
一台の車を23年間も乗っていると、いろいろなことが起きるもので、先週の通勤途中にシート座面がどんどん陥没していくという異変が起きました。
直ぐに分かりましたが、あぁ、またかと思いました。
異変の原因は、ミニのシートの弱点で十年以上経つと、座面のシートフォームを支えているシートダイヤフラムという部品が真ん中で裂けちゃうんですよね。
うちのミニは助手席側と合わせて、過去に2回起きていて、我ながら運転中のこの時の事を思い出すと、マヌケな姿に結構笑えます。
部品はストックしておりましたので、早速交換しました。

シート裏側を見ると、ヤッパリ見事に真ん中のゴム部分が裂けています。
固定はフックでパイプフレームに刺してあるだけなので簡単に外れます。

ゴムの耐久性の問題か?もう3回目の作業です。
シート表皮を剥がします。

こう見えてもポールスミス仕様の本革なんです。
奥の方は、フックを入れるのに難儀しますが、

真ん中辺はスプリングフックを使えば、簡単に入ります。
全部で10箇所のフックで固定しています。

交換したパーツはゴムが2列になっていて、まさかの対策品か?
シート表皮はこの固定金具で固定しています。
折り返して金具で固定

こんな金具ひとつで、綺麗に止まります。
完成しました。

新しいカバーに貼り替えたいのですが、2脚で10万位します。
クルマに戻して、固定

張りのある普通のシートに甦りました。
昨日のオルタと合わせて、あと10年はイケるでしょう。
他にも不具合があり、その一つが燃料計の不動で、こちらは多分、センダーユニットの死亡と思われます。
以前、会社の人が取り外し専用工具を作ってくれて、予備のセンダーユニットと一緒に何処かにしまい込んだのですが、こういうときに限って見つからないんですよねー。
当面、一週間毎の定期的な給油となりそうであります。
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ローバーミニ | クルマ
Posted at
2016/11/07 22:07:44