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W113 250SLのブログ一覧

2021年10月23日 イイね!

W113 コールドスタートバルブ分解

W113 コールドスタートバルブ分解急に寒くなってきました。

今日は、113のコールドスタートバルブを分解してみました。

分解前にヤナセで二種類のOリングを手配、何れも国内在庫ありでしたが、大きい方が2475円、小さい方が1078円、高っけー。

コールドスタートバルブはインマニに装着され、始動時に燃料を自動で噴射します。

黄色い線は後付けの物で、マニュアル操作で燃料噴射できるようにしてあります。マニュアル操作時のパイロットランプ用配線です。

実は始動時に燃料噴射すると、この樹脂と金属の間から燃料が漏れてきます。

分解しようと思ったのは、このためでありました。

燃料供給側パイプの継手にスパナを掛けて緩めます。


燃料がダダ漏れになるかと思いきや、全く心配ありませんでした。

次にインジェクションポンプサーモスタット側からのファーストアイドル用


エアー供給パイプの継手を緩めます。

本体を固定している六角穴付ボルトを

緩めて外すと、コルドスタートバルブが摘出できます。

で、摘出すると、オーッ、ノー、何この汚れ?


因みに大きい方のOリングはココに使われています。

クリーナーを吹きかけて洗浄、インマニの中ってこんなに汚れてて、いいの?


ソレノイドが作動すると、この小さな穴から燃料が噴射されます。

ソレノイドの固定ビス2本を緩めてソレノイドを外しました。


非常に見難いですが、中のバルブをソレノイドが押すと燃料が出てくる仕組みです。

小さいOリングはココに付いていて、燃料はシャフトとの回りからソレノイドの中に


入るので、どう考えてもこれを交換しても燃料漏れは止まらないよな。

燃料供給側の継手が外れないので、インパクトで緩めます。


一撃で外れ、バルブとスプリングを摘出しました。

バルブのテーパーコーンが、下の写真のピンボケ相手側スリーブの内径エッジに


当たってシールする構造で、キャブレターのニードルバルブと似ています。

大きい方のOリングは変形して断面が、

三角形になっています。

先端ノズルをアストロのジェットクリーナーで掃除しました。

異常な詰まりはありませんでした。

結局、これだけ汚れていました。

インジェクターはエンジン直前のため、インマニ内部は汚れやすいのか?

インマニの中も掃除しましたが、真新しいウエスが


真っ黒ですがな。😓

もうちょっと掃除して明日復旧やな。
Posted at 2021/10/23 19:32:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | W113 | クルマ

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「ローバーミニ スピードメーターケーブルその後 http://cvw.jp/b/1642803/46680247/
何シテル?   01/15 12:53
所有歴9年目になります。 このクルマを所有する方は、プロのメカニックに整備を依頼している方が殆どで、それ故にこのクルマの弱点、維持等、W113についての情...
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