSuicaで入ったので、同じ場所で出て問題無いか心配だったが、どれだけ乗っても一律料金なので普通に出ることが出来た。

 再度舞浜駅から京葉線で東京駅まで移動する。夕食をどうしようか迷ったが、まだ17:00過ぎと少し早かったし、東京に長居はしたくなかったので、さっさと新幹線に乗って静岡に戻ることにした。

 新幹線なのであっさり1時間強で静岡駅に到着。静岡駅の石松餃子で夕食を食べた。お腹を満たしたところで在来線に乗換、無事最寄り駅に到着した。

 今回の旅では、3日間72時間中48時間を船内で過ごす、という中々暴挙をした。それでも小笠原諸島父島の滞在時間は4時間弱確保出来たし、原付を借りたので通れる道は一周出来た。よく見ている旅行記を見る限りでは、母島に行ったり海に潜ったり、他にも楽しそうなアクティビティは色々ある。

 時間的制約があるので再訪するかは微妙ではあるが、東京から24時間掛かる秘境を満喫できたとは思う。しかし、あの見送りの光景は衝撃的だった。また来たいな、と思わしてくれる演出だったと思う。

 それと対岸取りではあるが、伊豆諸島の国盗りを制覇することが出来てご満悦。これで、対岸取りが絶対必要ではなくなったので、いよいよ格安スマホに契約を変えようかと思う。現在auを契約しているので、同じKDDI運営のUQモバイルならMNPもネットで完結出来るので、UQモバイルに変えてみよう。

 auはauで高いだけあって、ショップに駆け込んだり保険のアフターサービスが良いが、これからは最悪出先でメインスマホが壊れても、サブで運用して帰宅後に中古スマホを購入する、等の対応をすれば良いかな、と思っている。月の固定費を節約出来るのは、大変ありがたい。

 これで計画していた夏の一大イベント、夏休み東北と小笠原諸島来訪を無事クリア出来た。9月は秋雨前線+台風シーズンの始まりと、あまり好きな時期ではないが、天気予報を見ながら粛々と未到達ポイントを巡って行きたい。

 まずは9月のどこかで立山黒部アルペンルートに行きたい。ここは紅葉が素晴らしいらしいが、紅葉シーズンは物凄く混雑するらしいので、それまでに訪れよう。天気予報次第なので、何とか秋雨前線があまり活発にならないことを祈るばかりだ。

 後は、当然ながらコロナが終息してくれることを願うばかり。もっと堂々と行けるようになることを願う。

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋
2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊
Posted at 2022/04/18 23:46:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月21日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊


■2日目 8/21(土)

 おがさわら丸は定刻通り、小笠原諸島父島に到着。原付を借りて、父島を周遊した。4時間弱父島を周り、とんぼ帰りで再度おがさわら丸に乗船した。

 何時に起きたか全く覚えていないが、朝焼けを撮影していないので少し寝坊したのだろうか。2等和室だが、隣は空いているしよく眠れたと思う。

 朝シャンを浴びて前日調達した朝食を食べる。そして昨日と同じ場所に居座り旅行記作成に励む。



 PC作業にも疲れてきた、9:40頃甲板に出てみると、大変良い天気だった。一面海しか見えない。



 排気塔は青空に似合う。



 おがさわら丸の看板も夏空に映える。



 引き続き旅行記を進め、到着30分前になると父島がハッキリ見えるようになってきた。



 海鳥が飛んでいたので撮影。



 まずは絶対忘れてはならない、国盗り「小笠原」の空をGetした。当然☆5のポイントだ。これをしに来たと言っても過言ではない。



 コロプラももちろん忘れずに。小笠原諸島のコロプラ土産も購入しておく。果たして何人が、ここをGetしているのだろうか。これでコロプラも全国制覇することが出来た。



 父島の集落が見えてきた。ようやく着きそうだ。流石に24時間は長いが、溜まっていた旅行記を進めることが出来たので、有意義に過ごせた。

 おがさわら丸は定刻通り、小笠原諸島父島二見港に到着した。下船の案内指示があるまで待機する。行きと同じように、少し後の案内だった。



 11:07、ついに小笠原諸島父島に降り立った。感慨深い気持ちになったが、残念ながら時間が無い。帰りのおがさわら丸出港は15:30。3.5時間くらいは周れると思うが、その間に出来るだけ多くのポイントを周りたい。

 まずは重たいバックパックを預けたい。コインロッカーは無かったが、二見港の案内所で有料だが預かってくれそうだったので預けた。

 そして事前に調査していたレンタルバイクを借りに行く。二見港から少し歩き、店舗を見つけた。予約はしていなかったが、3時間借りたいと伝えると、「まさか今日のおが丸に乗るの?」と聞かれたので、苦笑いしながら「はい」と答える。たまにそういう人は居るみたいだが、普通はこの選択はしないだろう。

 何はともあれ無事足を確保出来た。50ccだが広い島ではないので、これで十分だろう。

 早速二見港を出発まずはどこに行こうか。Mustはもう終わらせたが、ハイドラマップを見るとダムCPが父島南部に1つあるようだ。そちらは追加のMustで訪れることにして、適当に走らせて看板を頼りに向かうとしよう。



 11:25大根山公園に到着。先ほどまで居た二見港を見下ろす高台で見晴らしが良い。



 小笠原諸島はその立地上、太平洋戦争の要所にもなったところなので、軍隊の遺構が色々あるらしい。



 次は大根山公園からすぐ近くのウェザーステーション展望台に到着。ここは三日月山園地となっていた。 



 早速撮影。海の色がエメラルドグリーンでキレイだ。



 その名の通りウェザーニュースの気象観測所でもあるのだろうか。周囲は海の風景が良い。



 流石東京から船でしか来れない秘境なだけあって、良い景色。

 早くも小笠原の魅力に取りつかれつつある。ウェザーステーション展望台を後にし、今度は二見港から離れた方向に向かう。多分小笠原唯一の学校を横目に見つつ南下していく。自衛隊か官公庁だろうか、団地のような建物もあった。交通量はたまにクルマが来る程度なので、原付で十分だと思う。

 扇浦海岸海水浴場の近くに神社の看板があった。こういう所にも行ってみよう。



 11:50頃小笠原神社に到着。鳥居がある。



 南国のムードたっぷりな階段を登っていく。



 小笠原開拓碑も神社内にあった。小笠原諸島は明治に入ってから、開拓が始まったらしい。



 神社、と言っても小さな社だった。参拝をしておく。



 無人島発見之碑もあった。小笠原諸島や大東諸島は絶海の孤島になるので、よくこんな島を見つけられたものだ。明治時代には辿りつくことさえ困難だったろう。

 小笠原神社を参拝し、前述通りダムCPがこの近くにあったから取りに行った。狭い道だったが、原付なので問題無い。ダムCPをGetしたので、これでノルマは達成だ。

 この近辺は父島で原付で走れる南端に近かったが、そこから遊歩道でしばらく歩くが展望の良い「中山峠」というのがあるようだ。折角なので行ってみよう。



 12:10頃駐輪場に到着すると、こんな看板があった。行き先を目的別で何かの箱みたいなのだったと思うが、石を入れるらしい。観光の石を中山峠に入れておいた。



 早速遊歩道を歩く。自然がたくさんだ。真夏だから暑いが、ちゃんと帽子も被っているし、小笠原は海洋性気候だからむしろ本州より涼しい。



 こちらも南国ムード満載の遊歩道を登っていく。



 ほんの少し登っただけで絶景が広がっていた。この海の色がまさにエメラルドグリーンだ。



 稜線に出ると、木が無いので非常に見晴らしが良い。



 山側はまさに手付かずの山が残っている。世界自然遺産に選ばれているだけのことはある。



 600mほどなので10分強だろうか。ひたすら登りだから息が切れるが、この景色のためなら全く苦ではない。



 中山峠に到着。ほぼ海抜0mからなので100m程度登った。



 白い砂浜と真っ青な海、空と緑が素晴らしい。



 砂浜部を望遠で。



 真っ青な海を望遠で。一応ここは東京都なのだが、本州でこんなビーチがあったら平日だろうが砂浜はビーチパラソルまみれになっていることだろう。



 小島が点在する海の景色。



 この先にもブタ海岸とかジョンビーチがあるらしいが、流石にそこまで回る時間は無いので諦める。



 こんな所にも日陰があったので、しばらく休憩した。東京都なので、こういう設備は非常に充実していると感じる。

 休憩を済ませて駐輪場に戻る。ゆっくり写真を撮ったので、往復40分程度だった。 



 最後に中山峠から見えていた海岸に出たが、陽が陰ってしまったので真っ青な海ではなくなってしまった。やはり景色は上から見下ろす方が良い。

 素晴らしい展望だった中山峠を後にし、引き続き父島を周る。西海岸を走ってきたが、東側に向かうため別名「夜明道路」に入った。適当に展望スポットを巡っていこう。



 13:10夜明山初寝浦展望台に到着。途中にもいくつかスポットがあったが、駐車場が無かったので寄らなかった。原付なので路肩でも構わないだろうが、時間も限られているし良いだろう。



 原付を止めて海側に向かい歩く。



 これが初寝浦だろうか。ちょうど湾のようになっていた。



 こちらも大変素晴らしい展望で、良い天気に恵まれて最高。



 こちらにも太平洋戦争の遺構があった。中にも入れそうだが、気味が悪いので止めておく。夜来ると、絶好の肝試しスポットだろう。

 夜明山を出発すると、大きなアンテナがあった。中にも入れそうなので寄ってみよう。



 直径2,300kmの範囲を見れる?電波望遠鏡、らしい。



 原付と一緒に撮ろうと思ったが、大きすぎて入らなかった。こんな寄り道をするのも中々楽しい。

 電波望遠鏡を後にし出発。今度は旭平という所があった。



 先ほどとはまた違った展望となる。



 本当に東京都だからだろうか。展望台がしっかり整備されている。



 道路から海が見渡せたので原付と一緒に撮影。



 原付が海に飛び込んでいきそう。



 ここまで来ると、父島中心部二見港が見えてきた。もう少しで向かわなくては。



 あそこも展望台だろうか。また寄ってみよう。



 先ほど停まっていた場所から見えていたので、あっさり到着。長崎展望台と言うらしい。



 こちらも湾の海がとてもキレイ。



 目の前に見えるのは兄島だ。そこそこ広い島なのだが、無人島のようだ。



 こう見ると中々山がちなので、人が住むには不適なのだろう。



 先ほど原付を撮影した場所がよく見えた。

 これでそろそろタイムアップだ。時間を見ながら周っていたので、二見港の近くに居るから大丈夫だろう。ガソリン満タン返しだったので、指定のGSに寄って給油し、14:00頃原付を返却した。

 レンタルバイク屋にお礼を言って、二見港周辺を散策する。時間が限られていたので昼食も取らずに周っていたから、何か食べる所は無いか探してみた。しかし、14:00を過ぎていたためか、見る限りの店は既にCloseしていた。

 仕方ないので適当な商店に入ってみた。ついでに翌日の食事も調達しておこう。おがさわら丸はSuicaも使えるので、夕飯はレストランで食べよう。翌朝昼食を調達した。

 おがさわら丸入船日だから、在庫も豊富にあった。面白かったのが、一部菓子パンが微妙に凍っていたことだ。おがさわら丸も24時間航海するので、保管自体はそれ以上となるだろう。なので、冷凍して輸送しているのだと思う。

 適当なパンを食べて昼食とする。二見港の待合所には結構な人で混雑していた。預けていたバックパックを受取り、乗船手続きを終わらせて座る場所を確保するため少し端の方でしばらく待つ。

 ようやく案内が始まり、竹芝桟橋と同じように順番で呼ばれる。どうやら今回は少し早めに呼ばれそうだ。これで分かった。客席が上級グレードから呼ばれるのだということが分かった。昨日の記録でも書いたように、帰りは特二等寝台席を取っていた(正確に言うと二等和室を取れなかった)ので、竹芝桟橋を少し早く降りることが出来るのかもしれない。

 順番が来たのでおがさわら丸に入る。案内に従い席に向かった。



 流石二等和室とは違い、専用のテレビや荷物置場もあり快適空間だ。着替えをして出港時間まで待機する。



 おがさわら丸は定刻通り、父島二見港を出港した。凄いたくさんの見送りの人が居る。私はレンタルバイク屋の人くらいとしか絡んでいないが、この船に乗っている大多数の人は3日以上滞在しているのだから、お世話になった人も多いのだろう。



 何気なく出港を見届けていたら、船が何隻か動いているのが見えた。



 こちらも見送りの船のようだ。皆手を振っている。流石南の島だな~って思っていたら、ここからが凄かった。



 どんどん見送りの船が増えていき、圧巻の光景が広がった。



 これは凄い。私もいくつかの船に乗ってきたが、ここまで盛大な見送りをしてくれるところは中々無いだろう。私は見れなかったが、海に飛び込む人も居るらしい。

 沖に向かうに連れ段々少なくなってきたが、この光景を見てまた小笠原に来てみたいな、と思った。長期休暇か定年後にしか来れないと思うが、チャンスがあれば今回弾丸だったのもあり、是非再訪したい。



 最後まで残ったのは海上保安庁の船だった。



 巡視船だろうから見送りという訳でないだろうが、職員の方も手を振ってくれていた。



 素晴らしい島だった小笠原諸島父島からかなり離れた。滞在時間4時間だったが、中々楽しめた。おがさわら丸の旅客が結構いい値段がするので、折角訪れるなら1週間滞在した方が良いと思う。

 船内に戻り、行きと同じように旅行記を進める。同じ船なので、同じ場所にしばらく陣取る。



 良い時間になったので、レストランに行って唐揚げ定食を美味しくいただいた。



 甲板に出てみると夕陽は見れなかったが、良い夕暮れが見れた。

 この後も同じようにPC作業を進め、シャワーを浴びる。

 明日は、昨日取れなかった八丈島の対岸取りを何としてもやりたい。それ以外は、ひたすらPC作業をすることになるだろう。

 15:30竹芝桟橋到着予定だが、翌日は仕事なので真っ直ぐ静岡に帰るつもりだ。でも少しやりたいこともあるので、また状況次第で考えることにしよう。

 そんなことを考えながら、眠りに付く。

宿泊先:おがさわら丸内

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋
2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡
Posted at 2022/04/17 23:10:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年08月20日 イイね!

2021年8月 小笠原諸島巡り 1日目 静岡~東京都竹芝桟橋

■1日目 8/20(金)
 夏休みの東北ツーリングから帰ってきた、その翌週末に位置ゲー最大の難関と言ってよい小笠原諸島へ行ってきた。島旅となるのでその記録を綴る。

 JRを乗継ぎ静岡~品川は新幹線に乗る。その後山手線に乗り浜松町駅で降りて、竹芝桟橋まで向かった。


 ひょんなことから、2021年中に国盗りの全国制覇を達成する目標を立てた。夏休みに東北へツーリングへ行ってきたが、この時点で残るポイントの主な所は以下の通り。

・山形県飛島、山形内陸CP・新潟下越地方道の駅1件
・関東一部
・伊豆諸島/小笠原諸島
・富山一部
・山陰/隠岐
・山陽島嶼部
・四国(主に愛媛南予地域)

 残り地域の中でも最大の難関、と言って良いだろう小笠原諸島をどう行くか、を3月からずっと考えていた。3月は全国制覇を今年中に達成する、と決意した時である。

 早速情報収集に入る。ちなみに小笠原諸島とはどこにあるか、を簡単に紹介する。




 東京から南になんと1000km。周囲を海に囲まれて、ほぼ沖縄と同等の緯度に位置する絶海の孤島だ。自治体としては、東京都小笠原村となる。

 小笠原諸島の場所を紹介したところで、アクセスとしては飛行機は無く船しか無い。小笠原海運が運航するおがさわら丸で、東京から24時間掛けて行くしか現状無い。

 それはまぁ空港が無いのだから仕方がない。それでも新日本海フェリー等のように、毎日/週6運行してくれればまだ良い。ところが何と、おがさわら丸は通常週1便しか運航していないのだ。さらに小笠原停泊日というのがあって、それが大体3日間ある。

 という訳で、行きに24時間。小笠原停泊が3日。帰りに24時間と、通常小笠原に行くには1週間日程を確保する必要がある。幸い私の会社では長期休暇が確保出来るので、行こうと思えば行けないこともない。ただ今年中、という縛りを設けたからには、GW・夏休み・秋リフレッシュ休暇・冬休みを全て使う必要があったので、長期休暇を小笠原諸島に使う訳にはいかなかった。

 ならばどうするのか。その答えは1つだった。時間が無い人向け、という訳では無いだろうが、1年の中で夏の繁忙期(7月下旬~8月下旬)のみ、週2便ピストン運航されるのでそれを使うしかないだろう。それを使えば、週末に1日休みを付ければ何とか行くことが出来る。

 本音で言えば、折角中々行けない島に行くのだから、満喫して帰りたい。個人的には1日あれば良いのだが、それは実現不可能なので叶わぬ願いだ。残念だが、長期休暇を使うのは止めて週末弾丸で行くことを決意した。

 そうと決まれば、まずはおがさわら丸の乗船券を確保しなければならない。他に競争が無いからだろう、正直小笠原海運の渡航費用は中々高額だ。一般的なフェリーと同様、2等和室(雑魚寝)・2等寝台・1等個室などに分かれているが、2等和室で30,000円弱もするのだ。これはおがさわら丸は旅客だけなのに、北海道行き新日本海フェリー敦賀~苫小牧をバイクで行った場合と同じくらいになる。

 小笠原海運はネット予約が出来るが、予約開始日にアクセスしたがサーバーがダウンしているのか全く繋がらなかった。結局。夜遅くまで回復しなかった上にメンテナンスまで入ってしまったので、翌日トライした。

 上述通り渡航費用が高額なためか、普通上の等級から売れていくのだが、2等和室から埋まってしまっていた。

 私も出来れば寝台は確保したいと思うタチだが、この金額なら流石に2等和室で行きたいと思っていた。日程は7月中旬に奄美へ行ったし、夏休みがある関係で8/20(金)~22日(日)の一択だ。行きは何とか2等和室を確保出来たが、帰りは2等寝台のさらに上、特2等寝台しか空いてなかった。仕方がないので、特2等寝台を予約した。

 希望の席は確保出来なかったが、これで何とか小笠原諸島に行くことが出来そうだ。後は、台風などが来ないことを祈るのみである。



 いよいよ当日。夏休み東北ソロツーリングから無事に戻り、火水木と仕事をこなして前日を迎えた。おがさわら丸の出航は、東京竹芝桟橋11:00発である。最低30分前くらいには着きたいところだ。

 本当は、前日仕事を終わらせて高速バスで東京まで行き、東横INNのポイントを使って優雅に前泊しようかと思っていた。ところがコロナの影響で、静岡駅発東京行き高速バスのダイヤがかなり少なくなっていて、仕事が終わってからでは乗れなかった。となると、10:30までに竹芝桟橋に着けば良いので、新幹線を使えば朝出れば間に合う。なので前泊は止めることにした。

 当日は5:00頃起床して、朝食・洗濯を済ませる。前日までにまとめておいた荷物を抱え、時間になったので、最寄りの駅まで行き静岡駅へ在来線で行った。そこから新幹線に乗る。



 途中富士山が良く見えたが、笠雲が掛かっていた。笠雲は天候悪化のサインなのだが、何とか持ってくれることを祈るばかりだ。景色を見ていると流石新幹線、1時間で品川駅に到着した。

 コロナが始まってから、東京をクルマ・バイクで通過したことは何度かあったが、東京で電車に乗るのは初めてだ。座れれば良いが、出来る限り吊り革等には触りたくないので立つ場合には必死で電車の揺れに耐える。

 東京に来たのも久しぶりだから、目黒駅に増えていたコロプラ土産をGetするため、少し山手線を外回り逆方向に向かう。無事取得したので、内回りに乗り換えて浜松町駅に到着した。

 電車から降りたらすぐ手指消毒をしたかったが、意外と駅構内には消毒液が置いてなかった。仕方ないのでトイレに入り手をしっかり洗う。これから24時間船に乗るため、コンビニに立ち寄り食料と水分を確保しておく。そこから竹芝桟橋に向かったが、歩道に伊豆諸島の絵が書いてあったりして面白かった。



 竹芝客船ターミナルに9:50頃到着。思ったより早く着いた。早速受付をして、乗船券を貰う。もう少ししたら乗船開始らしいが、私の席はそこそこ後ろでの案内らしく、しばらく待つように伝えられた。



 待ち時間を利用して竹芝桟橋周辺を散策してみる。



 おがさわら丸の表記がある乗船タラップ。



 父島も東京なんだけどな、とか穿った自分は思ってしまうが、一般的にはこれで通じるでしょう。



 写真を撮っていたら良い時間になったので、乗船口に向かう。



 「行先 小笠原父島」と見ると、今からそこに行くんだ、と年甲斐も無くワクワクする。



 乗船のため、おがさわら丸の下に着いた。他の人が居ない時を見計らって撮影。



 2等船室に着いた。場所は指定制なので、早い物勝ちとかではなかった。おがさわら丸最深階だったから、展望なんかは全く無かった。コロナ渦だからか、間隔が空いていて中々快適に使えた。



 荷物を置いて、甲板に出てみた。レインボーブリッジが良く見える。



 小笠原諸島の物流を担っているおがさわら丸にコンテナがたくさん積まれていた。出港時間が近付いてきたところで、出港のアナウンスが流れた。



 甲板で出発を見届ける。係員さんがタオルを広げて、見送ってくれていた。



 こちらでもたくさんの方に見送ってもらう。



 先ほどまで居た竹芝桟橋方面を撮影。こちらは一般人だろうが、手を振っていた。何だか出発するのに高揚感が湧く。

 しかし、これだけビルが背景にある港は中々無い。流石東京だ。



 素晴らしい夏空を背景に、大好きな排気塔。さらば本州、また帰ってくる日まで!と言ったところだろう。



 しばらく東京湾を進むので大都会の展望を楽しめる。まずはレインボーブリッジが良く見える。



 高層ビルが立ち並び、地方在住の私としては眩しい限り。



 おがさわら丸はレインボーブリッジを通過する。



 レインボーブリッジは首都高としてしか通ったことがないが、一般の橋としても渡れたと思う。



 お台場のフジテレビが良く見える。あの球状の部分は非常に特徴的だろう。



 高層ビル群を背景にレインボーブジッジ。



 多分、レインボーブリッジの一般道部分のループ橋。



 フジテレビの球状は展望台になっていたと思うが、未だに行ったことが無いな。



 天気も良くて、東京湾からの展望を楽しみながら快適クルーズが出来た。

 見物も無くなってきたところで、船内を散策する。そこそこ人が乗っていたが、パブリックスペースにも割と余裕があった。



 コンセントがある席も空いていたので早速確保。船内で時間を持て余すのが分かっていたので、今回はPCを持ち込んでみた。最近サボり癖がついてきたので、この当時は2020年夏休み北海道旅行記すらアップロード出来ていなかったので、粛々と進めることにした。その前に、コンビニで調達した昼食を食べておく。



 パブリックスペースには軽食販売もしていたので、少し高めだったが海を見ながらスイーツを美味しく頂く。おがさわら丸は、Suicaが使えるので現金が必要無く大変ありがたい。

 お腹を満たしたところで海を見ながら、ひたすらPC作業を進める。房総半島を抜けるまでは、船も殆ど揺れずに電波も良く入ったから、飽きたらスマホを見たり出来た。

 房総半島を抜けてから電波が入らなくなってきた。外海に出たから少し揺れが出てきたがそうでもない。気にせずPC作業を進める。ここから伊豆各諸島近くをたまに近づきながらおがさわら丸は進んだ。

 島近くだけは電波が入ったので、時折スマホを持って甲板に出てみた。

 まずは伊豆大島が良く見えるところで、コロプラ土産をGetした。まだ動物園・空港CPがあるので、この島にもその内行きたいところだ。

 次に15:00頃に三宅島に近づいてきたので、対岸取りを試みたが新しいAndroidだとGPSのみなので、陸の上に居ないと判定された。なので、古いスマホにSIMを差し直してトライ。何とか国盗り「三宅島」の対岸取りに成功した。この島にも空港CPがあるので、ここにも訪れよう。

 最後に八丈島に近づいてきた。ここでも対岸取りを試みたが、何度やっても上手くいかなかった。そうこうしている内に、遠ざかってしまい電波も無くなってしまったので失敗してしまった。最悪帰りにもチャンスがあるから、そこでトライしてみよう。最悪八丈島は飛行機が飛んでいるので、金さえ掛ければ何とかなると思われる。

 夕焼けの写真が全く残っていないので、曇っていたのか何をしていたのか全く覚えていないが、残っていないということは見れなかったのだろう。天気は良かったはずなので、全く暮れないということは無いと思うのだが。。。



 気を取り直してPCを片付けて、19:00頃に夕食を食べにレストランに行った。いつも船内の食事はケチるのだが、前述通りおがさわら丸はSuicaが使えるのでレストランを利用した。そんなに高くなく、ローストビーフ丼を美味しくいただいた。

 食後に甲板に出てみると、月が出てて中々良い雰囲気だった。やっぱり夕陽を見れた気がするのだが、こういうのは見逃さないはずだが昼寝でもしてたのだろうか。



 ブレブレだが、何となく写真を撮る。雰囲気だけは伝わるだろう。おがさわら丸の甲板には、寝そべられるベンチとかあったりして、長い航海を少しでも楽しめるような配慮がされている。周囲は当然真っ暗なのだが、甲板には電灯があるので星はそこまで見れなかった気がする。

 それでも夜空を見ながら寝そべるのは中々楽しかった。洋上なので蚊とかも居ないし、快適だった。

 船内を楽しんだところでシャワーを浴びる。おがさわら丸には大浴場は無いが、シャワーブースはいくつかある。

 明日はいよいよ小笠原諸島父島に上陸する。滞在時間は4時間強だが、それでも精一杯楽しみたい。2等和室の消灯時間が22:00頃だったと思うので、小笠原諸島を楽しみに眠りについた。

宿泊先:おがさわら丸内

■関連ブログ

2021年8月 小笠原諸島巡り 2日目 父島周遊
2021年8月 小笠原諸島巡り 3日目(最終日) 東京都竹芝桟橋~静岡
Posted at 2022/04/16 23:02:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記

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