
昨日に引き続き、本日もブレーキO/H作業です。
今回交換するパーツの適合確認も兼ねて、膿み出しを早期に発見するため先ずは、ディスクローターのフィットチェックをしました。
前回もリプロを使用しましたが、今回は同じリプロでもマイレ製の防錆塗装が施された物です。
外側の塗装はそのままでも良いのですが、内側のパーキングブレーキシューと接する

部分は内部に剥がれた塗料屑が堆積しないようペーパーで塗装を落としておきます。
大まかにドライブシャフトのディスクフランジを手入れして、

ディスクローターを挿入、ジャストフィットですがな。
しかし、残念なことにディスクローターの固定スクリューが付属されてましたが、

前期型のためか?ディスクフランジに雌ネジ加工がされてないんですな。
キャリパーの手入れに入りますが、ピストン端部にある

斜めの切り欠きを記録しておきます。
左側のキャリパーなんですが、20°の切り欠きはこの向きで取り付いていました。

11年前に自分が組んだものですが、合ってるのかな?
ダストシールを外し、ディスクローター代わりの木っ端を入れ、

スタンバイ、油圧口からエアを吹き入れる準備をして、レディーゴォー!!😶
1回目のフルードのしぶきを浴び、

パカンと片方のピストンが飛び出しました。
しかし、もう片方がどうしても出てこないので、気密を保つためホームセンターに

走り、ジャストサイズのゴム板を購入しスプレッダーで固定、今日も泥縄ですがな。
で、エアを吹き入れ2回目のフルードのしぶきを浴びて、パコーンという響きと共に

もう片方のピストンがコンニチハ、やはり圧力の要はシール(気密)ですな。
ピストンですが、既に一部欠けてしまっていて、ピストンを抜くときに

丁度良いので、ここにドライバーとか入れて抉ると欠けちゃうんですな。
ピストンとキャリパー内部はこのようになっていて、

オリフィスなのか何を狙ったのか良く分からない構造です。
今回はピストンも交換予定で、予め右のNEWピストンをドイツのSLSから調達済、

これもフィットチェックしますが、気のせいか何か?明らかに構造が違うような?
シールパッキンをピックツールで

外しておきます。
旧ピストンを入れるとオリフィス効果なのか、ピストンが途中で

止まり、かなりの力を入れないと入って行きません。
対してNEWピストンは途中で

止まるかと思いきや、
スコーンと下まで下がり切り、旧ピストンのオリフィス効果?って何の意味が

あるのだろう?ジャダー緩和?、NEWピストンも訳の分からない構造になってます。
そして、今回はこの

ブリードスクリューも交換します。
新旧比較、

サイズとネジピッチは合っているようです。
NEWスクリューをねじ込み、ジャストフィット、

シール部分の先端円錐部分の接触痕も付いています。
ピストン挿入部分の腐食をアストロのキャリパースクレーパーを使って手入れします。

ってこれからかいな?
進捗具合がこんな体たらくなので終了は何時になることやら?

まあ、焦らずじっくり、また明日頑張ります。😰
Posted at 2025/04/18 20:49:13 | |
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