
先日交換に失敗したヒーターバルブ、その後摘出方法を考えておりました。
今日は無い知恵を絞り、考えて作った工具を使って、バルブ摘出に再挑戦しました。
結果は、総合判定で50点?、半分やらなきゃ良かったという気持ちであります。
まずは、前日に工具を製作、バイク用のスプリングを引っ張る工具を使います。

と言っても、使うのは赤い柄の部分だけ。
上は前回バルブ取外しに使った長さ50㎜のM4ネジ、

下は新たに調達した100㎜のステンレスM4ネジ、これに
赤い柄を蝶ナットで固定して合体させ完成、名付けて摘出君1号、2号はあるの?

期待に答えてくれるのか?、不安要素の香り満載です。
クーラントを4ℓ抜き、ヒーターホースとパイプ部分のグロメットを外します。

すると、ヒーターコアがグラグラ、何と固定ブラケットのハンダが外れています。
構わず、ピロボールのリンクを外して、50㎜のM4ネジをねじ込み、CRCを吹き

ながら、小さいハンマーで叩くとバルブが沈みプレートが外れます。
おおっ、本来こうやって外すのか。

プレートを落とさないようにマグネットで摘出しました。
ここで、摘出君1号登場、バルブの頭に先端をねじ込み、蝶ナットで固定します。

やはり、前回の短いネジだけでは引く力が伝えられず、今回は期待できそうです。
更にCRCを吹きながら、慎重に引き上げて行きます。

数分間、押し引きを繰り返す内にバルブが上がってきて、
やっとバルブを摘出できました。

やったー!、今日は幸先良いです。
外したヒーター側、

バルブが入るパイプがぽっかり。
外したバルブ本体、

Oリングがすっかり潰れています。
ここから復旧、新品バルブにシリコングリースを塗布して新品Oリングを入れ、

バルブホールの方向にペイントマーカーで印を付けておきます。
摘出君1号とバルブを合体させ挿入君1号の完成、が、外した物は入れなければ

なりませんが、ヒーターコアがグラグラで押さえが効かず、なかなか入りません。
新品Oリングで径が太くなり、ヒーターコアパイプ側のプレートが入る割の部分にOリングが引っ掛かり、中々入らず難儀した挙句の果てに挿入を断念しました。
何気に復旧していますが、実は古い方のバルブです。

潰れているOリングなので挿入もスカスカ、変な?当然の?予想が・・・
ホースを繋ぎ、クーラントを戻して始動、数分の内にOリング部分から

クーラントの漏れを確認、やっぱりね。
こりゃ、新品Oリングを付けたバルブを挿入できない限り、クーラントの漏れは止まりませんがな。
どうする?
Posted at 2020/10/02 20:46:29 | |
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